JPH03283126A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH03283126A
JPH03283126A JP2084303A JP8430390A JPH03283126A JP H03283126 A JPH03283126 A JP H03283126A JP 2084303 A JP2084303 A JP 2084303A JP 8430390 A JP8430390 A JP 8430390A JP H03283126 A JPH03283126 A JP H03283126A
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JP
Japan
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chassis
lid
tape cassette
cassette
tape
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Application number
JP2084303A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kondo
嘉男 近藤
Kenichi Fukahori
深堀 健一
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to CA002039208A priority patent/CA2039208A1/en
Priority to EP91302825A priority patent/EP0449658B1/en
Priority to DE69124405T priority patent/DE69124405T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置に係り、特に記録再生ヘッ
ドをテープカセット内に挿入した状態で記録再生を行う
磁気記録再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、前面側に記録再生ヘッド等が挿入される開口
部が形成され、この開口部を開閉する蓋を備えて成るテ
ープカセットを用いて記録、再生を行う磁気記録再生装
置であって、テープカセットの装填状態で蓋の開閉動作
が行なえるように構成したことにより、記録、再生時は
蓋を閉じた状態に保持できることになり、テープカセッ
トを安定状態に付勢する手段が簡単になると共に蓋が突
出されず、カセット装填部を構成するメカデツキをテー
プカセットの外形寸法と略同大に形成できて小型薄型化
を図ることができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、磁気記録再生装置、特にビデオテープレコーダ(
VTR) 、デジタルオーディオチーブレコーダ(DA
T)等に用いるテープカセットは保守性、取扱時の操作
性、テープ保護及び防塵性を考慮してテープ引出口には
蓋が備えられている。
例えば8閣VTRは第9図に示すようにカセット装填部
(1a)にはテープカセット(6)の装填時に、そのカ
セットの蓋(7)を開放し、テープの引出しを行えるよ
うに蓋起し部材(61)が配設されている。
即ち、テープカセット(6)の蓋(7)はテープ引出口
を常時閉じた状態で保持されるようにスプリングにより
閉じる方向に付勢されており、この蓋(7)をテープカ
セット(6)の装填時に開放するためにカセット装填部
(1a)の蓋起し部材(61)に保合ピン(61a)が
突設されている。
そして、テープカセット(6)をカセット装填部(1a
)に装填するには、蓋起し部材(61)の保合ピン(6
La)に閉じた状態にある蓋(7)の下縁を当接した状
態でカセット本体(6a)を押し下げると蓋(7)は保
合ピン(61a)に引掛り係止されてカセット本体(6
a)のみが下降されることにより、カセット本体(6a
)に対して開放される状態となる。このカセット本体(
6a)の下降は蓋(7)を閉じる方向に付勢するスプリ
ングの弾力に抗して行われることになるため、この下降
、即ち装填後は、閉蓋スプリングの弾力に打ち勝つ押圧
力により押圧して装填状態に保持させて蓋(7)が開放
されたまま記録、再生が行われるようになされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来のVTR等においては、テープカセット
は蓋が閉蓋スプリングの弾力に抗して起立開放された状
態でカセット装填部に装填されて、開放された開口部か
らテープが引出れるか、又は開口部に記録再生ヘッドが
挿入されることにより記録、再生が行われるが、このテ
ープが引出され又は記録再生ヘッドが挿入されている間
にテープカセットを所定位置に安定して保持させなけれ
ばならず、このためテープカセットは蓋の閉蓋スプリン
グの弾力のモーメントにも打ち勝つ保持力により保持す
る必要があるのでカセット装填部にはテープカセットを
所定位置に案内し、確実に保持する保持付勢手段を配設
することになり、カセット装填部を形成するメカデツキ
の構成が複雑になると共に、大型化する傾向があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、テープカセ
ットを装填するカセット装填部の構成を簡単化すると共
に小型化を図り、特に記録再生ヘッドをテープカセット
内に挿入して記録、再生を行うものにおいて好適な磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、前面側に記録再生
ヘッド等が挿入される開口部が形成され、この開口部を
開閉する蓋を備えて成るテープカセットを用いて記録、
再生を行う磁気記録再生装置であって、テープカセット
が装填されるカセット装填部に、テープカセットの装填
状態で蓋の開閉動作がおこなえるようにした蓋開閉機構
を備えて構成したものである。
〔作用〕
このように構成することにより、蓋を備えたテープカセ
ットは、カセット装填部への装填において、所定部位に
装填された状態で、蓋開閉機構により蓋が開放され、こ
の状態でカセット本体内に記録再生ヘッド及びローディ
ング部材等が挿入され、この後、蓋を蓋開閉機構により
閉じる。
このようにテープカセットはカセット装填部に装填され
て蓋が閉じられた状態で記録再生ヘッドにテープがロー
ディングされ記録、再生が行われる。
これにより、カセット装填部はテープカセットと略同大
に構成できることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図において(1)は本例の回転ヘッドを有する磁気記録
再生装置、即ちビデオテープレコーダ(VTR)のうち
8ミリVTRのメカデツキを示し、(2)は8ミリテー
プカセツトと略同大の平面形状を有し、底面部(2a)
 、後壁面部(2b)及び両側壁面部(2c) 、 (
2d)からなる匣状の第1のシャーシ、(3)は第1の
シャーシ(2)に前後方向に摺動可能に配される板状の
第2のシャーシ、(4)は第1のシャーシ(2)と略同
大で上面部(4a)と両側壁面部(4b) 、 (4C
)から成る蓋状の第3のシャーシで、第1のシャーシ(
2)の上面側を開閉するように、その両側壁面部(2c
) 、 (2d)の前端部に両側壁面部(3b) 、 
(3c)の後端部において枢着されて第1のシャーシ(
2)に対してその上面側から同一平面方向に起伏自在に
なされており、この第3のシャーシ(4)が第1のシャ
ーシ(2)に対して同一平面状に倒伏させて開放した状
態において第2のシャーシ(3)が第1のシャーシ(2
)から第3のシャーシ(4)に渡って摺動される。
また、(5)は第1のシャーシ(2)の前面開放側、即
ち、両側壁面(2c) 、 (2d)の前端部に枢着さ
れて第1のシャーシ(2)の上面側に倒伏されるように
なし、後述する如く、第1のシャーシ(2)内に嵌合収
納されるテープカセット(6)を押えるカセット押えフ
レームである。
そして、前述した如く、第2のシャーシ(3)が第3の
シャーシ(4)を第1のシャーシ(2)に対して開放方
向に同一面上に倒伏した状態で第1のシャーシ(2)か
ら第3のシャーシ(4)に渡って移動できるように、本
例では第1図及び第3図に示すように第1のシャーシ(
2)の両側壁面(2c) 、 (2d)に、第2のシャ
ーシ(3)の両側縁に突設された保合片(3a) 、 
(3b)が摺動自在に係合される切溝(2c+)、(2
d+)が水平に形成されている。一方、第3のシャーシ
(4)の両側壁面(4b) 、 (4c)には、この第
3のシャーシ(4)を第1のシャーシ(2)に対して同
一面上に倒伏させた状態において第1のシャーシ(2)
の切溝(2c+) 、(2d+)と水平方向に連続され
る切溝(4bυ、(4cl)を形成してあり、これより
第2のシャーシ(3)は第1のシャーシ(2)側から第
3のシャーシ(4)側に、保合片(3a) 、 (3b
)が切溝(2c+)、(2a+)から(4b+)、(4
c+)にかけて摺動することにより移動可能となされて
いる。
このように構成されるメカデツキ(1)のシャーシ構造
において、第1のシャーシ(2)内には供給側リール台
(11)及び巻取り側リール台(12)が配設されると
共に、この両リール台(11)と(12)を切換駆動す
るリール台駆動機構(13)、テープガイドボス(14
) ((14a)、(14b)) 、テープローディン
グ機構(15)等が備えられ、また、第2のシャーシ(
3)には駆動モータが一体的に内蔵された回転へラドド
ラム(16)及ヒヒンチローラ(17)、インピーダン
スローラ(18)等が備えられている。
また、第3のシャーシ(4)の側壁面部(4b)には第
1のシャーシ(2)に対する枢着軸(21)を回転中心
とする第1のリンク片(22)の一端部がビン(23)
により固着されて第3のシャーシ(4)と一体に回動さ
れるように成され、この第1のリンク片(22)の他端
部に保合ビン(24)が突設されており、一方、カセッ
ト押えフレーム(5)には第2のリンク片(25)がそ
の中間部において軸ピン(26)により枢着されてこの
第2のリンク片(25)の−半部側に、第1のリンク片
(22)に突出した保合ピン(24)が契合される係合
溝(27)が形成され、他半部の先端部には押えビン(
28)が突設されている。
この第2のリンク片(25)の係合溝(27)は、第3
のシャーシ(4)の第1のシャーシ(1)に対する回動
、即ち開蓋動作においては、この第3のシャーシ(4)
と一体向に回動される第1のリンク片(22)の保合ピ
ン(24)が摺接移動する逃げ部(27a)と、第3の
シャーシ(4)が水平方向に倒伏された状態において保
合ピン(24)が離れフリーとなる非保合部(27b)
と、第3のシャーシ(4)の第1のシャーシ(2)に対
する閉蓋動作において係合ビン(24)が押圧するよう
に当接移動する係合溝部(27c)とから形成されてい
る。
このように、第3のシャーシ(4)と押えフレーム(5
)との間において係合される第1と第2のリンク片(2
2)と(25)は第1のシャーシ(2)に対し第3のシ
ャーシ(4)を開蓋回動し、水平方向に倒伏した状態に
おいて押えフレーム(5)を略垂直方向に起立回動する
とこれに伴って第2のリンク片(25)は起立回動され
て押えビン(28)が第1のシャーシ(2)の上方へ位
置される(第3図A)。
この状態で第1のシャーシ(2)内にテープカセット(
6)を装填し、カセット本体(6a)内に収納されるリ
ールをリール台(11)、 (12)に係合させる。
そして、第3図Bに示す如く押えフレーム(5)を第1
のシャーシ(2)の上面側に倒伏させてテープカセット
(6)を押える状態にすると第2のリンク片(25)も
倒伏回動されて押えビン(28)がテープカセット(6
)のM(7)に、その軸支部から後側に形成された切欠
状の保合部(7a)に当接して下方へ押圧し、これによ
り蓋(7)は開放方向に回動され、押えフレーム(5)
をテープカセット(6)を完全に押える状態に倒伏回動
すると第2のリンク片(25)は大きく回動され、蓋(
7)は第2のリンク片(25)の押えピン(28)によ
り終段まで押されて起立開放される。
次いで、第2のシャーシ(3)を第3のシャーシ(4)
側から第1のシャーシ(2)側に移動させ(同図C)、
この第2のシャーシ(3)の移動により回転ヘッドドラ
ム(16)、ピンチローラ(17)及びインピーダンス
ローラ(18)等がテープカセット(6)のカセット本
体(6a)内のデッドスペースに開口部から挿入される
(同図D)。
この状態において、第3のシャーシ(4)を第1のシャ
ーシ(2)側に閉蓋するように回動するとこれに伴い第
1のリンク片(22)も回動されて、この第1のリンク
片(22)の保合ピン(24)が第2のリンク片(25
)の係合溝(27)の係合縁部(27c)側に、押圧す
るように摺接し、これにより、第2のリンク片(25)
は押えフレーム(5)に対する軸支部を支点として押え
ピン(2日)側が起上するように回動されてテープカセ
ット(6)の蓋(7)の押圧を解除する状態となり、こ
のため蓋(7)は自体の閉蓋付勢力により閉蓋動作され
る(同図E)。そこで第3のシャーシ(4)が第1のシ
ャーシ(2)に対して閉蓋状態となると第2のリンク片
(25)は第1のリンク片(22)により押えピン(2
8)側が大きく起上するように回動されて、これにより
蓋(7)は押えピン(28)による押圧が解除され、テ
ープカセット(6)の開口部に対して閉蓋する(同図F
)。この状態で回転ヘッドドラム(16)に対してテー
プローディングが行われる。
また、このように第1のシャーシ(2)に対して第3の
シャーシ(4)が閉蓋し、第1のシャーシ(2)内に収
納されるテープカセット(6)の蓋(7)が閉じられた
状態において、第3のシャーシ(4)を開放方向に回動
すると第2のリンク片(25)が第1のリンク片(22
)を介して回動、即ち押えピン(2日)側が下方へ変位
するように回動されてこの押えピン(28)によりテー
プカセット(6)の蓋(7)が押圧されて開蓋方向に回
動される。第3のシャーシ(4)を第1のシャーシ(2
)に対して水平方向に回動させることにより、テープカ
セット(6)の蓋(7)は完全に開放され、この状態で
第2のシャーシ(3)は第1のシャーシ(2)側から第
3のシャーシ(4)側へ移動させることができる。
そして、この状態で押えフレーム(5)を起立回動する
と、これと一体に第2のリンク片(25)も上方へ回動
されて押えピン(28)によるテープカセット(6)の
蓋(7)の押圧が解除され蓋(7)はテープカセット(
6)に対して閉蓋されて、この閉蓋されたテープカセッ
ト(6)を第1のシャーシ(2)側から取出すことがで
きる。
以上の動作において、第2のシャーシ(3)の、第1と
第3のシャーシ(2)と(4)間における移動は第2の
シャーシ(3)の両側縁に突設した突片(3a) 、 
(3b)を第3のシャーシ(4)の開放により第1と第
3のシャーシ(2)と(4)の水平状に連通される案内
溝(2c+)。
(2dr )と(4b+)、 (4CI)に沿って揺動
することな(円滑に行われる。
この第2のシャーシ(3)には前述した如く、回転ヘッ
ドドラム(16)が装着されており、また、第1のシャ
ーシ(2)内に配設される供給側リール台(11)と巻
取側リール台(12)とはそれぞれリール台シャーシ(
31)と(32)に軸着されている。
このリール台シャーシ(31)と(32)は第1図及び
第4図に示すように第1のシャーシ(2)のJIE面(
2a)側に回転ヘッドドラム(16)を挟むように左右
に所要間隔で離隔し、回転ヘッドドラム(16)が第2
のシャーシ(3)に装着されるヘッドドラムベース(3
3)とほぼ同じ高さに位置してそれぞれのリール台(1
1)と(12)の軸心点から等間隔で離れた対称部位に
おいて軸ビン(34)と(35)により回動可能に軸着
されている。
そして、このリール台シャーシ(31)と(32)はリ
ール台(11)と(12)が常時規定の間隔に保持され
るように、それぞれストッパーピン(36)と(37)
に係止されるように拘束スプリング(38)と(39)
により回転偏倚されている。また、供給側リール台(1
1)が軸着されるリール台シャーシ(31)の前端縁部
側には第1と第2のガイドボス(14a)と(14b)
が所要間隔で立設されている。
このように、リール台(11)、 (12)と回転ヘッ
ドドラム(16)とを配置することにより、回転ヘッド
ドラム(16)を装着した第2のシャーシ(3)が、第
1のシャーシ(2)に対して水平方向に開蓋された第3
のシャーシ(4)側に移動している状態では、回転ヘッ
ドドラム(16)はリール台(11)と(12)に対し
て前方へ離隔される(第1図及び第4図A)。
そして、第2のシャーシ(3)が、第1のシャーシ(2
)側に移動されると、回転ヘッドドラム(16)も−体
に移動されて、第1のシャーシ(2)内のリール台(1
1)と(12)に近接される状態となり、ヘッドドラム
ベース(33)の端面がリール台シャーシ(31)と(
32)の内縁側端面に当接される(第4図B)。この第
2のシャーシ(3)が更に移動されると、ヘッドドラム
ベース(33)が両リール台シャーシ(31)と(32
)を拘束スプリング(38)と(39)の付勢力に抗し
て押圧し、このため、両リール台シャーシ(31)と(
32)はそれぞれ、軸ピン(34)と(35)による軸
着部を回転中心として回転され(同図C)、第2のシャ
ーシ(3)が終端まで移動されると両リール台シャーシ
(31)と(32)はヘッドドラムベース(33)の押
圧による最大位置まで回転されてリール台(11)と(
12)の間隔が広げられ、この両リール台(11) 、
 (12)間に回転ヘッドドラム(16)が位置される
状態となる(同図D)。
一方、第1のシャーシ(2)に装填されるテープカセッ
ト(6)は内蔵される供給側リール(7)と巻取側リー
ルとがテープカセット(6)のカセット本体(6a)内
を規定部位から所要方向に移動可能になされ、即ち、両
リールはテープカセット(6)内に通常の状態では規定
間隔で配置されてこの状態で位置決めロックされており
、このロックを解除することにより、前述したリール台
(11)と(12)の移動方向と同方向に移動されるよ
うになされている。
以上のように構成される本例において第1のシャーシ(
2)に対して第3のシャーシ(4)を水平状態に開蓋し
、第2のシャーシ(3)を第3のシャーシ(4)側に移
動させると共に、押えフレーム(5)を起立させた状態
にすると、第1のシャーシ(2)は回転ヘッドドラム(
16)が外方へ移動された状態で開放される。
この状態で第1のシャーシ(2)内のリール台(11)
と(12)は通常の規定間隔に位置され、即ちリール台
シャーシ(31)と(32)がそれぞれストッパービン
(36)と(37)に拘束スプリング(38)と(39
)の偏倚力によって係止されてリール台(11)と(1
2)が規定間隔で保持される。
そこで、前述したテープカセット(6)を第1のシャー
シ(2)内に嵌合装填すると両リールがリール台(11
)と(12)に嵌挿係合されると共に、第1のシャーシ
(2)内に配置されているロック解除部材(40)によ
り両リールの位置決めロックが解除される。
この状態で押えフレーム(5)を倒伏し、テープカセッ
ト(6)を押えると、前述した如くこの動作に伴う第2
のリンク片(25)の回動により、その押えビン(28
)が蓋(7)の後部の保合部(7a)を押圧し、この押
圧によりこの蓋(7)が起立回動され、テープカセット
(6)、即ちカセット本体(6a)の前面側口部が開放
される。
このテープカセット(6)の口部が開放された後、第2
のシャーシ(3)を第1のシャーシ(2)側に移動させ
るとこれに装着された回転ヘッドドラム(16)がテー
プカセット(6)内に開放された口部から挿入され、こ
の回転ヘッドドラム(16)の挿入に伴いヘッドドラム
ベース(33)がリール台シャーシ(31)と(32)
に当接してこれを押圧し、拘束スプリング(38)と(
39)の偏倚力に抗して回動させてリール台(11)と
(12)の間隔を拡げることになり、これと−体にテー
プカセット(6)内のリールの間隔が拡げられて、テー
プカセット(6)内のデッドスペースが広がることにな
る。このスペース内に回転ヘッドドラム(16)が入り
込むことより、回転ヘッドドラム(16)はテープカセ
ット(6)内に完全に挿入されることになる。
そして、この状態で第3のシャーシ(4)を第1のシャ
ーシ(2)側に傾倒させると、前述した如(、テープカ
セット(6)の蓋(7)に対する第2のリンク片(25
)による押圧回動が解除されて蓋(7)はテープカセッ
ト(6)に対して閉蓋し、テープカセット(6)と同一
平面状に位置される。これにより、第3のシャ−シ(4
)は第1のシャーシ(2)に対して完全に重なるように
倒伏できて閉蓋し、全体としてテープカセット(6)と
ほぼ同大の形状になる。
以上の構成において、第2のシャーシ(3)は第1のシ
ャーシ(1)内に備えられた駆動モータ(図示せず)に
より移動動作されるもので、駆動モータにより円周方向
に移動される動作ピン(41)が係合される係合溝(4
2)が設けられており、この係合溝(42)は動作ピン
(41)の移動により第2のシャーシ(3)が摺動され
ることになる作動溝部(42a)と回転ヘッドドラム(
16)に対するテープのローディング動作及びテープカ
セット(6)のイジェクトロック解除動作において動作
ピン(41)の逃げ部となる逃げ溝部(42b)及び(
42c)とにより形成されている。
また、この第2のシャーシ(3)に取付けられるピンチ
ローラ(17)はピンチアーム(43)を介して取付け
られると共にこピンチローラ(17)と対応して取付け
られるインピーダンスローラ(18)は直接軸ビン(1
8a)により軸支されており、また第2のシャーシ(3
)には回転ヘッドドラム(16)の近傍に位置してロー
ディング機構(15)が通る円弧状の案内孔(44)、
ローディング機構(15)を支持するローディングアー
ム(45)の軸ピン(46)に対して逃げる前後方向の
直線状の逃げ溝(47)が形成されると共に回転ヘッド
ドラム(16)の両側部に位置して前後方向に両リール
台(11)と(12)の軸を避ける切欠(48)と(4
9)が形成されている。
また、第1のシャーシ(2)に軸着されてリール台(1
1)と(12)に駆力を伝達する駆動伝達機構(13)
は中央部に軸受(50)が設けられた支持プレー) (
51)に左右対称に大小一対の歯車(52L (53)
と(54) 。
(55)がそれぞれ嵌合状態で軸着され、それぞれの外
側の小歯車(53)と(55)がリール台(11)と(
12)の歯車部(lla)と(12a)に支持プレート
(51)の回動、いわゆる首振り動作により交互に嵌合
されるようになされている。
このように本例において、この駆動伝達機構(13)を
歯車4枚構成としたのは、前述した如く、リール台(1
1)と(13)の間の距離が一定ではなく、変化、即ち
離れてしまうため、この離れた状態でもリール台(11
)と(12)に駆動力が確実に伝達されるようにするた
めである。
また、第1のシャーシ(2)の両側壁部(2c)と(2
d)の後部の上縁側に凹部(2cz)と(2dz)が形
成されてテープカセット(6)の出し入れが容易に行え
るようになされている。
また、第1のシャーシ(2)に装着されるテープカセッ
ト(6)のリールのロック解除部材(40)はテープカ
セット(6)のカセット本体(6a)に下面側から挿入
されてリールをロックするロック部材を押圧する略三角
形状の押圧片(40a)が形成されている。
なお、各部材、即ち、第2のシャーシ(3)の摺動回転
ヘッドドラム(16)の回転、テープのローディング、
リール台(11)、 (12)の回動等の駆動機構はモ
ータ、歯車減速機構等により通常用いられている機構を
適用できるので図示及び説明を省略しである。
以上のように構成されるメカデツキ(1)に装填するテ
ープカセット(6)の−例を第5図を参照して説明する
このテープカセット(6)のカセット本体(6a)の底
面(6b)には前面開口部(6c)側がら連続して開放
凹部(6d)が形成されており、このカセット本体(6
a)に収納される供給側リール(8a)と巻取側リール
(8b)とは、カセット本体(6a)内に開放凹部(6
d)上に位置した状態で軸ピンP、とP2により前後方
向に回動可能に軸支されるリール保持体(9a)と(9
b)に、そのリール軸係合孔(8a、)と(8b+)が
下面側に臨むように回転自在に支持されている。
このリール本体(9a)と(9b)のカセット本体(6
a)に対する回動中心は前述した第1のシャーシ(2)
に対するリール台(11)と(12)の軸ピン(34)
と(35)による軸着中心と軸方向に対応するようにな
されている。
また、カセット本体(6a)内の後部にはリール(8a
) 、 (8b)及びリール保持体(9a) 、 (9
b)をロックするためのロック部材(1o)が備えられ
ており、このロック部材(10)は前方へ弾性的に付勢
されてロック状態に維持されて前端面(10a)がカセ
ット本体(6a)の底面(6b)の開放凹部(6d)の
後縁部に形成した切込溝(6e)に臨むようになされて
いる。そして切込溝(6e)から解除部材が挿入される
ことによりロック部材(10)は前端面(10a)が押
圧されて付勢弾力に抗して後退されロック解除動作が行
われ、リール(8a) 、 (8b)及びリール保持体
(9a) 、 (9b)は回動可能となる。
なお、カセット本体(6a)の底面(6b)の後部両角
部面には、リール保持体(9a) 、 (9b)の回動
軌跡に沿ってリール(8a) 、 (8b)のリール軸
保合孔(8aυ。
(8bl)が臨む逃げ凹部(6fυ、(6h)の開放凹
部(6d)に連続して形成されている。
また、第6図はテープカセット(6)のカセット本体(
6a)内の拡げられたデッドスペース内に回転ヘッドド
ラム(16)ローディング機構(15)等が挿入され、
蓋(7)の閉蓋状態でヘッドドラム(16)に対して磁
気テープTがコーディングされて記録又は再生動作状態
を示すものである。
第7図及び第8図はテープカセットの蓋の開放機構の他
の実施例を示すもので、第7図に示すものはセクタギヤ
を用いて蓋の開放を行うようにしたものである。
即ち、第7図に示すように、テープカセット(6)を装
填するメカデツキ(1)の匣体状の装填部(1a)の側
面部にテープカセット(6)の蓋(7)の側面側に対応
して駆動ギヤ(61)に噛合して正逆(上下)方向に回
動されるセクタギヤ(62)を軸着し、このセクタギア
(62)の上部内面側に蓋(7)の後部の保合部(9a
)に係合される押えピン(63)を突設しである。
このように構成される本例の蓋開放機構は、テープカセ
ット(6)を装填部(la)に挿入しく第7図A)所定
部位に移動装填すると(同図B)、この状態で同図Cに
示すように駆動ギヤ(61)が一方向(矢印a方向)に
回動されてこれと噛合するセクタギヤ(62)が上下方
向(矢印す方向)に回動される。
これにより、セクタギヤ(62)に突設した押えピン(
63)が蓋(7)の保合部(7a)に当接係合され、こ
の状態でセクタギヤ(62)が更に回動されると、保合
ピン(63)が蓋(7)の保合部(7a)を押圧して蓋
(7)を開放方向に回動させ(同図D)、そしてセクタ
ギヤ(62)の更に回動、即ち下方向の終端側まで回動
させることにより蓋(7)は完全に開放される(同図E
)この状態で駆動ギヤ(61)が停止されてセクタギヤ
(62)はその回動位置で停止され、蓋(力は開放状態
で保持されることになり、テープカセット(6)内のテ
ープの回転ヘッドドラムに対するローディングが行われ
る。
このローディングにおいて前述した如く回転ヘッドドラ
ムがテープカセット(6)内に完全に挿入されるものに
おいては、回転ヘッドドラムの挿入後、駆動ギヤ(61
)が逆方向(矢印−a方向)に回動され、これによりセ
クタギヤ(62)は上方向(矢印−す方向)即ち押えピ
ン(63)の蓋(7)に対する押圧を解除する方向に回
動され、この蓋(7)の押圧が解除されると蓋(7)は
自体の閉蓋付勢力により閉蓋され、この状態で駆動ギヤ
(61)が停止されてセクタギヤ(62)は略中間位置
で停止され、上縁部がテープカセット(6)の上面側と
路間−面上に位置することになる。
この状態でテープカセット(6)の装填部(1a)の上
面側部材(1b)を下降させ、テープカセット(6)の
上面側に近接させることにより充填部(1a)はコンパ
クト化され、記録、再生が行われる。
また、第8図に示すテープカセットの蓋の開放機構は摺
動カム機構を用いて蓋の開放を行うようにしたものであ
る。
即ち、本例は第8図に示すように、テープカセット(6
)を装填する装填部(1a)の側面部に略逆へ字状のア
ーム(64)をその中間屈曲部(64a)において軸受
(65)に軸ピン(66)により軸支して配設し、この
アーム(64)の先端面部に蓋開放ピン(67)を突設
すると共に後端面部に保合ピン(68)を突設しである
そして、このアーム(64)の後側に対応して前後方向
に摺動される摺動カム(69)を配設し、この摺動カム
(69)にはカム溝(70)が形成されて、前述したア
ーム(64)の後端面部の保合ピン(68)が挿入係合
される。このカム溝(70)は前部の下側水平部(70
a)と後部の上側水平部(70b)とを中間部の傾斜部
(70c)により連結して構成される。この摺動カム(
69)を前後方向に摺動することにより、アーム(64
)は後端面部の係合ビン(68)がカム溝(70)に沿
って上下方向に移動され軸支部(64a)を支点として
回動されるようになされている。
このように構成される本例の蓋開放機構は、テープカセ
ット(6)を装填部(1a)に挿入しく第7図A)所定
部位に下降移動させると、蓋(7)の前部下縁側がアー
ム(64)の蓋開放ピン(67)に当接される。この状
態ではアーム(64)は後端面部の保合ピン(68)が
摺動カム(69)のカム溝(70)の下側水平部(70
a)に係合されて回動不可能状態に保持されている(同
図B)。
この状態でテープカセット(6)を更に下降、即ち押下
げると蓋(7)は不動状態にあるアーム(64)の蓋開
放ビン(67)に対して押圧する状態となって押上げ回
動、即ち開放方向に回動される(同図C)。
このようにして蓋(7)は開放されたテープカセット(
6)内には前述した実施例の場合と同様に回転ヘッドド
ラムが挿入されてテープのローディングが行われる。
そしてテープのローディングの終了後、摺動カム(69
)を前方へ移動させると、アーム(64)の保合ピン(
68)はカム溝(70)の下側に水平部(70a)から
上側水平部(70b)に至る傾斜部(70c)に摺接さ
れ、これによりアーム(64)は軸支部(64a)を支
点として回動、即ち前部が下降されて蓋開放ピン(67
)による蓋(7)の押上げを解除するように回動される
(同図D−E)。
そこで、摺動カム(69)が更に前方へ摺動されるカム
溝(70)の上側水平部(70b)がアーム(64)の
保合ビン(68)に対応、即ち保合ピン(68)がカム
溝(70)の上側水平部(70b)に乗り上げることに
なり、このためアーム(64)は更に回動されて前端部
の蓋開放ピン(67)は下降し、蓋(7)の押上げを解
除することになって蓋(7)はテープカセット(6)の
カセット本体(6a)に対して閉蓋される。この状態で
アーム(64)は不動状態に保持されテープカセット(
6)内のテープによる記録、再生が行われる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、VTR、オーディオDA
T用等のテープカセットで、テープローディング、記録
再生ヘッドの挿入等のための開口部を開閉する蓋を備え
たテープカセットの装填部への装填状態で蓋が開放され
、ヘッドの挿入、テープローディング終了後に蓋が閉じ
られて記録、再生が行われるように構成したので、テー
プカセットは装填後の記録、再生中は蓋が閉じられるこ
とにより、テープカセット付勢手段が簡単化されると共
にテープカセットの記録、再生中は蓋等の突出物はなく
偏平状で保持されるため、メカデツキ自体は最大外形寸
法をテープカセットと略同大に形成できて、薄型化、小
型化が可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一例の開放し
た状態の斜視図、第2図は同、閉じた状態の斜視図、第
3図はシャーシの動作説明図、第4図はテープ駆動部の
動作説明図、第5図は本発明装置に使用するテープカセ
ットの一例の下面図、第6図は同テープカセットの動作
状態を説明する上ハーフを取外した平面図、第7図及び
第8図は他側の説明図、第9図は従来例の説明図である
。 図中、(2)は第1のシャーシ、(3)は第2のシャー
シ、(4)は第3のシャーシ、(5)はカセット押えフ
レーム、(11)、 (12)はリール台、(16)は
回転ヘッドドラム、(22)は第1のリンク片、(24
)は保合ピン、(25)は第2のリンク片、(28)は
押えビン、(62)はセクタギヤ、(63)は押えビン
、(64)はアーム、(67)は開放ビン、(69)は
摺動カムである。 代 理 人 松 隈 秀 盛 ブーツ10防戎 第4 駒#d′F−自ぎ8月匹7 図 第 コ 凶 第 図 17例の脱BFI図 第7図 第1 図 ぢ習′ /a

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前面側に記録再生ヘッド等が挿入される開口部が形成さ
    れ、この開口部を開閉する蓋を備えて成るテープカセッ
    トを用いて記録、再生を行う磁気記録再生装置であって
    、 上記テープカセットが装填されるカセット装填部に、上
    記テープカセットの装填状態で上記蓋の開閉動作が行な
    えるようにした蓋開閉機構を備えたことを特徴とする磁
    気記録再生装置。
JP2084303A 1990-03-30 1990-03-30 磁気記録再生装置 Pending JPH03283126A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2084303A JPH03283126A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 磁気記録再生装置
US07/674,977 US5327306A (en) 1990-03-30 1991-03-26 Compact magnetic recording and reproducing device having movable reels and reel spindles
AU73935/91A AU636468B2 (en) 1990-03-30 1991-03-27 Magnetic recording and reproducing device
CA002039208A CA2039208A1 (en) 1990-03-30 1991-03-27 Magnetic recording and reproducing device
EP91302825A EP0449658B1 (en) 1990-03-30 1991-03-28 Cassette loading arrangement
DE69124405T DE69124405T2 (de) 1990-03-30 1991-03-28 Ladevorrichtung für Kassetten
KR1019910005135A KR100210540B1 (ko) 1990-03-30 1991-03-30 자기 기록 및 재생 장치

Applications Claiming Priority (1)

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ID=13826718

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