JPH0327979B2 - - Google Patents
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- JPH0327979B2 JPH0327979B2 JP56079701A JP7970181A JPH0327979B2 JP H0327979 B2 JPH0327979 B2 JP H0327979B2 JP 56079701 A JP56079701 A JP 56079701A JP 7970181 A JP7970181 A JP 7970181A JP H0327979 B2 JPH0327979 B2 JP H0327979B2
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は不可逆メモリおよび可逆メモリ両方の
機能を有する新規なタイプの記録媒体に関する。
機能を有する新規なタイプの記録媒体に関する。
書込み可能な光デイスクは低融点金属薄膜をレ
ーザーなどの熱により熔融して記録を行なうもの
であるが、一度書込みと消去できないという欠点
を有している。また光磁気メモリはキユーリー点
の低い（70〜120℃位）垂直磁気異方性を示す磁
性膜にレーザーなどで局部的に加熱して保磁力を
低下させた状態で外部磁界を印加して記録を行な
う。読み出しには磁気化学効果を用いて行なうも
のであり、この方式は情報の消去は可能である
が、光磁気メモリ材料が酸化などの影響により劣
化されやすく、情報の長期保存には適していな
い。
ーザーなどの熱により熔融して記録を行なうもの
であるが、一度書込みと消去できないという欠点
を有している。また光磁気メモリはキユーリー点
の低い（70〜120℃位）垂直磁気異方性を示す磁
性膜にレーザーなどで局部的に加熱して保磁力を
低下させた状態で外部磁界を印加して記録を行な
う。読み出しには磁気化学効果を用いて行なうも
のであり、この方式は情報の消去は可能である
が、光磁気メモリ材料が酸化などの影響により劣
化されやすく、情報の長期保存には適していな
い。
本発明はこれら従来技術における不便さを克服
するもので、単一の記録媒体で長期保存用の劣化
のない不可逆なメモリとしての性能と、随時保存
情報を変更できる可逆メモリとしての性能を有
し、かつ両者のメモリの再生特性殊に可逆メモリ
の再性特性の向上された記録媒体を提供しようと
するものである。
するもので、単一の記録媒体で長期保存用の劣化
のない不可逆なメモリとしての性能と、随時保存
情報を変更できる可逆メモリとしての性能を有
し、かつ両者のメモリの再生特性殊に可逆メモリ
の再性特性の向上された記録媒体を提供しようと
するものである。
本発明者は、透明基板の一面上に高融点高反射
率の金属薄膜および低融点高反射率の金属薄膜を
設け、そして他方の面上に垂直磁気異方性を有す
る高保磁力の磁性膜および場合により保護膜を設
けてなる記録媒体によつて上述の目的を成できる
ことを知見した。
率の金属薄膜および低融点高反射率の金属薄膜を
設け、そして他方の面上に垂直磁気異方性を有す
る高保磁力の磁性膜および場合により保護膜を設
けてなる記録媒体によつて上述の目的を成できる
ことを知見した。
本発明はかかる知見に基づいてなされたもので
ある。
ある。
本発明を添付図面を参照して更に詳細な説明す
る。
る。
第１図に示すように透明基板１の片面に高融点
高反射率を示す金属薄膜２を設けそしてその上に
低融点金高反射率の金属薄膜３を設ける。高融点
金属薄膜２はNi、Crなどの蒸着またはスパツタ
リングで形成される。また低融点金属薄膜３は
Bi、Te、Sn、Pbなどの蒸着またはスパツタリン
グで形成できる。透明基板は透明なガラス、セラ
ミツク、あるいはGaGdガーネツトのような合金
などを用いる。
高反射率を示す金属薄膜２を設けそしてその上に
低融点金高反射率の金属薄膜３を設ける。高融点
金属薄膜２はNi、Crなどの蒸着またはスパツタ
リングで形成される。また低融点金属薄膜３は
Bi、Te、Sn、Pbなどの蒸着またはスパツタリン
グで形成できる。透明基板は透明なガラス、セラ
ミツク、あるいはGaGdガーネツトのような合金
などを用いる。
透明基板１のもう一方の面には磁気化学効果を
示す高保磁力の垂直磁化膜４を設ける。この垂直
磁化膜４はMn−Bi、Co−Cr膜およびTb−Fe、
Gd−Co、Gd−Feなどの重希土類−遷移金属の
合金膜を蒸着またはスパツタリングなどで適用す
る。所望により透明な保護膜５がSiO2などの蒸
着またはスパツタリングなどで形成されてもよ
い。
示す高保磁力の垂直磁化膜４を設ける。この垂直
磁化膜４はMn−Bi、Co−Cr膜およびTb−Fe、
Gd−Co、Gd−Feなどの重希土類−遷移金属の
合金膜を蒸着またはスパツタリングなどで適用す
る。所望により透明な保護膜５がSiO2などの蒸
着またはスパツタリングなどで形成されてもよ
い。
このようにして構成された記録媒体は次のよう
にして使用される。
にして使用される。
長期間保存しておく必要な情報は金属薄膜側に
記録情報に応じたレーザービームを照射して、低
融点金属薄膜上に小さな穴をあけ記録する。この
情報の再生に当つては記録面にコヒーレントな光
ビームを照射すると穴部でその反射光は位相差に
もとづく干渉をおこして光強度に差が生じるので
これを用いて情報を読みとる。
記録情報に応じたレーザービームを照射して、低
融点金属薄膜上に小さな穴をあけ記録する。この
情報の再生に当つては記録面にコヒーレントな光
ビームを照射すると穴部でその反射光は位相差に
もとづく干渉をおこして光強度に差が生じるので
これを用いて情報を読みとる。
短期間保存しておいて随時内容を変更したい情
報は垂直磁化膜側に記録情報に応じたレーザービ
ームを照射して磁化膜のキユリー点付近迄温度を
上げて膜のHcを下げて外部磁界を印加して磁気
モーメントを反転させ記録する。再生時にはレー
ザービームなどを照射し、その反射光の偏光面が
磁化に応じて回転するカー効果を利用して読し出
す。この際、レーザービームの一部は垂直磁化膜
を透過するときにフアラデー効果を受けるが、こ
の透過光は高融点高反射率の金属薄膜で反射して
前記カー効果に重畳し、みかけのカー回転角を増
大させるため、Ｃ／Ｎが向上する。
報は垂直磁化膜側に記録情報に応じたレーザービ
ームを照射して磁化膜のキユリー点付近迄温度を
上げて膜のHcを下げて外部磁界を印加して磁気
モーメントを反転させ記録する。再生時にはレー
ザービームなどを照射し、その反射光の偏光面が
磁化に応じて回転するカー効果を利用して読し出
す。この際、レーザービームの一部は垂直磁化膜
を透過するときにフアラデー効果を受けるが、こ
の透過光は高融点高反射率の金属薄膜で反射して
前記カー効果に重畳し、みかけのカー回転角を増
大させるため、Ｃ／Ｎが向上する。
また、本発明の一つの態様においては、垂直磁
化膜として透明なフアラデー効果を有する材料例
えばY3Fe5o12、YSmCaFeGe系ガーネツトなど
を液相エピタキシヤルを沈着法により調製し、こ
れを透明基板に設けることもできる。このような
構成の記録媒体は書き込みはカー効果の場合と同
じであるが、読出しの場合にはレーザービームが
保護膜、磁化膜および基板を通過して高融点高反
射率の金属薄膜で反射して再び基板、磁化膜、保
護膜と帰つていくのでこの磁化膜を光が通過（往
復）するときのビームの偏光面の回転を検出して
読み出しを行なうことができるので、記録再生特
性が向上する。
化膜として透明なフアラデー効果を有する材料例
えばY3Fe5o12、YSmCaFeGe系ガーネツトなど
を液相エピタキシヤルを沈着法により調製し、こ
れを透明基板に設けることもできる。このような
構成の記録媒体は書き込みはカー効果の場合と同
じであるが、読出しの場合にはレーザービームが
保護膜、磁化膜および基板を通過して高融点高反
射率の金属薄膜で反射して再び基板、磁化膜、保
護膜と帰つていくのでこの磁化膜を光が通過（往
復）するときのビームの偏光面の回転を検出して
読み出しを行なうことができるので、記録再生特
性が向上する。
本発明の新規な記録媒体はこのようにしてその
両面からメモリ用途に応じて記録および再生が可
能である。
両面からメモリ用途に応じて記録および再生が可
能である。
添付図面は本発明の記録媒体の層構成を示す図
である。 １……透明基板、２……金属薄膜、３……金属
薄膜、４……垂直磁化膜、５……保護膜。
である。 １……透明基板、２……金属薄膜、３……金属
薄膜、４……垂直磁化膜、５……保護膜。
Claims (1)
- １ 透明基板の一面上に高融点高反射率の金属薄
膜およびその上に低融点高反射率の金属薄膜を設
け、そして他方の面上に垂直磁気異方性を有する
保磁力の大きさ磁性膜を設けてなることを特徴と
する、記録用媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7970181A JPS57195388A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7970181A JPS57195388A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Recording medium |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57195388A JPS57195388A (en) | 1982-12-01 |
| JPH0327979B2 true JPH0327979B2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=13697507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7970181A Granted JPS57195388A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Recording medium |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57195388A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4786559A (en) * | 1985-12-25 | 1988-11-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magnetooptical storage element |
| JPS6442044A (en) * | 1987-08-10 | 1989-02-14 | Nec Corp | Optical recording medium |
| JP2533033B2 (ja) * | 1992-03-13 | 1996-09-11 | 大日本印刷株式会社 | ホログラム転写シ―ト |
| JP2533034B2 (ja) * | 1992-03-13 | 1996-09-11 | 大日本印刷株式会社 | 磁気カ―ド |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4887739A (ja) * | 1972-02-19 | 1973-11-17 | ||
| JPS5347802A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | Signal regenerator |
| JPS54148422A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-20 | Gen Corp | Video disk player |
| JPS5562535A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-12 | Fujitsu Ltd | Optical disc |
-
1981
- 1981-05-26 JP JP7970181A patent/JPS57195388A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4887739A (ja) * | 1972-02-19 | 1973-11-17 | ||
| JPS5347802A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | Signal regenerator |
| JPS54148422A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-20 | Gen Corp | Video disk player |
| JPS5562535A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-12 | Fujitsu Ltd | Optical disc |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57195388A (en) | 1982-12-01 |
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