JPH03281703A - 焼結体から成る環状歯車のサイジング方法 - Google Patents

焼結体から成る環状歯車のサイジング方法

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Publication number
JPH03281703A
JPH03281703A JP8158390A JP8158390A JPH03281703A JP H03281703 A JPH03281703 A JP H03281703A JP 8158390 A JP8158390 A JP 8158390A JP 8158390 A JP8158390 A JP 8158390A JP H03281703 A JPH03281703 A JP H03281703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
die
sizing
diameter
unrestricting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8158390A
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English (en)
Inventor
Jiro Tanaka
二郎 田中
Masazumi Hanada
正澄 花田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、焼結体で形成される環状歯車の真円度を矯
正するサイジング方法に関する。
〔従来の技術と発明の課題〕
例えば、第4図に示すような焼結体から成る環状歯車へ
の場合は、焼結段階において、その外径を最終−Y法よ
り若干大きめに、また、内径を若干小さめにしておく。
そして、第5図に示すように、製品内径1法に対応した
コアロソ1aおよび製品外径寸法に対応したダイbに対
して、前記歯車Aを上バンチCで押し込み、下バンチd
との間に挾み込んでプレスすることにより内径寸法およ
び外径寸法を矯正している。
矯正時において、この歯車へには、図に矢印で示すよう
な四方向からの力が加わり、この力は歯と歯の間に形成
される中空部に逃げようとする。
このため、歯車の真円度が規格の範囲内に入るように圧
縮すると、第8図に示すように、南中が規格から外れ、
第6図に示すような歯11ノの狭くなった歯車Aになっ
てしまう。
この問題を解決するには、例えば第7図に示すように、
外径だけでなく、各歯間にも嵌り込む段付きダイb′を
使用する方法がある。しかし、この方法にあっては、金
型費が大巾に上枠する他、前記段付きダイb′の段部に
応力が集中して破tUしたり、図のように、下パンチd
が肉薄になって破損し易い等の別の問題があり、有効な
解決策になっていないのが現状である。
そこで、この発明の課題は、形状が複雑な段付きダイを
使用しなくても歯巾が規格から外れることがなく、内径
および外径の真円度を向上させることがでる焼結体から
成る環状歯車のサイジング方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この発明は、内径側または
外径側に歯を有する焼結体製環状歯車の内径側をコアロ
ッドに、外径側をダイにそれぞれこすりつけてその内径
および外径の真円度を矯正する焼結体から成る環状歯車
のサイジング方法において、まず、内径側または外径側
のいずれか一方を開放させた状態で他方を矯正し、引き
続き、他方を開放させた状態で一方を矯正するようにし
たのである。
〔作用〕 以上のような方法によれば、歯車の内径又は外径のうち
一方を矯正するときには他方が開放されており、加わる
力が歯車の歯と歯の間およびその開放された部分に分散
して逃げるので歯の変形が抑制される。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
この発明に係る方法を実施するためのサイジング金型を
第1図に示す。
このサイジング金型は、従来と同様に製品内径寸法に対
応したコアロッド10、製品外径寸法に対応したダイ2
0、下パンチ30および図には示していないが上パンチ
40とから成る。
前記コアロッド10は、その中間部が焼結体内径面の未
拘束部11として小径に形成され、これに対し前記ダイ
20は、その上部が焼結体外径面の未拘束部21として
大径に形成されている。このように形成されたコアロッ
ド10とダイ20とは、図に示すように、ダイ20の未
拘束部21に引き続いて、コアロッド10の未拘束部1
1が位置するように両未拘束部11.21がずれた状態
にセットされている。
従って、第2図に示すように、まず、焼結体から成る歯
車Aを上パンチ40でコアロッド10の上部に押し込む
と、その内径面がコアロッド10にこすりつけられて内
径のみが矯正される。
さらに、歯車Aを上パンチ40で加圧すると、第3図に
示すように、歯車への内径面が未拘束部11に達し、逆
に外径面がダイ20の未拘束部21から外れて拘束され
、外径面のみが矯正される。
最終的には、下パンチ30との間に挾み込んで上下面を
加圧し、サイジングが完了する。
なお、この方法でサイジングしたものは、真円度向上の
為、圧縮量を増加しても歯巾が2.2±0゜07鴎、歯
型分割精度±0.08°以下となり、精度規格を十分満
足していた。
〔効果〕
以上のように、この発明は、焼結体から成る環状歯車の
サイジングにおいて、歯車の内径面と外径面のサイジン
グを同時に行なわず、一方をサイジングしているときは
、他方を開放状態にする方法を採用したため、サイジン
グによる加圧力を歯車の歯間に集中させることなく、分
散して逃がすことができる。
従って、金型費の大中アップにつながり、かつ、金型事
故の発生率の高い段付ダイを使用しなくても歯巾の変化
を押えることができ、製品精度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施例するためのサイジングプレス
の一例を示す要部の断面図、第2図および第3図はサイ
ジング工程を示す図、第4図は環状歯車の一例を示す斜
視図、第5図は従来のサイジング方法を実施するための
サイジングプレスの要Biを示す断面図、第6図はその
装置によりサイジングされた環状歯車を示す斜視図、第
7図は同し〈従来のサイジングプレスを示す要部の断面
図、第8図は従来方法によりサイジングした場合の圧縮
量に対する歯巾および真円度の関係を示すグラフである
。 10・・・・・・コアロッド、11・・・・・・未拘束
部、20・・・・・・ダイ、    21・・・・・・
未拘束部、30・・・・・・下バンチ、 40・・・・・・上バンチ。 同

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内径側または外径側に歯を有する焼結体製環状歯
    車の内径側をコアロッドに、外径側をダイにそれぞれこ
    すりつけてその内径および外径の真円度を矯正する焼結
    体から成る環状歯車のサイジング方法において、まず、
    内径側または外径側のいずれか一方を開放させた状態で
    他方を矯正し、引き続き、他方を開放させた状態で一方
    を矯正するようにしたことを特徴とする焼結体から成る
    環状歯車のサイジング方法。
JP8158390A 1990-03-29 1990-03-29 焼結体から成る環状歯車のサイジング方法 Pending JPH03281703A (ja)

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JP8158390A JPH03281703A (ja) 1990-03-29 1990-03-29 焼結体から成る環状歯車のサイジング方法

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JPH03281703A true JPH03281703A (ja) 1991-12-12

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JP8158390A Pending JPH03281703A (ja) 1990-03-29 1990-03-29 焼結体から成る環状歯車のサイジング方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019073773A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 住友電工焼結合金株式会社 リング状焼結体のサイジング金型

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019073773A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 住友電工焼結合金株式会社 リング状焼結体のサイジング金型

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