JPH0328058Y2 - - Google Patents

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JPH0328058Y2
JPH0328058Y2 JP5732685U JP5732685U JPH0328058Y2 JP H0328058 Y2 JPH0328058 Y2 JP H0328058Y2 JP 5732685 U JP5732685 U JP 5732685U JP 5732685 U JP5732685 U JP 5732685U JP H0328058 Y2 JPH0328058 Y2 JP H0328058Y2
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JP
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tape
winding
shaft
rotary plate
hollow shaft
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JP5732685U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、たとえばケーブル等の線条体にテー
プを巻回するテープ巻回装置に関する。
[考案の技術的背景] 一般に、たとえばOFケーブル等のケーブルの
最外層に、火災時にケーブルを保護する防災テー
プを巻回することが行われている。
このようなテープ巻回装置としては、第3図お
よび第4図に示すようなものが知られている。
すなわち、同図において符号1は、走行する線
条体2を挿通する固定中空シヤフトを示してい
る。この固定中空シヤフト1の外周には、図示を
省略した駆動機構により回転自在とされる回転板
3が配設されている。この回転板3の側面3aに
は、回転自在とされるテープドラム装着シヤフト
4が突設されており、このテープドラム装着シヤ
フト4には、線条体2にテープ5を供給するテー
プドラム6が装着されている。
また、この回転板3の前記側面3aの他の位置
には、トルクモータ7のモータシヤフト7aが突
出されている。このモータシヤフト7aには、テ
ープ5の離型紙5aを巻き取る巻取ドラム8が装
着されている。なお、図中符号9はトルクモータ
7に給電する給電子、符号10はこの給電子9に
接触する給電リングを示している。
[背景技術の問題点] しかしながら、このような従来のテープ巻回装
置では、テープ5の離型紙5aを回転板3に取付
けたトルクモータ7により巻き取るので、トルク
モータ7の取付け、トルクモータ7に給電する給
電子9および給電リング10等を必要とし、かつ
これらの部品の取付作業が困難であり、またこれ
らのコストが大幅にかかつてしまうという難点が
あつた。
[考案の目的] 本考案は、かかる従来の難点を解消すべくなさ
れてもので、構造が簡単で、しかも製作費用が従
来にくらべて大幅に低減させることができ、さら
に確実にテープの離型紙を巻き取ることのできる
テープ巻回装置を提供することを目的としてい
る。
[考案の概要] すなわち本考案のテープ巻回装置は、走行する
線条体を挿通する固定中空シヤフトと、この固定
中空シヤフトの外周に中心孔が被嵌され回転自在
とされる回転板と、この回転板の側面から突出し
て形成され前記線条体にテープを供給するテープ
ドラムを回転自在に装着したテープドラム装着シ
ヤフトと、前記テープの粘着層に粘着された離型
紙を巻き取る巻取機構とを備えたテープ巻回装置
において、前記巻取機構を前記回転板の側面から
突出して形成される巻取シヤフトと、前記回転板
の回転を前記固定中空シヤフトを介して巻取シヤ
フトに伝達する伝達機構とにより構成したことを
特徴としている。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例のテー
プ巻回装置を示すもので、同図において符号11
は、走行する線条体12を挿通する固定中空シヤ
フトを示している。
この固定中空シヤフト11の外周には、図示を
省略した駆動機構により正逆方向に回転自在とさ
れる回転板13が配設されている。この回転板1
3の側面13aには、回転自在とされるテープド
ラム装着シヤフト14が突設されており、このテ
ープドラム装着シヤフト14には、線条体12に
テープ15を供給するテープドラム16が装着さ
れている。
また、回転板13の前記側面13aの他の位置
には、回転自在とされる巻取シヤフト17が配設
されており、この巻取シヤフト17には、テープ
15の離型紙15aを巻き取る巻取ドラム18が
装着されている。
固定中空シヤフト11および巻取シヤフト17
には、それぞれプーリー11a,17aが固着さ
れており、これらのプーリー11a,17a間に
は、Vベルト19が巻装されている。
このように構成されたテープ巻回装置では、た
とえば以下に述べるようにして線条体12にテー
プ15が巻回される。
すなわち、まず、線条体12を固定中空シヤフ
ト11に挿通する。次に、テープドラム16から
テープ15を引き出し、テープ15の粘着層を下
にして線条体12に巻きつける。そして、テープ
15の離型紙15aをテープドラム16を一周巻
回させてから、その先端を巻取ドラム18に巻き
つける。この後、線条体12を走行させ、これと
同時に回転板13を、第1図に示す矢印A方向に
回転させテープ15を線条体12に巻回させる。
このとき、テープドラム16は、テープ15を送
出することにより第1図に示す矢印B方向に回転
する。また、巻取ドラム18は、プーリー11
a,17aおよびベルト19により第1図に示す
矢印C方向に回転する。これにより、離型紙15
aが巻取ドラム18に巻取られる。
このように構成された本考案の一実施例のテー
プ巻回装置では、固定中空シヤフト11および巻
取シヤフト17にプーリー11a,17aを装着
させ、これらのプーリー11a,17a間にVベ
ルト19を巻装して回転板13の回転により巻取
シヤフト17を離型紙5aの巻取方向に回転させ
るので、従来のテープ巻回装置にくらべて簡単な
構造で、しかも製作コストが大幅に低減され、さ
らにテープ5の離型紙5aを確実に巻き取ること
ができる。
なお、以上説明した実施例では、固定中空シヤ
フト11および巻取シヤフト17にプーリー11
a,17aを装着させ、これらのプーリー11
a,17a間にVベルト19を巻装して回転板1
3の回転により巻取シヤフト17を離型紙5aの
巻取方向に回転させた例について述べたが、スプ
ロケツトとチエーン、あるいは複数の歯車の組み
合せにより回転させてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のテープ巻回装置に
よれば、巻取機構を回転板の側面から突出して形
成される巻取シヤフトと、回転板の回転を固定中
空シヤフトを介して巻取シヤフトに伝達する伝達
機構とにより構成したので、簡単な構造でしかも
製作費用が安く、さらにテープの離型紙を確実に
巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のテープ巻回装置を
示す正面図、第2図は第1図の−線に沿う一
部断面図、第3図は従来のテープ巻回装置を示す
正面図、第4図は第3図の−線に沿う一部断
面図である。 11……固定中空シヤフト、11a,17a…
…プーリ、12……線条体、13……回転板、1
3a……側面、14……テープドラム装着シヤフ
ト、15……テープ、15a……離型紙、16…
…テープドラム、17……巻取シヤフト、18…
…巻取ドラム、19……ベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 走行する線条体を挿通する固定中空シヤフト
    と、この固定中空シヤフトの外周に中心孔が被
    嵌され回転自在とされる回転板と、この回転板
    の側面から突出して形成され前記線条体にテー
    プを供給するテープドラムを回転自在に装着し
    たテープドラム装着シヤフトと、前記テープの
    粘着層に粘着された離型紙を巻き取る巻取機構
    とを備えたテープ巻回装置において、前記巻取
    機構を前記回転板の側面から突出して形成され
    る巻取シヤフトと、前記回転板の回転を前記固
    定中空シヤフトを介して巻取シヤフトに伝達す
    る伝達機構とにより構成したことを特徴とする
    テープ巻回装置。 (2) 伝達機構は、巻取シヤフトに被嵌されて固着
    されるプーリーと、固定中空シヤフトに被嵌さ
    れて固着されるプーリーと、これらプーリー間
    に巻装されるベルトとからなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のテープ巻回装置。
JP5732685U 1985-04-17 1985-04-17 Expired JPH0328058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5732685U JPH0328058Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JP5732685U JPH0328058Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61173473U JPS61173473U (ja) 1986-10-28
JPH0328058Y2 true JPH0328058Y2 (ja) 1991-06-17

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JP5732685U Expired JPH0328058Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JP (1) JPH0328058Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS61173473U (ja) 1986-10-28

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