JPH0463251B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0463251B2 JPH0463251B2 JP59030837A JP3083784A JPH0463251B2 JP H0463251 B2 JPH0463251 B2 JP H0463251B2 JP 59030837 A JP59030837 A JP 59030837A JP 3083784 A JP3083784 A JP 3083784A JP H0463251 B2 JPH0463251 B2 JP H0463251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet
- adhesion
- supply nozzle
- wall
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、洗浄水の噴射により食器や人体等を
洗浄する洗浄装置や散水装置等の噴射ノズルに利
用される流体発振素子に関する。
洗浄する洗浄装置や散水装置等の噴射ノズルに利
用される流体発振素子に関する。
従来例の構成とその問題点
従来の発振素子を第１図に示す。この素子は流
入口１３、供給ノズル１４、供給ノズル１４下流
両側に噴流付着壁１５，１６と、供給ノズル１４
と噴流付着壁１５，１６間には各々制御口１７，
１８を有すると共に、この各制御口１７，１８は
噴流付着壁１５，１６に設けたフイードバツク口
１９，２０とフイードバツク流路２１，２２を介
して連通された構成となつている。上記構成にお
いて流入口１３より流入した流体は供給ノズル１
４より噴出する。この噴流はコアンダ効果により
いずれか一方の付着壁に付着する。説明のため噴
流付着壁１５に付着したとする。付着した噴流は
付着壁１５に沿つて出口２３から大気中に噴出さ
れるが１部はフイードバツク口１９に入り、フイ
ードバツク流路２１を通り制御口１７戻る。
入口１３、供給ノズル１４、供給ノズル１４下流
両側に噴流付着壁１５，１６と、供給ノズル１４
と噴流付着壁１５，１６間には各々制御口１７，
１８を有すると共に、この各制御口１７，１８は
噴流付着壁１５，１６に設けたフイードバツク口
１９，２０とフイードバツク流路２１，２２を介
して連通された構成となつている。上記構成にお
いて流入口１３より流入した流体は供給ノズル１
４より噴出する。この噴流はコアンダ効果により
いずれか一方の付着壁に付着する。説明のため噴
流付着壁１５に付着したとする。付着した噴流は
付着壁１５に沿つて出口２３から大気中に噴出さ
れるが１部はフイードバツク口１９に入り、フイ
ードバツク流路２１を通り制御口１７戻る。
この制御口１７に入つた流れは噴流の付着を付
着壁１５から付着壁１６側に変える。この結果、
供給ノズル１４からの噴流は付着壁１５，１６を
交互に付着して大気中に噴出し、噴流は発振す
る。
着壁１５から付着壁１６側に変える。この結果、
供給ノズル１４からの噴流は付着壁１５，１６を
交互に付着して大気中に噴出し、噴流は発振す
る。
上記従来の発振素子はフイードバツク流路等の
信号伝達流路を設けるため、この流路がふさがれ
動作不良を起こしたりまた、発振、停止をおこな
うためには新たに外部への信号流路を設けなけれ
ばならない等の欠点を有している。
信号伝達流路を設けるため、この流路がふさがれ
動作不良を起こしたりまた、発振、停止をおこな
うためには新たに外部への信号流路を設けなけれ
ばならない等の欠点を有している。
発明の目的
本発明は洗浄装置、散水装置等の噴射流パター
ンを発振噴流と非発振噴流とに容易に選択できる
二相流体発振素子の提供を目的とする。
ンを発振噴流と非発振噴流とに容易に選択できる
二相流体発振素子の提供を目的とする。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明は、供給ノ
ズルと付着壁とからなる純流体素子の上流部に気
泡導入手段を設けた構成としたものである。この
構成にて、前記気泡導入手段からの空気流入を制
御することにより純流体素子の発振と非発振との
切換えを可能にしたものである。
ズルと付着壁とからなる純流体素子の上流部に気
泡導入手段を設けた構成としたものである。この
構成にて、前記気泡導入手段からの空気流入を制
御することにより純流体素子の発振と非発振との
切換えを可能にしたものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について第２図〜第６図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第２図において、二相流体発振素子１は素子基
盤２、上蓋３、パツキン４の積層構造である。素
子基盤２には主流路５、気泡導入路６が取付けて
ある。
盤２、上蓋３、パツキン４の積層構造である。素
子基盤２には主流路５、気泡導入路６が取付けて
ある。
第３図は素子基盤２に形成された流路パターン
を示し、７は供給路、８は供給ノズル、９，１０
は供給ノズル８の下流両側に設けた付着壁、１１
は噴流流出口である。１２は気泡導入手段を示す
気泡流入路である。
を示し、７は供給路、８は供給ノズル、９，１０
は供給ノズル８の下流両側に設けた付着壁、１１
は噴流流出口である。１２は気泡導入手段を示す
気泡流入路である。
第４図、第５図、第６図は素子の作動状態を示
し、F1，F2，F3は噴射流、V1，V2は低圧渦、
B1，B2，B3は外部より導入した気泡を示す。
し、F1，F2，F3は噴射流、V1，V2は低圧渦、
B1，B2，B3は外部より導入した気泡を示す。
上記構造に基づく作動について説明する。
まず気泡導入手段１２からの気泡導入がない場
合には、主流路５から供給路７に流入した液体は
供給ノズル８より噴出する。この噴流はコアンダ
効果により付着壁９，１０のいずれ一方に付着す
る本実施例においては、上方の付着壁９に付着し
た状態を示す（第４図）。付着した噴流は流出口
１１より大気中に流出する（第４図F1）。この付
着噴流は外部から信号を与えないと付着を持続
し、安定して流出口１１から噴出し続ける。
合には、主流路５から供給路７に流入した液体は
供給ノズル８より噴出する。この噴流はコアンダ
効果により付着壁９，１０のいずれ一方に付着す
る本実施例においては、上方の付着壁９に付着し
た状態を示す（第４図）。付着した噴流は流出口
１１より大気中に流出する（第４図F1）。この付
着噴流は外部から信号を与えないと付着を持続
し、安定して流出口１１から噴出し続ける。
次に、空気加圧装置等を用い気泡導入手段１２
より気泡を供給路７に導入する（第５図B1）。導
入された気泡は噴流中に混入し（第５図B2）、そ
の１部は低圧渦V1部に流入する（第５図B3）。低
圧渦部V1に入つた気泡B3は渦の低圧状態を破壊
する。その結果噴流は付着状態を保持することが
できず、付着壁９から離れる。この離れた時の慣
性等により噴流は反対側の付着壁１０に付着し、
低圧渦V2を形成するとともに、壁に沿いつつ流
出口１１から大気へ噴出する。以後、上記作動が
付着壁１０が発生し、噴流は付着壁９，１０間を
交互に付着し発振流となる。
より気泡を供給路７に導入する（第５図B1）。導
入された気泡は噴流中に混入し（第５図B2）、そ
の１部は低圧渦V1部に流入する（第５図B3）。低
圧渦部V1に入つた気泡B3は渦の低圧状態を破壊
する。その結果噴流は付着状態を保持することが
できず、付着壁９から離れる。この離れた時の慣
性等により噴流は反対側の付着壁１０に付着し、
低圧渦V2を形成するとともに、壁に沿いつつ流
出口１１から大気へ噴出する。以後、上記作動が
付着壁１０が発生し、噴流は付着壁９，１０間を
交互に付着し発振流となる。
発明の効果
本発明によれば、
(1) 流体素子の流路パターンが制御流路を有しな
いため非常にシンプルとなる。そのため噴流付
着が確実となり作動が安定するとともに素子設
計が容易となる。
いため非常にシンプルとなる。そのため噴流付
着が確実となり作動が安定するとともに素子設
計が容易となる。
(2) 発振信号が供給流体中への空気流入によるた
め、制御信号路と流体供給路とを同一配管にす
ることができる。
め、制御信号路と流体供給路とを同一配管にす
ることができる。
第１図は従来例の発振素子の断面図、第２図は
本発明の一実施例を示す二相流体発振素子の斜視
図、第３図は同素子の断面図、第４図は同素子の
噴流付着状態を示す断面図、第５図は同素子の気
泡流入時の噴流非付着状態を示す断面図、第６図
は同素子の気泡流入時の噴流付着状態を示す断面
図である。 ８……供給ノズル、９，１０……付着壁、１１
……噴流流出口、１２……気泡導入手段。
本発明の一実施例を示す二相流体発振素子の斜視
図、第３図は同素子の断面図、第４図は同素子の
噴流付着状態を示す断面図、第５図は同素子の気
泡流入時の噴流非付着状態を示す断面図、第６図
は同素子の気泡流入時の噴流付着状態を示す断面
図である。 ８……供給ノズル、９，１０……付着壁、１１
……噴流流出口、１２……気泡導入手段。
Claims (1)
- １ 動作液体を噴出する供給ノズル、供給ノズル
下流の両側に設けた付着壁、付着壁下流に設けた
単一の噴流噴出口とで構成された液体動作型流体
素子本体と、前記液体動作型流体素子本体の供給
ノズルの上流部に気体導入手段を設け、前記動作
液体が気泡混入状態で発振する二相流体発振素
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083784A JPS60175808A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 二相流体発振素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083784A JPS60175808A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 二相流体発振素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60175808A JPS60175808A (ja) | 1985-09-10 |
| JPH0463251B2 true JPH0463251B2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=12314807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3083784A Granted JPS60175808A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 二相流体発振素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60175808A (ja) |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP3083784A patent/JPS60175808A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60175808A (ja) | 1985-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |