JPH03283403A - 金属磁性粉末の製造方法 - Google Patents

金属磁性粉末の製造方法

Info

Publication number
JPH03283403A
JPH03283403A JP2080831A JP8083190A JPH03283403A JP H03283403 A JPH03283403 A JP H03283403A JP 2080831 A JP2080831 A JP 2080831A JP 8083190 A JP8083190 A JP 8083190A JP H03283403 A JPH03283403 A JP H03283403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reduction
magnetic powder
temperature
metal magnetic
reducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2080831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2634923B2 (ja
Inventor
Tadashi Ishiguro
忠 石黒
Masahiko Mizuma
水間 正彦
Masahiro Miyauchi
雅弘 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2080831A priority Critical patent/JP2634923B2/ja
Publication of JPH03283403A publication Critical patent/JPH03283403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2634923B2 publication Critical patent/JP2634923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、塗布型磁気記録媒体の原料で、保磁力(以下
Hcと称する)が高く、かつ残留磁束密度(以下σSと
称する)が高い鉄を主体とする金属磁性粉末の製造方法
に関する。
従来の技術 近年、磁気記録・再生装置の小型、軽量化に伴い、磁気
記録媒体の高記録密度化が要求されている。その結果、
磁気記録媒体に使用されている磁性粉末は、従来から使
用されているγ−Fe2O3等の酸化鉄系から高He、
高σSのため高密度記録が可能な鉄を主体とした金属磁
性粉末が主流になりつつある。
この金属磁性粉末は、磁気発現に形状異方性を利用する
ことから現在多く採用されている製造方法は、湿式法で
針状ゲータイトを製造し、その形状を崩さずに水素等の
還元ガスで還元してメタル化する方法である。そのさい
、還元反応時の粒子間焼結を防止するため、還元処理前
のゲータイト表面にM2O3を被着する方法(特開昭5
2−134858)、SiO2で被着する方法(特開昭
48−83100)が一般に行われている。
また、表面にM、03.およびSiO2を被着した金属
磁性粉末の比較については、M2O3被着した金属磁性
粉末の方が長期間の磁気特性(特にσS)の劣化が小さ
く、またテープ製造時の金属磁性粉末の塗料化工程にお
いて、M2O3と相性の良いスルフォン酸基系樹脂が開
発された結果、磁気記録媒体の性能が一段と向上したこ
とから、現状はM2O3被着した金属磁性粉末が主流と
なっている。
発明が解決しようとする課題 金属磁性粉末に要求される主な特性は下記の通りである
■針状粒子の形状が均一である。
■磁気特性(He:磁気記録会再生装置で規制される値
に制御する。σS:高い程良いが一般的には12Oem
u/g以上)が規格値を達成している。
■塗料化時の分散性が良い。
その中でHcについては高密度記録化(小型化)という
開発方向から、使用される磁性粉末もγ−Fe2O3→
コバルト被着したγ−Fe2O3→金属磁性粉末と高H
c化に推移してきており、金属磁性粉末についても昭和
60年に商品化された8脂膳ビデオテープレコーダー(
V T R)用記録媒体のHC:約14500 eと比
較して、平成元年に商品化されたVTR用記録媒体のH
cは約18000 e程度(金属磁性粉末は記録媒体に
するとHeが約80〜1000eアツプする。そのため
使用される金属磁性粉末に要求されるHcは約1500
0 e程度、)にアップされている。また今後も高密度
化の方向から更に高Hc化が予想される。
しかし、M2O3を被着した金属磁性粉末は、SiO2
を被着した磁性粉末と比較してHCの発現が小さいため
、今後の高Hc化には問題がある。
M2O3被着金属磁性粉末のHcが発現しない原因につ
いては、SiO2被着と比較して粒子の形状保持力が弱
いため、水素ガスで還元しメタル化するとき粒子形状が
変形し、形状異方性が低下するためと推定される。
そのためにM2O3にSiO2を複合被着した方法(特
開昭57−118708)等が実施されている。しかし
本発明者の結果では、スルホン酸基系樹脂を用いて塗料
化すると、M2O3を単独被着した金属磁性粉末と比較
して塗料分散性が劣る。
この原因は、たとえSiO2を被着後M 2O3を被着
しても、水素ガスによる還元工程の事前処理である焼鈍
工程(水分の抜は穴を封孔するため500〜800℃に
加熱処理する。)でSiO2が粒子表面に拡散し、粒子
表面の等電点を酸性側にするため、酸性のスルフォン酸
基との相性が悪くなり(AQ 2O3は等電点がアルカ
リ、)、樹脂との分散性を低下させると推定される。
本発明者等の結果では、金属磁性粉末に重量当たり0.
5%以上SiO2が含有するとHcは向上するが、粒子
表面の等電点は酸性側に推移し、塗料分散性、耐蝕性は
低下した。
以上のことから、SiO2含有量が0.4重量%以下で
M2O3を被着した金属磁性粉末のHcを向上させる技
術の確立が、磁気記録媒体の特性アップのおおきな課題
と考えられる。
本発明は、上記組成でHcを15000 e以上に向上
させ、かつ高σSな金属磁性粉末を簡単に製造する方法
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、M2O3を被着(S i 02含有量が金属
磁性粉末の重量当たり0.4%以下、)シた金属磁性粉
末の課題であるHe向上のため、α−Fe2O3(アル
ミニウム化合物被着したゲータイトを加熱脱水した。)
の還元反応を2段階で、すなわち、■還元初期のFe2
O3−+Fe3O4反応は300〜380℃の低温で、
■その後のFe、、Oa→メタル・Fe反応は380〜
450℃の高温で、還元することを特徴とする。
鉄を主体とした金属磁性粉末のHcは、形状異方性で発
現することから、金属磁性粉末のHeは粒子の針状比(
長軸長/短軸長)に影響される。
そのため、還元時の形状の崩れ(形状異方性の低下)を
防止するため、一般には出発原料であるゲータイトにS
iO2、あるいはM2O3を被着して製造している。こ
のさい、SiO2を被着した金属磁性粉末は、Heが1
700〜18000 e程度発現するが、A12O3を
被着した金属磁性粉末は、本発明の結果では第1図に示
すように最大的14500 e程度である。
第1図は、長軸長が0.34mの炭酸塩系ゲータイトに
アルミニウム化合物を(M、o 3として)4%被着し
、700℃で加熱脱水したα−Fe2O3を流動還元炉
で還元したときの還元温度と、金属磁性粉末のHcの関
係である。そのため、現在市販されているHcが180
00 eの磁気記録媒体(記録媒体にすると、金属磁性
粉末のHeは80〜1000e上昇することから、金属
磁性粉末のHcは15000e以上必要、)には、還元
温度を変化させてもHeの目標値を達成出来ない。
Hcが発現しない原因は、Hcのピークが380℃迄は
、表面に被着したM2O3によって形状異方性を崩さず
にメタル粒子の結晶化が進むためHcは発現するが、そ
れ以上の還元温度になるとM2O3被着暦が焼結ぎみと
なり(形状保持効果が低下)、さらに粒子成長したメタ
ル粒子により形状異方性が乱されるためHeが低下した
と推定される。
以上のことから、還元時の粒子の焼結現象を抑制して、
かつ高温還元が可能になれば、M2O3被着した金属磁
性粉末のHeは向上出来るとの考えに基すき、本発明を
完成させるに到った。
すなわち、α−Fe2O3からメタル@Feになる反応
は(1) 、 (2)式に示すように2段階からなり、
本発明はその反応を利用してHeを向上させる方法であ
る。
3Fe2O3 +  H2=2Fe304 +  H2
O” ” ” (1)Fe、04 + 4H2= 3F
e   + 4H2Om m m (2)(1)のFe
50.が生成する反応は発熱反応であり、反応速度は共
存する水分、水素ガス量には影響されず、還元温度のみ
影響される。また、この反応は粒子が焼結し易い、(2
)のメタル・鉄生成反応は吸熱反応で、反応速度は共存
する水分、水素ガス量、還元温度ともに影響される。
以上のことから、M2O3系の金属磁性粉末のHcが発
現しない原因は、粒子が焼結しゃすいFe3O4生成反
応過程で還元反応で生成する水分により粒子が焼結する
ため、粒子の形状保持効果が低下し、Hcが発現しない
と推定した。そこでFe、04の生成反応、および、α
−Fe2O3の水素ガスによる還元速度を熱分析装置で
求めた。結果を第2図に示す、方法はサンプル量100
 mg、水素ガス量2fl/ls:nで還元したときの
重量減量の経時変化を求め、その結果からα−Fe2O
3の還元率の経時変化を換算した。
その結果、還元反応は(1)のFe3O4生成反応が選
択的におこり、その反応が終了後、(2)のメタル・鉄
生成反応が生じる。 Fe30aの生成速度は温度に非
常に影響し、今回の実験では42O℃還元で約30秒で
終了するのに対して、290℃では約40分を要する・
すなわち、Hcのピークである380℃還元に対して、
42O℃還元で発生する水分量は約4倍となり、水素中
の水蒸気分圧は同様に4倍となる。
以上の結果から、Hcがピークの380℃以上の還元温
度で低下する原因は、(1)式のFe、04生成反応で
生成する多量の水分でFe3O4が焼結し形状異方性が
低下するためと考えられる。
そこで、第1段階でFe3O4が完全に生成するまで低
温で還元し、その後第2段階反応で粒子の結晶化を促進
するためHcのピーク温度である380℃で還元する2
段階還元法を考え実験した。供試材は第1図の実験で用
いたα−Fe2O3を使用し、第1段階の還元温度を3
00〜380℃まで変化させ、保定時間は30分間とし
た。
第3図に各温度条件層別の還元時間と金属磁性粉末のH
eの関係を示す、第3図の結果、予想したようにFe3
O4の生成反応を緩やかに、すなわちFe3O4生成時
の水分発生量を低下させればFe、04の焼結減少が抑
制され、M2O3を被着した金属磁性粉末のHcは向上
することを確認した。
次に、第1段階の還元温度を330℃−30分に固定し
、第2段階の還元温度を変化させて実験した。還元時間
と金属磁性粉末のHeの関係を第4図に、金属磁性粉末
のσSの関係を第5図に示す、その結果、2段階還元を
しない第1図の結果と異なり、Heのピーク温度は上昇
し、かつHeも向上した。但し、第2段階の還元温度が
470℃以上では粒子が焼結するためかHeが幾分低下
した0以上の結果、Fe、Oa生成時の共存水分量を低
減(還元温度を低下させれば)すれば、SiO2含有量
が0.4%以下のM2O3を被着した金属磁性粉末でも
Heは向上出来ることを見出した。
また、第5図で示すように、磁気記録媒体の出力アップ
(S/N比向上)に効果のあるσSについても1本発明
で還元すれば還元温度を高くすることが可能なことから
向上することが可能である。
以上のように、本発明はα−Fe2O3からメタル・鉄
への還元を2段階、すなわち、300〜360℃で還元
した後、380℃で還元することによりSiO2含有量
が0.4%以下でM2O3を被着した金属磁性粉末でも
高Heで、かつ高σSな金属磁性粉末を製造する方法で
ある。
作用 本発明は以上のように、現在81■VTR等の記録媒体
に多く使用されているスルフォン酸基系樹脂への分散性
が良好な、表面にAi、o3を被着した金属磁性粉末の
課題であるHcを向上させる方法であり、そのためα−
Fe2O3の還元を300〜380℃の低温還元する第
1段階と380〜450℃で高温還元する第2段階から
構成される。
まず、本発明で使用するα−Fe2O3の出発原料であ
るα−Fe00H(−船釣には使用するアルカリ剤で方
法を区別しており、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
、アンモニア中和法等がある。)、および表面に被着す
るアルミニウム化合物(有機、無機化合物等)の種類は
特に制限されない、アルミニウム化合物の被着量はM2
O3換算でα−F eoOHの重量当たり3〜9%が望
ましい、3%未満では還元時水分等の影響で粒子が焼結
しHeが向上しない、また、9%超では還元に長時間を
要し、かつσSが目標値(12Oemu/g)を達成し
ない。
α−FeOOH合成反応で残存する不純物(硫酸、塩素
、アルカリ等のイオン)の洗浄は、本発明ではSiO2
量を0.4%以下に制御していることから。
SiO2の殆ど含有していないイオン交換水、蒸留水等
を使用する。 SiO2含有量を0.4%以下にする理
由は、金属磁性粉末の5in2量を増加させると、徐々
にスルフォン酸基系樹脂への分散性が低下(記録媒体の
出力、S/N比等が低下する。)する傾向にあり、本発
明者の結果ではその限界は0.4%であった。α−Fe
00Hをα−Fe2O3に加熱脱水(焼鈍)する時の加
熱温度は、600〜750℃が望ましい。
還元炉は一般的に使われている流動、回転、および固定
床炉で可能であるが、本発明では還元反応で生成する水
分を速やかに反応炉から離脱する必要があることから、
流動還元炉が望ましい、また、還元剤である水素ガスの
量については、還元炉の種類、α−Fe2O3の粒子形
状でほぼ決定するが、本発明ではFe3O4生成時の水
分発生量を還元温度でコントロールする方式なので、第
1段階の還元温度を低くすれば水素ガス量は還元炉で決
まる量の最低量で良い。
次に本発明で重要な第1段階の還元温度は、300〜3
60℃が望ましい、300℃未満だとα−Fe2O3→
Fe3O4が非常に遅くなり効率的でない、360℃超
ではHcの向上が望めない、また、還元時間については
α−Fe2O3→Fe3O4反応が完了する、すなわち
α−Fe2O3の還元率が約11%に達することが必要
である。
還元速度は温度以外にα−Fe2O3の挿入量で異なる
が、本発明者の結果では330℃で約30分選元すれば
充分であるが、更に2時間まで還元しても金属磁性粉末
のHcは同じであった。この結果から、第1段階の還元
はFe50.→メタル・Fe反応が開始しても本発明の
目的であるHc向上を阻害しない。
しかし、あまり長時間低温還元をすると、第1と第2段
階の合計の還元時間が長くなり効率的でない、第2段階
の還元温度は380〜450℃が望ましい、380℃未
満では結晶成長が不完全であることがらHeが向上せず
、またσSも低い、450℃超では、粒子間焼結等が発
生しHeを低下させる。
また、本発明は第1段階でM 2O3の形状異方性を損
なわないように低温還元することから、第2段階では還
元温度を高くすることが可能である。
第2段階の還元温度を高くすると、第5図に示すように
金属磁性粉末のσSを大幅に向上させることが可能であ
る。そのため、第2段階の還元温度は出来るだけ高くす
るのが好ましい。
実施例 以下本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1 長軸長が0.35 g mのα−Fe2O3をイオン交
換水で洗浄したのち、アルミニウム化合物を被着しくα
−FeOOHの重量当たりM2O3換算で4%被着)、
乾燥後、700℃で加熱脱水(焼鈍)し、α−Fe2O
3とした。尚、SiO2含有量は0.1%であった。そ
のα−Fe2O3を径が40曹層φの流動還元炉に約8
0g挿入し、水素ガス量は15!;L/sin、温度パ
ターンは第1段階を330℃、30 i+in、第2段
階の還元を380℃、2.5 Hr、第1と第2の昇温
をlO℃/5hinとした。
還元後、メタル・Feの表面を酸化、安定化させ金属磁
性粉末を製造する。このようにして得られた金属磁性粉
末の磁気特性を第1表に示す。
実施例2 第1段階の保定時間を80m1nに変更した以外は全て
実施例1と同一条件で製造した。その結果を第1表に示
す。
実施例3 第1段階の還元温度を300℃に変更した以外は全て実
施例1と同一条件で製造した。その結果を第1表に示す
実施例4 第2段階の還元を400℃、1.5 Hrに変更した以
外は全て実施例1と同一条件で製造した。その結果を第
1表に示す。
実施例5 第2段階の還元を450℃、IHrに変更した以外は全
て実施例1と同一条件で製造した。その結果を第1表に
示す。
比較例1 還元温度をパターン化せず380℃、3Hr還元に変更
した以外は全て実施例1と同一条件で製造した。その結
果を第1表に示す。
比較例2 還元温度をパターン化せず42O℃、2Hr還尤に変更
した以外は全て実施例1と同一条件で製造した。その結
果を第1表に示す。
比較例3 還元温度をパターン化せず450℃、IHr還元に変更
した以外は全て実施例1と同一条件で製造した。その結
果を第1表に示す。
以上の結果から明らかなように本発明の方法で製造すれ
ば、5in2含有量が0.4重量%以下としたM2O3
被着金属磁性粉末でもHe、およびσSを向上出来る。
第1表 発明の効果 以上の如く本発明は、加熱脱水したα−Fe2O3を2
段階、すなわちwS1段階の還元を300〜360℃の
低温、第2段階の還元を380〜450℃の高温で製造
する事によりSiO2を0.4重量%以下にしたM2O
3被着金属磁性粉末でも、高Hcで、かつ高σSな金属
磁性粉末を簡単に製造することが出来る。
また、第1段階の還元温度(水分発生量)を制御するこ
とにより、α−Fe2O3を還元した後の水素ガスから
水分を除去した(完全に水分を除去するには高価な設備
が必要、)を再使用する場合でも、水素ガス中の水分除
去装置は完全に水分を除去する設備は必要ない、そのた
め、設備コストは安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はα−Fe2O3を水素ガスで還元した時の還元
温度と、金属磁性粉末のHeの関係図、第2図はα−F
e2O3を熱天秤装置で、水素ガスで還元した時の還元
時間とα−Fe2O3還元率の関係図、第3図は2段階
還元法でα−Fe2O3を還元した時の還元時間とHe
の関係図(図中の温度は第1段階の還元温度を示す、第
2段階の還元温度は380℃で実施した。)、第4図は
2段階還元法でα−Fe2O3を還元した時の還元時間
と金属磁性粉末のHeの関係図(第1段階還元温度は3
30℃、図中の温度は第2段階の還元温度を示す、)、
第5図はWS4図の条件で還元時間と金属磁性粉末のσ
Sの関係図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アルミニウム化合物を被着した針状α−Fe_2O_
    3を水素ガスで加熱還元し、さらに表面層を酸化安定化
    して金属磁性粉末を製造する方法に於いて、前記金属磁
    性粉末に含有する不可避なSiO_2含有量を金属磁性
    粉末重量当たり0.4%以下に制御し、かつ前記加熱還
    元処理を300℃〜360℃でα−Fe_2O_3をF
    e_3O_4に還元したのち、380℃〜450℃で還
    元することを特徴とする金属磁性粉末の製造方法。
JP2080831A 1990-03-30 1990-03-30 金属磁性粉末の製造方法 Expired - Lifetime JP2634923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2080831A JP2634923B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 金属磁性粉末の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2080831A JP2634923B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 金属磁性粉末の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03283403A true JPH03283403A (ja) 1991-12-13
JP2634923B2 JP2634923B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=13729352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2080831A Expired - Lifetime JP2634923B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 金属磁性粉末の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2634923B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161705A (ja) * 1982-03-16 1983-09-26 Hitachi Maxell Ltd 磁性金属粉の製造法
JPS649604A (en) * 1987-07-01 1989-01-12 Kao Corp Manufacture of ferromagnetic metal powder
JPH01168801A (ja) * 1987-12-25 1989-07-04 Tosoh Corp 金属磁性粉末の製造方法
JPH0258809A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Dowa Mining Co Ltd 磁気記録媒体用金属磁性粉の製造法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161705A (ja) * 1982-03-16 1983-09-26 Hitachi Maxell Ltd 磁性金属粉の製造法
JPS649604A (en) * 1987-07-01 1989-01-12 Kao Corp Manufacture of ferromagnetic metal powder
JPH01168801A (ja) * 1987-12-25 1989-07-04 Tosoh Corp 金属磁性粉末の製造方法
JPH0258809A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Dowa Mining Co Ltd 磁気記録媒体用金属磁性粉の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2634923B2 (ja) 1997-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02167810A (ja) ε’炭化鉄からなる磁性超微粒子及びその製造法
JPS5853688B2 (ja) Fe−Mgを主成分とする針状晶合金磁性粒子粉末の製造法
JPH03283403A (ja) 金属磁性粉末の製造方法
JP3603926B2 (ja) 紡錘状ゲータイト粒子粉末及びその製造法、紡錘状ヘマタイト粒子粉末及びその製造法並びに鉄を主成分とする紡錘状金属磁性粒子粉末及びその製造法
JPS6149251B2 (ja)
US4576635A (en) Process for producing ferromagnetic metal powder
JPS6021307A (ja) 強磁性金属粉末の製造方法
JPH02175806A (ja) 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法
KR0125939B1 (ko) 자기 기록용 자기 산화철 입자의 제조방법
JPS5853689B2 (ja) 針状晶金属鉄磁性粒子粉末の製造法
JPS5921363B2 (ja) 針状晶金属鉄磁性粒子粉末の製造法
JP2805162B2 (ja) 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法
JPH0445561B2 (ja)
JPS5921364B2 (ja) 針状晶Fe−Zn合金磁性粒子粉末の製造法
JP3171223B2 (ja) 針状磁性粒子粉末の製造法
JP4929473B2 (ja) 磁気記録媒体用磁性粉末およびその製造方法ならびにこれを用いた磁気記録媒体
JPS5921922B2 (ja) 針状晶Fe−Co−Zn合金磁性粒子粉末の製造法
JPS60162708A (ja) 磁気記録用針状晶鉄合金磁性粒子粉末の製造法
JPH11130439A (ja) 紡錘状ゲータイト粒子粉末及びその製造法、紡錘状ヘマタイト粒子粉末及びその製造法並びに鉄を主成分とする紡錘状金属磁性粒子粉末及びその製造法
JPS585241B2 (ja) 金属鉄又は鉄を主成分とする合金磁性粉末の製造法
US7473469B2 (en) Ferromagnetic powder for a magnetic recording medium, method of producing the powder, and magnetic recording medium using the powder
JPS5853686B2 (ja) 針状晶金属鉄磁性粒子粉末の製造法
JPH03274206A (ja) 金属磁性粉末の製造方法
KR100241694B1 (ko) 강자성 산화철 분말 및 그 제조방법
JPS5946281B2 (ja) 針状晶Fe−Co合金磁性粒子粉末の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term