JPH05272831A - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置

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JPH05272831A
JPH05272831A JP7136992A JP7136992A JPH05272831A JP H05272831 A JPH05272831 A JP H05272831A JP 7136992 A JP7136992 A JP 7136992A JP 7136992 A JP7136992 A JP 7136992A JP H05272831 A JPH05272831 A JP H05272831A
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JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
heat
gas refrigerant
flow
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Application number
JP7136992A
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English (en)
Inventor
Yuji Watabe
裕司 渡部
Shiro Yakushiji
史朗 薬師寺
Katsuhiro Kawabata
克宏 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2315/00Sorption refrigeration cycles or details thereof
    • F25B2315/002Generator absorber heat exchanger [GAX]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2315/00Sorption refrigeration cycles or details thereof
    • F25B2315/006Reversible sorption cycles

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡易な手段で冷媒間熱交換器の冷媒流通路を
液冷媒及びガス冷媒専用となし得るようにする。 【構成】 熱源側熱交換器2と利用側熱交換器3との間
に液冷媒とガス冷媒を熱交換させる冷媒間熱交換器32
を設け、冷房時発生器1からのガス冷媒が熱源側熱交2
側への流通を許容し且つ冷媒間熱交32からのガス冷媒
4側への流通を許容する一方、暖房時発生機1からのガ
ス冷媒が利用側熱交3側への流通を許容し且つ熱源側熱
交2からのガス冷媒が吸収器4側への流通を許容する第
1の四路切換弁31と、冷房時利用側熱交3からのガス
冷媒が冷媒間熱交32側への流通を許容し且つ冷媒間熱
交32からのガス冷媒が吸収器4側への流通を許容する
一方、暖房時発生機1からのガス冷媒が利用側熱交3側
への流通を許容し且つ冷媒間熱交32からのガス冷媒が
吸収器4側へ流通するのを許容する第2の四路切換弁3
6とを付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、水ーアンモニア系あ
るいは水ーリチウムブロマイド系等の吸収式冷凍装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷凍装置は従来から良く知られて
おり、例えば水ーアンモニア系吸収式冷凍装置の場合、
高濃度のアンモニアガスを発生させる発生器と、該発生
器で得られたアンモニアガスを凝縮させる凝縮器と、該
凝縮器において得られたアンモニア液を蒸発させる蒸発
器と、該蒸発器で得られたアンモニアガスをアンモニア
希溶液に吸収させる吸収器とを備えた構成とされてい
る。
【0003】ところで、上記のような構成の吸収式冷凍
装置を冷房用あるいは暖房用に共用できるようにしたも
のとしては、発生器、凝縮器、蒸発器および吸収器を流
れる冷媒(即ち、アンモニア)の流通方向を反対に切り換
えるようにする方法がある(例えば、特開平2ー251
061号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公知例には開示さ
れていないが、近年、冷房運転時に凝縮器として作用
し、暖房運転時に蒸発器として作用する熱源側熱交換器
と、冷房運転時に蒸発器として作用し、暖房運転時に凝
縮器として作用する利用側熱交換器との間に液冷媒とガ
ス冷媒とが熱交換する冷媒間熱交換器を介設して、蒸発
器として作用する熱交換器(即ち、冷房運転時における
利用側熱交換器あるいは暖房運転時における熱源側熱交
換器)へ供給される液冷媒を予冷し且つ吸収器へ供給さ
れるガス冷媒を予熱することによってサイクルとしての
熱効率を向上させる試みがなされてきている。
【0005】ところが、上記のような構成とする場合、
従来公知な方法におけるように、1個の四路切換弁によ
り、冷媒流通方向を切り換えるようにすると、冷媒間熱
交換器において、冷房運転時に液冷媒が流通していた流
通路に暖房運転時にはガス冷媒が流通し、冷房運転時に
ガス冷媒が流通していた流通路に暖房運転時には液冷媒
が流通することとなる。すると、冷媒間熱交換器の流通
路(例えば、管内側および管外側)を、液冷媒・ガス冷媒
のどちらにも使える形状とする必要が生じ、熱交換器の
設計が面倒となるという不具合がある。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、極めて簡易な手段により冷媒間熱交換器の冷媒流
通路を液冷媒およびガス冷媒専用となし得るようにする
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明では、上記課題
を解決するための手段として、図面に示すように、発生
器1と、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転
時には蒸発器として作用する熱源側熱交換器2と、冷房
運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器
として作用する利用側熱交換器3と、吸収器4とからな
る冷媒サイクルを備え、前記利用側熱交換器3において
流通冷媒と利用側熱媒体とを熱交換させるようにした吸
収式冷凍装置において、前記熱源側熱交換器2と利用側
熱交換器3との間に、液冷媒とガス冷媒とを熱交換させ
る冷媒間熱交換器32を介設するとともに、冷房運転時
には前記発生器1からのガス冷媒が前記熱源側熱交換器
2側へ流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器32
からのガス冷媒が前記吸収器4側へ流通するのを許容す
る一方、暖房運転時には前記発生器1からのガス冷媒が
前記利用側熱交換器3側へ流通するのを許容し且つ前記
熱源側熱交換器2からのガス冷媒が前記吸収器4側へ流
通するのを許容するように切り換えられる第1の四路切
換弁31と、冷房運転時には前記利用側熱交換器3から
のガス冷媒が前記冷媒間熱交換器32側へ流通するのを
許容し且つ前記冷媒間熱交換器32からのガス冷媒が前
記吸収器4側へ流通するのを許容する一方、暖房運転時
には前記発生器1からのガス冷媒が前記利用側熱交換器
3側へ流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器32
からのガス冷媒が前記吸収器4側へ流通するのを許容す
るように切り換えられる第2の四路切換弁36とを付設
している。
【0008】
【作用】本願発明では、上記手段によって次のような作
用が得られる。
【0009】即ち、二つの四路切換弁31,36の切換
作動により、冷房運転時においても暖房運転時において
も、冷媒間熱交換器32を流れる液冷媒およびガス冷媒
は、それぞれに専用の冷媒流通路(例えば、管内側流通
路および管外側流通路)を流れることとなる。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、発生器1と、
冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸
発器として作用する熱源側熱交換器2と、冷房運転時に
は蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作
用する利用側熱交換器3と、吸収器4とからなる冷媒サ
イクルを備え、発生器1と、冷房運転時には凝縮器とし
て作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する熱源側
熱交換器2と、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖
房運転時には凝縮器として作用する利用側熱交換器3
と、吸収器4とからなる冷媒サイクルを備え、前記利用
側熱交換器3において流通冷媒と利用側熱媒体とを熱交
換させるようにした吸収式冷凍装置において、前記熱源
側熱交換器2と利用側熱交換器3との間に、液冷媒とガ
ス冷媒とを熱交換させる冷媒間熱交換器32を介設する
とともに、冷房運転時には前記発生器1からのガス冷媒
が前記熱源側熱交換器2側へ流通するのを許容し且つ前
記冷媒間熱交換器32からのガス冷媒が前記吸収器4側
へ流通するのを許容する一方、暖房運転時には前記発生
器1からのガス冷媒が前記利用側熱交換器3側へ流通す
るのを許容し且つ前記熱源側熱交換器2からのガス冷媒
が前記吸収器4側へ流通するのを許容するように切り換
えられる第1の四路切換弁31と、冷房運転時には前記
利用側熱交換器3からのガス冷媒が前記冷媒間熱交換器
32側へ流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器3
2からのガス冷媒が前記吸収器4側へ流通するのを許容
する一方、暖房運転時には前記発生器1からのガス冷媒
が前記利用側熱交換器3側へ流通するのを許容し且つ前
記冷媒間熱交換器32からのガス冷媒が前記吸収器4側
へ流通するのを許容するように切り換えられる第2の四
路切換弁36とを付設して、二つの四路切換弁31,3
6の切換作動により、冷房運転時においても暖房運転時
においても、冷媒間熱交換器32を流れる液冷媒および
ガス冷媒が、それぞれに専用の冷媒流通路(例えば、管
内側流通路および管外側流通路)を流れるようにしたの
で、冷媒間熱交換器32を設計するに際しては、液冷媒
用およびガス冷媒用の専用冷媒流通路を設計すればよく
なり、装置の軽量化およびコストダウンを図ることがで
きるという優れた効果がある。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の好
適な実施例を説明する。
【0012】本実施例の吸収式冷凍装置は、水ーアンモ
ニア系のものとされており、符号1はアンモニアガスを
発生させる発生器、2は冷房運転時には凝縮器として作
用し、暖房運転時には蒸発器として作用する熱源側熱交
換器、3は冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運
転時には凝縮器として作用する利用側熱交換器、4は吸
収器を示している。
【0013】本実施例においては、吸収式冷凍装置にお
ける熱源側熱交換器2と利用側熱交換器3(具体的に
は、減圧機構として作用するキャピラリチューブ33)
との間には、液冷媒とガス冷媒とを熱交換させる冷媒間
熱交換器32が介設されている。該冷媒間熱交換器32
は、例えば内管32aと外管32bとからなる二重管式熱
交換器とされており、内管32a内は液冷媒専用流通路
とされる一方、外管32b内(即ち、内外管32a,32b
間の環状通路)はガス冷媒専用流通路とされている。
【0014】また、この吸収式冷凍装置には、冷房運転
時には前記発生器1からのガス冷媒が前記熱源側熱交換
器2側へ流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器3
2の外管32bからのガス冷媒が前記吸収器4側へ流通
するのを許容する一方、暖房運転時には前記発生器1か
らのガス冷媒が前記利用側熱交換器3側へ流通するのを
許容し且つ前記熱源側熱交換器2からのガス冷媒が前記
吸収器4側へ流通するのを許容するように切り換えられ
る第1の四路切換弁31と、冷房運転時には前記利用側
熱交換器3からのガス冷媒が前記冷媒間熱交換器32の
外管32b側へ流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交
換器32の外管32bからのガス冷媒が前記吸収器4側
へ流通するのを許容する一方、暖房運転時には前記発生
器1からのガス冷媒が前記利用側熱交換器3側へ流通す
るのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器32の外管32b
からのガス冷媒が前記吸収器4側へ流通するのを許容す
るように切り換えられる第2の四路切換弁36とが付設
されている。
【0015】ところで、吸収式冷凍サイクルの原理それ
自体は既に周知であるため、図1および図2の吸収式冷
凍装置において同冷凍サイクルがどのようにして実行さ
れるかについては以下簡略に説明する。
【0016】(I) 冷房運転時(図1参照) 発生器1は、容器11内に下方から順に蒸気発生部1
2、精溜部13、分縮部14を備えて構成されており、
加熱手段(本実施例では、バーナ)19によって容器11
の底部に形成された前記蒸気発生部12に貯溜されてい
る作動液(この実施例ではアンモニア水溶液)を加熱する
と、該作動液から冷媒(アンモニア)と吸収液(水)の混合
蒸気が発生し、この混合蒸気が前記精溜部13を通って
上昇する。
【0017】この精溜部13では、適宜段数(この実施
例では5段)の貯液部D1〜D5が形成されていて、後述
する吸収器4側から発生器1に供給される作動液(即
ち、アンモニア濃溶液)Bcが上段の貯液部D5から順次
下段の貯液部D4,D3,D2,D1へ流下するようにされて
いる。
【0018】前記精溜部13では、下方から上昇するア
ンモニアと水の混合蒸気が各貯液棚(D1〜D5)を通過す
るたびに、温度降下と、上方からのアンモニア濃溶液と
の接触とにより同混合蒸気中のアンモニア濃度が上昇
し、そして該精溜部13で濃縮されたアンモニア−水混
合蒸気は、さらに上段の分縮部(詳しくは後述する)14
で水分が分離されて約99.8%のアンモニアガス(ガス冷
媒)となる。このガス冷媒は図1において矢印A11,A12
で示すように第1の四路切換弁31を経て凝縮器として
作用する熱源側熱交換器2へ供給される。該熱源側熱交
換器2では、ファン68により空冷されて凝縮熱を放出
しアンモニアガスが液化してアンモニア液(液冷媒)とな
る。
【0019】この液冷媒は図1において矢印A13で示す
ように冷媒間熱交換器32の内管32aを通って減圧機
構として作用するキャピラリチューブ33で減圧された
後、二重管構造の利用側熱交換器(蒸発器として作用す
る)3で室内機からポンプ52の駆動により利用側熱媒
体流路35を介して供給される利用側熱媒体(本実施例
では、水)と熱交換して蒸発し(水は冷却されて冷房用冷
熱源となる)、再度ガス冷媒(アンモニアガス)となる。
このガス冷媒は図1において矢印A14で示すように第2
の四路切換弁36を通って冷媒間熱交換器32の外管3
2bへ送られ、そこで熱源側熱交換器2からの液冷媒(内
管32a内を通る)を予冷し且つ自らは予熱された後、前
述の第1の四路切換弁31及び第2の四路切換弁36を
経て(図1中の矢印A15、A16)、吸収器4へ送給され
る。
【0020】該吸収器4は、このガス冷媒を発生器1か
ら供給される作動液中に再度吸収する作用を行うもの
で、次のような方法で同作用を実行する。
【0021】すなわち、吸収器4の容器41内の最上段
部には作動液の散布器42が設けられており、該散布器
42に対して矢印L1で示すように発生器1の蒸気発生
部12から精溜部内熱交換器27および減圧機構として
作用するキャピラリチューブ28を介して作動液(3%
アンモニア希溶液)Baが供給される。このアンモニア希
溶液Baは吸収器容器41内で散布器42から散布さ
れ、前記利用側熱交換器3から吸収器容器41内に供給
されるガス冷媒を吸収して容器底部液溜り49に落下す
る。
【0022】この容器底部液溜り49に貯留される作動
液(アンモニア濃溶液)Bcは、ポンプ51により、図1
中の矢印L2,L3,L4,L5で示すように圧送され、その
間において分縮部熱交換器29および熱回収用吸収器内
熱交換器46で熱交換(吸熱)したあと、発生器1内の最
上段の貯液棚D5へ供給される。
【0023】(II) 暖房運転時(図2参照) 図1に示す冷房運転時の冷凍回路のうち、第1および第
2の四路切換弁31,36が切換り、同冷凍回路を流通
するガス冷媒(アンモニアガス)の流れ方向が切換えられ
る(矢印A21〜A28)。
【0024】そして、発生器1の分縮部14で生成され
たガス冷媒(濃度99.8%)は、矢印A21〜A23で示すよう
に第1の四路切換弁31および第2の四路切換弁36を
通って凝縮器として作用する利用側熱交換器3へ流入
し、ここで利用側熱媒体流路35を通って室内機から供
給される利用側熱媒体(本実施例では、水)と熱交換して
凝縮する。水はこれにより加熱され、室内機での暖房用
温熱源となる。
【0025】前記利用側熱交換器3で液化した冷媒は、
矢印A24で示すようにキャピラリチューブ33で減圧さ
れたあと、冷媒間熱交換器32の内管32aを通って、
蒸発器として作用する熱源側熱交換器2に供給されて蒸
発し、さらに第1の四路切換弁31、冷媒間熱交換器3
2の外管32b、第2の四路切換弁36を経て吸収器4
へ供給される(矢印A25〜A28)。
【0026】なお、発生器1での水−アンモニア混合蒸
気の発生・精溜・分縮作用と、吸収器4におけるアンモ
ニアガス冷媒の吸収作用とは、図1に示す冷房運転時の
場合と同様であり、又、その間の作動液(アンモニア濃
溶液とアンモニア希溶液)の流れも図1の場合と同様で
あるのでその説明は省略する。
【0027】上記したように本実施例の場合、二つの四
路切換弁31,36の切換作動により、冷房運転時にお
いても暖房運転時においても、冷媒間熱交換器32を流
れる液冷媒およびガス冷媒が、それぞれに専用の冷媒流
通路(例えば、内管32aおよび外管32b)を流れること
となり、冷媒間熱交換器32を設計するに際しては、液
冷媒用およびガス冷媒用の専用冷媒流通路を設計すれば
よいこととなる。
【0028】本実施例においては、前記吸収器4内に
は、前記熱回収用吸収器内熱交換器46(吸収器4内で
発生する吸収熱の一部を作動液中に回収するための熱交
換器)のほかに、給湯熱源用吸収器内熱交換器47およ
び冷暖兼用吸収器内熱交換器48が設けられている。
【0029】前記給湯熱源用熱交換器47は、給湯タン
ク71内に配設された給湯熱交換器72にポンプ54を
介して接続されて給湯サイクルを構成し、給湯サイクル
を循環する熱媒体(例えば、水)により給湯タンク71内
の水を加熱して給湯用に供することとなっている。な
お、給湯運転中において、給湯タンク71内の水の温度
が高くなると、給湯熱源用熱交換器47での熱交換量が
減少して、冷凍サイクルの条件が崩れて能力が低下した
り、運転不能になるおそれがあるので、給湯熱源用熱交
換器47に温度センサーを付設し、そこでの熱交換量を
算出して、ポンプ54の流量を制御するようにしてい
る。
【0030】前記冷暖兼用吸収器内熱交換器48の入口
側と出口側とには、前記利用側熱交換器3の入口におけ
る利用側熱媒体流路35から三方切換弁61を介して分
岐された分岐往路64aと、前記三方切換弁61の下流
側に合流する分岐復路64bとがそれぞれ接続されてい
る。
【0031】また、放熱用熱交換器5およびポンプ53
を接続する冷却水流路60におけるポンプ53の出口側
は、前記分岐往路64aに対して三方切換弁63を介し
て接続される一方、前記冷却水流路60における放熱用
熱交換器5の入口側は、前記分岐復路64bに対して三
方切換弁62を介して接続されている。
【0032】ここで、三方切換弁62,63は、冷房運
転時においては図1に示すように、冷却水流路60側が
開、分岐往路64aおよび分岐復路64b側が閉となり、
暖房運転時においては図2に示すように、冷却水流路6
0側が閉、分岐往路64aおよび分岐復路64b側が開と
なるように制御されることとなっている。従って、冷房
運転時においては、冷暖兼用吸収器内熱交換器48へは
利用側熱媒体は供給されず、放熱用熱交換器5からの冷
却水が供給され、暖房運転時においては、冷暖兼用吸収
器内熱交換器45へは利用側熱媒体が供給され、放熱用
熱交換器5からの冷却水は供給されないこととなってい
るのである。
【0033】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる吸収式冷凍装置の冷
房運転時における回路構成図である。
【図2】本願発明の実施例にかかる吸収式冷凍装置の暖
房運転時における回路構成図である。
【符号の説明】
1は発生器、2は熱源側熱交換器、3は利用側熱交換
器、4は吸収器、5は放熱用熱交換器、31は第1の四
路切換弁、32は冷媒間熱交換器、32aは内管、32b
は外管、35は利用側熱媒体流路、36は第2の四路切
換弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生器(1)と、冷房運転時には凝縮器と
    して作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する熱源
    側熱交換器(2)と、冷房運転時には蒸発器として作用
    し、暖房運転時には凝縮器として作用する利用側熱交換
    器(3)と、吸収器(4)とからなる冷媒サイクルを備え、
    前記利用側熱交換器(3)において流通冷媒と利用側熱媒
    体とを熱交換させるようにした吸収式冷凍装置であっ
    て、前記熱源側熱交換器(2)と利用側熱交換器(3)との
    間には、液冷媒とガス冷媒とを熱交換させる冷媒間熱交
    換器(32)を介設するとともに、冷房運転時には前記発
    生器(1)からのガス冷媒が前記熱源側熱交換器(2)側へ
    流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器(32)から
    のガス冷媒が前記吸収器(4)側へ流通するのを許容する
    一方、暖房運転時には前記発生器(1)からのガス冷媒が
    前記利用側熱交換器(3)側へ流通するのを許容し且つ前
    記熱源側熱交換器(2)からのガス冷媒が前記吸収器(4)
    側へ流通するのを許容するように切り換えられる第1の
    四路切換弁(31)と、冷房運転時には前記利用側熱交換
    器(3)からのガス冷媒が前記冷媒間熱交換器(32)側へ
    流通するのを許容し且つ前記冷媒間熱交換器(32)から
    のガス冷媒が前記吸収器(4)側へ流通するのを許容する
    一方、暖房運転時には前記発生器(1)からのガス冷媒が
    前記利用側熱交換器(3)側へ流通するのを許容し且つ前
    記冷媒間熱交換器(32)からのガス冷媒が前記吸収器
    (4)側へ流通するのを許容するように切り換えられる第
    2の四路切換弁(36)とを付設したことを特徴とする吸
    収式冷凍装置。
JP7136992A 1992-03-27 1992-03-27 吸収式冷凍装置 Pending JPH05272831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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