JPH0328102B2 - - Google Patents

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JPH0328102B2
JPH0328102B2 JP57026896A JP2689682A JPH0328102B2 JP H0328102 B2 JPH0328102 B2 JP H0328102B2 JP 57026896 A JP57026896 A JP 57026896A JP 2689682 A JP2689682 A JP 2689682A JP H0328102 B2 JPH0328102 B2 JP H0328102B2
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JP
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arbitration
communication medium
communication system
signal
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JP57026896A
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JPS57155860A (en
Inventor
Rushen Machirudasu Yansen Herarudasu
Yohanesu Yosefuasu Bosu Herarudasu
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS57155860A publication Critical patent/JPS57155860A/ja
Publication of JPH0328102B2 publication Critical patent/JPH0328102B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • G06F13/368Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with decentralised access control
    • G06F13/374Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with decentralised access control using a self-select method with individual priority code comparator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、共通通信媒体により相互接続された
複数のデータステーシヨンを具え、各データステ
ーシヨンが、前記通信媒体を経てデータ信号を伝
送するデータ送信器と、通信媒体を経て他のデー
タステーシヨンの1つにより伝送された信号を受
信するデータ受信器と、1つ以上のデータ送信器
が通信媒体を経て同時に伝送するのを防止するア
ービトレイシヨン装置(任意選択装置)とを具え
るデータ通信システムに関するものである。
上述した型のデータ通信システムは、ユーロマ
イクロジヤーナル4(1978年)第207〜219頁に記
載されたダブリユ・マール及びアール・パツエル
トの論文“インブル−ブメンツ オブ ザ マル
チブロセツシング キヤパシテイズ オブ マイ
クロプロセツサ バシス”から既知であり、コン
ピユータ システムに用いるのが好適であり、例
えばホテル、病院、工場、事務所及び商店の通信
システムとして用いるのが好適である。
一般に、データステーシヨンは限られた区域内
の特定の種々の位置に設けられている。この種の
通信システムでは通常情報は順次のパケツトに伝
送される。この場合1人以上の要求ユーザが同時
に使用を要求しても唯1つの通信媒体は1人のユ
ーザのみがその都度使用可能となるため、どのデ
ータステーシヨン(ユーザ)が次のパケツトを伝
送し得るかを決め得るプロビジヨンが必要とな
る。上述の論文のパラグラフ3,4では通常アー
ビトレイシヨンプロビジヨンと称されるかかるプ
ロビジヨンを実行し各データステーシヨンが優先
符号ワードを与えられるようにしている。通信媒
体へのアクセスを同時に要求するこれらデータス
テーシヨンは、これらを相互接続するアービトレ
イシヨンバスにこの符号ワードを同時に申込む。
従つて最高の優先符号ワードを有するデータステ
ーシヨンが通信媒体へのアクセスを与えられ、そ
の他のデータステーシヨンは全部拒絶される。こ
の符号ワードは、2進符号化されている。この場
合多数のステツプで、即ち先ず最初各符号ワード
の最上位ビツトを比較し、次いで次位ビツトを順
次比較することにより1つのデータステーシヨン
が最終的に選択される。アービトレイシヨンのか
かる態様の欠点は、データ通信システムがアービ
トレイシヨンバスとして知られており、且つ全て
のデータステーシヨンに接続されている追加のバ
スを具える点である。
本発明の目的は、アービトレイシヨンを効率良
く、且つ経済的に行うようにした上述した種類の
データ通信システムを提供せんとするにある。
本発明の特徴は特許請求の範囲に記載の如くで
ある。
本発明データ通信システムの利点は、通信媒体
のデータ搬送容量が損失されることなく、且つ追
加のアービトレイシヨンに対しバスを必要とする
ことなく、かかるアービトレイシヨンを行い得る
ことである。
本発明においてはデータ送受信器は高周波数帯
域を用い、アービトレイシヨン送受信器は低周波
数帯域を用いるようにする。これがためデータ転
送を高速で行うことができる。
又、通信媒体を同軸ケーブルとするのが有利で
ある。その理由はかかるケーブルの布設及び接続
経費が安いからである。
本発明によるアービトレイシヨン装置の好適な
例では、各データステーシヨンのアービトレイシ
ヨン送信器は被制御アービトレイシヨン電流源
と、積分器と、差動増幅器とを具え、この差動増
幅器は通信媒体の信号を受信する第1入力端子
と、データステーシヨンをアービトレイシヨン状
態とする信号を受信する第2入力端子と、通信媒
体に結合されているアービトレイシヨン電流源を
積分器を経て制御する出力端子とを有するように
する。
又、アービトレイシヨン送信器は、更に差動増
幅器の出力端子及び積分器間に配設されたスルー
イング速度制限素子を具えるようにする。かかる
スルーイング速度制限素子を設ける場合には、高
周波データ信号の低周波アービトレイシヨン信号
に与える影響(妨害)が著しく制限される利点を
有する。
以下図面により本発明を説明する。
デイジタルシステムの増大数は分散形態とす
る。このことは、かかるシステムが複数の相互接
続されたモジユールで構成されることを意味す
る。かかるシステムの例としては、分散コンピユ
ータ回線網、電子郵便システム、電子フアイルシ
ステム、モニタシステム、産業処理制御システ
ム、通信システム、音楽及び音声分散システム等
がある。これらシステムの全部はモジユールを有
し、これらモジユールは特定の分散形態としても
比較的限定された区域に位置する。通信をモジユ
ール間で行い得るようにするためにこれらモジユ
ールを共通通信媒体により相互接続する。
分散システムにおいては1つ以上のモジユール
が通信媒体を経て情報を同時に伝送することを要
求する問題が生じる。この問題を解決するため
に、2つ以上の要求モジユールのうちのどのモジ
ユールが通信媒体にアクセスされるかを決めるよ
うにする。これを実行するための主なシステムと
しては夫々異る作動原理が採用される2種類のシ
ステムがある。
第1の型のシステムでは、通信媒体を経る通信
が終了した後、各要求ユーザが任意値で重み付け
されている待機周期をスタートさせる。所定の要
求ユーザの待機周期が経過すると、このユーザは
所要の情報を通信媒体に流し始めるようにする。
次いで他の要求ユーザの待機周期が経過するとこ
のユーザも所要の情報を通信媒体に流し始めるよ
うにする。これらの待機周期は任意に分布してい
るため、“衝突”の危険性がある。かかる衝突が
生じた場合には両ユーザが使用を停止し、新たな
待機周期をスタートさせるようにする。この待機
周期及び“衝突”は時間の損失となる。要求ユー
ザが多ければ多いほど“衝突”の危険性が増大し
その結果、これに従つて通信媒体の最大利用率が
減少する。
本発明に関連する第2の型のシステムでは情報
の伝送が開始される前に、アービトレイシヨンフ
エーズが生ずる。かかるシステムはユーロマイク
ロジヤーナル4(1978年)第4巻、第207〜219頁
に発表されたダブリユ・マール及びアール・パツ
エルトの論文“インブル−ブメンツオブ ザ マ
ルチプロセツシング キヤパシテイズ オブ マ
イクロプロセツサ バシス”の特にパラグラフ
3,4に記載されている。アービトレイシヨンに
割当てられた通信媒体の平行回線にアビトレイシ
ヨンフエーズで供給される符号ワ−ドのビツトを
比較することにより、どのユーザに通信媒体への
アクセスが与えられるかを決める。この第2の型
のシステムの欠点や、追加のアービトレイシヨン
(通信)媒体をアービトレイシヨンに用いる場合
には全てのユーザをこれに接続する必要があり、
又、アービトレイシヨンに通信媒体を用いる場合
にはアービトレイシヨン中通信時間が損失するこ
とである。
第1図に線図的に示すように本発明によれば通
信システムの周波数帯域を2つの周波数帯域に分
割し、情報信号を1方の周波数帯域で伝送すると
同時にアービトレイシヨン信号を他方の周波数帯
域で伝送するようにしている。通常情報信号はデ
ータパケツトの形態で伝送される。第1図におい
て符号Dが付された長方形部分は、順次の時間周
期で遂次伝送されるデータパケツトを示し、符号
Aが付された長方形部分はアービトレイシヨン信
号周期を示し、その各々を用いて、どのユーザ
(データステーシヨン)が次の時間周期中に通信
媒体を経てデータパケツトを伝送するかを決める
ようにする。現在の周期Aと次の周期Dとの間の
係はこれら周期A及びD間の矢印で示す。
伝送のこの形態の利点は利用し得る通信媒体が
経済的且つ有効に用いられることである。この場
合データ信号に対し用いられる周波数帯域を高周
波数範囲に選定するのが有利である。その理由は
高いビツト伝送速度を得ることができるからであ
る。アービトレイシヨンに対しては低周波数帯域
が特に好適である。その理由はこの低周波数帯域
では通信媒体の時間遅延(伝幡時間)を克服し得
るからである。
通信媒体の各接続は、単二線式、撚二線式、遮
蔽より二線式、同軸ケ−ブル、光学フアイバ等の
線路とすることできる。通信媒体は直列情報伝送
に対し配列された単線接続とすることができ、
又、多重情報伝送に対しては共に通信媒体を構成
する多数の並列接続とすることができる。
第2図はデータステーシヨン10の第1例を示
す。このデータステーシヨン10は通信媒体に接
続する。説明の便宜上1例として通信媒体を同軸
ケーブルの形態で示す。データステーシヨン10
を同軸ケーブルの内部導体11及び外部導体12
間に接続する。通信媒体を経て情報を交換し得る
1つ以上の他のデータステーシヨンもこの同軸ケ
ーブルに接続する。他のデータステーシヨンは図
面に示さない。その理由はこれら他のデータステ
ーシヨンがデータステーシヨン10と同一の構成
であるからである。データステーシヨン10はデ
ータ送信器13を具え、このデータ送信器を通信
媒体の内部導体及び外部導体間に接続する。この
データ送信器13には伝送すべきデータ信号を受
信する入力端子14を設ける。データ送信器13
はその出力段を被制御電流源型とする。又、デー
タ送信器13に並列にアービトレイシヨン送信器
15を接続し、この送信器15もその出力段を被
制御電流源型とする。データ送信器13及びアー
−ビトレイシヨン送信器15により生ずる信号
を、各々がこれら信号に割当てられた周波数帯域
で、互に重畳(加算)して通信媒体に供給する。
これら信号を他のデータステーシヨンに伝送し、
これら他のデータステーシヨンで検出が行われる
ようにする。
データ信号を検出するためには同軸ケーブルの
内部導体11を高域通過フイルタ17の入力側に
接続する。これらデータ信号は、これから低周波
アービトレイシヨン信号を除去した後高域通過フ
イルタ17の出力側18に生ぜしめるようにす
る。
データステーシヨン10をアービトレイシヨン
状態とする信号を入力端子19に供給する。この
入力端子19を差動増幅器20の反転入力側に接
続する。この差動増幅器20の非反転入力側は通
信媒体を経て伝送される信号を受信するために同
軸ケーブルの内部導体11に接続する。
第3図は伝送される信号の形状を線図的に示
す。第3a図は低周波アービトレイシヨン信号に
重畳されたデータ信号(ヘア)の高周波パケツト
を示し、第3b図はアービトレイシヨン信号の1
例を示す。この信号は制限された傾斜の遷移を有
し、これによりアービトレイシヨン信号がデータ
信号の検出に誤りを生ぜしめるのを防止する。差
動増幅器20の出力側を所望に応じ、スルーイン
グ速度制限素子21を経て積分器24に接続す
る。低周波アービトレイシヨン信号に重畳された
データ信号は差動増幅器20の出力側で短期間で
はあるが極めて大きく偏移することがある。これ
がため積分器24によつてこの偏移への応答を制
限する。積分器24の出力側をアービトレイシヨ
ン送信器15の制入力端子16に接続する。
アービトレイシヨンは以下に示すように行われ
る。要求ユーザ(データステーシヨン)の全部は
そのアービトレイシヨン符号ワ−ドの各(ビツ
ト)値を、入力端子19、差動増幅器20、所望
に応じスルーイング速度制限素子21、積分器2
4及びアービトレイシヨン送信器15を経て同軸
ケーブルに同時に供給する。この場合、そのアー
ビトレイシヨンビツト値が論理“零”を示すユー
ザは同軸ケーブルが論理“1”状態にある間アー
ビトレイシヨンから除外される。アービトレイシ
ヨンは先ず最初アービトレイシヨン符号ワードの
最上位ビツトのものに対して行われる。その後、
アービトレイシヨンは残りのユーザのうち最上位
ビツトのものに対して行われ、以下これを繰返
し、最後に最高のアービトレイシヨン符号ワード
を有する唯1つのユーザのみが残るようにする。
又、第1ビツトが供給される前にスタートビツト
(又はパルス)が供給され、これによりアービト
レイシヨンが開始されようとしていることを全て
のユーザに知らせ得るようにする。これが充分に
行われる理由はアービツテイングビツトの持続時
間がバスに沿つて伝搬される信号の伝搬時間より
も充分に長いからである。この最後に残つたユー
ザは入力端子14及びデータ送信器13を経て次
のデータ信号周期にデータパケツトを通信媒体に
供給する機会を与えられる。
データ信号がアービトレイシヨン信号に与える
影響を更に制限するために差動増幅器20と積分
器24との間にスルーイング速度制限素子21を
設けるの有利である。第4図はかかるスルーイン
グ速度制限素子の好適な例を示す。このスルーイ
ング速度制限素子は主としてPNPトランジスタ
25及び25′より成る電流ミラーを具え、これ
らトランジスタ25及び25′は、主としてNPN
トランジスタ27及び28より成る電流スイツチ
により作動してコンデンサ26に充電電流を供給
し得るようにする。
PNPトランジスタ25及び25′のエミツタは
ほぼ一定電位、例えば5Vの第1給電ライン29
に接続する。トランジスタ25′のベースをトラ
ンジスタ25のベースに接続し、トランジスタ2
5のベースをそのコレクタに接続する。トランジ
スタ25′のコレクタを出力端子23に接続する
と共にトランジスタ28のコレクタ及びベースに
接続する。トランジスタ25のコレクタを抵抗3
2を経てほぼ一定電位、例えば0Vの第2給電ラ
イン30に接続する。トランジスタ25′及び2
5を適宜接続してこれらトランジスタが電流ミラ
ーとして作動し、即ちトランジスタ25′及び2
5のコレクタ電流が互に等しくなるようにする。
コンデンサ26は第1給電ライン29と出力端子
23との間に接続する。
NPNトランジスタ27及び28のエミツタは
相互接続すると共に抵抗31を経て第2給電ライ
ン30に接続する。トランジスタ27は、そのベ
ースを入力端子22に接続し、コレクタを第1給
電ライン29に接続する。トランジスタ28はそ
のコレクタ及びベースを相互接続して出力端子2
3に接続する。
第4図に示すスルーイング速度制限素子は以下
に示すように作動する。トランジスタ25はこれ
を適宜バイアスしてこれに予定のコレクタ電流1/
2Iが流れるようにする。トランジスタ25′にも
これにほぼ同一のコレクタ電流(1/2I)が流れ
るようにする。トランジスタ28に非導通状態に
するとトランジスタ25′に流れるコレクタ電流
1/2Iがトランジスタ28のコレクタ−ベース短
絡回路を経てコンデンサ26に流れ、このコンデ
ンサを充電する。トランジスタ28を導通状態に
するとトランジスタ25′のコレクタ電流1/2Iが
トランジスタ28を経て流れ、更にコンデンサ2
6から到来し抵抗31の抵抗値により決まる放電
電流もトランジスタ28を流れる。この放電電流
は例えば充電電流に等しくなるように選定するこ
とができる。従つてこの場合トランジスタ28に
は導通状態において電流Iが流れる。このトラン
ジスタ28はトランジスタ27のベースに供給さ
れる信号に応じて導通及び非導通状態となる。第
5a図はかかる信号の1例を示す。この信号は第
3a図に示される信号Aの構成を詳細に示す。第
5b図は出力端子23から取出し得る出力信号を
示す。実際には第3a及び3b図に示す信号の振
幅間の割合は、ここに示す場合よりも大きいもの
である。
更に、スルーイング速度制限素子の効果を数値
例につき説明する。アービトレイシヨン速度を
0.2Mビツト/s、データ速度を20Mビツト/s、
アービトレイシヨンパルス及びデータパルスの双
方の振幅を0.5Vとすると、第2図に示す積分器
24は電流源15を経る通信媒体で0.5/5×10-6= 0.1V/μsのスルーイング速度を生ぜしめ得るよ
うにする必要がある。スルーイング速度制限素子
21を省略する場合には差動増幅器20により生
ずる信号は、振幅が500mV、パルス幅が50nsの
データパルス持続時間中著しい値となる。積分器
24は上述した計算のような最大のスルーイング
速度を有している。上述したデータパルス持続時
間中N個のアービトレイシヨン送信器が同時に送
信を行うとN×0.1V/μs即ちN×5mV/50nsの
スルーイング速度で同軸ケーブルに障害が生ずる
ようになる。従つて例えば50mVの最大許容障害
においては10のユーザのみを接続することがで
きる。
しかし、スルーイング速度制限素子21を上述
した位置に挿入し、且つ第4図のコンデンサ26
及び抵抗31,32の値を適宜選定して0.1V/
μsのスルーイング速度が得られるように構成する
場合にはスルーイング速度制限素子21の出力側
のデータパルスの振幅は50mVから5mVに減少す
る。これがため50mAの最大許容障害において接
続すべきユーザの最大数を2倍に増大することが
できる。
第6図はデータ通信システムに用いるデータス
テーシヨンの第2例を示す。本例では同軸ケーブ
ルの内部導体11及び外部導体12間には複合ア
ービトレイシヨン/データ送信器33を接続す
る。この送信器33は主として制御電流源により
構成され、この制御電流源は入力端子19に供給
されるアービトレイシヨン信号と入力端子14に
供給されるデータ信号との和の信号により制御さ
れる。これらアービトレイシヨン及びデータ信号
は加算素子34で互に加算された後アービトレイ
シヨン/データ送信器33の制御入力端子に供給
される。
第2図につき記載した所から明らかなように数
個のユーザがアービトレイシヨン周波数帯域で同
時に作動し得ることはすでに説明した。通信媒体
即ち同軸ケーブルの直流電圧が著しく増大するの
を防止するためには各アービトレイシヨン送信器
において同軸ケーブルの電圧をアービトレイシヨ
ン周波数帯域で負帰還する。この負帰還は第2図
につき説明したように能動モードで行うことがで
きる。負帰還のこの能動モードでは同軸ケーブル
の電圧を第2図の差動増幅器20によりこれに供
給すべきビツトと比較し、これに応じて同軸ケー
ブルに注入される電流を補正する。第6図に示さ
れる負帰還の受動モードと一般に称される状態に
おいては同軸ケーブルは電圧源36に直列接続さ
れたインピーダンス35によつて装荷される。軸
ケーブルの電圧が電圧源36により生ずる電圧を
越える場合には、例えばコイルとし得るインピー
ダンス35に電流が流れ始めるため、同軸ケーブ
ルの電流が制限されるようになる。或いは又電圧
源36の代りにツエナーダイオードを用いること
ができることは明らかである。
或は又、上述したように各データステーシヨン
個別に負帰還を行う代りに、第7図に示すように
配置されたデータステーシヨンに対し通信媒体の
終端で負帰還を行うこともできる。第7図に示す
例において同軸ケーブルの内部導体11及び外部
導体12間に接続されたデータステーシヨン10
は第6図に示す型のものとすることができるが、
この場合、インピーダンス35及び電圧源36に
より形成される負帰還回路網は省略する。本例で
は通信媒体の両端に終端インピーダンス39(例
えば50Ω)を設ける。この終端インピーダンス3
9に並列に負帰還回路網を設け、この負帰還回路
網もインピーダンス35(特にコイルのような誘
導素子)及び電圧源36(又はツエナーダイオー
ド)をもつて構成する。
一般に負帰還は能動モードとするの好適であ
る。その理由はこれがデータステーシヨンに対し
追加の負荷とはならず、しかも同軸ケーブルの信
号を僅かに減衰するだけであるからである。光学
フアイバを通信媒体として用いる場合には負帰還
の能動モードのみを用いることができる。
受信した信号は、波することによりデ−タ信
号及びアービトレイシヨン信号に分離することが
できる。この目的のためデータステーシヨンは高
域通過フイルタ17及び低域通過フイルタ37を
設ける。データ信号は高域通過フイルタ17の出
力端子18から取出し、アービトレイシヨン信号
は低域通過フイルタ37の出力端子38から取出
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシステムの伝送順序を説
明するブロツク図、第2図は本発明によるデータ
送受信器及びアービトレイシヨン送受信器を具え
るデータステーシヨンの第1例を示すブロツク
図、第3図は第2図に示すデータステーシヨンに
生ずる多数の信号を示す波形図、第4図は第2図
に示すデータステーシヨンに用いるスルーイング
速度制限素子を示す回路図、第5図は第4図に示
すスルーイング速度制限素子の入出力側に生ずる
信号の形状を示す波形図、第6図は本発明による
データ送受信器及びアービトレイシヨン送受信器
を具えるデータステーシヨンの第2例を示すブロ
ツク回路図、第7図はアービトレイシヨンを行う
ための負帰還の態様を示すブロツク回路図であ
る。 10…データステーシヨン、11…同軸ケーブ
ルの内部導体、12…同軸ケーブルの外部導体、
13…データ送信器、14…入力端子、15…ア
ービトレイシヨン送信器、16…制御入力端子1
5、17…高域通過フイルタ、18…出力端子1
8、19…入力端子、20…差動増幅器、21…
スルーイング速度制限素子、22…入力端子2
1、23…出力端子21、24…積分器、25,
25′,27,28…トランジスタ、26…コン
デンサ、29…第1給電ライン、30…第2給電
ライン、31,32…抵抗、33…複合アービト
レイシヨン/データ送信器、34…加算素子、3
5…インピーダンス、36…電圧源、37…低域
通過フイルタ、38…出力端子37、39…終端
インピーダンス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共通通信媒体により相互接続された複数のデ
    ータステーシヨンを具え、各データステーシヨン
    が、前記通信媒体を経てデータ信号を伝送するデ
    ータ送信器と、通信媒体を経て他のデータステー
    シヨンの1つにより伝送されたデータ信号を受信
    するデータ受信器と、1つ以上のデータ送信器が
    通信媒体を経て同時に伝送するのを防止するアー
    ビトレイシヨン装置とを具え、各データステーシ
    ヨンのアービトレイシヨン装置が、アービトレイ
    シヨン信号を通信媒体を経て伝送するアービトレ
    イシヨン送信器と、他のデータステーシヨンの1
    つ以上のアービトレイシヨン送信器により伝送さ
    れたアービトレイシヨン信号を受信するアービト
    レイシヨン受信器とを具えるデータ通信システム
    において、 低周波帯域を用いる前記アービトレイシヨン送
    受信器は同一の通信媒体を経てアービトレイシヨ
    ン信号を送受信し、前記データ送受信器は高周波
    帯域を用い、前記アービトレイシヨン送信器の
    各々はスルーイング速度制限素子を具えるように
    したことを特徴とするデータ通信システム。 2 各データステーシヨンは被制御電流源型の出
    力段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のデータ通信システム。 3 データ送受信器及びアービトレイシヨン送受
    信器の各々は、被制御電流源型の出力段を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    データ通信システム。 4 各データステーシヨンのアービトレイシヨン
    送信器は被制御アービトレイシヨン電流源と、積
    分器と、差動増幅器とを具え、この差動増幅器は
    通信媒体の信号を受信する第1入力端子と、デー
    タステーシヨンをアービトレイシヨン状態とする
    信号を受信する第2入力端子と、通信媒体に結合
    されているアービトレイシヨン電流源を積分器を
    経て制御する出力端子とを有し、前記スリユーレ
    ート制限素子を差動増幅器の出力端子及び積分器
    間に配設するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のデータ通信システム。 5 スルーイング速度制限素子は、電流ミラー
    と、電流スイツチと、コンデンサとを具え、この
    コンデンサを前記電流スイツチの1方の位置にお
    いて電流ミラーにより生ずるほぼ一定の電流によ
    つて充電し、電流スイツチの他方の位置において
    前記コンデンサからほぼ一定の電流を取出し、前
    記電流ミラーは、前記差動増幅器の出力側に生ず
    る信号に応答するようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第4項に記載のデータ通信システ
    ム。 6 各データステーシヨンは、通信媒体に接続さ
    れた負帰還回路網を具えることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載のデ
    ータ通信システム。 7 通信媒体を終端インピーダンスで終端させ、
    この終端インピーダンスが負帰還回路網を具える
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3
    項の何れかに記載のデータ通信システム。 8、負帰還回路網は、インピーダンス及び電圧源
    の直列接続回路を具えることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項又は第7項に記載のデータ通信シ
    ステム。 9 直列接続回路のインピーダンスをコイルとす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載
    のデータ通信システム。 10 通信媒体を同軸ケーブルとすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第9項の何れか
    に記載のデータ通信システム。
JP57026896A 1981-02-26 1982-02-23 Data communication system Granted JPS57155860A (en)

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FR2500697A1 (fr) 1982-08-27
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NL8100930A (nl) 1982-09-16
US4466000A (en) 1984-08-14
GB2095078B (en) 1985-01-03
JPS57155860A (en) 1982-09-27
DE3205948A1 (de) 1982-11-11

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