JPH0328036A - 車室内照明装置 - Google Patents

車室内照明装置

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JPH0328036A
JPH0328036A JP1164452A JP16445289A JPH0328036A JP H0328036 A JPH0328036 A JP H0328036A JP 1164452 A JP1164452 A JP 1164452A JP 16445289 A JP16445289 A JP 16445289A JP H0328036 A JPH0328036 A JP H0328036A
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Yoshio Matsuno
松野 芳夫
Shinichiro Choji
信一郎 帖地
Teruaki Shigeta
照明 重田
Yoshinori Tanabe
田辺 吉徳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗用車などの車両の車室内の天井面を照明す
る車室内照明装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図に、従来の車室内照明装置の取り付け状態の概略
を示す。第5図において、乗用車など車両12の車室内
を照明する照明灯13(ルームランプなど〉は、通常、
車室内の天井面14の中心部位またはその近傍に取り付
けられており(例えば実開昭54 − 3759号公報
)、照明灯13の全部またはその一部が拡散透過特性を
持つ樹脂などの材質で構威されて、そこから車室内に照
明光を照射して車室内を照明している。
このため、天井面l4の中心部位に取り付けられた照明
灯13の近傍が明るくなり、照明灯13から離れる部位
すなわち周辺部位が中心部位より暗くなっている。
また、照明灯13は天井面l4に直接または補強用部材
などに間接的に取り付けられているため、天井面14か
ら照明灯13が露出している場合が多い。
さらに、車両12の外部の明るさに関係なく、照明灯l
3の出力状態が常に一定になっている.〔発明が解決し
ようとする課題〕 天井面l4の中心部位またはその近傍に照明灯13が取
り付けられていることにより、照明灯l3の点灯時に天
井面14の中心部位が明るくなる反面、周辺部位(各隅
)が暗くなり、車室内が狭い感じを与えるのみならず、
照明灯13が車室内に突出して車室内空間が狭められる
また、照明灯13からの照明光(直射照明光)が直接車
室内に照射されるため、照明灯13の点灯時に直射照明
光がバックミラー15で反射して運転者l6の視野に入
ったり(第5図において、矢印付実線aで示す)、直接
同乗者17の視野に入り(第5図において、矢印付実線
bで示す)視覚的な眩しさや煩わしさを与えることによ
り運転に支障をきたしたり、不快感を与えるばかりでな
く、後続車からも照明灯13が直接見え、ここからの直
射照明光が後続車の運転者や同乗者6の視野に入る(第
5図において、矢印付実線Cで示す)ため、視覚的な眩
しさや煩わしさを与える。
さらに、車両12の外部の明るさが変化するにつれて、
運転者16や同乗者17の眼の感度も変化するにもかか
わらず、照明灯l3の出力状態が一定なため、例えば、
車両l2の外部が明るくなると車室内が暗く感じられ、
逆に車両l2の外部が暗くなると車室内が明るすぎるよ
うに感じられるというように、照明の効果が十分生かさ
れていない.従って、かかる従来例に鑑み、本発明は、
運転者や同乗者に視覚的な眩しさや煩わしさを与えず、
車室内の空間を広く感じさせるような照明装置を提供す
ることを目的としている. 〔課題を解決するための手.段〕 (1)  乗用車などの車両の車室内において、アイポ
イントより上方で、かつ天井面の周辺部位もしくは天井
面の近傍に支持した照明灯と、照明灯に電力を供給する
電源部と、前記照明灯と電源部との間に接続した点灯制
御部から構威し、前記天井面の前後・左右各々の中心部
位と、照明灯を支持した部位との輝度比を、照明灯から
の直射照明光による点灯時において1:10以上にする
(2)  (1)において、前記照明灯からの直射照明
光の照射方向を、天井面の前後・左右各々の中心部位を
少なくとも含む天井面のみを照明する.+3)  (1
)において、前記照明灯を天井面の周辺部位もしくは天
井面の近傍に格納する。
(4)点灯制御部に車両の外部の明るさを検知する検知
部を接続し、前記検知部からの信号により点灯制御部が
、車両の外部の明るさの増加または減少に応じて照明灯
の出力状態を上昇または降下させるように制御する. (5)点灯制御部が、車両が走行中には照明灯の出力状
態を定常出力状態のみにし、車両が停止すると照明灯の
出力状態を定常出力状態と高出力状態とに切り換えるよ
うにする。
〔作 用〕 天井面の前後・左右各々の中心部位の輝度と、その周辺
部位の照明灯の支持された部位との輝度比をinlo以
上として、中心部位より周辺部位を明るくするため、車
室内の広がりを知覚できる。
照明灯からの直射照明光の照射方向を、天井面の前後・
左右各々の中心部位を少なくとも含む天井面のみにする
ため、高輝度の光源(照明灯)が直接運転者や同乗者の
視野に入らず、視覚的な眩しさや煩わしさを与えない。
また、後続車に対しても同様に、視覚的な眩しさや煩わ
しさを与えない。
照明灯を天井面の周辺部位もしくは天井面の近傍に、露
出しないように格納するため、天井面の中心部位に突出
物がなくなり、車室内の空間を広く利用できる。
点灯制御部に車両の外部の明るさを検知する検知部を接
続し、前記検知部からの信号により点灯制御部が、車両
の外部の明るさの増加により照明灯の出力状態を上昇さ
せ、車両の外部の明るさの減少により照明灯の出力状態
を降下させるように制御することにより、常に車両の運
転者や同乗者の眼の順応状態に追従するように照明灯の
出力状態を変化させるため、車室内の広がりの知覚など
の照明効果が十分生かされる。
点灯制御部が、車両が走行中には照明灯の出力状態を定
常出力状態のみにし、車両が停止すると照明灯の出力状
態を定常出力状態と高出力状態とに切り換えるようにす
るため、車両が停止中において、後続車や自軍の周囲に
視覚的な眩しさや煩わしさを与えるおそれのない場合に
は、照明灯を定常出力状態より高い高出力状態(より明
るくなる)に設定でき、運転者や同乗者の顔・容姿・挙
動などが十分確認できる明るさを確保できる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図を用いて、本発明の一実施例を説明す
る。
第1図乃至第3図において、1は車両゛で、2は車両l
の車室内の天井面、2a , 2bは天井面2の前部座
席側の周辺部位(両隅2箇所)、2C,2dは天井面2
の後部座席側の周辺部位(両隅2箇所)、2eは天井面
2の前後・左右各々の中心部位、3はランブ4と配光制
御機能を有する反射板5とからなる照明灯、6は照明灯
3のランプ4を任意の時間に点灯または消灯させる点灯
制御部、7は点灯制御部6を介してランプ4に電力を供
給する電源部、8は車両lの外装、9は点灯制御部6に
接続され、車両1の外部の明るさを検知する検知部、1
0a,10bは前部座席、IOC,10dは後部座席、
llaは前部座席10aに着座している車両1の運転者
、llbは前部座席10bに着座している同乗者、ll
c,lldは後部座席IQc,10dに着座している同
乗者、Eaは運転者1)aのアイポイント、Ebは同乗
者1lbのアイポイント、Ec,Edは同乗者1)C,
lidのアイポイント、XはアイポイントEa ,Eb
 ,Ec ,Edを含む面、Wは天井面2の各周辺部位
2a,2b,2c,2dに設けた開口部である。
車両1の車室内において、面Xより上方でかつ天井面2
の周辺部位2a ,2b ,2c ,2dのうち、前部
座席10a.10b側の周辺部位’la , 2bと後
部座席10c,10d側の周辺部位2C,2dとに照明
灯3を支持・設置する。また、点灯制御部6には乗用車
1の外部の明るさを検知するための検知部9を接続する
。この検知部9は、点灯制御部6に接続した照明灯3を
、車両1の外部の明るさに対応させて点灯・消灯および
定常出力・高出力状態に切り換える機能を持たせている
第3図は、天井面2に照明灯3を支持・設置した部位(
第1図のY−Y’線断面の部位)の断面図で、天井面2
の周辺部位2a,2b,2C,2dの代表として周辺部
位2aについて説明する.即ち照明灯3は天井面2と外
装8とのなす領域に格納して天井面2の表面に露出せず
、車室内の各アイポイント(Ea , Eb , Ec
 , Ed )の位置から高輝度となる部分(主として
ランプ4)が直接見えない構造にしている。このように
照明灯3を格納することにより、車室内の空間を広く且
つ有効に利用することができる。
第3図において、天井面2に設けた開口部Wを通して照
明灯3から天井面2に沿うようにして照明光(図中の実
線および矢印で示す)を天井面2に対して照射する。天
井面2に照射した照明光は天井面2で拡散反射したのち
、車両1の車室内全体を照射して車室内を間接的に照明
する。なお、照明灯3の反射板5には、照明灯3からの
直射照明光が天井面2のみを照明するように配光制御す
る機能を持たせている。
上記のような横威にすることにより、照明灯3からの照
明光が直接、運転者1)aや同乗者1lb,1)c,l
idの眼(視野)にはいらないため、視覚的な眩しさや
煩わしさを与えることがない。
上記において、車両1が走行中における天井面2の輝度
レベルは、天井面2の周辺部位2a,2b,2c,2d
で200 cd/d以下、天井面2の前後・左右各々の
中心部位2eで0.1cd/rr?以上に設定し、かつ
周辺部位2a,2b,2c,2dと中心部位2eとの輝
度比を10:l以上に設定している。
第4図に、本実施例において実験により求めた天井面2
の輝度分布特性を示す。
上記のように、天井面2の周辺部位2a,2b,2C 
, 2dに照明灯3を設け、天井面2の中心部位2eに
対して周辺部位2a.2b,2c,2dをより明るくす
ることにより、天井面2を広く知覚することができる。
この理由は以下による。すなわち、一般的な屋内の居住
空間において、周辺部位に対して中心部位を明るくする
より、中心部位に対して周辺部位を明るくする方が、居
住空間を広く知覚できることが知られており(照明学会
編;ライティングハンドブックP.267図1)・32
およびP.431図19・12参照)、車室内は一般的
な屋内の居住空間に比べて狭いことが多いが、この場合
でも前記の考えを適用することにより、同様の効果、す
なわち広がりを知覚できるものである。さらに周辺部位
2a ,2b ,2c ,2dと中心部位2eとの輝度
比を10:1以上にしたのは、以下の理由による。
一般的な事務所などにおいて、机上面の視対象物(主と
して見ようとするもの)の輝度とその周囲の輝度との輝
度比は、10:1以下(理想としては3:l以下)を推
奨している(照明学会編;ライティングハンドブックP
.252表l1・2参照)。
この輝度比であれば、ほぼ快適な作業環境を設定できる
といわれている。しかし、車室内という条件を考慮する
と、事務所などのように常に視作業などを続けることが
ないため、上記の輝度比を10:l以上としても、不快
にならない限界までであれば許容できるものと考えて、
本実施例ではlO:l以上とした.このようにすること
により、前記と同様に広がりを知覚できる。
なお、上記において周辺部位2a,2b,2c,2dの
輝度を200 cd/ n{以下としたのは以下の理由
による。
いま一般的な道路を夜間に走行する場合を考えると、車
両の運転者や同乗者が、車両の周囲の環境の明るさに順
応する(眼が周囲の明るさに慣れる)のは、輝度レベル
として1〜2cd/rrr程度といわれている。このよ
うな状態において、車室内に設けられた照明灯(主とし
て光源)の輝度が運転者や同乗者に眩しさや煩わしさな
どの不快な感じを与える輝度としては、約2,000 
cd / rdである(照明学会編;ライティングハン
ドブックP.255図1)・l9参照)。
また、一般的な事務所などにおいて、天井面の輝度Lc
とその天井面に取り付けられた照明器具(照明灯〉の輝
度L1との相対関係を求めた例として、LcとL1との
輝度比が約1:10ということが知られている(照明学
会編;ライティングハンドブック P.253図1i・
15参照)。この関係は、車室内の天井面とその天井面
に設けられた照明灯との関係においてもほぼ適用できる
と考えられる。
以上のことから、天井面2の周辺部位2a,2b,2c
,2dの輝度の上限としては2, 000cd /rr
r/10=200 cd/ rdにすることが妥当であ
ると考える. また、中心部位2eの輝度を0.1cd/%以上とした
のは、第4図に示すように、天井面2の奥行や広がりを
視認できる輝度の限界値を実験によって求めた結果から
設定したものである。
このような構或において、以下にその動作を説自する. 第1図及び第2図において、車両1が走行中に、車両1
の外部の明るさが低下してくる(例えば、薄暮時や夜間
、またはトンネルの中を走行中など)と、車両1に設置
している検知部9により外部の明るさ(照度や輝度など
)の低下を検知して、その信号を点灯制御部6に送る。
点灯制御部6ではこの信号を受けて、照明灯3の点灯の
必要性の有無を判断し、点灯が必要だと判断した時点で
、照明灯3に対して「点灯」の指令信号を送り照明灯3
を点灯する。
また上記とは逆に、車両lの外部の明るさが上昇すると
、検知部9により外部の明るさの上昇を検知して、その
信号を点灯制御部6に送り、点灯制御部6からの「消灯
」の指令信号によって照明灯3を消灯する。(ここまで
の機能は、従来からの機能と同様である) 本実施例の点灯制御部6では、前記従来の車両1の外部
の明るさの変化によって、照明灯3を点灯または消灯さ
せる機能に加えて、検知部9からの明るさの信号を解析
し、車両1が走行中で且つ照明灯3の点灯時において、
照明灯3の点灯状態(以下、定常出力状態という)を2
種類の定常出力状態、すなわち市街地での店舗照明・看
板照明・街路照明や、道路照明・トンネル照明などによ
り、車両1の外部が比較的明るい場所を走行する時には
、定常出力状態のうち明るい出力状態(以下、Lモード
という)に、また前記照明のない暗い道路など、車両1
の外部が暗い場所を走行する時には、暗い出力状態(以
下、Dモードという)にそれぞれ設定する機能を持たせ
ている。
さらに、車両lが停止中でかつ照明灯3の点灯時におい
て、後続車や自車の周囲に視覚的な眩しさや煩わしさを
与えるおそれのない場合に、照明灯3の点灯状態を定常
出力状態より高い(明るい)出力状態(以下、高出力状
態という)に設定する機能を持たせている。
ここで、定常出力状態(Lモード,Dモード)と高出力
状態を設定した理由を以下に述べる。
車両1の前部座席10a.10bと後部座席10C,1
0dとにおいて、前部座席10aに着座している運転者
1)aと前部座席10bに着座しでいる同乗者1lbお
よび後部座席10c,10dに着座している同乗者li
e,lidはいずれも通常、車両1の進行方向に視線を
向けていることが多い。この時の運転者1)aと前部座
席10bの同乗者1lbの眼は、前方の路面や建物、あ
るいは信号灯や交通標識などの明るさに順応しているも
のと考えられる。同様に、後部座席IQc,10dの同
乗者1)c,lldの眼は、路面や周囲の建物などに加
えて、車室内の情景、例えば前部座席10a,10bの
背面部分や天井面、あるいはドアや床面などに順応して
いる.いま、車両lが走行中において、車両1の外部が
暗い場合を考えると、前記のように照明灯3はDモード
に設定される。この時、運転者1)aや同乗者1lb 
, llc , lidの眼の感度は上がる状態(眼の
順応輝度が低下する)になっていることから、天井面2
の照明レベルは比較的低い〈暗い〉状態に設定しても、
天井面2を見たときに広がり感などの効果が十分出せる
。しかし、車両lの外部が明るくなると、運転者1)a
や同乗者1lb,1)c,lldの眼の感度が下がる状
B(眼の順応輝度が上昇する)になるため、照明灯3の
設定がDモードでは暗く感じてその効果が出せない。こ
のため、天井面2の照明レベルをより高い(明るい)状
態に設定する必要がある。このような時に、照明灯3は
Lモードに設定される。
一方、車両1が停止中において、後続車や自車の周囲に
視覚的な眩しさや煩わしさを与えるおそれのない場合に
は、照明灯3を定常出力状態より高い高出力状態に設定
することにより、運転者l1aや同乗者1lb , l
lc , lidの顔・容姿・挙動などが十分1+1認
できる明るさを確保することができるものである。
なお、本実施例において、照明灯3の出力状態を、定常
出力状態2種類と高出力状B1種類の計3種類を設定し
たが、これを検知部9の出力パターンに連動させて、も
っと多くの出力状態を設定することにより、さらに運転
者1)aや同乗者1lb,1)c,lldの眼の順応特
性に合致した効率のよい照明を実現することができるも
のである。
〔発明の効果〕
天井面の前後・左右各々の中心部位の輝度と、その周辺
部位の照明灯の支持された部位との輝度比を1=10以
上として、中心部位より周辺部位を明るくすることによ
り、車室内の広がりを知覚できる。
照明灯からの直射照明光の照射方向を、天井面の前後・
左右各々の中心部位を少なくとも含む天井面のみにする
ことにより、高輝度の光源(照明灯)が直接運転者や同
乗者の視野に入らず、視覚的な眩しさや煩わしさを与え
ない。また、後続車に対しても同様に、視覚的な眩しさ
や煩わしさを与えない。
照明灯を天井面の周辺部位もしくは天井面の近傍に、露
出しないように格納することにより、天井面の中心部位
に突出物がなくなり、車室内の空間を広く利用できる。
点灯制御部に車両の外部の明るさを検知する検知部を接
続し、前記検知部からの信号により点灯制御部が、車両
の外部の明るさの増加により照明灯の出力状態を上昇さ
せ、車両の外部の明るさの減少により照明灯の出力状態
を降下させるように制御することにより、常に車両の運
転者や同乗者の眼の順応状態に追従するように照明灯の
出力状態を変化させるため、車室内の広がりの知覚など
の照明効果を十分生かすことができる。
点灯制御部が、車両が走行中には照明灯の出力状態を定
常出力状態のみにし、車両が停止すると照明灯の出力状
態を定常出力状態と高出力状態とに切り換えるようにす
ることにより、車両が停止中において、後続車や自軍の
周囲に視覚的な眩しさや煩わしさを与えるおそれのない
場合には、照明灯を定常出力状態より高い高出力状B(
より明るくなる)に設定でき、運転者や同乗者の顔・容
姿・挙動などが十分確認できる明るさを確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である車室内照明装置の平面
概略図、第2図は同じく側面概略図、第3図は第1図の
Y−Y ’線に沿って形成された断面図、第4図は本発
明の車室内照明装置による天井面の輝度分布特性図、第
5図は従来の車室内照明装置の側面概略図である。 1・・・・・・車両、2・・・・・・天井面、2a ,
 2b・・・・・・前部座席側の周辺部位、2c,2d
・・・・・・後部座席側の周辺部位、2e・・・・・・
天井面2の前後・左右各々の中心部位、3・・・・・・
照明灯、4・・・・・・ランプ、5・・・・・・反射板
、6・・・・・・点灯制御部、7・・・・・・電源部、
8・・・・・・外装、9・・・・・・検知部、10a,
10b・・・・・・前部座席、10c.10d・・・・
・・後部座席、lla・・・・・・運転者、1lb ,
 llc , lid・・・・・・同乗者、Ea・・・
・・・運転者1)aのアイポイント、Eb,EC ,E
d・・・・・・同乗者1lb , IIC . lid
のアイポイント、X・・・・・・アイポイントEa  
,Eb  ,Ec  ,Edを含む面、W・・・・・・
開口部。 喜g臣

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車室内において、アイポイントより上方で、かつ
    天井面の周辺部位もしくは天井面の近傍に支持された照
    明灯と、照明灯に電力を供給する電源部と、前記照明灯
    と電源部との間に接続された点灯制御部からなり、前記
    天井面の前後・左右各々の中心部位と、照明灯の支持さ
    れた部位との輝度比が、照明灯からの直射照明光による
    点灯時において1:10以上であることを特徴とする車
    室内照明装置。
  2. (2)照明灯からの直射照明光の照射方向を、天井面の
    前後・左右各々の中心部位を少なくとも含む天井面のみ
    にしたことを特徴とする請求項第1項記載の車室内照明
    装置。
  3. (3)照明灯が天井面の周辺部位もしくは天井面の近傍
    に格納されたことを特徴とする請求項第1項および第2
    項のいずれかに記載の車室内照明装置。
  4. (4)点灯制御部に車両の外部の明るさを検知する検知
    部が接続され、前記検知部からの信号により、点灯制御
    部が車両の外部の明るさの増加により照明灯の出力状態
    を上昇させ、車両の外部の明るさの減少により照明灯の
    出力状態を降下させるように制御することを特徴とする
    請求項第1項乃至第3項のいずれかに記載の車室内照明
    装置。
  5. (5)点灯制御部が、車両が走行中には照明灯の出力状
    態を定常出力状態のみにし、車両が停止すると照明灯の
    出力状態を定常出力状態と高出力状態とに切り換えるよ
    うにしたことを特徴とする請求項第1項乃至第4項のい
    ずれかに記載の車室内照明装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076519A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 車室内照明システム

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