JP2514265B2 - ハンディタ―ミナル - Google Patents

ハンディタ―ミナル

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JP2514265B2
JP2514265B2 JP2082205A JP8220590A JP2514265B2 JP 2514265 B2 JP2514265 B2 JP 2514265B2 JP 2082205 A JP2082205 A JP 2082205A JP 8220590 A JP8220590 A JP 8220590A JP 2514265 B2 JP2514265 B2 JP 2514265B2
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keyboard
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レストラン用POSシステム等において、顧
客から受注したメニュー等の受注情報を店内の各作業場
に配設されたPOS機器等に伝送するために使用されるハ
ンディターミナルに関する。
従来の技術 近年、各種レストラン等においては、顧客から受けた
オーダーを迅速、かつ、確実に処理するため、レストラ
ン用POSシステム等を導入するところが増えている。こ
のレストラン用POSシステムは、POSステーション、POS
レジスタ、オーダー用ハンディターミナル、厨房用プリ
ンタ等からなるものである。
このようなレストラン用POSシステムにおいて、ウェ
イトレスは、顧客から受けたメニュー等の受注情報をオ
ーダー用ハンディターミナルに入力する。そして、オー
ダー用ハンディターミナルは入力された受注情報POSス
テーションに送信し、POSステーションは受信した受注
情報を精算所に配設されたPOSレジスタ、及び、厨房に
配設された厨房用プリンタへ送信する。
このような従来のオーダー用ハンディターミナルの一
例を第13図に基づいて説明する。これは、装置本体1の
前面に表示器1aとキーボード1bとが配設されたものであ
る。但し、このキーボード1bは、受注情報を入力するた
めに必要なキー全てを有するものである。
また、上述のものと異なるオーダー用ハンディターミ
ナルの一例として第14図に示すようなものがある。これ
は、装置本体2の前面に表示器2aとキーボード2bとが配
設され、さらに、前記装置本体2の前面端部に蝶番2c1
を介して扉状に開閉自在にキーユニット2cが連結され、
このキーユニット2cの内側面にキーボード2dが配設され
たものである。
但し、受注情報を入力するために必要なキーは二つの
グループに分けられ、その一方が前記キーボード2bに、
他方が前記キーボード2dに配設されている。なお、前記
蝶番2c1の内部は空洞になっており、この空洞部分に前
記キーボード2dと前記装置本体2との電気的な接続を行
う信号線等が挿入されている。
これらのオーダー用ハンディターミナルは、どちらの
場合も、片手にて装置を保持し、もう一方の手で受注情
報の入力を行うものである。
発明が解決しようとする課題 一般に、オーダー用ハンディターミナルには、受注情
報を入力するために約120個のキーが必要であり、さら
に、操作性を考慮した場合、一つのキーにつき1cm2程度
の面積が必要となる。
第13図に示したオーダー用ハンディターミナルでは、
必要なキー全てがその前面に配設されている。
このため、キーボード1bが大きくなると同時に装着本
体1が大きくなってしまい、その結果として、装置が持
ち難く、操作性も悪いものとなる。
一方、第14図に示したオーダー用ハンディターミナル
では、キーユニット2cを閉じることにより、上述のもの
と比較し、二分の一程度の大きさにすることができ、携
帯に便利であるが、その反面、使用時には再びキーユニ
ット2cを開かなければならず、開いた後にも、装置本体
2を保持する指にキーユニット2cの裏面が接触するため
持ち難く、さらに、キーユニット2c側のキー入力時に装
置が不安定になり、入力しにくい。
また、装置本体2とキーユニット2cとの両者を片方の
手の平全体で支持することにより入力時の不安定さを解
消することが出来るが、この場合には、装置を持ち変え
なければならず、この際に手間が掛かり、また、装置を
落す危険性がある。
課題を解決するための手段 キーボード等の入力手段により入力された客数、品名
等の受注情報を表示器により表示した後この受注情報を
ホスト機に伝送するハンディターミナルにおいて、一面
に表示器が形成された表示部と表と裏とにキーボードが
設けられた入力手段とを設け、前記入力手段の中心に回
転軸を位置させてその入力手段を表裏が反転するように
前記表示部に電気的に接続した状態で回転自在に連結
し、前記入力手段の表裏のキーボードのうち前記入力手
段の回転に基づいて前記表示部の表示器側に位置する前
記キーボードのみを入力可能とするキーボード切換手段
を設けた。
作用 一方の手で表示部を保持したまま他方の手で入力手段
を回転させることにより異なるキーボードを用いて数多
くの受注情報の入力を行うことができ、受注情報の入力
時と入力手段の回転時とに係らず装置を常に確実に保持
することができ、特に、表示部に対する入力手段の表裏
を切り換えた時に、キーボード切換手段により表示部の
表示器側に位置するキーボードのみが入力可能であるた
め、不要なキーボードからの誤入力を防止することがで
き、これにより、受注情報の入力時における作業の確実
性を得るとともにその作業効率をも向上させることがで
きる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。このハンディターミナルは、第2図に示す
ような外観を有するものであり、前面にLCD等の表示器3
aとファンクションシート3bとが配設された表示部3の
下側面に入力手段としてのキーボード部4を回転自在に
連結したものである。但し、このキーボード部4はその
一方の面にメニューシート4aが設けられ、さらに、第3
図に示すように、もう一方の面にメニューシート4bが配
設されたものである。また、前記表示部3の左側面に
は、第4図に示すように、エントリーキー3cが配設され
ている。
一方、このハンディターミナルは、第1図(第2図に
おけるA−A′断面図)に示すような構造を有するもの
であり、表示部3は、その前面側に配設された表示器3a
の背後にバッテリー3dに接続された電波送受信器3eとメ
ニューキーシート切換スイッチ3fとが配設されており、
前記ファンクションシート3bの裏面側にファンクション
キーシート3b1が配設されている。但し、このファンク
ションキーシート3b1は信号線3b2を介して前記電波送受
信器3eに接続されている。
また、キーボード部4は、一端にパイプ状の回転軸4c
1が形成された筐体4cの内部に演算回路ユニット4dが配
設され、さらに、前記筐体4cの一方の側面にキーボード
としてのメニューキーシート4a1とメニューシート4aと
が積層されて配設され、また、前記筐体4cの他方の側面
にもう一つのキーボードとしてのメニューキーシート4b
1とメニューシート4bとが積層されて配設されている。
但し、前記メニューキーシート4a1、及び、前記メニ
ューキーシート4b1は、信号線4eを介して前記演算回路
ユニット4dに接続されている。さらに、この演算回路ユ
ニット4dは、前記回転軸4c1の内部に挿入された信号線4
fを介して前記電波送受信器3eに接続されている。ま
た、前記回転軸4c1は、その外周面上の一部に凸部4c2
形成されたものであり、この凸部4c2と前記表示部3に
設けられた前記メニューキーシート切換スイッチ3fとに
よりキーボード切換手段が形成されている。
このような構成において、顧客より注文を受けた店員
は、左手で表示部3を保持し右手の人差指等により、顧
客数、メニュー等の受注情報を、表示部3上にあるファ
ンクションシート3b、または、キーボード部4上にある
メニューシート4aを用いて入力し、さらに、左手の親指
でエントリーキー3cを押すことにより選択された受注情
報の登録を行う(利き手が右手の場合)。
そして、入力したいメニューがキーボード部4の裏面
側にある場合には、入力時と同様に左手で表示部3を保
持したまま右手でキーボード部4を180度回転させる。
このとき、第5図(第2図におけるB−B′断面図)に
示すように、回転軸4c1に形成された凸部4c2がメニュー
キーシート切換スイッチ3fを押し、これにより、メニュ
ーキーシート4a1が入力不能となり、メニューキーシー
ト4b1が入力可能となる。
このように、一方の手で表示部3を保持したまま他方
の手でキーボード部4を回転させることにより、メニュ
ーキーシート4a1とメニューキーシート4b1とを切換えて
受注情報の入力を行うことが出来るので、受注情報の入
力時とキーボード部4の回転時とに関わらず装置を常に
確実に保持することができ、同時に、受注情報の入力時
に装置が不安定になるということがなく、その操作性を
向上させることができ、さらに、装置を小型化すること
が出来る。また、キーボード部4を回転させた場合に
は、メニューキーシート切換スイッチ3fが、表示器3aと
略同一方向に向いているメニューキーシート4b1(4a1
のみを入力可能状態にするので、裏面側のメニューキー
シート4a1(4b1)から受注情報が誤入力されるというこ
とがない。
次に、本発明の第二の実施例を第6図ないし第12図に
基づいて説明する。このハンディターミナルは、第6図
ないし第9図に示すように、第2図における表示部3の
内部の下端に凹型コネクタ3gを設け、さらに、キーボー
ド部4の上端に円筒形状を有する凸型コネクタ4gを設
け、この凸型コネクタ4gを前記凹型コネクタ3gに挿入す
ることにより、前記表示部3と前記キーボード部4とを
回転自在に連結したものである。このため、第一の実施
例において説明した部分と同一部分については同一符号
を用い、その説明も省略する。
前記凸型コネクタ4gは、その上部にネジ穴4g1が貫通
形成されており、その外周面上には金属端子4g2が設け
られている(第7図及び第8図(第6図におけるA矢視
図)参照)。
また、前記凹型コネクタ3gは、その中央部にネジ3g1
が貫通形成されている(第9図(第6図におけるB矢視
図)参照)。
さらに、このハンディターミナルは、第10図に示すよ
うな構造を有するものであり、前記凹型コネクタ3gは、
前記表示部3の底部に配設されたものである。
また、前記凸型コネクタ4gは、前記キーボード部4の
筐体4cの上端に一体成形により形成されたものである。
ここで、キーボード切換手段は、前記凸型コネクタ4g
と前記凹部コネクタ3gとにより形成されたものである。
一方、メニューシート4a及びメニューシート4bの下端
部には、面を識別するものとしてA、Bという文字がそ
れぞれ印刷されている。
そして、演算回路ユニット4dは、信号線4hを介して前
記凸型コネクタ4gの外周面上に設けられた金属端子4g2
に接続されている。
また、前記凹型コネクタ3gの内周面上には、前記凸型
コネクタの前記金属端子4g2に対応する位置にブラシ端
子3g2が配設されている。このブラシ端子3g2は信号線3i
を介して前記電波送受信器3eに接続されている。
さらに、前記金属端子4g2と前記ブラシ端子3g2との接
続状態により、前記メニューキーシート4a1と前記メニ
ューキーシート4b1とのいずれか一方のみが入力可能と
なる。
なお、前記凸型コネクタ4gと前記凹型コネクタ3gと
は、前記ネジ穴4g1と前記ネジ穴3g1とに貫通して挿入さ
れたネジ5aとナット5bとにより互いに固定されている。
このような構成において、顧客により注文を受けた店
員は、第一の実施例の場合と同様に、左手で表示部3を
保持し、右手でファンクションシート3b、または、メニ
ューシート4aを用いて受注情報を入力し、さらに、左手
の親指でエントリーキー3cを押すことにより受注情報の
登録を行う。
但し、この場合には、第11図に示すように、A面用ブ
ラシ端子3g21とA面用金属端子4g21とが接触してメニュ
ーキーシート4a1(A面側)のみが入力可能となってお
り、このとき、表示器3aの右下部分に「A」という文字
が表示される。
そして、入力したいメニューがキーボード部4のB面
側にある場合には、入力時と同様に左手で表示部3を保
持したまま右手でキーボード部4を回転させる。
このとき、第12図に示すように、B面用ブラシ端子3g
22とB面用金属端子4g22とが接触し、メニューキーシー
ト4b1(B面側)のみが入力可能となり、同時に、表示
器3aの右下部分に「B」という文字が表示される。
このように、キーボード部4を任意の方向に回転させ
ることができ、その上、所定の回転角範囲では同一の接
続状態が保たれると共にその接続状態が表示器3aに表示
されるので、キーボード部4の回転途中であっても受注
情報の入力を確実に行うことが出来る。これにより、受
注情報の入力時における作業能率を大幅に向上させるこ
とが出来る。
発明の効果 本発明は上述のように、キーボード等の入力手段によ
り入力された客数、品名等の受注情報を表示器により表
示した後この受注情報をホスト機に伝送するハンディタ
ーミナルにおいて、一面に表示器が形成された表示部と
表と裏とにキーボードが設けられた入力手段とを設け、
前記入力手段の中心に回転軸を位置させてその入力手段
を表裏が反転するように前記表示部に電気的に接続した
状態で回転自在に連結し、前記入力手段の表裏のキーボ
ードのうち前記入力手段の回転に基づいて前記表示部の
表示器側に位置する前記キーボードのみを入力可能とす
るキーボード切換手段を設けたので、一方の手で表示部
を保持したまま他方の手で入力手段を回転させることに
より異なるキーボードを用いて数多くの受注情報を入力
を行うことができ、受注情報の入力時と入力手段の回転
時とに係らず装置を常に確実に保持することができ、特
に、表示部に対する入力手段の表裏を切り換えた時に、
キーボード切換手段により表示部の表示器側に位置する
キーボードのみが入力可能であるため、不要なキーボー
ドからの誤入力を防止することができ、これにより、受
注情報の入力時における作業の確実性を得るとともにそ
の作業効率をも向上させることができると云う効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例におけるハードウェア構
成の概要を示す断面図、第2図は装置の外観を示す正面
図、第3図はその背面図、第4図はその左側面図、第5
図は第2図におけるB−B′断面図、第6図は本発明の
第二の実施例を示す正面図、第7図はその凸型コネクタ
を示す斜視図、第8図は第6図におけるA矢視図、第9
図は第6図におけるB矢視図、第10図はハンディターミ
ナルのハードウェア構成の概要を示す断面図、第11図は
キーボードのA面のみが入力可能となる場合におけるブ
ラシ端子と金属端子との接続状態を示す側面図、第12図
はキーボードのB面のみが入力可能となる場合における
ブラシ端子と金属端子との接続状態を示す側面図、第13
図は従来のハンディターミナルの一例を示す正面図、第
14図は他の従来例を示す正面図である。 3……表示部、3a……表示器、3f,4c2,3g,4g……キーボ
ード切換手段、4……入力手段、4a1,4a2……キーボー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボード等の入力手段により入力された
    客数、品名等の受注情報を表示器により表示した後この
    受注情報をホスト機に伝送するハンディターミナルにお
    いて、一面に表示器が形成された表示部と表と裏とにキ
    ーボードが設けられた入力手段とを設け、前記入力手段
    の中心に回転軸を位置させてその入力手段を表裏が反転
    するように前記表示部に電気的に接続した状態で回転自
    在に連結し、前記入力手段の表裏のキーボードのうち前
    記入力手段の回転に基づいて前記表示部の表示器側に位
    置する前記キーボードのみを入力可能とするキーボード
    切換手段を設けたことを特徴とするハンディターミナ
    ル。
JP2082205A 1990-03-29 1990-03-29 ハンディタ―ミナル Expired - Lifetime JP2514265B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63165956A (ja) * 1986-12-27 1988-07-09 Digital:Kk レストラン業務自動化システム

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