JPH03281594A - 発光材料及び表示装置 - Google Patents

発光材料及び表示装置

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JPH03281594A
JPH03281594A JP7897390A JP7897390A JPH03281594A JP H03281594 A JPH03281594 A JP H03281594A JP 7897390 A JP7897390 A JP 7897390A JP 7897390 A JP7897390 A JP 7897390A JP H03281594 A JPH03281594 A JP H03281594A
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JP
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luminescent material
diamond
light
thin film
carbon
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JP7897390A
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English (en)
Inventor
Tadashi Muranaka
廉 村中
Hisao Yamashita
寿生 山下
Kenichi Gomi
五味 憲一
Hiroshi Miyadera
博 宮寺
Kenichi Kizawa
賢一 鬼沢
Akira Yamamoto
明 山元
Teruki Suzuki
鈴木 輝喜
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発光材料特にダイヤモンド薄膜又は粒子を用
いた発光材料とその形成方法、及びそれを用いる発光素
子、表示装置に関する。
〔従来の技術〕
光学、 VOL、 17. NO,4,p 158. 
・881;l:開示すしているように、エレクトロルミ
ネッセンス(以下ELと称する)素子で現在実用化して
いる発光材料は、ZnS : Mn(ZnSにMnが含
有されたもの)であり、黄橙色を呈する。その輝度は5
0〜60Hzの周波数で50〜100 cd/ m2で
ある。
しかし、マルチカラー化、フルカラー化したEL素子を
形成するた約には、三原色である青、縁、赤の発光素子
の開発が不可欠である。このため、すでに数多くの発光
材料の検討がなされてきた。しかし、輝度、効率、色の
純度の三点が同時に満たされる材料はなく、未だに検討
段階である。
緑色の材料については、比較的高輝度のものが得られて
おり、ZnS : TbF3などは50〜60Hzの周
波数で175 cd/ m2の輝度が得られており、実
用化は近いと考えられる。赤色の発光材料としては、こ
れまで検討されたものの中では、CaS : Buなど
が有望であると考えられるが、輝度、効率ともに実用化
のレベルには至っていない。このように、赤色及び緑色
の発光材料は、実用化のための要求条件を必ずしも満た
してはいないまでも、今後の研究により性能の改善がな
され、将来実用化されていくものと考えられる。
一方、青色発光材料については、未だにこれと言ったも
のがなく、その開発がELマルチカラー発光デバイス開
発のボトルネックとなってイル。前述0:)文献: 光
学、 VOL、17. NO,4,p158゜・88に
開示されているように、現在研究されている青色材料の
代表的なものには、ZnS : TllIF5やSrS
 : Ce、 Kなどが有る。しかし、これらは前述の
赤色や緑のEL材料に比較し輝度で2桁、効率で1桁低
い性能しか得られていない。
一方、カソードルミネッセンスを利用した表示素子とし
て、代表的なものに陰極線管(以下CRTと称す)があ
る。これは、テレビやパソコンのデイスプレィに使用さ
れているもので、その原理は、蛍光体を塗布したスクリ
ーンに電子線(または陰極線と称する)を照射すること
により、蛍光体から蛍光が出るというものである。材料
によって発光の色が異なるが、現在は青色用としては、
光物性ハンドブック、 p503〜・84に開示されて
いるように、2nS :^g、 CIが使用されており
、また緑色蛍光としてはZnS : Cu。
Au、 AIなど、また赤色用としてY2O。S:Bu
が用いられている。これらはすでに現在のカラーTVに
使用されているものである。
近年、高精細TVの開発が行われているが、このシステ
ムでは、現在のTVに比較して蛍光体に照射する電子線
の電流密度が2桁はど高くなるため、前述の材料ではそ
の表面が損傷されてしまうといった問題が出てくる。ま
た、電流密度が高くなると、蛍光体の加熱による劣化が
進むという問題もあり、将来型のTVには、高硬度でか
つ熱伝導度が高い材料の開発が余儀なくされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、将来のEL発光素子においては青色材料
で輝度、効率、色の純度などの点で十分に要求仕様を満
たすものがない。また、CRTなどのカソードルミネッ
センスを利用した表示素子においても、高硬度で熱伝導
性の高い青色蛍光体の開発が望まれている。ダイヤモン
ドはバンドギャップが5.5 eVと大きく、原理的に
は、青色から紫外領域までの発光が可能であると考えら
れている。これまでダイヤモンドは高硬度であり、また
絶縁性が高いなどの特徴が注目されており、主に工具や
、半導体レーザのヒートシンクなどの応用が考えられて
いた。これに対して、本発明はダイヤモンドを発光材料
として使用する方法を開示したものである。
ダイヤモンド薄膜は、日本化学会誌、 NO,10゜p
1642〜.  (1984年)や、THIN 5OL
ID PILMS。
137、 p89.  (1986年)に開示されてい
るように、原料ガスをプラズマや電子衝撃などの励起法
により分解して基板上に堆積させる、いわゆる気相合成
法により簡単に成膜できるようになった。
しかし、単に気相から合成しただけのダイヤモンドをそ
のまま発光材料としては使用出来ない。
と言うのは、目的とする色を発光させるた約には、適正
な発光中心がダイヤモンド中に適正量含有されていなけ
ればならないからである。また、前記の気相合成法で合
成したダイヤモンド薄膜にはHや0などといった、発光
中心以外の不要な不純物が混入しており、これらが発光
を阻害することがある。従って、発光中心以外の不要不
純物が少ない高純度のダイヤモンド薄膜の合成が不可欠
である。
本発明の目的は、ELやカソードルミネッセンスを利用
した表示装置に用いられるダイヤモンド発光材料、特に
青色発光体として使用するために必要な不純物の種類と
適正量を開示するとともに、発光の抑制要因となる不純
物の含有量が少ない、高純度のダイヤモンド薄膜あるい
は粒子からなる発光材料とその形成法を提供すると共に
、その発光材料を用いた発光素子及び表示装置を提供す
ることに有る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、少なくともN
SB、Al、P、 As、 Sb、 Ga、 Inのう
ちの1種類を、それぞれ重量で1 ppm〜5%含有す
るダイヤモンド薄膜あるいは粒子からなる発光材料とし
たものである。
上記の発光材料において、ダイヤモンド薄膜あるいは粒
子中の含有物は青色発光を与えるためには、N及び/又
はBがよく、また、これらの内へのOSHの含有量は重
要で70001)p111以下特に11000pp以下
であるのが好ましい。
また、上記性の目的を達成するために、本発明では、上
記の発光材料を用いた発光層と透明電極とを有する発光
素子、あるいはさらに、絶縁層を有する発光素子とした
ものであり、また、これらの発光素子を用いる表示装置
、特に、前記の発光素子と該発光素子に電圧を印加する
ための駆動用トランジスタ及び該トランジスタの制御シ
ステムからなる表示装置としたものである。
更に、本発明では、前記発光材料の形成方法として、ダ
イヤモンド薄膜あるいは粒子が、少なくとも炭素を含有
する分子のガスの分解によって合成されるものであり、
上記の少なくとも炭素を含有する分子としては、炭素以
外に分子中に酸素あるいはN5BSAISPSAs、 
Sb、 Ga。
Inの中から選ばれた1種以上の元素を含有してもよい
。また、少なくとも炭素を含有する分子のガスに、N、
B、^1% P 1A8N 5bSGa、 Inから選
ばれた元素を含有するガスを1種類以上添加して、これ
らの混合物を同時に分解して合成してもよいし、さらに
、ガス中には水素を共存させて行ってもよい。
次に、本発明の詳細な説明する。
ダイヤモンドに良好な青色発光特性を与えるには発光中
心となる不純物を添加することが必要である。特にEL
デイスプレィ装置やCRTにおいては光の波長が450
 nm近傍であり、かつその発光スペクトルがシャープ
な発光体が望ましい。このような発光(ルミネックス)
を得るための発光中心として、窒素や硼素を単独で、あ
るいは両者を共に添加することが望ましい。
添加量は、重量で1 pptn〜5%が適正である。
ダイヤモンド薄膜の製法は、少なくとも炭素を含有する
原料ガス、例えばCH4,C2H2などの炭化水素類や
co、 co2などのような炭素の酸化物類、あるいは
アセトンやアルコール類のように分子内に酸素を含んだ
ものなどと、少なくとも窒素あるいは硼素を含有するガ
スとを、水素共存下で反応容器内で励起分解する方法が
望ましい。分子内に窒素を含有する化合物としては、N
2. No、 NO2,N20. NH,など、また硼
素の化合物としては、B、tl、、 accHa>s、
 B(C21(5)3やB(QC)I3)3などのアル
コキシド化合物などを使用することができる。
あるいは、前述の炭素化合物で分子内に窒素や硼素を元
々含有する化合物を、水素と共に励起分解することも可
能である。この場合の原料ガス°としては尿素などが考
えられる。また、窒素や硼素を、イオン打ち込みにより
ドーピングすることも可能である。
原料ガスの分解は、プラズマ、加熱、電子衝撃あるいは
これらの併用によるものが好ましい。
また、ダイヤモンドの合成法としては、カーボンが主成
分であるターゲットを、水素や不活性ガスのイオン衝撃
により、スパッタする方法も可能である。
以上、ダイヤモンドに青色発光機能を与えるた杓に、発
光中心としてNやBをドーピングする方法を開示したが
、これらの元素以外に、AI。
P、 Ga、 As、 Sb、  Inなどの元素を添
加すると、青色以外の発光が得られる。従って、これら
をダイヤモンドの合成中に添加することにより、青色以
外の発光材料の形成が可能である。この場合の不純物添
加法は、NやBの添加法とまったく同じである。但し、
A1やPなどを含有するガス、例えばAI (CH3)
 3 、A1 (C2H5) s。
AI(i C4L)3やP Ha、 P (CH3) 
3.P ([:2H5) 3などを使用する必要がある
また、NやBの代わりに、As、 Sb、 Ga、 I
nなどをドーピングする場合には、これらの供給ガスと
して、AsHs、 As (CHs) −、As (C
2H5) 3゜Ga(CHs)s、 Ga(CJs)3
. In(CL)3. In(CJs)3゜In(i−
CJs)s、 In(CJs)+などや、アルコキシド
類でAs(OCH3)s、  Ga(OCH3)8. 
 In(DCt13)s。
5b(OCR,)、の使用が望ましい。
上記以外の物質で、N、 B、 Al、 P、 As、
 Sb。
Ga、 Inの供給源として、塩化物などのハロゲンの
使用も可能である。また、イオン打ち込みにより、これ
らの元素をドーピングすることも可能である。
以上、ダイヤモンドに発光特性、特に青色発光機能を与
えるために必要な適正不純物と適正量、また、その添加
方法について述べた。しかし、これだけでは充分な発光
効率が得られない。
本発明者らによる基礎検討の結果、Hや0は発光阻害要
因となるため、これらの含有量の少ないダイヤモンド結
晶の合成が重要であることが明確となった。HやOの含
有量は、それぞれ重量で7000ppm以下、好ましく
は11000pp以下にすることが好ましい。
また、そのようなダイヤモンド結晶を合成するためには
、成膜時に供給する原料ガスにおける水素の組成比を、
90%以上好ましくは95%以上とすることが好ましい
。また、そのほかの方法としては、合成したダイヤモン
ド結晶を水素雰囲気あるいは不活性雰囲気下で、500
℃以上で熱処理することが好ましい。
以上のような方法により合成したダイヤモンドは、エレ
クトロルミネッセンスや、あるいはカソードルミネッセ
ンスによる発光機能を有する。従って、これらの性質を
利用した表示装置への応用が望ましい。
まず、EL素子としての応用方法と素子構造を開示する
。表示装置内の発光素子構造で最もシンプルなものとし
て、ダイヤモンド発光層の両側が透明電極ではさまれた
サンドイッチ構造、いわゆるMSM構造が望ましい。
また、他の発光素子構造としては、ダイヤモンド発光層
の片側が少なくとも一層の絶縁層と接し、更に該絶縁層
が電極と接し、一方ダイヤモンド発光層の反対側面が直
接電極と接する、いわゆるMISM型にも本発明のダイ
ヤモンド薄膜の使用が可能である。更に、現在最も多く
利用されている構造であるMISM型にも応用可能であ
る。この構造は、ダイヤモンド発光層の両面が少なくと
も一層の絶縁層と接し、更に該絶縁層が電極と接してい
るものである。このような構造のものが単位素子であり
、この構造をアレイ化すると表示装置となる。すなわち
、単位素子をアレイ化した発光素子と、該発光素子に電
圧を印加するための駆動用トランジスタ及び該トランジ
スタの制御システムとから表示装置となる。
以上のような構造が発光素子の基本構造であるが、マル
チカラー化するためには三原色のEL素子が必要である
。マルチカラー化するための基本構造としては、赤、緑
、青の発光素子がそれぞれ並列に並んだ構造のものが好
ましい。
一方、カソードルミネックスを利用した代表的なものに
CRTがある。その原理は、陰極線管(いわゆるブラウ
ン管)のスクリーン部に蛍光体が塗布されており、これ
に電子線が照射されると、蛍光体が光を放射して映像が
見えるものである。だのスクリーン部にダイヤモンド薄
膜や、あるいは粒子状ダイヤモンドを堆積あるいは分散
させることにより、現状よりも高硬度、高熱伝導性の蛍
光体の形成が可能である。この場合のダイヤモンド合成
法は、前述のEL素子の場合と同じである。
以上述べた説明において、最も重要なものは、ダイヤモ
ンド薄膜中のNあるいはBあるいはその他の不純物(発
光中心)S度が1 ppm〜5%の範囲に入っているこ
とである。この条件においてダイヤモンド層の発光輝度
が最も高く、スペクトルがシャープであることを本発明
者らは見出した。合成した薄膜が、この濃度範囲の不純
物を含有しているかどうかの判定には、次の二つの分析
法が有効である。
第一の方法はS r M S (5condary J
on Mass3pectros copy )である
。この方法は、ダイヤモンド薄膜にアルゴンやセシウム
のイオンを照射して膜のエツチングを行うものである。
イオンの照射によりスパッターされた膜は、イオン化す
るのでこのイオンを質量分析すると膜の組成が判定でき
る。イオンの質量数により膜内の元素の種類が分かり、
またイオン電流から元素量がわかる。しかしSIMSで
は、膜内の実際の元素量を求することはできない。とい
うのは膜内の元素が、イオン化されて外部にたたきださ
れる場合、種々の形態のイオンとして放出されるからで
ある。例えば、膜内に窒素が混入している場合、検出す
るイオン種は主にN、、 Hの形態の陽イオンや陰イオ
ンなどである。また、ダイヤモンド薄膜であるたt1当
然C,C2,C3などのカーボンの陽イオンあるいは陰
イオンも検出される。このため正確な組成比を求約るこ
とは困難である。しかし、発明者等はSIMS法(セシ
ウムイオンによるエツチングを利用)により検出された
Cの陰イオンとNの陰イオンとに着目して、これらの強
度比N/Cが10−6〜0.05であるダイヤモンド薄
膜あるいは粒子は、良好な発光特性を示すことを見出し
た。従って、本発明は該方法により求とたN/C強度比
が、10−6〜0,05のダイヤモンド薄膜あるいは粒
子を含む。
窒素以外の他の元素についても、同様のことが見出され
た。つまり、ある元素Mのm個イオンと炭素のm個イオ
ンとの比M/C=1(1−8〜0.05が、ダイヤモン
ド発光層の合成の適正条件である。
第二の分析方法は溶融法である。窒素については、黒鉛
のルツボにダイヤモンド発光層を投入して、これを数千
度に加熱して窒素を追い出し、該窒素を熱伝導度差の利
用により定量する方法が良い。B、 Al、 P、 A
s、 Ga、 In、 Sbについては、ダイヤモンド
薄膜をNiやNazSO−などの溶剤とともに溶融して
、炭素分を追い出したのち、JIS法に基づいて定量す
る方法が望ましい。
本発明は、この方法により定量した前記の各不純物重量
濃度がI ppm〜5%であるダイヤモンド薄膜を含む
ものである。
一方本発明者らは、ダイヤモンド薄膜あるいは粒子に0
やHが含有されていると、その発光輝度が低下すること
を見出した。本発明者らがその原因を検討した結果、ダ
イヤモンド薄膜中に含有されている0やHが、発光を阻
害していることが見出された。ダイヤモンドの発光を最
大にするためには、これらの不要な不純物の含有量を低
下させることが不可欠である。特に、その濃度を700
0ppm以下、好ましくは11000pp以下にする必
要がある。これを確認する方法として、次の分析法があ
る。酸素については、先ずダイヤモンドを黒鉛のルツボ
の中でNiを助剤として、Heなどの不活性雰囲気で加
熱する(約2000℃)。これによって、酸素はダイヤ
モンドから気相中に追い出される。気相中に抽出された
酸素は、赤外線吸収により簡単に定量される。
次に水素は、同様にダイヤモンドを真空下で黒鉛のルツ
ボの中でNiを助剤として、約1150℃に加熱する。
この結果、ダイヤモンド中の水素は気相中に抜ける。こ
れをCuOで酸化して、8.0に転化したのち、P2O
3に吸収させる。吸収されたH2Oの定量により、ダイ
ヤモンド中の水素の量を知ることができる。
〔作 用〕
重量で1 ppm〜5%の発光中心を含有させることに
より、ダイヤモンド薄膜は良好な発光特性を示すように
なる。そのメカニズムは完全にわかってはいない。例え
ば、Nを含有している場合、ダイヤモンドの薄膜に大き
な電界(10’V/cm)をかけると、ダイヤモンド結
晶中の電子が加速されて他の電子に衝撃を与える。衝撃
を与えられた電子のエネルギーレベルは、価電子帯から
伝導帯へ上がる。一方、同時にホールが生成される。窒
素は電子を引き寄せる性質があり、負にチャージアップ
する。従って続いてホールを引き寄せ、電子とホールは
再び結合する。この時に発光を伴うと考えられる。また
、窒素以外にも■族やV族の元素がダイヤモンド中に含
有されていると、電子やホールなどのいわゆるキャリア
ーが多くなり、これらが電界に加速された電子の衝撃を
受けると、多くの電子とホールのペアーが生成される。
これらが不純物(発光中心)にトラップされると、再結
合が頻繁に生じるようになり、発光強度が大きくなる。
しかし、これらの不純物には適正量があり、本発明者ら
が前述の分析法により測定した結果、不純物が5%を超
えると、発光輝度が低くなるという問題があることがわ
かった。これは不純物濃度が大きくなると、結晶欠陥が
多くなるためと推定される。結晶欠陥は、電子ホールペ
アーが再結合する際に、無輻射遷移を誘起するといわれ
ている。このような理由により、不純物濃度は5%以下
に押さえることが好ましい。
方本発明者らは、不純物濃度が1 ppm以下になると
、再結合の確率が減るために輝度が極端に低下してしま
うことを見出した。従って、本発明は不純物(発光中心
)重量濃度が1 ppm〜5%のダイヤモンド薄膜ある
いは粒子に限定されるものである。
また、ダイヤモンド中にはHや0などの不純物が含まれ
ている。本発明者らは、これらの含有量が多いほどダイ
ヤモンドの発光機能が低下し、特に7000ppm以上
では、蛍光が観測されなくなることを見出した。酸素や
水素は結晶欠陥を作る性質が有る。結晶欠陥は前述のよ
うに電子−ホールベアーの無輻射遷移を生じるため、結
果的に酸素や水素のダイヤモンドへの混入は、発光輝度
の低下を招くと考えられる。従って、本発明は水素や酸
素の含有量が7000ppm以下、好ましくは1100
0pp以下のダイヤモンドを包含する。
以上の理由により、水素や酸素が混入してない純度の高
い結晶成長技術が重要となる。これについて、本発明者
らは基礎検討を重ねた結果、次のことを見出した。ダイ
ヤモンドの合成は水素雰囲気下でカーボンのソースガス
と、発光中心を含有するガスをプラズマなどにより分解
して行う。この際、水素ガス濃度を90%好ましくは9
5%以上に調整すると、Hや0の混入率が低下し、特に
これらの混入率を7000pI][Il以下に抑制でき
る。これは、水素の添加量を増加すると、ダイヤモンド
中に混入しやすい酸素が、820などに転化されて除去
されるためと考えられる。また、水素の分圧が多いと、
プラズマ中で原子状の水素が生成される割合が低下する
原子状水素は、反応性が高いた約気相中でC−HやC−
Oなどの結合を形成し、膜中に混入しやすい。また、原
子状水素が単体で膜中に拡散することもある。以上の理
由で合成時のガス組成における水素の量を増加すると、
ダイヤモンド中へのHや0の混入を防止できるものと考
えられる。
本発明によるダイヤモンド薄膜は、優れた発光特性を有
するために、種々の表示素子への応用が可能である。例
えば、EL素子が好適である。特に現在青色の有望な発
光材料が求められているので、これに応用するとELの
マルチカラー化、フルカラー化が可能となる。また将来
の高精細テレビジョン用のCRTの発光材料としても、
有効である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されない。
実施例1 以下本発明の実施例を第1図により説明する。
原料ガスCD(H,ベース51%)をマスフローコント
ローラ1により石英製の反応セル2に一定流量(llc
c/分)供給した。一方水素をキャリアーガスとして2
0 cc/分供給した。水素の組成比は82%であった
。排気はロータリーポンプ3により排気したのでセル内
の到達真空度は10−3〜10−4であった。成膜時は
10 torrであった。
石英セル内の基板ホルダー4に石英基板5(5mm角、
厚さ1肛)を保持した。基板ホルダー4の直下には熱電
対10を設置し温度コントローラ6により基板温度を7
50℃に保った。
石英セルにはマイクロ波のキャビティ7が設置されてお
りセル内のガスがプラズマ化されるようになっている。
プラズマ化されているところは発光があるので基板をこ
の発光領域の中に保持するようにした。マイクロ波は2
.45 GHz、 80W一定とした。成膜時間は3時
間とした。この結果合成された薄膜は、厚さが約3μ田
であり、X線回折の結果その結晶性は立方晶ダイヤモン
ドであった。
次にCL評価装置によって該ダイヤモンド薄膜のカソー
ドルミネッセンスを測定した。CL評価装置は真空チャ
ンバーと該チャンバー内に設置された電子銃と分光器か
らなる。試験はチャンバー内にサンプルに入れてこれに
電子線を照射する。電子衝撃によりダイヤモンド薄膜が
励起されて蛍光が出る。これを集光したのち光ファイバ
ーで蛍光を分光器に導き発光スペクトルを検出した。
本実施例で合成したダイヤモンドのCLを評価した結果
、該ダイヤモンド薄膜はなんの発光も示さなかった。該
ダイヤモンド薄膜の定量分析を行った結果、N、H,O
含有量はそれぞれ4 D ppH11,800ppm、
 11000ppであった。
実施例2 実施例1と同様な実験を行った。但し水素ガス流量を1
00 cc1分としてその組成比を95%とした。合成
したダイヤモンドの結晶性は実施例1のものよりも良好
であった。また膜の組成分析の結果N、H,Oの含有量
はそれぞれ40pPm、 200 ppm、 100 
ppmであった。CL評価試験の結果、該ダイヤモンド
薄膜は450nmをピークとしたするどい発光スペクト
ルを有していた。
実施例3 第1図の装置を使用して次の実験を行った。
原料ガスCD (82ベース51.4%)を18.5 
cc/分、また水素ベースの窒素ガス(1%濃度)17
cc/分、及び水素71cc/分を石英セルに供給した
。成膜時の圧力は約1 torrとした。その他の条件
はすべて実施例1と同一である。合成されたダイヤモン
ド薄膜の組成分析の結果、N含有量は600 ppmで
あった。また、CL評価試験の結果、該ダイヤモンド薄
膜は450nmをピークとしたするどい発光スペクトル
を有していた。
実施例4 第1図の装置を用いて、実施例3と同一の条件で反応管
に供給する窒素量を変化させた。但し排気系を改良して
到達真空度を10−’とした。
供給ガスの窒素と炭素の原子数比N/Cを50ppm〜
30%の範囲となるように調整した。この結果合成され
たダイヤモンド薄膜の結晶性をX線回折法で分析した。
また、薄膜組成を前述の溶融法によって求めた。更にC
L評価を実施した。
ダイヤモンド薄膜は窒素含有量が1 ppmを越えると
青色の発光を呈するようになり、これ以下では発光はし
なかった。発光強度が最も強かったのは窒素濃度が4o
ppmから1%の範囲であった。この濃度範囲において
ダイヤモンド薄膜の結晶性は良好であった。しかし窒素
濃度が5%を越えると発光強度は高いものの、結晶性が
やや低下する。このことはダイヤモンド中のH,0の混
入率と関係がある。窒素濃度が5%を越えると酸素、水
素の混入率が数千ppmとなり発光輝度が低下したもの
と考えられる。またこの時供給ガス中の水素の組成比は
約70%であった。
実施例5 実施例2と同一の条件で、水素ベースの窒素ガスの替わ
りにジボラン(水素ベース1%)を石英セルに供給した
。成膜条件はすべて実施例2と同一である。合成できた
薄膜は粒子の大きさが約1μmの多結晶で、組成分析の
結果、Bの混入率は500 ppmであった。CL評価
試験の結果、540nm近傍にピークを有するシャービ
なスペクトルを呈することがわかった。この時ダイヤモ
ンド中の水素、酸素の組成比は200ppm、 100
11pmであった。
実施例6 実施例2で合成したダイヤモンド薄膜を発光層として使
用してEL素子を形成した。その構造を第2図に示した
。発光層11は実施例1で合成した窒素ドープダイヤモ
ンド薄膜で膜厚は約1μmである。該発光層は絶縁層1
2と13ではさまれている。絶縁層はTa、05と5i
n2との2層で膜厚は約1μmである。該絶縁層の上下
にはITO透明電極15がある。基板16は石英である
。電極に50Hzで約100ボルトの電圧をかけた。発
光層における電界は、106V/ cmである。この結
果、該EL素子から目視によりきれいな青色発光が観測
された。また輝度を測定すると50cd/m2であった
。発光スペクトルを分光器で測定すると45 D nm
をピークとした鋭いスペクトルが得られた。
実施例7 第3図に本発明の発光素子を用いた表示装置の構造図を
示す。
第3図において、下からガラス基板21、透明電極24
、絶縁層23、ダイヤモンド発光層25、絶縁層23、
透明電極22の順でそれぞれの薄膜が堆積されている。
国内の斜線部分28は単位発光素子で、その断面構造は
第2図のようになっている。ダイヤモンド発光層25は
透明電極24.22によって電界が与えられたときに発
光するようになっており、電界の印加は駆動用トランジ
スタ27及び制御システム26によりコントロールされ
、任意の画像が得られるようになっている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のEL発光材料では得られないき
れいな青色の発光スペクトルを有し、かつ高輝度でしか
も高熱伝導度の青色発光層を形成できるたt1効率の高
い長寿命の青色発光EL素子を形成できる。またダイヤ
モンドにドーピングする不純物の種類を変化させること
により緑色を始めとする種々の発光層の形成も可能であ
る。
また、高精細のテレヴィジョンやOA機器の青色蛍光体
に好適な薄膜の製造が可能であり、これらの表示装置の
カラー化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の発光材料の形成に使用したダイヤモ
ンド薄膜形成装置であり、第2図は、本発明の発光材料
を用いたEL発光素子の断面構造図であり、第3図は、
ダイヤモンド表示装置の構造図である。 1・・・マスフローコントローラ、2・・・石英セル、
・・・真空ポンプ、4・・・基板ホルダー・・・基板、
6・・・温度コントローラ、・・・マイクロ波導波管、 ・・・マイクロ波発信器、9・・・ストップバルブ、0
・・・熱電対、 1.25・・・ダイヤモンド発光層、 2.13.23・・・絶縁層、 4・・・AI電極、 5.22.24・・・透明電極、 6・・・石英基板、21・・・ガラス基板、6・・・制
御システム、 7・・・駆動用トランジスタ、 8・・・単位発光素子

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくともN、B、Al、P、As、Sb、Ga、
    Inのうちの1種類を、それぞれ重量で1ppm〜5%
    含有するダイヤモンド薄膜あるいは粒子からなる発光材
    料。
  2. 2.N及び/又はBを、それぞれ重量で1ppm〜5%
    含有するダイヤモンド薄膜あるいは粒子からなる発光材
    料。
  3. 3.炭素が主成分である結晶中に、不純物としてN、B
    、Al、P、As、Sb、Ga、Inのうちの1種類以
    上を含有しており、かつ該不純物のそれぞれと炭素との
    原子数比が10^−^6〜0.05であるダイヤモンド
    薄膜あるいは粒子からなる発光材料。
  4. 4.請求項1、2又は3記載において、ダイヤモンド薄
    膜あるいは粒子中には、O、Hの含有量が重量で700
    0ppm以下であることを特徴とする発光材料。
  5. 5.請求項1〜4のいずれか1項記載の発光材料からな
    る発光層と透明電極とを有する発光素子。
  6. 6.請求項1〜4のいずれか1項記載の発光材料からな
    る発光層と、透明電極及び絶縁層とを有する発光素子。
  7. 7.請求項5又は6記載の発光素子を用いることを特徴
    とする表示装置。
  8. 8.請求項5又は6記載の発光素子と、該発光素子に電
    圧を印加するための駆動用トランジスタ及び該トランジ
    スタの制御シテスムからなる表示装置。
  9. 9.請求項5又は6記載の発光素子と、赤色発光素子及
    び緑色発光素子のうちの少なくとも一色の発光素子が、
    基板上に並列に配備されていることを特徴とする表示装
    置。
  10. 10.請求項1〜4のいずれか1項記載の発光材料を、
    陰極線管のスクリーン部の発光層として用いたことを特
    徴とする表示装置。
  11. 11.請求項1〜4のいずれか1項記載の発光材料の形
    成方法において、ダイヤモンド薄膜あるいは粒子が、少
    なくとも炭素を含有する分子のガスの分解によって合成
    されることを特徴とする発光材料の形成方法。
  12. 12.請求項11記載において、炭素を含有する分子が
    、炭素以外に少なくとも酸素を含有することを特徴とす
    る発光材料の形成方法。
  13. 13.請求項11記載において、少なくとも炭素を含有
    する分子のガスに、N、B、Al、P、As、Sb、G
    a、Inから選ばれた元素を含有するガスを1種類以上
    添加して、これらの混合物を同時に分解することを特徴
    とする発光材料の形成方法。
  14. 14.請求項11記載において、少なくとも炭素を含有
    する分子のガスに、N及び/又はBを含有するガスを添
    加して、これらの混合物を同時に分解することを特徴と
    する発光材料の形成方法。
  15. 15.請求項11記載において、少なくとも炭素を含有
    する分子のガスが、該分子中にN、B、A1、P、As
    、Sb、Ga、Inの中から選ばれた少なくとも1種類
    の元素を含有することを特徴とする発光材料の形成方法
  16. 16.請求項11〜15のいずれか1項記載において、
    ガスの分解がプラズマ、加熱、電子衝撃あるいはこれら
    の併用によることを特徴とする発光材料の形成方法。
  17. 17.請求項11〜15のいずれか1項記載において、
    原料ガスに水素を添加し、かつ水素濃度が90%以上で
    あることを特徴とする発光材料の形成方法。
  18. 18.請求項1〜4のいずれか1項記載の発光材料の形
    成方法において、ダイヤモンド薄膜あるいは粒子が、炭
    素が主成分のターゲットのスパッタによって合成される
    ことを特徴とする発光材料の形成方法。
  19. 19.請求項11〜18のいずれか1項記載において、
    合成したダイヤモンド薄膜あるいは粒子を水素雰囲気あ
    るいは不活性ガス雰囲気下で500℃以上で熱処理する
    ことを特徴とする発光材料の形成方法。
  20. 20.請求項1〜4のいずれか1項記載の発光材料の形
    成方法において、N、B、Al、P、As、Sb、Ga
    、Inの元素がイオン打ち込みによって、ダイヤモンド
    薄膜あるいは粒子に添加されたものであることを特徴と
    する発光材料の形成方法。
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