JPH03283376A - 電気的接続部材の製造方法 - Google Patents
電気的接続部材の製造方法Info
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- JPH03283376A JPH03283376A JP8541790A JP8541790A JPH03283376A JP H03283376 A JPH03283376 A JP H03283376A JP 8541790 A JP8541790 A JP 8541790A JP 8541790 A JP8541790 A JP 8541790A JP H03283376 A JPH03283376 A JP H03283376A
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気回路部品同士を電気的に接続する電気的接
続部材を製造する方法に関する。
続部材を製造する方法に関する。
電気回路部品同士を電気的に接続する方法としては、ワ
イヤボンディング方法、 TAIS (Tape Au
to−+1ated Bonding )法等が公知で
ある。ところがこれらの方法にあっては、相隣する接続
部同士が接触しないようにする為の最小ピンチが比較的
大きい為、接続部同士のピッチに小さいものが要求され
る場合には対応できないという問題点があった。
イヤボンディング方法、 TAIS (Tape Au
to−+1ated Bonding )法等が公知で
ある。ところがこれらの方法にあっては、相隣する接続
部同士が接触しないようにする為の最小ピンチが比較的
大きい為、接続部同士のピッチに小さいものが要求され
る場合には対応できないという問題点があった。
このような問題点を解決すべく、絶縁保持体中に複数の
導電部材を相互に絶縁して保持させた構成をなす電気的
接続部材を用いて電気回路部品同士を電気的に接続する
ことが提案されている(特開開63−222437号公
報、特開昭63−224235号公報等)。
導電部材を相互に絶縁して保持させた構成をなす電気的
接続部材を用いて電気回路部品同士を電気的に接続する
ことが提案されている(特開開63−222437号公
報、特開昭63−224235号公報等)。
第4図は、このような電気的接続部材を用いた電気回路
部品間の電気的接続を示す模式図であり、図中31は電
気的接続部材、 32.33は接続すべき電気回路部品
を示す、電気的接続部材31は、金属または合金からな
る複数の棒状の導電部材34を、夫々の導電部材34同
士を電気的に絶縁して、電気的絶縁材料からなる薄板状
の保持体35中に保持した構成をなし、導電部材34の
両端を夫々バンプ38及び39として電気回路部品32
及び33側に突出しである(第4図(a))。そして、
一方の電気回路部品32の接続部36と導電部材34の
バンブ38とを、また、他方の電気回路部品33の接続
部37と導電部材34のバンプ39とを夫々例えば熱圧
着、圧着、超音波加熱法等によって合金化することによ
り接続し、電気回路部品32.33同士を電気的に接続
する(第4図(b))。
部品間の電気的接続を示す模式図であり、図中31は電
気的接続部材、 32.33は接続すべき電気回路部品
を示す、電気的接続部材31は、金属または合金からな
る複数の棒状の導電部材34を、夫々の導電部材34同
士を電気的に絶縁して、電気的絶縁材料からなる薄板状
の保持体35中に保持した構成をなし、導電部材34の
両端を夫々バンプ38及び39として電気回路部品32
及び33側に突出しである(第4図(a))。そして、
一方の電気回路部品32の接続部36と導電部材34の
バンブ38とを、また、他方の電気回路部品33の接続
部37と導電部材34のバンプ39とを夫々例えば熱圧
着、圧着、超音波加熱法等によって合金化することによ
り接続し、電気回路部品32.33同士を電気的に接続
する(第4図(b))。
ところで上記電気的接続部材31を製造する方法として
本出願人の一方は第5図に示す方法を提案している(特
願昭63−133401号)。
本出願人の一方は第5図に示す方法を提案している(特
願昭63−133401号)。
まず、導電材製の基体40上に前記保持体35となる感
光性樹脂35aを塗布する(第5図(a))、次に後工
程で前記導電部材34を充填する所定の位置を露光、現
像することにより、感光性樹脂35aに孔35bを形成
して基体40を露出させ、次いで温度を高めて感光性樹
脂35aを硬化させる(第5図(b))。
光性樹脂35aを塗布する(第5図(a))、次に後工
程で前記導電部材34を充填する所定の位置を露光、現
像することにより、感光性樹脂35aに孔35bを形成
して基体40を露出させ、次いで温度を高めて感光性樹
脂35aを硬化させる(第5図(b))。
そして孔35b内の近傍の基体40のエツチングを行い
、孔35bの下部に凹部41を形成する(第5図(C)
)その後、基体40に対する金等のメツキ処理を行うこ
とにより、凹部41及び孔35b内に導電部材34を充
填していき、凹部41内に前記バンブ39を形成し、感
光性樹脂35aの上面にバンプ38を形成する(第5図
(d))。
、孔35bの下部に凹部41を形成する(第5図(C)
)その後、基体40に対する金等のメツキ処理を行うこ
とにより、凹部41及び孔35b内に導電部材34を充
填していき、凹部41内に前記バンブ39を形成し、感
光性樹脂35aの上面にバンプ38を形成する(第5図
(d))。
その後、基体40を金属エツチングによって除去するこ
とにより、前記電気的接続部材31が完成する(第5図
(e))。
とにより、前記電気的接続部材31が完成する(第5図
(e))。
また、第6図に示すように保持体として通常の樹脂を用
いて製造する方法もある。まず、導電材製の基体50上
に樹脂51を塗布してブリへイクさせる(第6図(a)
)、次にこの樹脂51上にレジスト52を塗布してこれ
を露光、現像して孔52aを形成し、樹脂51を露出さ
せる(第6図(b)、 (C))。
いて製造する方法もある。まず、導電材製の基体50上
に樹脂51を塗布してブリへイクさせる(第6図(a)
)、次にこの樹脂51上にレジスト52を塗布してこれ
を露光、現像して孔52aを形成し、樹脂51を露出さ
せる(第6図(b)、 (C))。
次に孔52a内の近傍の樹脂51のエツチングを行い、
孔52aに連通する孔51aを樹脂51に形成して基体
50を露出させる(第6図(d))。そしてレジスト5
2をエツチングによって除去した後(第6図(e))樹
脂51の孔51a内の近傍の基体50のエツチングを行
い、孔51aの下部に凹部50aを形成する(第6図(
f))、その後、上記方法と同様に基体50に対してメ
ツキ処理を行い、凹部50a及び孔51a内に導電部材
54を充填していき、凹部50a内に前記バンブ52を
、樹脂51の上面にバンプ53を夫々形成した後(第6
図(g))、基体50を金属エツチングによって除去す
ることにより、電気的接続部材55が完成する(第6図
(h))。
孔52aに連通する孔51aを樹脂51に形成して基体
50を露出させる(第6図(d))。そしてレジスト5
2をエツチングによって除去した後(第6図(e))樹
脂51の孔51a内の近傍の基体50のエツチングを行
い、孔51aの下部に凹部50aを形成する(第6図(
f))、その後、上記方法と同様に基体50に対してメ
ツキ処理を行い、凹部50a及び孔51a内に導電部材
54を充填していき、凹部50a内に前記バンブ52を
、樹脂51の上面にバンプ53を夫々形成した後(第6
図(g))、基体50を金属エツチングによって除去す
ることにより、電気的接続部材55が完成する(第6図
(h))。
ところで、第5図に示す製造方法においては、スピンコ
ードにより感光性樹脂35aを基体40に塗布して電気
的接続部材の保持体を形成するので、厚膜を形成するこ
とができず、例えば電気回路部品のレイアウトにより接
続部同士の間隔が広い場合は、良好な接続性を得ること
ができないという問題が、更に電気的接続部材はハンド
リングがしづらいという問題がある。また、感光性樹脂
は高価であり、コスト高を招くと共に、加熱加工時に収
縮したり、基体に用いる金属シートと熱膨張係数が異な
り残留応力を生じる為、膜厚及びパターン寸法の制御が
難しく製品の歩留りが悪いという問題もある。更に感光
性樹脂を保持体に用いて導電部材34を充填して形成す
る方法においては、(感光性樹脂の膜厚)/(導電部材
34の直径)の比、所謂アスペクト比が小さい。これは
導電部材34を充填する為の孔35bを露光、現像にて
形成する場合、孔径を小さくするのに限界がある為であ
り、この結果、電気回路部品との接合時、相隣するバン
ブ同士が接触して短絡しないようにするには、導電部材
の34の配設ピッチを広くする必要があり、狭ピンチ化
の妨げになっていた。
ードにより感光性樹脂35aを基体40に塗布して電気
的接続部材の保持体を形成するので、厚膜を形成するこ
とができず、例えば電気回路部品のレイアウトにより接
続部同士の間隔が広い場合は、良好な接続性を得ること
ができないという問題が、更に電気的接続部材はハンド
リングがしづらいという問題がある。また、感光性樹脂
は高価であり、コスト高を招くと共に、加熱加工時に収
縮したり、基体に用いる金属シートと熱膨張係数が異な
り残留応力を生じる為、膜厚及びパターン寸法の制御が
難しく製品の歩留りが悪いという問題もある。更に感光
性樹脂を保持体に用いて導電部材34を充填して形成す
る方法においては、(感光性樹脂の膜厚)/(導電部材
34の直径)の比、所謂アスペクト比が小さい。これは
導電部材34を充填する為の孔35bを露光、現像にて
形成する場合、孔径を小さくするのに限界がある為であ
り、この結果、電気回路部品との接合時、相隣するバン
ブ同士が接触して短絡しないようにするには、導電部材
の34の配設ピッチを広くする必要があり、狭ピンチ化
の妨げになっていた。
一方、第6図に示す製造方法では、樹脂51に導電部材
54を充填する為の孔51aを形成する工程で、孔51
aをエツチングによって形成する為、孔51aが基体5
0側へ向かって縮径するテーパ状に形成されてしまう。
54を充填する為の孔51aを形成する工程で、孔51
aをエツチングによって形成する為、孔51aが基体5
0側へ向かって縮径するテーパ状に形成されてしまう。
この傾向は樹脂51、即ち保持体の厚みを厚くする程、
顕著になり、導電部材54が保持体の両面で対称な形に
形成されなくなる為、やはり、厚膜を形成できない。そ
して両端のバンブ52゜53の形状を制御するのも困難
となり、電気回路部品と良好な接続性を確保できないと
いう問題もある。
顕著になり、導電部材54が保持体の両面で対称な形に
形成されなくなる為、やはり、厚膜を形成できない。そ
して両端のバンブ52゜53の形状を制御するのも困難
となり、電気回路部品と良好な接続性を確保できないと
いう問題もある。
更に両方法とも、導電部材をメツキによって形成する場
合、バンブは一方がエツチングの進行程度、他方がメツ
キの進行程度によって高さが決る為、その制御が大変難
しく、各バンブを均一な形状に形成できないという問題
がある。
合、バンブは一方がエツチングの進行程度、他方がメツ
キの進行程度によって高さが決る為、その制御が大変難
しく、各バンブを均一な形状に形成できないという問題
がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、製造
コストを抑制して保持体の厚みを増すことができると共
に、導電部材のアスペクト比を大きくして狭ピンチ化が
図れ、バンブ高さの制御及びバンブ形状の均一化も可能
な電気的接続部材の製造方法の提供を目的とする。
コストを抑制して保持体の厚みを増すことができると共
に、導電部材のアスペクト比を大きくして狭ピンチ化が
図れ、バンブ高さの制御及びバンブ形状の均一化も可能
な電気的接続部材の製造方法の提供を目的とする。
本発明に係る電気的接続部材の製造方法は、電気的絶縁
材製の保持体と、該保持体に相互に絶縁状態にて備えら
れた複数の導電部材とを有し、前記各導電部材の両端が
前記保持体の両面に露出している電気的接続部材の製造
方法において、前記保持体となすべき絶縁材層と導電材
製の基体とを積層させた母材を製造する工程と、前記母
材を、複数の位置で積層方向に環状に切断し、各環状の
内部の基体の周面と外部の絶縁材層の周面とを接触させ
る工程と、前記環状の内部の絶縁材層と外部の基体とを
除去し、前記内部に残る基体の両面を外部に残る絶縁材
層の両面から露出させる工程とを有し、前記内部に残る
基体を前記導電部材として構成することを第1発明の特
徴とする。
材製の保持体と、該保持体に相互に絶縁状態にて備えら
れた複数の導電部材とを有し、前記各導電部材の両端が
前記保持体の両面に露出している電気的接続部材の製造
方法において、前記保持体となすべき絶縁材層と導電材
製の基体とを積層させた母材を製造する工程と、前記母
材を、複数の位置で積層方向に環状に切断し、各環状の
内部の基体の周面と外部の絶縁材層の周面とを接触させ
る工程と、前記環状の内部の絶縁材層と外部の基体とを
除去し、前記内部に残る基体の両面を外部に残る絶縁材
層の両面から露出させる工程とを有し、前記内部に残る
基体を前記導電部材として構成することを第1発明の特
徴とする。
また、第2発明に係る電気的接続部材の製造方法は、前
記絶縁材層が除去された前記内部の基体の両面を導電材
料にて被覆する工程を有することを特徴とする。
記絶縁材層が除去された前記内部の基体の両面を導電材
料にて被覆する工程を有することを特徴とする。
第1発明に係る電気的接続部材の製造方法においては、
まず、絶縁材層と導電材製の基体とが積層されて母材が
製造され、この母材が積層方向に複数の位置で環状に切
断される。そしてこの環状に切断された内部と外部との
積層方向の位置を変えることにより、内部の基体の周面
と外部の絶縁材層の周面とが接触する状態に配され、そ
の後、内部の絶縁材層と外部の基体とが除去される。そ
うすると、前記内部に残る基体は、これの両面が前記外
部に残る絶縁材層の両面から露出されて電気的接続部材
の導電部材として構成され、外部に残る絶縁材層が保持
体として構成される。
まず、絶縁材層と導電材製の基体とが積層されて母材が
製造され、この母材が積層方向に複数の位置で環状に切
断される。そしてこの環状に切断された内部と外部との
積層方向の位置を変えることにより、内部の基体の周面
と外部の絶縁材層の周面とが接触する状態に配され、そ
の後、内部の絶縁材層と外部の基体とが除去される。そ
うすると、前記内部に残る基体は、これの両面が前記外
部に残る絶縁材層の両面から露出されて電気的接続部材
の導電部材として構成され、外部に残る絶縁材層が保持
体として構成される。
第2発明にあっては、第1発明で絶縁材層が除去された
前記内部の基体の両面が導電材料にて被覆され、これら
の導電材料が電気回路部品と接続される。
前記内部の基体の両面が導電材料にて被覆され、これら
の導電材料が電気回路部品と接続される。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は第1発明に係る電気的接続部材の製造工程を示
す模式的断面図である。まず、銅箔等の導電材製の基体
l上にポリイミド等を用いてなる絶縁材層2を積層した
母材を製造する(第1図(a))ここで、基体1は後工
程でこれの一部を導電部材として構成する際に絶縁材層
2の両面から適長突出してバンブが形成できるように絶
縁材層2より少し厚くしておく。
す模式的断面図である。まず、銅箔等の導電材製の基体
l上にポリイミド等を用いてなる絶縁材層2を積層した
母材を製造する(第1図(a))ここで、基体1は後工
程でこれの一部を導電部材として構成する際に絶縁材層
2の両面から適長突出してバンブが形成できるように絶
縁材層2より少し厚くしておく。
次にこの母材を導電部材を複数配設する所定の位置で適
宜の切断具等を用いて環状に切断し、この切断物を基体
1側から絶縁材層2側方向の途中まで型抜きする。つま
り、基体1a及び絶縁材層2aによる積層構造の柱状物
が型抜きされ、この柱状物の基体部分1aの周面が絶縁
材層2の周面2bに接触する位置で止める。即ち、この
位置は基体部分1aの両端部が絶縁材層2の両面から適
長突出する位置であり、これにより、基体1の裏面に複
数の孔1bが形成される(第1図(b))。
宜の切断具等を用いて環状に切断し、この切断物を基体
1側から絶縁材層2側方向の途中まで型抜きする。つま
り、基体1a及び絶縁材層2aによる積層構造の柱状物
が型抜きされ、この柱状物の基体部分1aの周面が絶縁
材層2の周面2bに接触する位置で止める。即ち、この
位置は基体部分1aの両端部が絶縁材層2の両面から適
長突出する位置であり、これにより、基体1の裏面に複
数の孔1bが形成される(第1図(b))。
次に前記柱状物の絶縁材層2aを除去すべく、レジスト
3を絶縁材層2の表面に塗布して被覆しておき、絶縁材
層2aだけをエツチングにて除去する(第1図(C))
、なお、この除去方法はレジストを用いるエツチングに
限定されるものではなく、何らかの機械的手段を用いて
も良く、絶縁材層2aだけを除去すれば良い。
3を絶縁材層2の表面に塗布して被覆しておき、絶縁材
層2aだけをエツチングにて除去する(第1図(C))
、なお、この除去方法はレジストを用いるエツチングに
限定されるものではなく、何らかの機械的手段を用いて
も良く、絶縁材層2aだけを除去すれば良い。
次にレジスト3を除去した後、基体1をエツチングにて
除去する。この場合、絶縁材層2上、基体1a上及び前
記孔lb内にレジスト4を塗布しておき、前記柱状の基
体1aを被覆した状態で基体1のみを除去する(第1図
cd))。
除去する。この場合、絶縁材層2上、基体1a上及び前
記孔lb内にレジスト4を塗布しておき、前記柱状の基
体1aを被覆した状態で基体1のみを除去する(第1図
cd))。
最後にレジスト4を除去することにより、柱状の基体1
aを導電部材として絶縁材層2に保持される電気的接続
部材lOが完成する。ここで基体1aの両端は絶縁材層
2の両面から適長突出する導電部材のバンブlc、 l
dとして構成される(第1図(e))。
aを導電部材として絶縁材層2に保持される電気的接続
部材lOが完成する。ここで基体1aの両端は絶縁材層
2の両面から適長突出する導電部材のバンブlc、 l
dとして構成される(第1図(e))。
このように本発明方法では保持体に感光性樹脂を用いる
必要がなく、また導電部材も充填して形成しないので、
その為の孔を保持体にエツチングにて形成する必要がな
い為、保持体を従来品よりも厚く形成することができる
と共に、感光性樹脂を用いる保持体と同じ厚みの保持体
を形成する場合でも、導電部材のアスペクト比を大きく
することができ、狭ピンチ化が可能となる。また、導電
部材は基体の一部によって形成されるので、その形状を
均一化でき、バンプの突出高さも所要の厚みの基体を用
意することにより、正確に制御でき、バンブ形状も均一
化される。
必要がなく、また導電部材も充填して形成しないので、
その為の孔を保持体にエツチングにて形成する必要がな
い為、保持体を従来品よりも厚く形成することができる
と共に、感光性樹脂を用いる保持体と同じ厚みの保持体
を形成する場合でも、導電部材のアスペクト比を大きく
することができ、狭ピンチ化が可能となる。また、導電
部材は基体の一部によって形成されるので、その形状を
均一化でき、バンプの突出高さも所要の厚みの基体を用
意することにより、正確に制御でき、バンブ形状も均一
化される。
第2図は第2発明に係る電気的接続部材の製造工程を示
す模式的断面図であり、途中までは第1発明と同じ工程
にて製造するのでそこまでの図面及び説明は省略する。
す模式的断面図であり、途中までは第1発明と同じ工程
にて製造するのでそこまでの図面及び説明は省略する。
即ち、前記第1図fc)に示した如く柱状物の絶縁材層
2aを除去するまでが同じであり、この工程終了後の状
態を第2図(a)に示しである。つまり、柱状の基体1
aが絶縁材層2に備えられ、基体1には基体1aが抜け
た部分に複数の孔1bが形成されている。ここで基体1
aの両端部は絶縁材層2の両面に適長突出しており、基
体1aの下端部の周面ば基体1と接触している。
2aを除去するまでが同じであり、この工程終了後の状
態を第2図(a)に示しである。つまり、柱状の基体1
aが絶縁材層2に備えられ、基体1には基体1aが抜け
た部分に複数の孔1bが形成されている。ここで基体1
aの両端部は絶縁材層2の両面に適長突出しており、基
体1aの下端部の周面ば基体1と接触している。
次に基体工の表面、即ち図中下面の前記孔1bの基体1
aを除いた領域にレジスト5を塗布しく第2図(b))
、基体lを共通電極とするメツキ処理を行ヮて柱状の基
体1aの両端部を金等の導電材料にて被覆する。これに
より柱状の基体1aの一端、即ち絶縁材層2の表面側に
は、基体1aの直径より幅広で高さが増加したバンプ6
aが形成され、他端には基体1aの直径より若干小さな
径で高さが増加したバンブ6bが形成される(第2図(
C))。
aを除いた領域にレジスト5を塗布しく第2図(b))
、基体lを共通電極とするメツキ処理を行ヮて柱状の基
体1aの両端部を金等の導電材料にて被覆する。これに
より柱状の基体1aの一端、即ち絶縁材層2の表面側に
は、基体1aの直径より幅広で高さが増加したバンプ6
aが形成され、他端には基体1aの直径より若干小さな
径で高さが増加したバンブ6bが形成される(第2図(
C))。
次いでレジスト5を除去し、前述した第1発明と同様に
基体lを除去することにより、基体1aを導電部材とし
て絶縁層2に備える電気的接続部材11が完成し、この
導電部材の両端にはバンプ6a及び6bが備えられる(
第2図(d))。
基体lを除去することにより、基体1aを導電部材とし
て絶縁層2に備える電気的接続部材11が完成し、この
導電部材の両端にはバンプ6a及び6bが備えられる(
第2図(d))。
第3図は第2発明の他の実施例によって製造された電気
的接続部材の模式的断面図である。電気的接続部材12
は前記第1図に示した第1発明により製造された電気的
接続部材lOに対して、導電部材1aの両端に半田等を
ディッピングして導電部材laの直径より幅広で高さが
増加したバンブ7a及び7bを形成したものである。
的接続部材の模式的断面図である。電気的接続部材12
は前記第1図に示した第1発明により製造された電気的
接続部材lOに対して、導電部材1aの両端に半田等を
ディッピングして導電部材laの直径より幅広で高さが
増加したバンブ7a及び7bを形成したものである。
以上の如く本発明に係る電気的接続部材の製造方法にあ
っては、樹脂等からなる絶縁材層と積層構造をなす基体
を型抜して基体の一部を導電部材として絶縁材層中に備
えるように構成するので、絶縁材層、即ち保持体の厚み
が従来のように制限されることがなく、所要の接続間隔
に応じた厚膜化が図れると共に、感光性樹脂を保持体に
用いる場合よりも導電部材のアスペクト比を大とするこ
とができ、導電部材の狭ピンチが図れる。
っては、樹脂等からなる絶縁材層と積層構造をなす基体
を型抜して基体の一部を導電部材として絶縁材層中に備
えるように構成するので、絶縁材層、即ち保持体の厚み
が従来のように制限されることがなく、所要の接続間隔
に応じた厚膜化が図れると共に、感光性樹脂を保持体に
用いる場合よりも導電部材のアスペクト比を大とするこ
とができ、導電部材の狭ピンチが図れる。
また、各導電部材の形状及びバンプ形状が均一化し、ハ
ンプの突出高さも容易に制御できるので製品の歩留りが
大幅に向上し、電気回路部品等と良好な接続性を確保で
き、更に保持体に高価な感光性樹脂を用いる必要がない
ので、コストダウンも図れる等、本発明は優れた効果を
奏する。
ンプの突出高さも容易に制御できるので製品の歩留りが
大幅に向上し、電気回路部品等と良好な接続性を確保で
き、更に保持体に高価な感光性樹脂を用いる必要がない
ので、コストダウンも図れる等、本発明は優れた効果を
奏する。
第1図は第1発明に係る電気的接続部材の製造工程を示
す模式的断面図、第2図は第2発明に係る電気的接続部
材の製造工程を示す模式的断面図、第3図は第2発明に
よる電気的接続部材の他の実施例を示す模式的断面図、
第4図は電気的接続部材の構成を示す模式図、第5.6
図は電気的接続部材の従来の製造工程を示す模式的断面
図である。
す模式的断面図、第2図は第2発明に係る電気的接続部
材の製造工程を示す模式的断面図、第3図は第2発明に
よる電気的接続部材の他の実施例を示す模式的断面図、
第4図は電気的接続部材の構成を示す模式図、第5.6
図は電気的接続部材の従来の製造工程を示す模式的断面
図である。
Claims (2)
- 1.電気的絶縁材製の保持体と、該保持体に相互に絶縁
状態にて備えられた複数の導電部材とを有し、前記各導
電部材の両端が前記保持体の両面に露出している電気的
接続部材の製造方法において、 前記保持体となすべき絶縁材層と導電材製 の基体とを積層させた母材を製造する工程と、前記母材
を、複数の位置で積層方向に環状 に切断し、各環状の内部の基体の周面と外部の絶縁材層
の周面とを接触させる工程と、 前記環状の内部の絶縁材層と外部の基体と を除去し、前記内部に残る基体の両面を外部に残る絶縁
材層の両面から露出させる工程とを有し、前記内部に残
る基体を前記導電部 材として構成することを特徴とする電気的接続部材の製
造方法。 - 2.前記絶縁材層が除去された前記内部の基体の両面を
導電材料にて被覆する工程を有すること を特徴とする請求項1記載の電気的接続部 材の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8541790A JPH03283376A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電気的接続部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8541790A JPH03283376A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電気的接続部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283376A true JPH03283376A (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=13858235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8541790A Pending JPH03283376A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電気的接続部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03283376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6972459B2 (en) | 2001-06-07 | 2005-12-06 | Denso Corporation | Metal oxide semiconductor transistor having a nitrogen cluster containing layer embedded in the substrate |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8541790A patent/JPH03283376A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6972459B2 (en) | 2001-06-07 | 2005-12-06 | Denso Corporation | Metal oxide semiconductor transistor having a nitrogen cluster containing layer embedded in the substrate |
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