JPH03282168A - 吸収式冷暖房装置 - Google Patents

吸収式冷暖房装置

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JPH03282168A
JPH03282168A JP8192690A JP8192690A JPH03282168A JP H03282168 A JPH03282168 A JP H03282168A JP 8192690 A JP8192690 A JP 8192690A JP 8192690 A JP8192690 A JP 8192690A JP H03282168 A JPH03282168 A JP H03282168A
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JP
Japan
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water
heat
air
heat exchanger
heat exchange
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JP8192690A
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English (en)
Inventor
Masaki Ikeuchi
正毅 池内
Tsuneo Yumikura
弓倉 恒雄
Eiichi Ozaki
永一 尾崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は吸収式冷暖房装置に関し、特にその空冷化及
びヒートポンプ化に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は2例えば昭和63年日本冷凍協会学術講演会講
演論文集P、77に示されている従来の空冷吸収式冷温
水装置(冷暖房装置)を示す系統図でめり9図において
(1)は高温再生器、(2)は低温再生器、(3)は低
温再生器+21と結合した空冷凝縮器。
(4)は冷水を得るための蒸発器、C5)は蒸発器(4
)と結合した空冷吸収器、(6)は空冷吸収器151と
高温再生器(1)および低温再生器(2)の間忙設けら
れた熱交換器、(7)は高温再生器(1)からの蒸気を
凝縮させる温水器を示している。各容器内には9例えば
高温再生器(1)内には灯油やガスの燃焼器(8)、低
温再生器(2)円には、高温再生器+11からの冷媒蒸
気が凝縮しこの凝縮熱によ)空冷吸収器(5)、熱交換
器(6)を通って流入する吸収液を加熱する凝縮・加熱
熱交換器(9)、蒸発器(4)内には冷水を取p出す冷
水熱交換器αO2温水器(7)内にFi温水を取多出す
ための温水熱交換器a9がある。また(12a) (1
2b)は温水、冷水の切換弁である。α3は冷媒ポンプ
、 (14)は溶液ポンプ、 Q5tteti各々冷却
ファンを表わしている。系内には、冷房や暖房効果全発
揮する冷媒(例えば水)と、この冷媒を吸収・放出する
吸収液(例えば臭化リチウム)が充てんされ循環してい
る。実線矢印は冷房時における吸収液の流れ、破線矢印
は同冷媒蒸気の流れ、−点鎖線矢印は冷媒液の流れを表
わしている。
次に動作について説明する。まず、冷房運転時に水は切
換弁(12a) (12b)により蒸発器(4)円の冷
水熱交換器anを流れる流路とカってお夛、冷媒ポンプ
c13.溶液ポンプI、冷却ファン(15(lBは各々
オンと力っている。空冷吸収器(5)から戻ってきた吸
収液は高温再生器(1)でガスや灯油などの燃焼熱によ
シ加熱され冷媒を放出する。放出された冷媒蒸気は低温
再生器(2)円の凝縮 加熱熱交換器(9)に行き、こ
こで凝縮する。この時の凝縮熱で空冷吸収器(5)から
熱交換器(6)を経由して戻ってきた吸収液を川熱し冷
媒蒸気を放出させる。放出された冷媒蒸気は、空冷凝縮
器(3)で凝縮・液化し、凝縮・加熱熱交換器(9)か
らの凝縮液と合流して減圧され蒸発器(4)に行き、こ
こで蒸発して冷熱を発生する。
この冷熱は、冷水熱交換器+1+1を介して循環水に与
えられ冷水となって冷房に供せられる。なお、このとき
液冷媒は、冷媒ポンプa3によシ蒸発器(4)内t−循
環し冷水熱交換器aOK振りかけることにより伝熱特性
の改善を図っている。蒸発器(4)で蒸発した冷媒は空
冷吸収器15+に行き、ここで高温再生器(1)及び低
温再生器(2)から戻ってきた吸収液によシ吸収され、
溶液ポンプ(I41によ)再び高温再生器(1)と低温
再生器(2)に送られる。このとき熱交換器(6)によ
シ予熱されて各再生器(11,(21に行く。また。
空冷吸収器(5)で吸収液が冷媒蒸気を吸収するとき発
熱するが、この熱は冷んファン任eによp外気に放出さ
れる。冷房運転時には上記のサイクルを繰シ返すことに
よシ冷水を得る。
次に暖房運転時の動作圧ついて説明する。このとき、切
換弁(12&)(12’b)は温水器(7)九温水が流
れる向きとなっておシ、冷媒ポンプ0.溶液ポンプI、
ファンαSαGは停止し、高温再生器(11と温水器(
7)のみが動作している。高温再生器(11では1石油
やガスなどの燃料により吸収液が加熱され冷媒を放出す
る。放出された冷媒の蒸気は温水器(7)に行き、温水
熱交換器all上で凝縮・液化し発熱する。
この凝縮熱が温水熱交換器aD内を流れている水に与え
られ、温水となって暖房に供せられる。一方。
凝縮液化した冷媒は、温水器(7)から高温再生器(1
)に戻〕吸収液と混合して再び加熱されるサイクルを繰
シ返す。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の空冷吸収式冷温水装置(冷暖房装置)11以上の
ように構成されているので、暖房運転時はボイラーと同
等の運転となり、熱効率(暖房出力/熱入力)は1,0
以下であった。そのためヒートポンプ運転化が望まれて
いた。ところが、従来装置における凝縮器、吸収器では
外気(空気〕としか熱交換できず、また蒸発器では水と
しか熱交換できず、空冷、水冷兼用として使うことがで
きないため、ヒートポンプ運転ができなかった。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ヒートポンプ運転ができ熱効率1.0以上t
−得ることができる吸収式冷暖房装置を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の吸収式冷暖房装置は、凝縮器、蒸発器及び吸収
器それぞれに水が流通する水熱交換用伝熱管及び空気熱
交換用伝熱管を設けるとともに風路全形成し、上記各機
器において運転状態に応じて水又は空気と熱交換可能と
したものでるる。
また、凝縮器は円部を水が流通する水熱交換用伝熱管の
外周に空気熱交換用伝熱管を配し九二重管構成とし、上
記空気熱交換用伝熱管外周にフィンを設け、風路を形成
したものである。
そして、吸収器及び蒸発器は上記に加え、水冷時に液が
水熱交換用伝熱管に沿って訛れ、空冷時に空気熱交換用
伝熱管に沿って流れるように案内する分散手段を備えた
ものである。
〔作用〕
本発明における吸収式冷暖房装置は、蒸発器を通して外
気から吸熱し、凝縮器と吸収器を通して水に温熱を与え
るため熱効率が1,0以上と々るヒートポンプ暖房がで
きるとともに、冷房時には。
凝縮器と吸収器から外気に放熱するとともに、蒸発器を
通して水に冷熱を与え空冷式の冷房も実施できる。
また、凝縮器、吸収器及び蒸発器は水と空気熱交換用伝
熱管との二重管構成とし、水冷用、空冷用の熱交換機能
が一体化しているので、コンパクト化できる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例の吸収式冷暖房装置を示す系
統図である。図において2口ηは再生器、錦は凝縮器、
agは蒸発器、cxjは吸収器である。再生器09円に
は9石油やガスなどが燃焼する燃焼器(8)がある。凝
縮器amは、冷媒蒸気が外気と熱交換するための空気熱
交換用伝熱管ODとフィン@、水と熱交換するための水
熱交換用伝熱管(至)とから構成され、同じように蒸発
器+19.吸収器■も、冷媒や吸収液が外気や水と熱交
換するための空気熱交換用伝熱管(至)、@とフィン凶
、@および水熱交換用伝熱管(支)、@を有している。
(至)は吸収液間の熱交換器、011は冷媒蒸気管、(
至)は冷媒液管、(至)は冷媒蒸気管、C141,(ハ
)は吸収液管である。また(至)は冷媒液循環管である
。罰は冷媒液循環管(至)に取り付けられた冷媒ポンプ
、C11は吸収液管(財)に取付けられた溶液ポンプで
ある。(至)は冷温水を得るための水配管で水ポンプ葡
が設置されている。0Dは冷媒液の絞シ弁、す〜(ハ)
は冷房と暖房時の水の流れを切多換える水切換え弁であ
る。
なお、実線矢印は吸収液の流れ、−点鎖線矢印は冷媒の
流れ、破線矢印は水の流れを表わしている。
冷房運転時の動作について第1図において説明する。こ
のとき水切換弁4[3は閉、■、に)は開で水ポンプ菊
はオンとなっているため、水は蒸発器0内の水熱交換用
伝熱管(至)内を流れている。吸収器■、熱交換器(至
)から吸収液管(ロ)を通って再生器(17+に戻った
吸収液は、燃焼器(8)によ〕加熱され。
冷媒蒸気を放出する。放出された冷媒は、冷媒蒸気管C
(υを通って凝縮器asに行き、ここで外気によル空気
熱交換用伝熱管cn、フィン@を介して冷却され凝縮・
液化する。液状態となった冷媒は冷媒液管(至)を通ル
絞)弁T411で減圧され、蒸発器a9に行(。ここで
、水熱交換用伝熱管■の外壁面を流下し、この伝熱管■
の管内を流れる水から熱を奪い蒸発する。このため、水
熱交換用伝熱管(至)内t−流れる水は冷却され冷水と
なって冷房に供せられる。
蒸発した冷媒は冷媒蒸気管(至)を通って吸収器■に行
き、ここで空気熱交換用伝熱管■の内壁面を流れる吸収
液に吸収され発熱する。この熱は、空気熱交換用伝熱管
鰭及びフィン@を介して外気に放出される。冷媒を吸収
した吸収液は溶液ポンプ(至)によシ吸収液管−を通っ
て熱交換器(至)によシ再生器αηからの高温の吸収液
と熱交換し予熱されたあと再生器(17)K戻る。また
、吸収液管r34を流れる吸収液の一部は再生器aη、
熱交換器(至)からの吸収液管(至)の吸収液と合流し
、吸収器■に戻る循環ループ′frfLれる。
次に暖房運転時の動作について説明する。このとき、水
切換弁り−が開、(財)(ハ)が閉となっておシ水ボン
グ(4Gはオンの状態でおるため、水は凝縮器amm吸
収器内円水熱交換用伝熱管c13@を渡れる。
吸収器義、熱交換器(至)から吸収液管(ロ)を通って
再生器0に戻った吸収液は、燃焼器(8)によシ加熱さ
れ冷媒蒸気を放出する。放出された冷媒は、冷媒蒸気管
C311を通って凝縮器側に行き、ここで水熱交換用伝
熱管(至)により冷却され凝縮・液化するが。
この時凝縮熱を水熱交換用伝熱管内0を流れる水圧与え
る。液状態となった冷媒は、冷媒液管(2)。
絞シ弁G111ヲ通って減圧され蒸発器a9に行き、空
気熱交換用伝熱管@の内壁面上を流れる。このとき。
空気熱交換用伝熱管(ハ)、フィンwt−介して外気か
ら吸熱し蒸発する。なお、液冷媒は冷媒ボン1@によ〕
蒸発器a9I73を再循環している。蒸発した冷媒は、
冷媒蒸気管(至)を通って吸収器■に行く。ここでは、
再生器aηおよび熱交換器(至)を通った吸収液と、吸
収器−を循環している吸収液が合流して吸収液管(至)
から吸収器傭に流入し、水熱交換用伝熱管(支)外壁面
上を流下している。この流下吸収液が蒸発器a9からの
冷媒の蒸気を吸収するが、この特発熱し、この熱を水熱
交換用伝熱管端内を流れている水に与える。冷媒の蒸気
を吸収した吸収液は、溶液ポンプ(至)によ)1部は吸
収液管(ロ)を通って熱交換器(至)から再生器anに
送られ、残りは吸収器cot再循環している。一方水配
管@ヲ流れる水は、凝縮器aS内の水熱交換用伝熱管(
至)で冷媒の凝縮熱によシ加熱され、さらに吸収器(至
)円の水熱交換用伝熱管−で吸収時の発熱により加熱さ
れ温水となって暖房に供される。
前述したようにこの実施例では、蒸発器a9を水のみな
らず、外気(空気)と凝縮器a@及び吸収器COを外気
(空気)のみならず水と熱交換できるように二重管形状
に構成したので、蒸発器(19を通して外気から吸熱し
、凝縮器αaと吸収器四を通して水に温熱を与えるため
熱効率が1.0以上となるヒートポンプ暖房ができると
ともに、従来例のように別途温水器(71等金設ける必
要がない。冷房時には、凝縮器a9と吸収器■から外気
に放熱するとともに蒸発器a9を通して水に冷熱を与え
空冷式の冷房もできる。また、水及び空気との熱交換機
能を一体に形成しているのでコンパクト化が図れる。
そして、水冷も水に熱を放出するのではなく、水に熱を
回収し暖房などに供するので、従来の水冷式のような冷
却塔等を要せず、装置等が大型化した9、ランニングコ
ストが高くなるということはない。
なお、上記実施例では、暖房運転時に水は凝縮器から吸
収器に流れる構成としているが、吸収器から凝縮器忙流
れる構成としてもよい。また、吸収器■から出た吸収液
は吸収液管(財)を過多一部は吸収液管(至)と合流し
ているが9合流することなく。
全て熱交換器(至)から再生器αηに流入する構成とし
てもよい。また、この例のように、吸収液管(至)と合
流する場合には2合流する手前に流量を調整する弁を設
けてもよい。
さらに第2図は本発明の他の実施例の吸収式冷暖房装置
の系統図で、外気から熱を汲み上げるヒートポンプ運転
ができない場合を考慮したものである。第2図に示すよ
うに凝縮器us’s出た液冷媒が再生器aηに戻る冷媒
液管−を設け、この冷媒液管−上に冷媒ポンプ−ηと切
換弁@aを備えている。
このとtkは、絞シ弁卿は閉、切換弁−は開、冷媒ポン
プθυはオンとなっており、再生器+17)で石油やガ
スにより加熱され吸収液から発止した冷媒の蒸気は、冷
媒蒸気管onを通って凝縮器a8に入シ、水熱交換用伝
熱管口上で凝縮・液化する。液化した冷媒は、冷媒液管
鰺、−ヲ通ル冷媒ポンプttnにょル再生器aηに戻シ
再び吸収液と混合する。−1水は凝縮器0s円の水熱交
換用伝熱管(至)で加熱され凝縮器(ISを出る。この
あと、吸収器cItJをバイパスする切換弁(50) 
’!I−備えた水配管−を通る構成としてもよい。
第3図は本発明の一部の凝縮器の一例を示す構成図であ
る。凝縮器a8は、水熱交換用伝熱管−とその外周に配
設されるを気勢交換用伝熱管QBとからなる複数本の2
重管を縦に配置した構造となってお〕、空気熱交換用伝
熱管C1l+外壁には多数枚のフィン口が設けられてい
る。複数本の水勢交換用伝熱管口は、水配管(至)の入
口ヘッダ(51) 、出口ヘッダ(52)に接続され、
水熱交換用配管(ハ)と空気熱交換用伝熱管−で構成さ
れる複数の環状部(53)は。
その入口側が再生器αηからの冷媒蒸気管011.その
出口側が冷媒液管(至)に接続されている。(54)は
冷却ファンである。
前述の動作説明と重複する点もあるが2次にこの凝縮器
における動作について説明する。冷房運転(空冷)時に
は冷却ファン(5りは作動しておシ。
水熱交換用伝熱管c13内に水は流れていない。このと
き、再生器αηで発生した冷媒の蒸気は、冷媒蒸気管o
nから凝a器agK流入し、複数個の環状部(53)に
至る。ここで突気熱交換用伝熱管a11.  フィン(
22t−介して冷却ファン(54)から送られてくる外
気と熱交換を行ない冷却されて凝縮・液化する。
液化した冷媒は、冷媒液管(2)から流出して蒸発器a
9に行く動作となる。
暖房運転(水冷)時には、冷却ファン(54)は停止し
ておシ、水熱交換用伝熱管口内には水が流れている。こ
のとき再生器aηで発生した冷媒の蒸気は、冷媒蒸気管
aVから凝縮器−に流入し、複数個の環状部(53)に
至る。ここで冷媒の蒸気は水熱交換用伝熱管0内を流れ
る水により冷却され凝縮・液化するが、このときの凝縮
潜熱が水熱交換用伝熱管口内の水に伝えられて温水とな
夛暖房に供せられる。一方、凝縮し液化した冷媒は、冷
媒液管(至)から流出して蒸発器(3)に至る動作とな
る。
#I4図は本発明の一部の吸収器の一例を示す構成図で
ある。吸収器(2)も、水熱交換用伝熱管(2)と。
その外周に配設される空気熱交換用伝熱管(5)とから
なる複数本の2重管を縦(鉛直)に配置した構造となっ
てお9.空気熱交換用伝熱管can外壁には多数枚のフ
ィン(2)が設けられている。(55a) (55b)
は空冷と水冷の切換えに応じて吸収液管(至)からの濃
吸収液を空気熱交換用伝熱管(5)と水熱交換用伝熱管
りとに振シ分けるための吸収液切換弁。
(56)は水冷時に濃吸収液を水熱交換用伝熱管@O外
壁に沿って流下させるための分散パンで、水熱交換用伝
熱管(支)のヘッダ部と空気熱交換用伝熱管@のヘッダ
部間に概ね水平に配設され、水熱交換用伝熱管(2)が
わずかなすきまをもって貫通する孔が開けられている。
(39a) (39b)は水が流れる水配管である。こ
こで1分散手段は吸収液切換弁(55a) (55b)
 、分散パン(56)で構成され、空気熱交換用伝熱管
@のヘッダ部もその作用を担う。
次に、この吸収器における動作について説明する。冷房
運転(空冷9時には、吸収液切換弁(55a)は閉じて
お〕、吸収液切換弁(ssb)は開いている。再生器α
ηを出た濃吸収液は吸収液管@を通ヤ、途中熱交換器(
至)で吸収器■からの希吸収液と熱交換した後、吸収液
切換弁(55b) ’ii通って吸収器■に入る。濃吸
収液はまず空気熱交換用伝熱管−のヘッダ部に流入し、
複数の空気熱交換用伝熱管@に分散され、その内管壁に
沿って流下する。
濃吸収液は流下する間に蒸発器α9から冷媒蒸気管(至
)を通って吸収器圓に流入した冷媒蒸気を吸収し発熱す
る。この熱は空冷用伝熱管−に付けられたフィン@を介
して管外を流れる空気に伝えられ。
管内を流下する吸収液が冷却される。冷媒蒸気を吸収し
て濃度の下がった希吸収液は吸収液管(ロ)を通って再
生器aηへ戻り、ここで濃縮されて再び吸収器■へ流入
する。一方、再生器αηで分離された冷媒蒸気は凝縮器
1gで冷却され液下し、蒸発器α9へ送られる。蒸発器
a9で液冷媒は加熱され蒸発して再び吸収器(至)へ流
れる。
暖房運転(水冷)時には、吸収液切換弁(SSa)は開
き、吸収液切換弁(55りは閉じている。再生器(Lη
を出た濃吸収液管c(!9を通カ、途中熱交換器(至)
で希吸収液と熱交換した後、吸収液切換弁(SSa)を
通)2分散パン(56)に開けられた孔と、この孔を貫
通する水熱交換用伝熱管翰のすき間を通って。
各水熱交換用伝熱管(2)に沿って流下する。濃吸収液
は流下する間に蒸発器0から冷媒蒸気管(至)を通って
吸収器■に入る冷媒蒸気を吸収し発熱する。
この吸収熱は水配管(59b)から水熱交換用伝熱管0
内を通シ、水配管(39a)へ流れる水に伝えられる。
吸収熱によシ温度の上昇した温水は給湯、暖房用熱源と
して使われる。冷媒蒸気を吸収して濃度の下がった希吸
収液は吸収液管(ロ)を通p再生器(17)へ送られ濃
縮され、再び吸収器(4)へ流入する。
なお、第4図に示す例では分散手段の水冷時に濃吸収液
を水熱交換用伝熱管内に沿って流す手段として分散パン
(56) 全周いたが、第5図の要部斜視図に示すよう
に孔(57a) fあけた分散管(57)?用い水熱交
換用伝熱管c!!IK沿って濃吸収液kAす等、他の手
段によっても同様の効果が得られる。
また吸収液切換弁として二方弁を2個用いた例會示した
が、三方弁を用いても良い。
また、第ε図は本発明の一部の蒸発器の一例を示す構成
図で、  (58a) (5sb)は水冷と空冷の切換
えに応じて冷媒液を振シ分ける冷媒液切換弁である。こ
の場合、凝縮器α♂からの冷媒液を通す冷媒液管(至)
が蒸発器α9の下部に接続されているが、冷媒液循環管
(至)に接続しても良い。なお、熱交換機能の構成1作
用等は第4図に示す吸収器と同様でおる。
なお、上記実施例においては、凝縮器の2重管を縦形に
配置する例について述べたが、横形に配置してもよい。
また、空気冷却のフィン構造としては従来の蒸気圧縮式
ヒートポンプの凝縮器に用いられていたプレートフィン
チューブ形の構造のものt用いて、この伝熱管部t−2
重管形としてもよい。
さらに、上記実施例では冷房運転時に凝縮器(Ill及
び吸収器■で空冷を行う場合について示したが。
これに限らずシャワー用等として温水も利用しようとす
る場合は凝縮器αa又は吸水器@で水冷を行うようにす
ればよく、運転状態に応じて適宜空冷と水冷を使い分け
るようにすると良い。
〔発明の効果〕
以上のように2本発明によれば、再生器、凝縮器、蒸発
器及び吸収器を備える吸収式冷暖房装置において、上記
凝縮器、蒸発器及び吸収器それぞれに水が流通する水熱
交換用伝熱管及び空気熱交換用伝熱管を設けるとともに
風路を形成し、上記各機器において運転状態に応じて水
又は空気と熱交換可能としたので、冷房運転の空冷化と
ともに暖房運転時にはヒートポンプ運転が可能となる。
また、凝縮器、吸収器及び蒸発器は水と空気熱交換用伝
熱管との二l管構成としたので、水冷用。
空冷用の熱交換機能が一体化しているので装置の小形化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の吸収式冷暖房装置を示す系
統図、第2図は本発明の他の実施例の吸収式冷暖房装置
を示す系統図、第3図は本発明の一部の凝縮器の一例を
示す構成図、第4図は同。 吸収器の一例を示す構成図、第5図は同吸収器の一部の
分散手段の変形例を示す畏部斜視図、第6図は同蒸発器
の一例を示す構成図、@7図は従来の空冷吸収式吸暖房
装置を示す系統図である。 図において、 (+71は再生器、a&は凝縮器、a9
は蒸発器、c!0は吸収器であり、@@翰は各容器内の
水熱交換用伝熱管、0υ(2)@は同を気勢交換用伝熱
管。 aW@はフィン、(至)は熱交換器、  (55a) 
(55b)は吸収液切換弁、  (56)は分散パン、
  (57)は分散管。 (58a) (58b) Fi冷媒液切換弁である。こ
の場合分散手段は分散パン(56)又は分散管(57)
と吸収液切換弁(55a) (55b)又は冷媒液切換
弁(s aa) (ssb )で構成される。 なお9図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)再生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器を備える吸収
    式冷暖房装置において、上記凝縮器、蒸発器及び吸収器
    それぞれに水が流通する水熱交換用伝熱管及び空気熱交
    換用伝熱管を設けるとともに風路を形成し、上記各機器
    において運転状態に応じて水又は空気と熱交換可能とし
    たことを特徴とする吸収式冷暖房装置。
  2. (2)凝縮器は内部を水が流通する水熱交換用伝熱管の
    外周に空気熱交換用伝熱管を配した二重管形状を有し、
    上記空気熱交換用伝熱管外周にフィンが設けられ、風路
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸収
    式冷暖房装置。
  3. (3)吸収器及び蒸発器は内部を水が流通する水熱交換
    用伝熱管の外周に空気熱交換用伝熱管を配した二重管形
    状を有し、水冷時に液が上記水熱交換用伝熱管に沿つて
    流れ、空冷時に液が上記空気熱交換用伝熱管に沿つて流
    れるように案内する分散手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の吸収式冷暖房装置。
JP8192690A 1990-03-29 1990-03-29 吸収式冷暖房装置 Pending JPH03282168A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120810A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Tokyo Gas Co Ltd 吸収ヒートポンプ

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JP2007120810A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Tokyo Gas Co Ltd 吸収ヒートポンプ

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