JPH0327944A - 印刷機のインク供給量調整装置 - Google Patents

印刷機のインク供給量調整装置

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JPH0327944A
JPH0327944A JP1162757A JP16275789A JPH0327944A JP H0327944 A JPH0327944 A JP H0327944A JP 1162757 A JP1162757 A JP 1162757A JP 16275789 A JP16275789 A JP 16275789A JP H0327944 A JPH0327944 A JP H0327944A
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JP
Japan
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ink
zone
area ratio
amount
blade
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Pending
Application number
JP1162757A
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English (en)
Inventor
Kenichi Mizuno
賢一 水野
Isamu Nakajima
勇 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Toshiba Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、印刷機のインク供給量調整装置に関する. [従来の技術] 一般に、オフセット印刷機等は、版ローラに刷版を装着
し、版ローラと接触して回転する湿し水ローラによって
刷版の絵柄以外の部分に水を供給するとともに、版ロー
ラと練ローラを介して回転するインク元ローラによって
刷版の絵柄部分にインクを供給して印刷する.尚、刷版
の絵柄は刷版の所定領域に一定間隔で設けられるドット
により表わされ、画線濃度の高い部分はドットを大きく
し、画線濃度の低い部分はドットを小さくしている.従
って、刷版の絵柄部分に対するインクの供給量は、刷版
の所定領域における大小のドットの占める割合、即ち絵
柄面積率に応じて定められる. そこで、印刷機は、特開昭83−230342号公報に
記載の如く、上記版ローラ上にある刷版の各領域にそれ
ぞれ適当量のインクを供給するため、インク供給量調整
装置を備えている.インク供給量調整装置は、インク元
ローラの長手方向に沿って設けられるインクブレードの
各インク帯域相当部に複数のインク調整ねじを対応配置
し,インク調整ねじ駆動モータによって駆動されるイン
ク調整ねじにより上記インクブレードの各インク帯域相
当部をたわみ変形させ、これにより各インク帯域におけ
るインクブレードのインク元ローラに対する開度(間隙
)を調整する.この時、インク供給量調整装置において
は、刷版の上記インク帯域に対応する各領域の絵柄面積
率に基づいて、各インク調整ねじによる各インク帯域に
おけるインクブレードの開度調整量をオペレータの手動
制御、或いは制御装置の自動制御にて制御し、結果とし
て、インク元ローラとインクブレードの間から供給され
るインク供給量を各インク帯域毎に調整可能とする. [発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来のインク供給量調整装置にあっては、
刷版の上記各インク帯域に対応する各領域の絵柄面積率
が隣接領域間で大きく異なる時等に、下記■、■の如〈
、各インク調整子による各インク帯域におけるインクブ
レードの開度調整結果が隣接インク帯域におけるインク
ブレードの開度謂整結果の影響を受け、インク供給量の
適切なプリセットを行なえない. 即ち、■全インク帯域を一枚のブレードにてまかなう一
枚型インクブレードにあっては、各インク帯域のインク
調整ねじがインクブレードに与えるたわみ変形量がイン
クブレードの隣接インク帯域相当部にまで及び、当該イ
ンク帯域の開度を当該インク帯域のインク調整ねじのみ
にて制御し切れない. 又、■一枚型インクブレード、及び各インク帯域毎に独
立のインクブレードを設ける分割型インクブレードのい
ずれにあっても、隣接するインク帯域の境界領域では、
隣接する各インク帯域に供給されたインクが相互に流れ
込んで影響し合い、当該インク帯域のインク供給量を当
該インク帯・域のインク調整ねじによる開度調整のみに
て最適化できない. 尚、従来のインク供給量調整装置にあっては、上記■、
■による不都合を解消するため,絵柄面積率測定装置の
測定結果をオペレータの経験に基づ〈勘により適度に修
正し、この修正結果に基づいてインク調整ねじを調整操
作することを余儀なくしている.このため,インク調整
作業が煩雑で作業性が悪く、多くの作業時間を必要とし
ている. 本発明は,絵柄面積率の測定結果に基づいて各インク帯
域におけるインク供給量を容易に最適設定することを目
的とする. [発明が解決しようとする課8] 請求項lに記載の本発明は、インク元ローラの長手方向
に沿う如くに設けられるインクブレードと、インク元ロ
ーラの長手方向に区分される各インク帯域に対応して設
けられ,各インク帯域におけるインクブレードのインク
元ローラに対する開度を調整することにより各インク帯
域のインク供給量を調整する複数のインク調整子と、を
有し、印刷対象画面の上記各インク帯域に対応する各領
域の絵柄面積率に基づいて,各インク調整子による各イ
ンク帯域におけるインクブレードの開度調整量を制御す
るように構成されてなる印刷機のインク供給量調整装置
において、絵柄面積率測定装置の測定結果に基づく各イ
ンク帯域の絵柄面積率相当量を、当該インク帯域のイン
ク供給状態に対する隣接インク帯域の影響度に基づいて
定めた一定の補正関数にて補正する演算装置を備えるよ
うにしたものである. 請求項2に記載の本発明は、前記絵柄面積率相当量は、
絵柄面積率測定装置の測定結果である絵柄面積率そのも
のであるようにしたものである. 請求項3に記載の本発明は、前記絵柄面積率相当量は、
絵柄面積率測定装置の測定結果である絵柄面積率を一定
の変換関数にて定めたインク調整子によるインクブレー
ドの開度調整量であるようにしたものである. [作用] 本発明によれば、演算装置は、印刷対象画面の各領域に
対応する各インク帯域毎に、自らのインク帯域の絵柄面
積率相当量と隣接するインク帯域の絵柄面積率相当量と
を取込み、当該インク帯域のインク供給状態に対する隣
接インク帯域の影響度に基づいて定めた一定の補正関数
に従って、自らのインク帯域の絵柄面積率相当量を補正
する.従って、各インク調整子による各インク帯域にお
けるインクブレードの開度を,上記補正後の絵柄面積率
柑当量に基づいて,オペレータの手動制御、或は制御装
置の自動制御にて制御し、結果として、インク元ローラ
とインクブレードの間から供給される各インク帯域のイ
ンク供給量を、隣接インク帯域の影響を加味した状態で
、容易に最適設定できる. 即ち,本発明によれば、■インクブレードが一枚型イン
クブレードである時、各インク帯域のインク調整子がイ
ンクブレードに与えるたわみ変形量がインクブレードの
隣按インク帯域相当部にまで及ぶ影響を加味でき、或は
、■インクブレードが一枚型インクブレード或いは分割
型インクブレードのいずれであっても,隣接するインク
帯域の境界領域で、隣接する各インク帯域に供給された
インクが相互に流れ込む影響を加味できる.尚、上記絵
柄面積率相当量としては、絵柄面積率そのものの他に、
絵柄面積率を一定の変換関数にて定めたインク調整子に
よるインクブレードの開度調整量を用いることもできる
. [実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示す制御系統図、第3図は印刷機の
一例を示す斜視図、第4図は表示部と操作部の一例を示
す平面図,第5図はインク調整子の設定量と表示部の表
示状態との関係を示す模式図、第6図は本発明における
補正作業の第l例を示す模式図、第7図は本発明におけ
る補正作業の第2例を示す模式図、第8図は本発明にお
ける補正作業の第3例を示す模式図、第9図は本発明に
おける補正作業の第4例を示す模式図である. 印刷Jjlllは、第3図に示すように、版ローラl2
に刷版l3を装着し、版ローラ12と接触して回転する
湿し水ローラ14によって刷版l3の絵柄以外の部分に
水を供給するとともに、版ローラ12と練ローラ15を
介して回転するインク元ローラl6によって刷版13の
絵柄部分にインクを供給して印刷する.なお、版ローラ
12に装着されている刷版13の絵柄部分に供給された
インクは、プランケ−2ト胴(ゴムローラ)17を介し
て印刷紙l8に転写される. 印刷機11はインク供給量調整装置l9を備えている.
インク供給量調整装置19は、刷版13のa−e(第2
図参照)で示されるように区分された各領域(インク元
ローラ16のインク帯域AI.A2.A3・・・・・・
の少なくとも一部に対応する領域)における絵柄面積率
に応じて、それら各領域に対するインクの供給量を調整
する.尚、刷版l3の絵柄面積率は絵柄面積率測定装置
(色濃度測定装置)20によって測定される.絵柄面積
率測定装置20は、刷版l3を吸着保持する吸着ボード
20Aと、吸着ボード20Aに保持された刷版l3の上
面に沿って平行移動する光学的走査ヘッド20Bとを備
え、刷版13の各領域a − eにおける絵柄面積率を
例えば特開昭81−162355号公報に記載される方
法により測定する.インク供給量調整装置l9は、第2
図に示すように、インク元ローラl6の長手方向に連続
してハウジング19Aに保持されている平板状の一体型
インクブレード21と、インク元ローラl6の長手方向
に区分される各インク帯域Al , A2 .A3・・
・・・・(第3図参照)に対応して設けられ、インク元
ローラl6の各インク帯域に対するインクブレード21
の進退度合即ち開度を調整して各インク帯域のインク供
給量を調整する複数のインク調整子(インク調整ねじ)
22と、インク調整子22の現在の開度設定量(即ちイ
ンク元ローラl6とインクブレード2lの現在のインク
供給間隙量)を検出するボテンショメータ23と、各イ
ンク調整子22の開度設定量をボテンショメータ23の
検出零点に対する検出量に基づいて制御するインク調整
子駆動モータ24と,前記絵柄面積率測定装置20の測
定結果もし〈は後述する各操作部28の操作量に基づい
て各駆動モータ24を駆動制御する主制御装置25と、
を有している. 主制御装置25は,受信部25A,CP025B,モー
タ駆動制御部25C.A/D変換部25D、記憶部25
E、ボテンショメータ23の検出零点設定部25Fから
なる. 受信部25Aは絵柄面積率測定装置20の測定結果をC
PtJ25Bに転送する. CPU25Bは、絵柄面積率測定装置20の測定した刷
版13の各領域a−eの絵柄面積率を一旦記憶部25E
に記憶し、この絵柄面積率を、対応するインク帯域At
.A2、A3・・・のインク供給状態に対する隣接イン
ク帯域の影響度に基づいて定めた一定の補正関数にて補
正する.この補正関数は、例えばインク帯域iにおける
補正後の絵柄面積率をFi、自らのインク帯域iの補正
前の絵柄面積率(測定値)をFor、両隣りのインク帯
城i−1 . il1の絵柄面積率(測定値)をAoB
o.係数をk+.k2とする時、 Fi =Foi+kt Ao+k2Bo    −・(
1)である.この補正関数によれば、k+ =k2=0
.2とする時,第6図(A)の如くの補正結果を得るこ
とになる.第6図(A)において棒グラフは補正前の絵
柄面積率(114定値)、折れ線グラフは補正後の絵柄
面積率を表わす. 尚、第6図(B)は具体的演算例であり、中央の絵柄面
積率Fiは(1)式においてF oi= 30、AO=
10、Bo =20.  k I= kc2=0.2で
あり、Fi=36となる. 又,上記補正関数は、例えばインク帯城Iにおける補正
後の絵柄面積率をFi、自らのインク帯域iの補正前の
絵柄面a率(IJ4定値)をF oi.両隣りのインク
帯域i−1 , i+1の絵柄面積率をAo , Bo
 .両隣りの更に隣りのインク帯域i−2 、i+2の
絵柄面積率をGo , Do .係数をklt  k2
.k3,  k<とする時、Fi =Foi+k+ A
a +k2Bo+k3Co + k+ Do  ”・(
2)としてもよい.第6図(C)は具体的演算例であり
、中央の絵柄面積率Fiは、(2)式において,For
=30. Ao =10、Bo=20、Co=20、D
o=IO.k+ =k2=0.2 .k3=k4=0.
1であり、Fi=39となる. 尚、本発明の実施において、補正関数は、3つ隣り以上
のデータを用いてもよい. 而して、CPU25Bは,上記補正後の絵柄面積率に対
し、変換関数を用いて、各インク帯域におけるインク調
整子22によるインクブレード21の開度調整量,換言
すればモータ駆動量を演算し,このモータ駆動量をモー
タ駆動制御部25Cに出力する. 又、CPU25Bは後述する各操作部28の操作量に対
応するモータ駆動量を演算し、このモータ駆動量を制御
部25Cに出力する. モータ駆動制御部25Cは各インク帯域に対応する駆動
モータ24をCPU25Bからの信号に応じた量及び方
向に駆動制御する.尚、制御部25Cには随時ボテンシ
ョメータ23の検出量がフィードバックされ、各インク
帯域におけるインク元ローラ16とインクブレード2l
の間隙が絵柄面積率測定装置20の測定値の補正結果、
或は操作郁28の操作結果に対応する状態になって停止
する. 尚、インク調整子駆勤モータ24の回転は、ギア24A
、22A、23Aを介してボテンショメータ23に伝え
られる.又、インク供給量調整装置19は、各インク調
整子22によるインクブレード2iの進退度合をノブ2
2Bによって零点調整できる.又、インク供給量調整装
置l9は、インク調整子22によってインクブレード2
lの進退度合を零点調整した時のボテンショメータ23
の検出量を、該ボテンショメータ23による駆動モータ
24の新たな制御動作のための検出零点として用いるこ
とができるように、ボテンショメータ23の検出零点設
定部25Fが記憶している検出零点を自動的に設定替す
る. インク供給量調整装置19は、第2図に示すようなリモ
コン(リモートコントロール)1126を有している.
リモコン装置26は、各インク調整子22の現在の設定
量を表示する表示部27と,主制御装置25を介して各
インク調整子22を調整操作するための操作部28とを
有する.表示部27と操作部28はインク元ローラl6
の各インク帯域に対応するようにインク調整子22と同
数配列される.26Aは印刷紙保持部である. 各表示部27は、第4図に示すように上下方向に連続す
る複数個の発光ダイオード29を全体として棒状に配設
してなり、各表示部27の発光ダイオード29はCPU
25Bからの出力に基づき、対応するインク帯域におけ
るボテンショメータ23の検出量に応じて下側から点灯
する.即ち、第5図に示すように各インク帯域における
インク調整子駆動モータ24の回転量が大でポテンショ
メータ23の検出量が大、換言すれば各インク帯域のイ
ンク元ローラ16とインクブレード2lの現時点におけ
る開度が大なるほど,対応する表示部27の点灯ダイオ
ード数が多くなる.第5図において、ボテンショメータ
23の検出量がaを越えると1個のダイオード29が点
灯し、検出量がbを越えると2個のダイオード29が点
灯し、・・・・・・検出量が5を越えると10個全部の
ダイオード29が点灯する.尚、各表示部27に設けら
れる発光ダイオード29の個数を増やせば表示精度が向
上する. 各操作部28は、第4図に示すように、対応するインク
帯域におけるインク元ローラl6とインクブレード21
の間隙を増加させるアップポタン30、減少させるダウ
ンポタン31,及びインクブレード2lを現在位置に固
定するロックポタン32を有し、それらの操作量をCP
U25Bに転送する.当然ながら、例えばアップポタン
30を押すと、主制御装置25が駆動モータ24を介し
てインク調整子22を駆動することによりインク元ロー
ラ16とインクブレード21の開度を増加させ、対応す
る表示部27における発光ダイード29の点灯個数も増
加する.ダウンポタン3lを押すとインク元ローラ16
とインクブレード2lの間隙が減少し、対応する表示部
27における発光ダイオード29の点灯個数も減少する
.ロックポタン32を押すと、その押動時点におけるイ
ンク元ローラ16とインクブレード2lの開度、即ちボ
テンショメータ23の検出量に相当する個数の発光ダイ
オード29が点灯し続ける,即ち、上記インク供給量調
整装置l9を備えた印刷fillにあっては,版ローラ
l2上にある刷版13の各領域に適当量のインクを供給
するため,以下のインク供給量調整作業が行なわれる. ■先ず、絵柄面積率測定装置20の測定結果が主制御装
置25に転送されると、CPU25Bは、各インク帯域
の絵柄面積率(l11定値)を、前述の(1)式又は(
2)式の補正関数により、当該インク帯域のインク供給
状態に対する隣接インク帯域の影響度を考慮して補正す
る. ■次に、主制御装1t25のCPU25Bは、上記補正
後の絵柄面積率に基づいてインク調整子22によるイン
クブレード21の開度調整量、従ってモータ駆動量を演
算する. ■これにより,主制御装置25は、インク調整子駆動モ
ータ24を駆動制御し、モータ24によって駆動される
インク調整子22が対応するインク帯域のインク元ロー
ラ16とインクブレード2lの開度を補正後の絵柄面積
率に対応する状態に自動設定(初期設定)する.上記設
定後の各インク調整子22の設定量は、ボテンショメー
タ23の検出量に基づいて検出され、各表示部27に点
灯表示される. @上記■による自動設定段階で試し刷が施され,オペレ
ータは試し刷された印刷紙18をリモコン装置26の印
刷紙保持部26Aに保持しつつ、この印刷紙18の色の
濃淡が基準画面の濃淡に一致するように、各操作部28
を操作する.即ち、主制御装置25は上記各操作部28
の操作量に基づいてインク調整子22を調整駆動し、各
インク帯域のインク元ローラ16とインクブレード21
の開度を微調整する. 次に、上記実施例の作用について説明する.上記実施例
によれば、主制御装置25のCPU25B(演算装置)
は、刷版l3の各領域a−eに対応する各インク帯域毎
に,自らのインク帯域の絵柄面積率と隣接するインク帯
域の絵柄面積率とを取込み、当該インク帯域のインク供
給状態に対する隣接インク帯域の影響度に基づいて定め
た一定の補正関数に従って、自らのインク帯域の絵柄面
積率を補正する.従って、各インク調整子22による各
インク帯域におけるインクブレード2lの開度を、上記
補正後の絵柄面8l率に基づいて、主制御装置25の自
動制御にて制御し、結果として、インク元ローラ16と
インクブレード2工の間から供給される各インク帯域の
インク供給量を、隣接インク帯域の影響を加味した状態
で、容易に最適設定できる. 即ち、上記実施例によれば、■各インク帯域のインク調
整子2zがインクブレード2lに与えるたわみ変形量が
インクブレード21の隣接インク帯域相当部にまで及ぶ
影響を加味でき、或は■隣接するインク帯域の境界領域
で,隣接する各インク帯域に供給されたインクが相互に
流れ込む影響を加味できる. 尚、本発明の実施において,絵柄面積率の補正作業は、
第7図〜第9図の如くによってもよい.第7図の補正関
数は、例えばインク帯域【における補正後の絵柄面積率
をFi、自らのインク帯域iの補正前の絵柄面積率(測
定値)をF oi.両隣りのインク帯域i−1 . i
l1の絵柄面積率をAo . Ba ,係数をk+.k
2とする時、F i = Foi+ k I(Ao−F
oi)+ k 2  ( B o−F oi) ・・・
(3)である.この補正関数によれば、kI=k2=0
,2とする時,第7図(A)の如くの補正結果を得るこ
とになる.第7図(A)において棒グラフは補正前の絵
柄面積率(測定値)、折れ線グラフは補正後の絵柄面積
率を表わす. 尚、第7図(B)は具体的演算例であり、中央の絵柄面
積率Fiは(3)式においてF or= 30、Ao=
10、Bo=40、k I= ’!,2=0.2であり
、Fi−28である. 第8図の補正関数は、上述の(3)式と略同様であるが
、インク帯域iの補正において、左隣りのデータとして
,該左隣り帯域の測定値でなく、(3)式にてこの左隣
り帯域の測定値を補正したデータA′を用い、 Fi =Foi+k+  (A′−Foi)+  k 
2  (Bo  − Fai)  ・・・ (4)とし
たものである.この補正関数によれば、kI=l(2=
Q,2とする時、第8図(A)の如くの補正結果を得る
ことになる.第8図(A)において林グラフは補正前の
絵柄面積率(測定値)、折れ線グラフは補正後の絵柄面
積率を表わす.尚、第8図CB)は具体的演算例であり
、中央の絵柄面積率Fiは(4)式においてF ai=
 10、A′=2、Bo =30,  k + = k
2=0.2であり、Fi=12.4である. 第9図の補正関数は、上述の(3)式と同様であるが、
係数k+.k2を隣接データとの差(AO−Fai)、
(Bo − Foi) (r)程度に応じて、第9図(
C)の如く変更するようにしたものである。
この補正関数によれば、第9図(A)の如くの補正結果
を得ることになる.第9図(A)において棒グラフは補
正前の絵柄面a率(m定値)、折れ線グラフは補正後の
絵柄面積率を表わす.尚、第9図(B)は具体的演算例
であり、中央の絵柄面積率Fiは、(3)式において、
Foi=20、Ao=40、Bo =80.  k I
=0.1 .  k2=0,2(第9図(C)参照)で
あり、Fi=34となる. 尚、以上の各補正関数によれば、インク帯域間における
絵柄面積率ひいてはインク調整子によるインク開度調整
量の極端な変化が滑らかとなり、インク調整子によるイ
ンク供給量の、良好なプリセットが可能となる. 又、上記実施例は、絵柄面積率の測定値の段階で,デー
タ補正を行ない、この補正されたデータを変換関数を用
いてインク開度調整量に変換する例を示した。然しなが
ら,絵柄面積率の測定値を先ず変換関数によってインク
開度調整量に変換し、その後本発明によりインク開度調
整量を補正するものとしてもよい. 又、本発明の補正作業は、一度全データを前述の第6図
〜第9図の方式により補正(一次補正)してから、これ
らの補正データを再度補正(二次補正)するようにして
もよい. 又、本発明は,補正後の絵柄面積率相当量を用いて行な
われるインク調整子の調整操作を、上記主制御装置25
の如くにより自動制御するものでなく、オペレータにて
手動操作するものであってもよい. [発明の効果] 以Lのように本発明によれば、絵柄面積率の測定結果に
基づいて各インク帯域におけるインク供給量を容易に最
適設定することができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示す制御系統図、第3図は印刷機の
一例を示す斜視図、第4図は表示部と操作部の一例を示
す平面図、第5図はインク調整子の設定量と表示部の表
示状態との関係を示す模式図、第6図は本発明における
補正作業の第1例を示す模式図、第7図は本発明におけ
る補正作業の第2例を示す模式図、第8図は本発明にお
ける補正作業の第3例を示す模式図、第9図は本発明に
おける補正作業の第4例を示す模式図である. 13・・・刷版(印刷対象画面) 16・・・インク元ローラ、 19・・・インク供給量調整装置, 2l・・・インクブレード、 22・・・インク調整子、 24・・・インク調整子駆動モータ、 25・・・主制御装置、 25B・・・C,PU(演算装置). 11 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク元ローラの長手方向に沿う如くに設けられ
    るインクブレードと、インク元ローラの長手方向に区分
    される各インク帯域に対応して設けられ、各インク帯域
    におけるインクブレードのインク元ローラに対する開度
    を調整することにより各インク帯域のインク供給量を調
    整する複数のインク調整子と、を有し、印刷対象画面の
    上記各インク帯域に対応する各領域の絵柄面積率に基づ
    いて、各インク調整子による各インク帯域におけるイン
    クブレードの開度調整量を制御するように構成されてな
    る印刷機のインク供給量調整装置において、絵柄面積率
    測定装置の測定結果に基づく各インク帯域の絵柄面積率
    相当量を、当該インク帯域のインク供給状態に対する隣
    接インク帯域の影響度に基づいて定めた一定の補正関数
    にて補正する演算装置を備えることを特徴とする印刷機
    のインク供給量調整装置。
  2. (2)前記絵柄面積率相当量は、絵柄面積率測定装置の
    測定結果である絵柄面積率そのものである請求項1記載
    の印刷機のインク供給量調整装置。
  3. (3)前記絵柄面積率相当量は、絵柄面積率測定装置の
    測定結果である絵柄面積率を一定の変換関数にて定めた
    インク調整子によるインクブレードの開度調整量である
    請求項1記載の印刷機のインク供給量調整装置。
JP1162757A 1989-06-27 1989-06-27 印刷機のインク供給量調整装置 Pending JPH0327944A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316411A (ja) * 2001-04-19 2002-10-29 Ricoh Co Ltd 積層圧電素子および圧電アクチュエータ
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