JPH03282406A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JPH03282406A
JPH03282406A JP2083242A JP8324290A JPH03282406A JP H03282406 A JPH03282406 A JP H03282406A JP 2083242 A JP2083242 A JP 2083242A JP 8324290 A JP8324290 A JP 8324290A JP H03282406 A JPH03282406 A JP H03282406A
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fiber cable
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宏 中村
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4407Optical cables with internal fluted support member
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、優れた止水特性を有する光ファイバケーブル
に関する。
(従来の技術) 近年、押え巻や介在に吸水性テープや吸水性紐を用いた
吸水形防水光ファイバケーブルが開発され(たとえば、
特開昭63−24400Ei号公報、特開昭63−15
8513号公報等)、従来の防水仕様であるガス保守ケ
ーブルやシェリーケーブルに比べて保守点検を必要とせ
ず取扱いも容易なことから注目されている。
この吸水形防水光ファイバケーブルは、外部から水が侵
入した場合に吸水テープや吸水紐がこれを吸収して膨潤
することにより水の拡散を防止し、止水効果を発揮する
ものである。
しかしながら従来のこの種の光ファイバケーブルでは、
吸水性に優れているとはいえ、構造によっては十分な止
水効果が得られないものがあった。
たとえばスロットロッド外周に設けた溝に光ファイバ心
線を挿入させたいわゆるスペーサ型構造のものでは、溝
が深かったり空溝が存在したような場合に、通常の吸水
テープによる押え巻だけでは止水効果は不十分で、溝の
隙間や空溝にさらに吸水テープや吸水紐を充填したり、
吸水性ポリマーを通常より多量に付着させた吸水テープ
を使用しなければならず、ケーブルの生産性低下やコス
ト高の要因となっていた。
しかも吸水テープの吸水性ポリマーの付着量を多くして
も、吸水性能はさほど増大するものではなく、逆に吸水
性ポリマーがテープ基材から脱落して機械を汚染したり
ベタツキの原因となることがあった。
また空溝等を存在させないようにするために、ケーブル
の種類に応じたスロットロッドを製造することも考えら
でいるが、生産性やコストの面からみて好ましい方法と
はいえない。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の吸水形の光ファイバケーブルでは、構
造によっては十分な止水効果が得られないという問題が
あった。
この対策として、さらに余分な吸水テープや吸水紐を用
いたり、吸水性ポリマーを多量に付着させた吸水テープ
等を使用することが行われているが、ケーブルの生産性
低下やコスト高を招く上に、機械を汚染したりベタツキ
の原因となるおそれがあった。
本発明はこのような従来の事情に対処してなされたもの
で、構造、種類を問わず優れた止水効果を発揮し、しか
も生産性低下やコスト高、機械の汚染やベタツキ等の不
都合を招くことのない光ファイバケーブルを提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、複数本の光ファイバ心線の外周を、基材上に
吸水ポリマー層を設けた吸水テープで押え巻きしてなる
光ファイバケーブルにおいて、前記吸水ポリマー層が粒
径の異なる 2種以上の吸水ポリマーから構成されてい
ることを特徴とする。
本発明に使用される吸水テープの基材としては、従来か
ら押え春用テープとして使用されているポリエステルフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム等のプラスチックフィルムやこれらの複合材等が使用
可能であるが、なかでもスパンボンド不織布として知ら
れる引張張力の強いポリエステル等の長繊維からなる不
織布が適している。
また吸水ポリマーとしては、用途上海水に対しても優れ
た吸水性能を有するものか望ましく、このような理由か
らスルホン基を導入して変成させた変成アクリル酸ソー
ダ架橋体が適している。この変成アクリル酸ソーダ架橋
体は、また吸水により生成するゲルが中性で、かつ泥水
中に長期間放置しても水素の発生がほとんど認められな
いという利点があり、光ファイバケーブルへの使用に適
した吸水ポリマーである。
本発明の吸水ポリマー層は、このような吸水ポリマーの
粒径の異なるものが2種以上混合されて構成されるが、
その組合わせの好適例としては、粒径が200μm以上
でかつ300μm未満のものと、粒径が100μm以上
でかつ200μm未満のものとを、重量比で3ニア〜7
:3の範囲で混合したものがあげられる。
本発明の吸水テープは、このような粒径の異なる吸水ポ
リマーを混合し、たとえばブチル系ゴム等のバインダー
で上記基材上に接着することにより得られ、同一粒径の
吸水ポリマーを単独で用いた吸水テープに比べ、光ファ
イバケーブルの押え巻として使用した場合により優れた
止水効果を発揮する。
なお吸水テープの巻付は方法としては、重ね巻き、突き
合せ巻きのいずれの方法を用いてもよい。
(作 用) 本発明の光ファイバケーブルでは、粒径が異なる 2種
以上の吸水ポリマーから形成された吸水ポリマー層を有
する吸水テープを、複数本の光ファイバ心線外周の押え
巻として使用しているので、構造のいかんを問わず優れ
た止水効果が得られ、しかも生産性の低下やコスト高を
招くようなことはない。また吸水性ポリマーを過剰に付
着させていないので、機械を汚染したりベタツキの原因
ととなることもない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は、本発明の実施例の光ファイバケーブルの構造
を示す横断面図である。
第1図において、中心にFRP (ガラス繊維強化ポリ
アラミド樹脂)からなる4、5mmφのテンションメン
バー1を有し、外周にらせん状に5本の凹溝2a(溝幅
1.5mm、深さ2.5mm)が形成された11,5■
lφのポリエチレン製のスロットロッド2の、各凹溝2
aに、第2図に示すような、厚さQ、311hms幅1
.1龍の4心光ファイバテープ3が5枚ずつ積層されて
撚込まれている。すなわちこの4心光ファイバテープ3
は、光ファイバ心線3aを4本並列配置し、これらの外
側に共通の保護被覆3bを設けた構造のもので、これを
5枚積層した状態で挿入されている。
これらの外周に、ポリエステルスパンボンド不織布上に
ブチル系ゴムをバインダーとして、表に示すような組成
で粒径150μmと粒径250μmの2種の変成アクリ
ル酸ソーダ架橋体を混合して接着させた厚さ0.42鰭
、幅30mmの吸水テープ4が、吸水ポリマー層側を内
側にしてl/2ラツプで重ね巻きされ、さらにその上に
外部被覆としてポリエチレンシース5が設けられている
。ケーブルの外径は約18關である。
このような構成の光ファイバケーブルの止水特性を調べ
るために、第3図に示すように、L型塩化ビニル樹脂管
6の一端に、端部にゴム栓7を外挿させた内径18龍の
透明アクリル管8を挿入する一方、他端に本実施例の光
ファイバケーブル9を端部にセルボンテープ10を巻き
付けて挿入し、いずれも隙間を生じないように接着剤等
で密封固定した。
次いで光ファイバケーブル9が水平に、透明アクリル管
8が垂直になるように保持し、透明アクリル管8内に水
を加えてケーブル9端面に0.1気圧の水圧を印加し、
24時間経過後の走水長を測定した。なお水には合成海
水を用いた。
これらの試験結果を吸水ポリマーの組成とともに表に示
す。なお走水長は、最長到達部分までの長さを測定し試
料数10の平均値で示した。
同表には、本発明の効果を確認するために、吸水テープ
の吸水ポリマーが粒径150μmの変成アクリル酸ソー
ダ架橋体単独とした点を除いて上記実施例と同一構成と
した光ファイバケーブル(比較例1)、および粒径25
0μmの変成アクリル酸ソーダ架橋体単独とした点を除
いて上記実施例と同一構成とした光ファイバケーブル(
比較例2)について、同様に行った止水特性の試験結果
を併せ示した。
(以下余白) 表からも明らかなように、本発明に係る光ファイバケー
ブルはいずれも、粒径が同じ 1種類の吸水ポリマーを
用いた比較例のものに比べ、優れた止水効果が認められ
る。
なお表には示さなかったが、機械特性は実施例と比較例
との間で大きな差はなくいずれも良好な特性を有してい
た。
なお上記実施例はいわゆるスペーサ型光ファイバケーブ
ルの例であるが、本発明はこのような構造のものに限定
されるものではなく、撚合わせ型やユニット型、さらに
これらを用いた複合ケーブル等にも適用される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の光ファイバケーブルは、
複数本の光ファイバ心線の外周に押え巻として巻き付け
る吸水テープに、粒径の異なる 2種以上の吸水ポリマ
ーからなる吸水ポリマー層を有するテープを用いている
ので、止水特性が向上し、しかも生産性低下やコスト高
となることはなく、また機械の汚染やベタツキ等のおそ
れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光ファイバケーブルを示す
横断面図、第2図はその実施例に使用されている4心光
ファイバ心線を示す断面図、第3図はケーブルの止水特
性試験の方法を説明する断面図である。 1・・・・・・・・・テンションメンバー2・・・・・
・・・・スペーサ 2a・・・・・・凹溝 3・・・・・・・・・4心光ファイバテープ3a・・・
・・・光ファイバ心線 4・・・・・・・・・吸水テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の光ファイバ心線の外周を、基材上に吸水
    ポリマー層を設けた吸水テープで押え巻きしてなる光フ
    ァイバケーブルにおいて、 前記吸水ポリマー層が粒径の異なる2種以上の吸水ポリ
    マーから構成されていることを特徴とする光ファイバケ
    ーブル。
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