JPH03279525A - 流体発振ノズル - Google Patents

流体発振ノズル

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JPH03279525A
JPH03279525A JP7791690A JP7791690A JPH03279525A JP H03279525 A JPH03279525 A JP H03279525A JP 7791690 A JP7791690 A JP 7791690A JP 7791690 A JP7791690 A JP 7791690A JP H03279525 A JPH03279525 A JP H03279525A
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光一 吉田
Tetsuya Mikura
御倉 徹也
Junichi Sakamoto
順一 坂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛生洗浄便座等に利用される流体発振素子を応
用した流体発振ノズルに関する。
〔従来の技術〕
従来、人間の局部を洗浄する衛生温水洗浄便座や、消雷
用の散水装置には水流による圧力差を利用して噴射水が
自動発振する流体発振素子を応用したノズルが多く使わ
れてきた。これは、メカ部を有すること無く自動発振す
るため、トラブルが少なく、流体発振素子製造が容易で
あるうえに、噴射水が発振するため低水量で洗浄効果、
散水効果が得られる理由によるものである。
流体発振素子を利用した流体発振ノズルの構成としては
、フィードバック水路を有するものや、第6図に示すよ
うに渦室を利用するものがある(特開昭63−1940
39号公報)。渦室で構成されたノズルは渦室9.10
の左右の圧力差により発振する。
主ノズル8より噴出した噴流16は噴出口15を目がけ
て直噴するが、噴流16の一部があるきっかけにより噴
出口15の上流に位置する絞り部12の左右のどちらか
に当たって分流し、噴流16で仕切られた左右の渦室9
.10のどちらかに噴流渦17を形成する。
ここで例えば噴流渦を先に巻いた方が右渦室10側であ
ると仮定すると噴流は右側に誘引され、噴流16の噴出
口15の右側壁14に沿って流れるが、右側渦室10が
左側渦室9の大気圧(空気導入口11のため)より高圧
になるため、噴流16は、低圧側、即ち左へ方向を転換
し、左側壁13に沿って噴出する。この状態が繰り返し
起こるので噴流16は発振状態となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の渦室を利用した流体発振素子よりなるノズル
は、瞬間加熱式の衛生温水洗浄便座のように洗浄水量が
制限され、低流量域(0,3〜0.6j1!/m1n)
で洗浄効果を要求されるものでは、左右の渦室の境界が
ないために、右側渦室と左側渦室の圧力差が低流量域で
生じにくく、またわずかな寸法精度や給水の影響で渦室
内の主噴流の偏よりか生じやすいために、低流量域では
発振が不安定になる傾向があった。
また空気導入口はノズルの一側面に設けられているため
、つまった場合のメンテナンスがおこないにくかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、流体発振ノズルにおいて、安定発振の流
量域が広く、低流量域でも安定発振する流体発振ノズル
を提供すること、さらに空気導入を容易にし、しかもこ
の混入した空気を活用することにより低流量域において
も洗浄効果の高い流体発振ノズルを提供することである
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨とするところの第1は特許請求の範囲第1
項記載のように、主ノズル5の下流に主ノズル5より幅
の広い主水路7を設け、主水路7を通った流体の一部を
主水路7上流の主ノズル出口14へ旋回流させるために
、噴射口11に設けた水流分離帯8と、主水路7の左右
に設けた一対の旋回水路12より構成されることを特徴
とする流体発振ノズルである。
本発明の要旨とするところの第2、特許請求の範囲第2
項記載のように、主水路7内に大気と連通ずる空気導入
口13を設けたことを特徴とする第1項記載の流体発振
ノズルである。
本発明の要旨とするところの第3は、特許請求の範囲第
1項記載のように、胴部を貫通するように設けた空気導
入口13を有することを特徴とする第2項記載の流体発
振ノズルである。
〔作  用〕
特許請求の範囲第1項記載されるように、主ノズル5よ
り噴出する噴流は、主水路7の側壁に沿・って流れ、水
流分離帯8により一部は噴射口11より噴出し、一部は
旋回水路12を通って噴流16と合流しながら旋回する
主水路17を通る噴流16は流体の旋回によって生じる
左右の圧力差によって交互に偏向され、安定発振となっ
て噴射口より噴射される。
また、特許請求の範囲第2項のように、主水路7に空気
導入口13を設けることで、エゼクタ−効果により流体
が主水路を通過するときに空気を混入し、噴流の見掛け
のボリュームを増し、噴流の流速が増すため、旋回速度
が増加し、−層左右の圧力差が大となり、さらに低流量
域でも安定発振となり、また空気混入により噴射水の衝
撃力が増加する。
また胴部を貫通するように空気導入口13を設けること
で、空気導入口13の断面積が倍となり、空気混入量も
増加し、発振もみだれることなく、さらに低流量域でも
安定発振となり、衝撃力も増す。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説
明する。
第1図において、流体発振素子ノズルはノズル本体l、
パツキン2、ノズル蓋3の積層構造でノズル本体lは給
水管4を取付けである。
ノズル本体1とノズル本体1とノズル蓋3は、接着又は
超音波溶着などにより容易にしがも安価に接合される。
第2図はノズル本体1に形成された水路パターンを示し
ている。
給水管4は流体発振ノズルの主ノズル5と給水路6で結
ばれており、主ノズル5の下流には主ノズル5より幅が
広くかつ断面積の大きい主水路7が、さらに主水路7の
下流には、両側より上流側に突出した水流分離帯8を形
成せる絞り部9と、末広がりな側壁10からなる噴射口
11が形成される。
また水流分離帯8により分離された主水路7を通る流体
の一部を主ノズル出口へ旋回還流させる旋回水路12が
左右に一対形成されている。
このノズル本体lの水路パターンは、一対の略楕円の単
純構造からなる旋回水路12等で形成し、旋回流の抵抗
を軽減させ、また絞り部9の両側に上流側に突出した水
流分離帯8を設けることにより旋回流を発生しやすくし
ている。
第3図、第4図は、流体発振素子ノズルの作動状態を示
す。
給水管4、給水路6を通った流体は主ノズル5より主水
路7に噴出される。主水路7は、主ノズル5の幅、すな
わち噴流の幅より広くかつ断面積を広く構成されている
ため、流体は側壁付着効果により左右いずれかの壁面に
沿って流れようとする。
今仮に第3図に示すように主水路7の左側壁7“に付着
して流れるとすると、左側の水流分離帯8゛により水流
は二方向に分離され流体の一部は絞り部9を通って噴射
口11の左壁面lO“に沿って大気に噴射される。一方
、流体の残りは、旋回水路12゛を通って主ノズル5の
出口へ旋回する。
これは、水流分離帯8゛により水流が明確に分離される
ことにより旋回水流が発生しやすいことと、主ノズル5
出口の噴流のサクション作用により主ノズル5出口の圧
力が減少し下流からの旋回流を引きこむことによる相乗
作用によるものである。
この旋回流により、噴流の左側の圧力P1は水が充満し
てしまうと、高くなってくる。
一方、噴射口11の絞り部9は、噴流により閉ざされる
ため右側の旋回水路12”内の圧力P2は主ノズル5出
口の噴流のサクション作用により低くなり、P、>p、
の関係を生じる。
この圧力差により主水路7の左側に偏向されていた流れ
は、主水路7の右側壁7”に付着して流れ、右側の旋回
水路12°′に旋回流を生じながら、流体は噴射口11
の右壁面10”に沿って大気に噴射される。
以上の動作が繰り返され、流体は発振しながら噴射口1
1より噴射される。このようにして流体発振ノズルは低
流量域でも安定発振する。
さらに大気と連通した空気導入口13を主水路7に設け
であることで、高速で移動する噴流がエゼクタ−効果で
空気を誘引して、噴流の見掛けのボリュームが増加する
。従って噴流の流速が増し、旋回速度が速くなるため、
流体が旋回している側の圧力がより一層上昇しかつ、空
気混入によりボリュームを増した噴流によって噴射口の
絞り部をふさぐ作用が増し旋回流を発生していない方の
旋回水路の圧力がエゼクタ−効果で時間遅れを生じて減
少する。
このため、他方との圧力差がより明確になりさらに低流
量域でも安定発振する。
また、衝撃力を増す。通常、空気導入口13では、空気
の吸引力が強いため、空気導入口13のつまりが生じに
くく、作動が安定するが、万が一つまりが生じた場合に
おいても胴部を空気導入口13が貫通しているため針状
のものを空気導入口13に通すことにより容易にメンテ
ナンスができる。
また空気導入口13の位置は、流速の最も速い主ノズル
5のすぐ下流に設けると噴流によるエゼクタ−効果が大
となり空気を誘引しゃすく、しかも主水路7の左右壁面
付着効果も明確に出しゃすくなる。
そのため発振も安定すると同時に、空気混入量が大とな
り、流体の見掛けのボリュームが増加し、噴流の速度が
増すため、衝撃力、洗浄力がさらに増加する。
しかも対象物に噴流が衝突した場合、包んでいる空気の
緩衝効果で、飛散を軽減する効果もある空気導入口13
の穴径は、主水路の幅に対して制限をうけ、大きすぎる
と、噴流の壁面付着効果がみだされ発振が不安定となる
。しかし第1図に示したように空気導入口13をノズル
本体1のみでなく、パツキン2、ノズルフタ3を貫通す
るように設けることにより(図において、パツキン空気
導入口13“、ノズルフタ空気導入口13”)穴径を増
やさずに断面積を増やすことができる。
従って発振状態に影響を受けずに、空気導入口13の断
面積を倍にすることができるので、空気混入量が増し、
さらに安定発振の流量域が増し、衝撃力も増す。
また、胴部を空気導入口13が貫通している構造である
ために、万が−、空気導入口13に目詰りが発生した場
合でも、針状のもので突きさして清掃することが可能と
なり容易にメンテナンスができる。
また、第5図に示すように、ノズルフタ3の空気導入口
13”の周辺に突起14を設け、パツキン2に設けた貫
通孔15とかん合する構造をとればノズル本体1、パツ
キン2、ノズルフタ3の接合時に、パツキン2がずれる
ことがないので、ノズル本体1の空気導入口13°とノ
ズルフタ3の空気導入口13”をずれることなく接合で
き、空気導入口13.13”  13”のずれによる噴
流の片寄りをなくすことができる。
さらに、旋回水路12、主水路7など、流体の通路は略
円形の左右対称形で、構造が簡単なため流体発振素子製
造が容易であり、かつ、旋回が容易で圧力損失の少ない
形状のため、自己洗浄作用で水アカなどによるつまりを
防止できる。
〔発明の効果〕
特許請求の範囲第1項記載の流体発振ノズルによれば、
主ノズルの下流に主ノズルの幅より、やや広くした主水
路を設け、主水路の下流から上流へ噴流の一部を回流す
る旋回水路を設けることで、主ノズルより主水路へ流体
が噴出する際に多少の左右の偏よりか生じても壁面付着
効果により水流を矯正し、旋回水流により圧力差が生じ
て、圧力変動が感度良く噴流に伝わるため、低流量域で
も壁面付着が交互に確実に行なわれ、大気への流体の噴
射が安定発振する。
そのため、この流体発振ノズルが瞬間加熱式の衛生温水
洗浄便座への使用のように低流量域で使用されても安定
した洗浄効果が得られる。
特許請求の範囲第2項記載の、または第3項記載の流体
発振ノズルによれば、空気導入口を主水路に設けること
で、流体の旋回速度が速くなり、主水路左右の圧力差が
大となるためにさらに低流量でも発振が可能となる。
またこのように安定発振域が広いので、寸法精度や給水
の影響を受けにくく、流体素子の製造が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図は分解斜視図、第2図乃至第4図は平面図、第5図は
分解斜視図、第6図は従来例を示す平面図である。 ■・・・ノズル本体、2・・・パツキン、3・・・ノズ
ル蓋・・・給水管、5・・・主ノズル、6・・・給水路
、・・・主水路、8・・・水流分離帯、9・・・絞り部
、0・・・側壁、11・・・噴射口、12・・・旋回水
路、3・・・空気導入口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主ノズル5の下流に主ノズル5より幅の広い主水
    路7を設け、主水路7を通った流体の一部を主水路7上
    流の主ノズル出口14へ旋回流させるために、噴射口1
    1に設けた水流分離帯8と、主水路7の左右に設けた一
    対の旋回水路12より構成されることを特徴とする流体
    発振ノズル。
  2. (2)主水路7内に大気と連通する空気導入口13を設
    けたことを特徴とする第1項記載の流体発振ノズル。
  3. (3)胴部を貫通するように設けた空気導入口13を有
    することを特徴とする第2項記載の流体発振ノズル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107794990A (zh) * 2017-10-26 2018-03-13 江苏大学 一种用于智能马桶的混气脉冲清洗装置
CN108240023A (zh) * 2017-12-18 2018-07-03 江苏大学 一种用于坐便器的吐水装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107794990A (zh) * 2017-10-26 2018-03-13 江苏大学 一种用于智能马桶的混气脉冲清洗装置
CN108240023A (zh) * 2017-12-18 2018-07-03 江苏大学 一种用于坐便器的吐水装置

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