JPH0328279B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328279B2 JPH0328279B2 JP58210600A JP21060083A JPH0328279B2 JP H0328279 B2 JPH0328279 B2 JP H0328279B2 JP 58210600 A JP58210600 A JP 58210600A JP 21060083 A JP21060083 A JP 21060083A JP H0328279 B2 JPH0328279 B2 JP H0328279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pressure
- air
- crankshaft
- spring
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/10—Brakes specially adapted for presses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/14—Control arrangements for mechanically-driven presses
- B30B15/142—Control arrangements for mechanically-driven presses controlling the brake or the clutch
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はクランク機構によつてパンチング加
工やプレス加工を行うクランクプレス機におい
て、クランク軸を回転状態と停止状態とに切換え
るためのクラツチ装置に関する。
工やプレス加工を行うクランクプレス機におい
て、クランク軸を回転状態と停止状態とに切換え
るためのクラツチ装置に関する。
従来、流体圧で駆動されるピストンがフライホ
イールと共転するドライブプレートに圧接したと
きにクランク軸が回転し、スプリング圧で復帰し
たピストンがブレーキ板に圧接したときにクラン
ク軸が制止されるように構成されたクラツチ装置
において、クラツチオフからクランク軸の停止ま
での制止所要時間を短縮してブレーキ性能を高め
る必要上、スプリング圧を増強していたため、運
転開始時にピストンをスプリング圧に抗してドラ
イブプレートに圧接するために過大押圧力を要
し、かつ、クラツチインからピストンが定速回転
に達するまでの所要立上り時間がスプリング圧の
増強に伴つて延長され、運転開始初期におけるワ
ークの加工品質が不安定となる欠点があつた。
イールと共転するドライブプレートに圧接したと
きにクランク軸が回転し、スプリング圧で復帰し
たピストンがブレーキ板に圧接したときにクラン
ク軸が制止されるように構成されたクラツチ装置
において、クラツチオフからクランク軸の停止ま
での制止所要時間を短縮してブレーキ性能を高め
る必要上、スプリング圧を増強していたため、運
転開始時にピストンをスプリング圧に抗してドラ
イブプレートに圧接するために過大押圧力を要
し、かつ、クラツチインからピストンが定速回転
に達するまでの所要立上り時間がスプリング圧の
増強に伴つて延長され、運転開始初期におけるワ
ークの加工品質が不安定となる欠点があつた。
本発明の目的は、上記欠点に鑑み、運転開始初
期においてクラツチインから安定運転状態に達す
るまでの所要立上り時間を短縮しうるクランクプ
レス機におけるクラツチ装置を提供することであ
る。
期においてクラツチインから安定運転状態に達す
るまでの所要立上り時間を短縮しうるクランクプ
レス機におけるクラツチ装置を提供することであ
る。
続いて、本発明の一実施例を図面に従つて説明
する。
する。
始めに、クラツチ機構Kについて説明すると、
第1図において、1はクランクプレス機のクラン
ク軸、2はクランク軸1の軸端付近に対し遊転可
能に嵌装されて図示しないベルト等を介して定常
的に回転駆動されるフライホイール、3はフライ
ホイール2の後側面に取着されたドライブリング
4に対し共転およびクランク軸1の軸方向への移
動可能に内設されたドライブプレートであつて、
その外周面にはドライブリング4の内周面に周設
された内歯部4aと噛合するための歯部3aが周
設されている。
第1図において、1はクランクプレス機のクラン
ク軸、2はクランク軸1の軸端付近に対し遊転可
能に嵌装されて図示しないベルト等を介して定常
的に回転駆動されるフライホイール、3はフライ
ホイール2の後側面に取着されたドライブリング
4に対し共転およびクランク軸1の軸方向への移
動可能に内設されたドライブプレートであつて、
その外周面にはドライブリング4の内周面に周設
された内歯部4aと噛合するための歯部3aが周
設されている。
5はフライホイール2の後方でクランク軸1に
対し共転可能に嵌着されたクラツチスリーブであ
つて、ボス部5aと、ドライブプレート3に対し
接離可能に対置されたフランジ部5bとを備え、
ボス部5aの外周面には歯部6が周設される一
方、フランジ部5bには周方向に沿つて離隔状に
配置された適数個の嵌合孔7がそれぞれ段差状に
横貫されている。
対し共転可能に嵌着されたクラツチスリーブであ
つて、ボス部5aと、ドライブプレート3に対し
接離可能に対置されたフランジ部5bとを備え、
ボス部5aの外周面には歯部6が周設される一
方、フランジ部5bには周方向に沿つて離隔状に
配置された適数個の嵌合孔7がそれぞれ段差状に
横貫されている。
9はクラツチスリーブ5の後端面に締着されて
クランク軸1の後端に対し共転可能に嵌装された
バツクプレートであつて、その前側面には突部9
aがリング状に突設されるとともに、このバツク
プレート9にはクランク軸1の軸端付近に対し内
外二重状に並設された内外連通孔1a,1bの内
連通孔1aと、突部9aの前端面とを連通し、か
つ、バツクプレート9の後端に取着された複通路
型の回転継手10を介して外部の空圧回路に連通
される第1流路11が貫設されている。
クランク軸1の後端に対し共転可能に嵌装された
バツクプレートであつて、その前側面には突部9
aがリング状に突設されるとともに、このバツク
プレート9にはクランク軸1の軸端付近に対し内
外二重状に並設された内外連通孔1a,1bの内
連通孔1aと、突部9aの前端面とを連通し、か
つ、バツクプレート9の後端に取着された複通路
型の回転継手10を介して外部の空圧回路に連通
される第1流路11が貫設されている。
12はリング状のブレーキプレートであつて、
バツクプレート9の外周縁付近前側面に対し回転
不能に対置されている。
バツクプレート9の外周縁付近前側面に対し回転
不能に対置されている。
13はクラツチスリーブ5のボス部5aに対し
軸方向への進退動可能に嵌装されたピストンであ
つて、その前側面はドライブプレート3に対し接
離可能に対置される一方、その外周部付近後側面
はブレーキプレート12に対し接離可能に対置さ
れ、その軸孔の内周面にはクラツチスリーブ5の
歯部6と噛合つてピストン13をクラツチスリー
ブ5に対し共転および軸方向への移動可能に連繋
するための歯部13aが周設され、さらに、その
後側面にはバツクプレート9の突部9aを軸方向
へのスライド可能に密嵌するために周状に凹設さ
れた凹部13bが形成されていて、この凹部13
bとバツクプレート9の突部9aとの間隙にはピ
ストン13をドライブプレート3側へ押圧するエ
アを導入するためにバツクプレート9の第1流路
11に連通されたピストン室14が密閉状に形成
され、このピストン室14内に所定エア圧のエア
を供給したときにはピストン13が進動してドラ
イブプレート3に圧接し、クランク軸1にドライ
ブプレート3の回転が伝達される。
軸方向への進退動可能に嵌装されたピストンであ
つて、その前側面はドライブプレート3に対し接
離可能に対置される一方、その外周部付近後側面
はブレーキプレート12に対し接離可能に対置さ
れ、その軸孔の内周面にはクラツチスリーブ5の
歯部6と噛合つてピストン13をクラツチスリー
ブ5に対し共転および軸方向への移動可能に連繋
するための歯部13aが周設され、さらに、その
後側面にはバツクプレート9の突部9aを軸方向
へのスライド可能に密嵌するために周状に凹設さ
れた凹部13bが形成されていて、この凹部13
bとバツクプレート9の突部9aとの間隙にはピ
ストン13をドライブプレート3側へ押圧するエ
アを導入するためにバツクプレート9の第1流路
11に連通されたピストン室14が密閉状に形成
され、このピストン室14内に所定エア圧のエア
を供給したときにはピストン13が進動してドラ
イブプレート3に圧接し、クランク軸1にドライ
ブプレート3の回転が伝達される。
15Aはクラツチスリーブ5の嵌合孔7に対し
軸方向への移動可能に嵌挿された第1シリンダ、
15Bは同じく第2シリンダであつて、適数個の
第1シリンダ15Aと、適数個の第2シリンダ1
5Bとが併設されてクラツチスリーブ5に対し遊
星状に配置されていて、ほぼ有底円筒状に形成さ
れた第1シリンダ15Aの前端外周面には嵌合孔
7の前部に対しスライド可能に密嵌された可動リ
ング16の前側下端縁の係合部16aに対し連動
可能に係合するためのフランジ部15aが周状に
突設される一方、ほぼ有底円筒状に形成された第
2シリンダ15Bにはフランジ部を切除してあ
る。
軸方向への移動可能に嵌挿された第1シリンダ、
15Bは同じく第2シリンダであつて、適数個の
第1シリンダ15Aと、適数個の第2シリンダ1
5Bとが併設されてクラツチスリーブ5に対し遊
星状に配置されていて、ほぼ有底円筒状に形成さ
れた第1シリンダ15Aの前端外周面には嵌合孔
7の前部に対しスライド可能に密嵌された可動リ
ング16の前側下端縁の係合部16aに対し連動
可能に係合するためのフランジ部15aが周状に
突設される一方、ほぼ有底円筒状に形成された第
2シリンダ15Bにはフランジ部を切除してあ
る。
17Aは第1シリンダ15Aに対し同シリンダ
15Aを介してピストン13をブレーキプレート
12側へ押圧するために内嵌された第1スプリン
グ、17Bは第2シリンダ15Bに対し同シリン
ダ15Bを介してピストン13をブレーキプレー
ト12側へ押圧するために内嵌された第2スプリ
ングであつて、ピストン室14内から排気したと
きにはピストン13が両スプリング17A,17
Bの複合リターン圧で退動してブレーキプレート
12に圧接され、ピストン13とともにクランク
軸1の慣性回転が制止される。
15Aを介してピストン13をブレーキプレート
12側へ押圧するために内嵌された第1スプリン
グ、17Bは第2シリンダ15Bに対し同シリン
ダ15Bを介してピストン13をブレーキプレー
ト12側へ押圧するために内嵌された第2スプリ
ングであつて、ピストン室14内から排気したと
きにはピストン13が両スプリング17A,17
Bの複合リターン圧で退動してブレーキプレート
12に圧接され、ピストン13とともにクランク
軸1の慣性回転が制止される。
18は各シリンダ15A,15Bの回りにそれ
ぞれ形成されて相互に連通されたエア室であつ
て、クラツチスリーブ5に形成された第2流路1
9を介してクランク軸1の外連通孔1bに連通さ
れ、この各エア室18内へ第1スプリング17A
のリターン圧以上のエア圧のエアを供給したとき
には全シリンダ15A,15Bのうちエア圧によ
つて押動可能な各第1シリンダ15Aが反ピスト
ン側へ押動されてピストン13から離隔し、各第
1スプリング17Aのリターン圧が減殺されて、
ピストン13とブレーキプレート12との圧接状
態が各第2スプリング17Bの単独リターン圧で
保持される一方、各エア室18内から排気したと
きには第1シリンダ15Aが第1スプリング17
Aのリターン圧でピストン13に圧接されてピス
トン13には両スプリング17A,17Bの複合
リターン圧が付加される。
ぞれ形成されて相互に連通されたエア室であつ
て、クラツチスリーブ5に形成された第2流路1
9を介してクランク軸1の外連通孔1bに連通さ
れ、この各エア室18内へ第1スプリング17A
のリターン圧以上のエア圧のエアを供給したとき
には全シリンダ15A,15Bのうちエア圧によ
つて押動可能な各第1シリンダ15Aが反ピスト
ン側へ押動されてピストン13から離隔し、各第
1スプリング17Aのリターン圧が減殺されて、
ピストン13とブレーキプレート12との圧接状
態が各第2スプリング17Bの単独リターン圧で
保持される一方、各エア室18内から排気したと
きには第1シリンダ15Aが第1スプリング17
Aのリターン圧でピストン13に圧接されてピス
トン13には両スプリング17A,17Bの複合
リターン圧が付加される。
次に、ピストン13および両シリンダ15A,
15Bを移動制御するために前記回転継手10を
介して第1流路11と第2流路19とに連通され
る空圧回路について説明すると、第3図におい
て、20は内連通孔1aに接続された高圧管路で
あつて、運転開始時にピストン13を駆動してド
ライブプレート3に圧接させるために第1流量調
整弁21で所定のエア圧に設定され、第1切換弁
22で給排気制御される。
15Bを移動制御するために前記回転継手10を
介して第1流路11と第2流路19とに連通され
る空圧回路について説明すると、第3図におい
て、20は内連通孔1aに接続された高圧管路で
あつて、運転開始時にピストン13を駆動してド
ライブプレート3に圧接させるために第1流量調
整弁21で所定のエア圧に設定され、第1切換弁
22で給排気制御される。
23は外連通孔1bに接続された低圧管路であ
つて、運転待機中に第1シリンダ15Aを駆動し
てピストン13から退避させるために第2流量調
整弁24で所定のエア圧に設定され、第2切換弁
25で給排気制御される。そして、両切換弁2
2,25は運転待機中には第1シリンダ15Aを
ピストン13から離隔してピストン13を第2ス
プリング17Bの単独リターン圧でブレーキプレ
ート12に圧接させるために第1切換弁22が排
気位置で、第2切換弁25が給気位置に保持さ
れ、運転開始時にはピストン13を第2スプリン
グ17Bのリターン圧に抗してドライブプレート
3側へ急速駆動するために第1切換弁22が起動
信号で給気位置に切換えられかつ第2切換弁25
が給気位置に保持され、運転継続中には第1シリ
ンダ15Aをピストン13に圧接させてピストン
13を運転開始時の押圧力以下の押圧力でドライ
ブプレート3に圧接させるために第1切換弁22
が給気位置に保持されかつ第2切換弁25がタイ
マ等の信号で排気位置に切換えられ、運転停止時
には両シリンダ15A,15Bの複合リターン圧
でピストン13を退動させてブレーキプレート1
2に圧接させるために第1切換弁22が停止信号
で排気位置に切変えられかつ第2切換弁25が給
気位置に保持され、さらに、ピストン13ととも
にクランク軸1の慣性回転が制止されてから第2
切換弁25がタイマ等の信号で給気位置に切換え
られて前記運転待機中の状態に復元されるように
経時時に切換え制御される。
つて、運転待機中に第1シリンダ15Aを駆動し
てピストン13から退避させるために第2流量調
整弁24で所定のエア圧に設定され、第2切換弁
25で給排気制御される。そして、両切換弁2
2,25は運転待機中には第1シリンダ15Aを
ピストン13から離隔してピストン13を第2ス
プリング17Bの単独リターン圧でブレーキプレ
ート12に圧接させるために第1切換弁22が排
気位置で、第2切換弁25が給気位置に保持さ
れ、運転開始時にはピストン13を第2スプリン
グ17Bのリターン圧に抗してドライブプレート
3側へ急速駆動するために第1切換弁22が起動
信号で給気位置に切換えられかつ第2切換弁25
が給気位置に保持され、運転継続中には第1シリ
ンダ15Aをピストン13に圧接させてピストン
13を運転開始時の押圧力以下の押圧力でドライ
ブプレート3に圧接させるために第1切換弁22
が給気位置に保持されかつ第2切換弁25がタイ
マ等の信号で排気位置に切換えられ、運転停止時
には両シリンダ15A,15Bの複合リターン圧
でピストン13を退動させてブレーキプレート1
2に圧接させるために第1切換弁22が停止信号
で排気位置に切変えられかつ第2切換弁25が給
気位置に保持され、さらに、ピストン13ととも
にクランク軸1の慣性回転が制止されてから第2
切換弁25がタイマ等の信号で給気位置に切換え
られて前記運転待機中の状態に復元されるように
経時時に切換え制御される。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果
を説明する。
を説明する。
本例ではピストン13を第1、第2スプリング
17A,17Bの複合リターン圧でブレーキプレ
ート12に圧接させた状態と、第1シリンダ15
Aをピストン13から離隔して第1スプリング1
7Aのリターン圧を減殺し、第2スプリング17
Bの単独リターン圧でピストン13をブレーキプ
レート12に圧接させた状態とに切換えうるよう
に構成してあるため、運転停止時のクランク軸1
の制止効果を確保しうる一方、運転開始に際し、
ピストン13に対するドライブプレート3側への
有効押圧力が増大してピストン13が急速駆動さ
れ、かつピストン13とドライブプレート3との
圧接力が増強され、クランク軸1が安定回転に達
するまでの所要立上り時間を短縮して運転開始初
期の加工品質を安定化することができる。また、
第1シリンダ15Aを駆動制御する低圧管路23
を空圧回路に組込んであるので、高圧管路20お
よび低圧管路23を開閉路することによつてピス
トン13に対する押圧力を容易かつ的確に増減制
御しうるとともに、ピストン13に対する押圧力
を増減制御するための機構およびクラツチ装置全
体をコンパクト化および簡略化しうる効果があ
る。
17A,17Bの複合リターン圧でブレーキプレ
ート12に圧接させた状態と、第1シリンダ15
Aをピストン13から離隔して第1スプリング1
7Aのリターン圧を減殺し、第2スプリング17
Bの単独リターン圧でピストン13をブレーキプ
レート12に圧接させた状態とに切換えうるよう
に構成してあるため、運転停止時のクランク軸1
の制止効果を確保しうる一方、運転開始に際し、
ピストン13に対するドライブプレート3側への
有効押圧力が増大してピストン13が急速駆動さ
れ、かつピストン13とドライブプレート3との
圧接力が増強され、クランク軸1が安定回転に達
するまでの所要立上り時間を短縮して運転開始初
期の加工品質を安定化することができる。また、
第1シリンダ15Aを駆動制御する低圧管路23
を空圧回路に組込んであるので、高圧管路20お
よび低圧管路23を開閉路することによつてピス
トン13に対する押圧力を容易かつ的確に増減制
御しうるとともに、ピストン13に対する押圧力
を増減制御するための機構およびクラツチ装置全
体をコンパクト化および簡略化しうる効果があ
る。
従つて、経過時間若しくはパンチング回数Tに
対するピストン13とドライブプレート3との圧
接力Fの変化を示す第4図の圧接力特性線図Gに
おいて、圧接力Fを、従来のクラツチ装置の圧接
力特性線図G′と比較して運転開始初期の立上り
部では急勾配で最大圧接力F1に達し、運転継続
中は最大圧接力より低減した圧接力F2に保持
し、運転停止時には短時間で減衰する折れ線を描
くように設定してクランクプレス機の運転状態を
効率化することができる。
対するピストン13とドライブプレート3との圧
接力Fの変化を示す第4図の圧接力特性線図Gに
おいて、圧接力Fを、従来のクラツチ装置の圧接
力特性線図G′と比較して運転開始初期の立上り
部では急勾配で最大圧接力F1に達し、運転継続
中は最大圧接力より低減した圧接力F2に保持
し、運転停止時には短時間で減衰する折れ線を描
くように設定してクランクプレス機の運転状態を
効率化することができる。
本発明は上記したように構成してあるので、ピ
ストンとドライブプレートとの圧接力を高めて運
転開始時のクランク軸の所要立上り時間を短縮し
うるとともに、運転停止時のクランク軸の制止効
果を高めることができる。
ストンとドライブプレートとの圧接力を高めて運
転開始時のクランク軸の所要立上り時間を短縮し
うるとともに、運転停止時のクランク軸の制止効
果を高めることができる。
また、第1シリンダを駆動制御する管路を空圧
回路に組込んであるので、この管路を開閉路する
ことによつてピストンに対する押圧力を容易かつ
的確に増減制御しうるとともに、ピストン13に
対する押圧力を増減制御するための機構およびク
ラツチ装置全体をコンパクト化および簡略化し、
また、制御機構を内部に隠蔽しうる効果がある。
回路に組込んであるので、この管路を開閉路する
ことによつてピストンに対する押圧力を容易かつ
的確に増減制御しうるとともに、ピストン13に
対する押圧力を増減制御するための機構およびク
ラツチ装置全体をコンパクト化および簡略化し、
また、制御機構を内部に隠蔽しうる効果がある。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はクラツチ機構の縦断面図、第2図イ,ロはそれ
ぞれ要部拡大縦断面図、第3図は空圧回路図、第
4図は圧接力特性線図である。 1……クランク軸、2……フライホイール、3
……ドライブプレート、5……クラツチスリー
ブ、12……ブレーキプレート、13……ピスト
ン、15A……第1シリンダ、15B……第2シ
リンダ、17A……第1スプリング、17B……
第2スプリング。
はクラツチ機構の縦断面図、第2図イ,ロはそれ
ぞれ要部拡大縦断面図、第3図は空圧回路図、第
4図は圧接力特性線図である。 1……クランク軸、2……フライホイール、3
……ドライブプレート、5……クラツチスリー
ブ、12……ブレーキプレート、13……ピスト
ン、15A……第1シリンダ、15B……第2シ
リンダ、17A……第1スプリング、17B……
第2スプリング。
Claims (1)
- 1 フライホイールと共転するドライブプレート
に圧接させるためにエア圧で前記ドライブプレー
ト側へ押圧されかつクランク軸に嵌着したクラツ
チスリーブに対し軸方向への進退動および共転可
能に嵌装されたピストンが進動して前記ドライブ
プレートに圧接したときに前記フライホイールの
回転が前記クラツチスリーブを介して前記クラン
ク軸に伝達される一方、前記ピストンが退動して
このピストンの慣性回転を制止するために設けた
ブレーキプレートに圧接したときに前記クラツチ
スリーブを介して前記クランク軸の回転が制止さ
れるように構成されたクラツチ装置において、前
記クラツチスリーブに対しそれぞれ軸方向への移
動可能に取付けられた複数個の全シリンダのう
ち、エア圧によつて反ピストン側へ押動可能な各
第1シリンダ内にはこの第1シリンダをピストン
側へ付勢する第1スプリングをそれぞれ嵌挿する
一方、エア圧によつて押動不能な各第2シリンダ
内にはこの第2シリンダを常時ピストン側へ付勢
する第2スプリングをそれぞれ嵌挿し、前記各第
1シリンダの回りにそれぞれ形成された各エア室
にはこの各エア室内へ給気して前記第1スプリン
グのリターン圧を減殺し若しくは前記各エア室内
から排気するために開閉路制御される管路を接続
したことを特徴とするクランクプレス機における
クラツチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21060083A JPS60102299A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | クランクプレス機におけるクラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21060083A JPS60102299A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | クランクプレス機におけるクラツチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60102299A JPS60102299A (ja) | 1985-06-06 |
JPH0328279B2 true JPH0328279B2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16592007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21060083A Granted JPS60102299A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | クランクプレス機におけるクラツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60102299A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577700B2 (ja) * | 1973-03-23 | 1982-02-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577700U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 |
-
1983
- 1983-11-08 JP JP21060083A patent/JPS60102299A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577700B2 (ja) * | 1973-03-23 | 1982-02-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60102299A (ja) | 1985-06-06 |
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