JPH0328395A - 水平処理槽におけるロール交換装置 - Google Patents

水平処理槽におけるロール交換装置

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JPH0328395A
JPH0328395A JP16349489A JP16349489A JPH0328395A JP H0328395 A JPH0328395 A JP H0328395A JP 16349489 A JP16349489 A JP 16349489A JP 16349489 A JP16349489 A JP 16349489A JP H0328395 A JPH0328395 A JP H0328395A
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tank
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rolls
rail
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Takao Ikenaga
池永 孝雄
Akio Sakurai
桜井 昭雄
Hiroshi Horyoda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、上下一対のめつきロール、リンガロール等の
ロールを有し、禮内で液体を使用するストリップの電気
めっき水平セルおよびストリップの水平型酸洗処理槽、
脱脂槽、リンス槽等の水平処理槽のロール交換方法およ
びその装置(関する。
く従来の技術〉 従来、例えば槽内でストリップの表面をスプレー洗浄す
る水平リンス槽においては、第8図に示すようにストリ
ップ1をはさんで槽2の人出側に各一対の液切り用ロー
ル3a,3b,3c.3d.3eが配設され、中央部に
ストリップ1のブラッシングを行なうブラシロール4a
,4bおよびそのバックアップロール5a,5bが配設
され、これらの各ロール間にはスプレー6がストリップ
1の上下に配設されている. このような水平処理槽では、スプレー6ならびに各ロー
ルの回転に伴なう飛散液のロール軸シール部からの漏れ
をいかに少なくするかが重要な問題となっており、液漏
れが大きい場合には、操業環境の悪化ならびに処理槽外
の機器の腐食を引き起こしている. そこで、水平処理槽のロール軸シールには、少なくとも
以下に示す要件を満足することが必要である. (1)ロール軸シール部からの液漏れ量を最小限にとど
めること。
(2)上下ロール軸芯間距離の変動に追従可能なシール
であること。
(3)ロール交換時等のメンテナンス時に、シールの取
付け、取外しが簡単で、短時間に行なえること。
従来の技術の代表例としては、第9図および第10図に
示すように、各ロール軸7には液切り用のフリンガ−8
が配設されており、ロール軸7の回転とともにフリンガ
ー8が回転し、ロール軸7を伝ってきた液はフリンガ−
8によって遠心力を受け、飛ばされる. フリンガ−8のさらに外側には、飛散液の漏れ防止のた
めにゴム板9が配設されている.ゴム板9は、第10図
に示すように9a.9bからなり、中央部にて合わせら
れている. ゴム板9は、ボルト10にて[2の側板1
1に固定されている。
各ゴム板9のロール軸7を通すための開口部の周辺には
切り込み12が設けられており、各上下ロールのロール
軸芯間距離℃が変動したときも追従可能に構成されてい
る。
ロール軸芯間距I1lIJ2の変動は、上下ロールの摩
耗により、ロール径Da,Dbを研削することによる場
合や、上ロールがブラシロールの場合には、ブラシロー
ルの圧下調整により発生する. 従来のロール軸シールを前述のロール軸シールの要件に
照らし合わせて評価すると、上下ロールの軸芯間距離の
変動への追従はできるが、ゴム板9の切り込み12から
の液漏れがあり、またロール交換時のゴム板9のボルト
10の取外しに手間がかかり、交換時間も長くなってい
た. また、下ロール交換時には、前記の問題に加えて、上ロ
ールを上方に抜いたのち、ストリップ1を切断後、下ロ
ールを上方に抜く作業となり、交換時間が非常に長くな
っていた。
く発明が解決しようとする課題〉 上記の例は、水平処理槽内の液処理がスプレー等の場合
で、ロール軸シールもこれらの飛散液対策だけであった
が、水平処理槽内に処理液を浸漬状態にして使用する場
合などは、問題がさらに深刻化する。
すなわち、上下ロールが処理液中に浸漬されているため
に、上下ロール軸部のシールはメカニカルシールを使用
するが、取付け精度も必要で、上下ロール軸芯間の距離
の変動への追従性、またはロール交換時間については、
前述のスプレ一方式の処理槽に比べると全く劣る.すな
わち、上下ロール軸芯間変動への追従性が悪く、軸芯間
の変動量数mmに対応できるのみである。 一般(ゴム
ロール等では、ロールの最大研削代は半径10mm程度
、電気めっき用のコンダクターロール等で10〜15m
m程度であり、このようなロールを使用する場合は、上
下ロール軸芯間変動に対してシールを分解し、再調整す
る必要がある。
また、ロール交換時の問題は、前述の水平リンス槽の場
合の問題点と同様であるが、シール構造が複雑で取付け
も堅牢な上記浸漬型用シール装置の場合の方が取付け、
取外しの時間がより多くかかる。
またロール対をロールスタンドに装着したままで、スト
リップを切断することなく交換する方法および装置が提
案されているが、これらは処理槽と組み合せて使用する
には軸封の面で無理がある(例えば、特公昭57−58
55号、実開昭61−69277号公報参照)。
本発明は、上記問題点を解消して、上下ロール軸芯間の
距離の変動に対し、自動追従ができ、ロール軸からの液
漏れが防止され、安全に、かつ短時間にしかもストリッ
プを切断することなくロールを交換する方法およびその
装置を提供することを目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本考案によれば、ストリップ
を搬送するための上部および下部ロールを禮内に有し、
この禮の外部Cおいて前記ロールの軸端部が軸受により
支承され、両ロール軸端部は槽との間で個別にシール状
態に着脱可能に取付けられ、前記ロールの下方にロール
と同方向じ配置された槽内レールおよびこのレールに接
続可能な槽外レールを有する水平処理槽においてロール
を交換するに際し、前記上部ロールは、前記ストリップ
を残したまま上方へ抜く操作、 前記下部ロールは、前記ストリップを残したまま、前記
槽内外レールを同一水平面上に位置させたのち、これら
のレール上で前記下部ロールを槽外に取出す操作をいず
れかまたは双方を任意に行うことを特徴とする水平処理
槽におけるロール交換方法が提供される。
また、本発明によれば、ストリップを搬送するための上
部および下部ロールを槽内に有し、この槽の外部におい
て前記ロールの軸端部が軸受により支承された水平処理
槽において、前記槽の側板は前記両ロールを通す開口部
を有し、前記側板の外側Cは前記側板開口部を外部より
被包するとともに前記両ロールを通すための開口部を有
する昇降可能なシール板が設けられ、前記槽側板と前記
シール板との間にはシール部材が設けられ、 前記下部ロールの軸端部には前記シール板開口部を被包
するとともに前記上部および下部ロールを通すための開
口部を有する昇降可能な第1板部が設けられ、前記シー
ル板と前記第1板部および前記第1板部と前記下部ロー
ル軸端部との間にはシール部材が設けられ、 前記上部ロールの軸端部には前記第1板部の上部ロール
用開口部を外部より被包するとともに前記上部ロールを
通すための開口部を有する昇降可能な第2板部が設けら
れ、前記第1および第2板部の間にはシール部材が設け
られ、前記下部ロールの下方に下記ロールと同方向に配
置された檀内レールおよびこのレールに接続可能な禮外
レールを有する下部ロール取出し手段を設けてなること
を特徴とする水平処理槽におけるロール交換装置が提供
される.以下に本発明を第1図〜第3図を参照しながら
さらに詳細に説明する. 第1図で見て水平処理槽の側板11の右側槽内に上部ロ
ール21および下部ロール22を有し、前記側板11の
左側は槽の外郎を示している。 前記下部ロール22下
面から下方に、少なくとも前記側板11上面からストリ
ップ1までの距離に相当する位置には、下部ロール22
の軸方向に槽内レール32が敷設されている。
前記側板11の外部には、前記槽内レール32に連結し
て使用するための槽外レール33およびこの槽外レール
33を移動させて槽内レール32と着脱させるためのレ
ール移動装置34が配設されている. 前記槽外レール33は、槽外の前記槽内レール32の軌
道の延長上にて待機する. 前記レール移動装置34としては、液圧シリンダーまた
はラック、ピニオン機構等を備えたものが用いられるが
、これに限定するものではなく、槽外レール33を水平
移動して禮内レール32と着脱できるものであれば何で
もよい. 前記各ロール21.22の軸端部21a,22aは軸受
23,24により支承されている. 前記軸受24の下
面じは、前記槽外レール33上に下部ロール22を載置
するための車輪24aが配設されている. 前記槽の側板11は前記両ロール21、22および前記
軸受23、2−4を通す開口部25を有している. こ
の開口部25は第2図(a)に示すように上部が開口し
たU字形にしておく. また、前記開口部25下面は、
前記槽内レール32の敷設下面よりも低くしておく。
前記側板11には、前記開口部25を外部より被包する
シール板41が、側板11の開口部25に沿って両側に
設けられたガイドllaにその左右両端を嵌装し、昇降
可能に配置されている。
このシール板41は、前記側板開口部25を外部より被
包するとともに前記上下部ロール21、22を通す開口
郎51を有している。 この開口部51は第3図に示す
ように上部が開口したU字形にしておく. また、シー
ル板41の下端には、ブラケット41aを介してシール
板昇降装置41bが配設されている。
前記シール板昇降装置41bは、シール板41を昇降で
きるものであれば何でもよく、例えば液圧シリンダー 
ジャッキ等を挙げることができる. また、前記開口部51は、シール板41を下降させたと
きにその下端が前記槽内レール32下面より下になるよ
うに開口しておく.以下に本発明を下ロールの軸端部2
2aおよび/または上ロールの軸端部21aを包囲して
軸封する場合の例について説明するが、軸封構造につい
てはこれに限ることなく公知のものを採用することがで
きる。
前記下部ロール22の軸端郎22aは、第1被包部材2
6で包囲されている。 この第1被包部材26は、前記
シール板開口部51に嵌着させて前記側板開口部25を
外部より被包するともに前記上下部ロールの21.22
を通すための開口部を有し前記側板11と同一平面上に
あって槽壁を構成する第1平板26aと、この下部ロー
ル用開口部と連通し前記下部ロール軸端部22aを包囲
する第1円筒部26bとで一体的C構成され、前記軸受
24に前記第1円筒部26bの一端で固定されている. 前記第1平板26aの開口部における前記上部ロールを
通す部分は、第2図(b)に示すように上部が開口した
U字形27にしておく.前記シール板41と前記槽側板
11との間にはシール部材28が設けられている。 前
記シール部材28はシール板41、側板11のどちら側
に設けてもよく、例えば第2図(a)に示すように側板
11の開口部25の周縁に沿って設ける. 前記シール
部材28の種類は限定しないが、例えばチューブ式シー
ルを用いると、ロール交換時にチューブ内の空気を抜く
ことによりシールを開放できるので経済的である. 前記シール板41と前記第1被包部材の′!J1平板2
6aとの間の嵌着面社はシール部材28が設けられてい
る. 前記シール部材28はシール板41、第1平板2
6aのどちら側に設けてもよく、その種類は限定しない
が、例えばチューブ式シールを用いると、ロール交換時
にチューブ内の空気を抜くことによりシールを開放でき
ので経済的である. 前記下部ロール軸端部22aと前記第1被包部材の第1
円筒部26bとの間にはシール部材29が設けられてい
る. 前記シール部材29は下部ロール軸端部22a1
第1円筒部26bのどちら側に設けてもよく、例えば第
1図に示すように下部ロール軸端部22aの外周面に設
ける。 前記シール部材29の種類は限定しないが、例
えば可撓性のリップ型ゴムシールをその先端が第1円筒
部26bの内面に接触させ、シールホルダー30にて軸
端部22aの外周面に固設する。 また、メカニカルシ
ール等も用いることができる. 前記上部ロール21の軸端部21aは、第2被包部材3
1で包囲されている. この第2被包部材31は、前記
第1平板26aの上部ロールの軸端部21aを通すため
の開口部27を外部より被包するとともに前記上部ロー
ルの軸端部21aを通すための開口部を有し、前記第1
平板26aに対向する第2平板31aと、この上部ロー
ル用開口部と連通し前記上部ロール軸端部21aを包囲
する第2円筒部31bとで一体的に構成され、前記軸受
23に前記第2円筒部3lbの一端で固定されている。
前記第2被包部材の第2平板31aと前記第1被包部材
の第1平板26aとの間にはシール部材28が設けられ
ている. 前記シール部材28は第2平板31a1第1
平板26aのどちら側に設けてもよく、例えば第2図(
b)に示すように第1平板26aの開口部27の周Ii
i&l:沿って設ける. 前記シール部材28の種類は
前記第1平板26aとシール板41との間に設けるもの
と同様のものでよい. 前記上部ロール軸端部21aと前記第2被包部材の第2
円筒部3lbとの間にはシール部材29が設けられ,て
いる. このシール部材29は前記下部ロール軸端部2
2aと前記第1被包部材の第1円筒部26bとの間に設
けるものと同様なので説明を省略する. 上記説明では上下部ロール軸端部21a,22aは、第
2、第1円筒部31b,26bで包囲するとしたが、こ
れに限定するものではなく、例えば第3図に示すように
フランジ21bを軸端部21a外周に設けてもよい. 
また、下部ロール軸端部22aについても公知の軸封構
造を採用することができる。
また、上部および/または下部ロール21.22の径が
大小どちらに変化した場合にも同様に追従してシール状
態に保持できる。
上記構成装置において、槽2の側板11の開口部25は
、これに対向して外部より、第1平板26aを嵌着した
シール板41がシール部材28を介して被包するととも
に、その外部より第2平板31aがシール部材28を介
して被包しているから、上下ロール軸芯間の距離が変動
して第1および/または第2被包部材26.31が相対
移動してもこれに追従してシール状態に保持できシール
漏れすることがない。
つぎに、本発明のロール交換方法を第4〜7図を参照し
ながら説明する。 第4〜7図を構成する各部について
は、すでに第1図および第2図で述べたとおりなので説
明を省略する。
第4図は、上下ロール21、22間をストリップ1が通
過して処理されている時の槽側板11部分を示し、シー
ル板41は第1平板26aを嵌着したままシール板昇降
装置41bで上方に押上げられ、開口部27が第2平板
31aで被包されている。
このようにストリップ1が通板されている状態において
、上部ロール21を交換する場合は、ストリップ1の移
送を停止し、槽内の液面が開口部27下面より下になる
よう槽内の液の一部を常法により槽外へ抜出したのち、
上部ロール21を上方へ抜けば簡単に取外すことができ
る. この時、第1、第2平板26a131a間のシー
ル部材28としてチューブ式のものを用いればチューブ
内の空気を抜くことにより簡単にシール状態を開放でき
るので具合がよい。
つぎに、下部ロール22の交換方法を説明する。
まず、ストリップ1の移送を停止し、槽内の液面が禮内
レール32下面より下になるよう槽内の液の一部を抜出
す. 次に、第1平板26aと第2平板31a間のシール部材
28および側板11の開口部25の周縁とシール板41
間のシール部材28のチューブ内の空気を抜き、以下に
述べるシール板41および第1平板26aの昇降動作を
可能とする。
待機位置にある禮外レール33をレール移動装置34を
作動させて軸受24下部の車輪24aの下方に置く. つぎに、シール板昇降装置4lbを作動させて、第1平
板26aを嵌合させたままシール板41を下降させ、前
記糟外レール33上に車輪24aを載置したのち、シー
ル板41のみを下降させ、槽外レール33と槽内レール
32が対向するよう隙間をあける. 第5図はこの状態
を示している。
この時、シール板41と側板11の間のシール部材28
としてチューブ式のものを用いればチューブ内の空気を
抜くことで簡単にシール状態を開放でき、シール板41
のみを簡単に下降させることができる. つぎに、レール移動装置34を作動させて槽外レール3
3を第1平板26aとシール板41との間の隙間から禮
内へ装入し槽内レール32へ接続する. このとき、第1平板26aの上端は上部ロール21、第
2被包部材31および軸受23の下面より下にあるから
、下部ロール22長手方向に槽外へ取出すことができる
。 第6図は、この状態を示している。 この取出し手
段としては特に限定していないが、下部ロール軸端部2
2aをポーターバーに連結して抜いてもよいし、専用の
抜出し装置により、ロール軸端をつかんで抜いてもよい
. また、軸受22aを専用の抜出し装置によりつかん
で抜いてもよい。
第7図は、下部ロール22の抜出し説明図である。 下
部ロール22はその両端の軸受24、第1被包部材26
とともにシール板41の開口部51を通って槽外へ取出
される。
以上のロール交換方法の説明では、槽の一方の側板につ
いて説明したが他方の側板についても同様であるので説
明を省略する。
また、下部ロール22を糟外に取出す操作は上記順序に
限定せず、内外レールを接続してから下部ロール22を
レール上に着座させてもよいが既述の操作にくらべ第1
平板26aの昇降操作が1回多くなる。
また、上下ロールの取付けも上記と逆の順序で簡単にで
きる。
また、上記ロール交換方法はシーケンス制御により容易
に自動化することができる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する. (実施例l) 板厚0.3〜2.3mmで、板幅700〜1850mm
のm−i’を第1図および第2図に示すロール軸シール
装置を有する水平処理槽にてリンスIA8!を行なった
通板速度40〜180m/分で650時間処理した結果
、上下ロール軸芯間距離が300±1mmで変動したが
、液漏れは殆ど無かった。
また、ストリップ1を切断することなく、本発明のロー
ル交換方法を適用して容易に上下ロールを交換できた。
く発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているので、ロ
ール交換時間の大巾な短縮が可能となり、メンテナンス
費用の削減、休工時間の短縮、ライン稼動中のロール表
面の突発トラブル時におけるライン停止時間(ロール交
換時間)の短縮、ロール交換作業の自動化による人手作
業の解消による安全性の確保ならびに悪環境での作業の
廃止ができるという効果を奏する。
また、上下ロール軸芯間の距離の変動およびロール径の
変化に対し、自動追従が可能である。
また、ロール軸からの液爛れ防止が達成できるので、液
漏れによる処理槽外部の機器の腐蝕防止、作業環境の改
善が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例を示すロール交換装置の要
部断面図である. 第2図(a)は、第1図の11.−H.線断面図、(b
)はTIb−11+,線断面図である。 第3図は、本発明の他の実施例を示すロール交換装置の
要部斜視図である. 第4図は、本発明のロール交換方法におけるロール交換
前の状態を示す説明図である。 第5図は、槽外レールを禮内レールと対向させた状態を
示す説明図である. 第6図は、禮外レールを槽内レールへ接続した状態を示
す説明図である. 第7図は、下部ロールを抜出す途中の状態を示す説明図
である。 第8図は、従来の水平リンス槽の概要図である。 第9図は、 第8図のIX一IX線部分断面図であ る。 第10図は、 ある。 第9図のX−X線部分断面図で 符号の説明 1・・・ストリップ、 2・・・槽、 3a,3b, 3c,  3d.  3e ・・・液切り用ロール、 4a,4b・・・ブラシロール、 5a,5b・・・バックアップロール、6・・・スプレ
ー 7・・・ロール軸、 8・・・フリンガー 9.9a,9b・・・ゴム板、 10・・・ボルト、 11・・・側板、 11a・・・ガイド、 12・・・切り込み、 21・・・上部ロール、 21a・・・上部ロールの軸端部、 21b・◆・フランジ、 22・・・下部ロール、 22a・・・下部ロールの軸端部、 23.24・・・軸受、 24a・・・車輪、 25.27・・・開口部、 26・・・第i?tL包部材、 26a・・・第1平板、 26b・・・第1円筒部、 28.29・・・シール部材、 30・・・シールホルダー 31・・・第2被包部材、 31a・・・第2平板、 31b・・・第2円筒部、 32・・・槽内レール、 33・・・槽外レール、 34・・・レール移動装置、 41・・・シール板、 41a・・・ブラケット、 41b・・・シール板昇降装置、 51・・・開口部、 ℃・・・上下ロール軸芯間距離、 Da・・・上部ロール径、 Db・・・下部ロール径

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストリップを搬送するための上部および下部ロー
    ルを槽内に有し、この槽の外部において前記ロールの軸
    端部が軸受により支承され、両ロール軸端部は槽との間
    で個別にシール状態に着脱可能に取付けられ、前記ロー
    ルの下方にロールと同方向に配置された槽内レールおよ
    びこのレールに接続可能な槽外レールを有する水平処理
    槽においてロールを交換するに際し、前記上部ロールは
    、前記ストリップを残したまま上方へ抜く操作、 前記下部ロールは、前記ストリップを残したまま、前記
    槽内外レールを同一水平面上に位置させたのち、これら
    のレール上で前記下部ロールを槽外に取出す操作をいず
    れかまたは双方を任意に行うことを特徴とする水平処理
    槽におけるロール交換方法。
  2. (2)ストリップを搬送するための上部および下部ロー
    ルを槽内に有し、この槽の外部において前記ロールの軸
    端部が軸受により支承された水平処理槽において、 前記槽の側板は前記両ロールを通す開口部を有し、前記
    側板の外側には前記側板開口部を外部より被包するとと
    もに前記両ロールを通すための開口部を有する昇降可能
    なシール板が設けられ、前記槽側板と前記シール板との
    間にはシール部材が設けられ、 前記下部ロールの軸端部には前記シール板開口部を被包
    するとともに前記上部および下部ロールを通すための開
    口部を有する昇降可能な第1板部が設けられ、前記シー
    ル板と前記第1板部および前記第1板部と前記下部ロー
    ル軸端部との間にはシール部材が設けられ、 前記上部ロールの軸端部には前記第1板部の上部ロール
    用開口部を外部より被包するとともに前記上部ロールを
    通すための開口部を有する昇降可能な第2板部が設けら
    れ、前記第1および第2板部の間にはシール部材が設け
    られ、前記下部ロールの下方に下記ロールと同方向に配
    置された槽内レールおよびこのレールに接続可能な槽外
    レールを有する下部ロール取出し手段を設けてなること
    を特徴とする水平処理槽におけるロール交換装置。
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