JPH03283217A - ハンディターミナル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レストラン用ＰＯＳシステム等において、顧
客から受注したメニュー等の受注情報を店内の各作業場
に配設されたＰＯ５機器等に伝送するために使用される
ハンディターミナルに関する。

従来の技術 近年、各種レストラン等においては、顧客から受けたオ
ーダーを迅速、かつ、確実に処理するため、レストラン
用ＰＯＳシステム等を導入するところが増えている。こ
のレストラン用ＰＯＳシステムは、ＰＯＳステーション
、ＰＯＳレジスタ、オーダー用ハンディターミナル、厨
房用プリンタ等からなるものである。

このようなレストラン用ＰＯＳシステムにおいて、ウェ
イトレスは、顧客から受けたメニュー等の受注情報をオ
ーダー用ハンディターミナルに入力する。そして、オー
ダー用ハンディターミナルは入力された受注情報をＰＯ
Ｓステーションに送信し、ＰＯＳステーションは受信し
た受注情報を精算所に配設されたＰＯＳレジスタ、及び
、厨房に配設された厨房用プリンタへ送信する。

このような従来のオーダー用ハンディターミナルの一例
を第７図に基づいて説明する。これは、装置本体１の前
面に表示器１ａとキーボード１ｂとが配設されたもので
ある。但し、このキーボード１ｂは、受注情報を人力す
るために必要なキー全てを有するものである。

また、上述のものと異なるオーダー用ハンディターミナ
ルの一例として第８図に示す′ようなものがある。これ
は、装置本体２の前面に表示器２ａとキーボード２ｂと
が配設され、さらに、前記装置本体２の前面端部に蝶番
２ｃ、を介して扉状に開閉自在にキーユニット２ｃが連
結され、このキーユニット２ｃの内側面にキーボード２
ｄが配設されたものである。

但し、受注情報を入力するために必要なキーは二つのグ
ループに分けられ、その一方が前記キーボード２ｂに、
他方が前記キーボード２ｄに配設されている。なお、前
記蝶番２ｃ、の内部は空洞になっており、この空洞部分
を用いて前記キーボード２ｄと装置本体２との配線が行
われている。

これらのオーダー用ハンディターミナルは、どちらの場
合も、片手にて装置を保持し、もう一方の手で受注情報
の入力を行うものである。

発明が解決しようとする課題 一般に、オーダー用ハンディターミナルには、受注情報
を入力するために約１２０個のキーが必要であり、さら
に、操作性を考慮した場合、一つのキーにつき１ｃｍ”
程度の面積が必要となる。

第７図に示したオーダー用ハンディターミナルでは必要
なキー全てがその前面に配設されている。

このため、キーボード１ｂが大きくなると同時に装置本
体１が大きくなってしまい、その結果として、装置が持
ち難く、その操作性も悪いものとなる。

一方、第８図に示したオーダー用ハンディターミナルで
は、キーユニット２ｃを閉じることにより、上述のもの
と比較し、部分の一程度の大きさにすることができ、携
帯に便利であるが、その反面、使用時には再びキーユニ
ット２ｃを開かなければならず、開いた後にも、装置本
体２を保持する指にキーユニット２ｃの裏面が接触する
ため持ち難く、さらに、キーユニット２ｃ側のキー人力
時に装置が不安定になり、人力しにくい。

また、装置本体２とキーユニット２ｃとの両者を片方の
手の平全体で支持することにより入力時の不安定さを解
消することは出来るが、この場合には、装置を持ち変え
なければならず、この際に手間が掛かり、また、装置を
落す危険性がある。

課題を解決するための手段 キーボード等の入力手段により入力された客数、品名等
、の受注情報を表示器により表示した後、この受注情報
をホスト機に伝送するハンディターミナルにおいて、一
面に表示器が形成されて片手で把持する本体ケースを設
け、この本体ケースの前記表示器が設けられた面にフラ
ットキーと表示シートとよりなるキーボードを固定的に
配設し、前記表示シートと重なり合う表示シートを備え
た一枚又は複数枚のカバー体をスライド自在に互いに重
ねあわせて配設し、前記キーボード上の最上部のカバー
体を検出する検出手段を設けた。

作用 一方の手で表示部が設けられた本体ケースを保持したま
ま他方の手でキーボードを操作するが、検出手段により
キーボード上の最上層の表示シートの内容が有効である
ように設定されており、キーボード上のカバー体をスラ
イドさせることにより多数の内容の入力が可能になり、
キーボードのフラットキーも一枚のものでよく、その構
造をきわめて簡単にすることができるものである。

実施例 本発明の一実施例を第１図乃至第６図に基づいて説明す
る。まず、片手で把持するに適当な幅に設定された縦長
の矩形状の本体ケース３が設けられている。この本体ケ
ース３の一面の上部には、ＬＣＤ等よりなる表示器４が
設けられている。この表示器４の下には、テンキー５及
びこのテンキー５の両側に位置するファンクションキー
６が配設されている。

ついで、前記本体ケース３の下部には、多数のキーが配
設されたキーボード、すなわち、多数のメニューキー７
が配設されたメニューキーボード８が固定的に配設され
ている。このメニューキーボード８は、基板９とこの基
板９の上に配設されたフラットキー１０とを備え、この
フラットキー１ｏの上にメニュー等を表示する柔軟性の
あるシートで形成された表示シート１１と表示カバー１
２とを重ね合わせることにより形成されている。

そして、前記メニューキーボード８の両側には、その両
側端に本体枠１３が形成されている。そして、これらの
本体枠１３の内側には、下端に抜は止め手段を形成する
抜は止め段部１４を有するスライド溝１５が形成されて
いる。さらに、前記メニューキーボード８の各メニュー
キー７は、前記本体ケース３内に設けられたプリント配
線基板１７に接続されている。

また、前記本体ケース３の前記メニューキーボード８の
上には、カバー体１９がスライド自在に取付けられてい
る。すなわち、このカバー体１９の両側には、前記波は
止め段部１４に当接する段部状のストッパ２０を有して
前記スライド溝１５に上下方向にスライド自在に係合す
るスライドガイド２１が突出形成されている。これらの
スライドガイド２１は、前記カバー体１９を前記メニュ
ーキーボード８に重ねあわせた時に、前記表示器４の下
にまで入り込むように配設されている。そして、そのカ
バー体１９を引き出した時には、そのカバー体１９の振
れ止めを行なうように作用する。

しかして、前記カバー体１９は、前記表示シート１１と
同様な表示シート２３と表示カバー２４とを重ね合わせ
て形成されているものである。そして、特に図示しない
が、前記カバー体１９が前記メニューキーボード８の上
に位置するか否かを検出するとともに最上部に位置する
カバー体１９を識別する検出手段が設けられている。こ
の検出手段としては、前記スライド溝１５の下端に埋め
込まれた光学センサ１６と前記カバー体１９の裏面に配
設された反射板１８とよりなる。

ついで、上層に位置する前記カバー体１９の表示シート
２３に表示されたメニューは、比較的使用頻度の高いも
のが選択されている。また、下層に位置する前記メニュ
ーキーボード８については、その上部位置から使用頻度
の高いメニューが選択されて設定されている。これによ
り、下層のカバー体１９を選択した際に、上層のメニュ
ーキーボード８の開き量があまり大きくならないように
キー配列が配慮されている。

このような構成において、顧客より注文を受けた店員は
、利き手が右であるとすれば左手で本体ケース３を保持
し、右手の人差指等により、顧客数、メニュー等の受注
情報を人力する。すなわち、顧客数やテーブル番号等は
、テンキー５により入力し、メニューは表示シート２３
、又は、表示シート１１を介してメニューキー７により
入力する。

ここで、通常はカバー体１９を閉じた状態でそのカバー
体１９を操作する。この時、カバー体１９に加えられる
押圧力は、メニューキーボード８の表示シート１１と表
示カバー１２とを経てフラットキー１０に伝達されてそ
のフラットキー１０がオンオフする。この時、検出手段
が上の表示シート２３の内容を有効としている。すなわ
ち、光学センサ１６の上に反射板１８がなければ、カバ
ー体１９の表示シート２３の内容が有効となり、光学セ
ンサ１６の上に反射板１８があれば、表示シート１１の
内容が有効になる。

しかして、カバー体１９の表示シート２３に設定されて
いないメニューを入力する場合には、上層のカバー体１
９を下方へスライドさせて下層のメニューキーボード８
を開放し、そのメニューキーボード８のメニューキー７
を操作する。この時には、検出手段が表示シート１１の
表示内容を有効にしており、−枚のフラットキー１ｏか
らの出力であってもその内容が変更されている。また、
この場合、下層のメニューキーボード８のメニューキー
７は、上側はど使用頻度の高いものであるため、選択す
べきメニューキー７により上層のカバー体１９の開き量
を加減する。これにより、少ない開き量でメニューキー
７の選択が可能になり、操作性が向上する。

しかして、第３図（ａ）に示した状態がカバー体１９を
途中まで開いた状態であるが、その断面を見ると第３図
（ｂ）の状態であり、このカバー体１９を最大に開いた
状態が第３図（Ｃ）に示すものであり、抜は止め段部１
４とストッパ２０とにより形成された抜は止め手段によ
りカバー体１９の抜は止めがなされている。そのため、
カバー体１９の脱落をおそれることなく操作することが
でき、安定した操作が可能になる。

また、カバー体１９のスライド動作を行なう際に、本体
ケース３は片手で把持されているものであるが、その把
持状態は本体ケース３０本体枠１３に指がかかつている
状態であるため、可動するカバー体１９に指が触れるこ
とがなく、そのカバー体１９の操作が行ない易い。

このようにして入力された受注情報は、図示しない内蔵
された電波送受信機によりホスト機に伝送され、必要な
処理がなされる。

なお、前記実施例においては、固定されたキーボードと
スライド可能な一枚のカバー体とにより入力手段が形成
されたものについて説明したが、スライド可能なカバー
体を単独にスライドできるように二枚以上配設するよう
にしてもよいものである。この場合、電気的接続は、カ
バー体の側縁で行なうのみならず、カバー体の背面の中
心部分にスライド方向に長い接続線を形成して行なうよ
うにしてもよい。

発明の効果 本発明は上述のように、キーボード等の入力手段により
入力された客数、品名等の受注情報を表示器により表示
した後、この受注情報をホスト機に伝送するハンディタ
ーミナルにおいて、一面に表示器が形成されて片手で把
持する本体ケースを設け、この本体ケースの前記表示器
が設けられた面にフラットキーと表示シートとよりなる
キーボードを固定的に配設し、前記表示シートと重なり
合う表示シートを備えた一枚又は複数枚のカバー体をス
ライド自在に互いに重ねあわせて配設し、前記キーボー
ド上の最上部のカバー体を検出する検出手段を設けたの
で、一方の手で表示部が設けられた本体ケースを保持し
たまま他方の手でキーボードを操作するが、検出手段に
よりキーボード上の最上層の表示シートの内容が有効で
あるように設定されており、キーボード上のカバー体を
スライドさせることにより多数の内容の入力が可能にな
り、キーボードのフラットキーも一枚のものでよく、そ
の構造をきわめて簡単にすることができる等の効果を有
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部の断面図、第２図
は斜視図、第３図はキーボードを閉じた状態の斜視図、
第４図は上層のキーボードの開き状態と抜は止め状態と
を示す説明図、第５図は電気的接続状態を示す上層のキ
ーボードの斜視図、第６図は縦断正面図、第７図は従来
のハンディターミナルの一例を示す正面図、第８図は他
の従来例を示す正面図である。 ３・・・本体ケース、４・・・表示器、７・・・メニュ
ーキ８・・・キーボード、１０・・・フラットキー　１
１゜２３・・・表示シート ］ 吐 図 （ａ） （ｂ） （Ｃ） 庄 巳

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キーボード等の入力手段により入力された客数、品名等
   の受注情報を表示器により表示した後、この受注情報を
   ホスト機に伝送するハンディターミナルにおいて、一面
   に表示器が形成されて片手で把持する本体ケースを設け
   、この本体ケースの前記表示器が設けられた面にフラッ
   トキーと表示シートとよりなるキーボードを固定的に配
   設し、前記表示シートと重なり合う表示シートを備えた
   一枚又は複数枚のカバー体をスライド自在に互いに重ね
   あわせて配設し、前記キーボード上の最上部のカバー体
   を検出する検出手段を設けたことを特徴とするハンディ
   ターミナル。