JPH03278430A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03278430A
JPH03278430A JP7670390A JP7670390A JPH03278430A JP H03278430 A JPH03278430 A JP H03278430A JP 7670390 A JP7670390 A JP 7670390A JP 7670390 A JP7670390 A JP 7670390A JP H03278430 A JPH03278430 A JP H03278430A
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JP
Japan
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ion implantation
semiconductor substrate
dose
ions
atoms
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Pending
Application number
JP7670390A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Morii
森井 啓之
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体装置の製造方法、特に半導体基体に半導
体領域を形成するために不純物イオンの注入を行った後
にアニールを行って不純物イオンを拡散させるようにし
た半導体装置の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、半導体基体に不純物イオンの濃度分布が表面より
も内部が高くなったりトログレードウェルを形成するに
当たり、半導体基体に所定のイオンをI M e V以
上の高エネルギーで半導体基体の表面から4μmのよう
に深い所まで注入した後、アニールを施して注入したイ
オンを半導体基体内部で拡散させることが提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上述したようにし7てリトログレードウェルを形成する
に当たってはイオンを高エネルギーで注入するため半導
体基体の表面に欠陥が誘起され易いことが知られている
。この場合、イオンの注入量、すなわちドーズ量がlX
l0”原子/cm2を越えると半導体基体の表面に誘起
された欠陥が、完成した半導体装置においても残存し、
その電気特性、特にウェル耐圧を劣化させる欠点がある
。このように1×10Iff原子/cm2を越えるドー
ズ量のイオン注入によって半導体基体の表面に誘起され
た欠陥は、イオン注入後半導体基体を1000°C程度
の高温でアニールしても回復しないことを確かめた。一
部の文献では、1×10′4原子/cm2のドーズ量ま
では欠陥が現れないと言う報告もあるが、本願の発明者
が実験により確認した範囲ではイオンのドーズ量が1×
10′3原子/cdNを越えるとアニールによっては回
復できない致命的な欠陥が生じた。このように従来の製
造方法によってリトログレード型のウェルを形成するた
めに、I Xl013原子/c1ilを越えるドーズ量
でしかもIMeVと言った高いエネルギーでイオンを注
入する際に誘起される欠陥によって半導体装置のウェル
耐圧が低下する欠点がある。
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去しイオン注
入による欠陥が現れず、したがってウェル耐圧などの電
気特性の劣化が生じないようにした半導体装置の製造方
法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段および作用)本発明による
半導体装置の製造方法は、半導体基体に所定のイオンを
注入して半導体領域を形成するに当たり、 半導体基体の、所定の半導体領域を形成すべき部分に所
定のイオンをほぼ5 XIO”原子/cm2以下の濃度
でイオン注入する第1のイオン注入工程と、前記半導体
基体を、前記第1のイオン注入工程によって注入したイ
オンの不純物プロファイルを余り変えることなく表面を
活性化するように加熱して、前記イオン注入によって半
導体基体に誘起された欠陥を回復するようにアニールす
る第1の加熱工程と、 前記所定のイオンを前記半導体基体の部分にほぼ5 X
IO”原子/cm2以下の濃度でイオン注入する第2の
イオン注入工程と、 前記半導体基体をアニールして半導体基体に注入された
イオンを半導体基体内部にドライブインする第2の加熱
工程とを具えることを特徴とするものである。
このような本゛発明の半導体装置の製造方法によれば、
先ず第1のイオン注入をほぼ5×1012原子/cm2
以下の濃度で行うので、その後のアニールによってイオ
ン注入の際に誘起された欠陥は回復されることになり、
欠陥が残留するようなことはない。すなわち、イオン注
入のドーズ量を5 XIO”原子/cm2よりも高くす
ると、イオン注入の際に誘起された欠陥をアニール処理
によっても回復するこができないが、5 XIO”原子
/cm2以下とすればその後のアニール処理によって欠
陥を回復することができる。また、この第1のアニール
としては、例えばハロゲンランプを用いたP T A 
(RapidTherval Anneal)処理を行
うことができるが、このようなアニールでは半導体基体
の表面は活性化され、イオン注入によって導入された欠
陥は回復されることになるとともに不純物プロファイル
が保存されたままアニールされるので所望の不純物プロ
ファイルが崩れることは殆どない。また、第2のイオン
注入のドーズ量もほぼ5×10′2原子/c+fl以下
とするので、たとえこのイオン注入によって欠陥が誘起
されても次のアニール工程によって欠陥は回復されるこ
とになる。このようにして本発明の半導体装置の製造方
法によれば欠陥がなくウェル耐圧の高い半導体装置を製
造することができる。
(実施例) 第1図は本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
として、ホウ素イオンをエネルギーIMeν、ドーズ量
1×1011原子/cm2にてイオン注入し、後にドラ
イブイン工程を経てウェルを形成する場合の順次の製造
工程を示す断面図である。先ず、第1図Aに示すように
n型のシリコン半導体基体1の表面の、ウェルを形成す
べき部分に開口を有するマスク2を選択的に形成する。
このマスク2は、酸化シリコンや窒化シリコンのように
後に行うRTA (Rapid Thermal An
neal)処理での加熱温度、例えば1000°Cに耐
えられる材料で形成する必要があるが、通常のホトレジ
ストではPTA処理に耐えられないので使用することが
できない。
また、マスク2とL7で酸化シリコンや窒化シリコンを
用いるのはラッチアップ対策に対しても好適であること
を確かめた。このようなマスク2の開口を介して所定の
導電型の不純物イオン、例えばP型のホウ素イオンを目
的のドーズ量のほぼ半分のs xio”原子/cm2の
ドーズ量でイオン注入する、このときのイオン打ち込み
のエネルギーは例えばIMeVのような高エネルギーと
することができ、イオン注入の深さは約4μmと深くな
る。
次に、半導体基体1を900〜1000°Cの温度で1
分間程度加熱する。この第1の加熱処理では、注入した
ホウ素イオンの拡散を抑えながら、すなわち不純物プロ
ファイルをほぼ保存したまま半導体基体の表面を活性化
してイオン注入によって誘起された欠陥を回復すること
ができる。本例においては、第1図Bに示すように、半
導体基体1の表面をハロゲンランプ3によって照射して
アニールを行う。この照射時間は1分以内として急速な
加熱を行う。このようなRTA処理によって半導体基体
1に注入されたホウ素イオンは、その不純物プロファイ
ルを保存したまま半導体基体の内部に多少ドライブイン
されることになる。このようにして、ホウ素イオンの注
入の際に半導体基体1の表面に誘起された欠陥は回復さ
れることになる。
第2図は不純物プロファイルを示すものであり、第1の
イオン注入工程により半導体基体1に注入されたホウ素
イオンのプロファイルを曲線Aで示す。このホウ素イオ
ンは第1の加熱処理によって、曲線Bで示すようにその
プロファイルを殆ど変えることなく内部にドライブイン
される。
次に、第1図Cに示すように、再びマスク2の開口を介
してホウ素イオンをI MeVのエネルギーにてイオン
注入する。このときのドーズ量は残りのドーズ量の5 
XIO”原子/ciaとなるようにする。
この結果、ホウ素イオンのドーズ量は合計で当初の10
”原子/cm2となる。また、不純物分布はホウ素イオ
ンをIMeVのエネルギーでドーズ量1×1013原子
/cm2を1回のイオン注入によってドーピングした場
合とほぼ一致する。しかも、先に半分のドーズ!でイオ
ン注入し、PTA処理して欠陥を回復させるようにL7
ているので、1×10′3原子/C111のドーズ量に
て一回のイオン注入を実施する場合に発生する回復困難
な欠陥は生じない。次に、全体を電気炉内に入れて、例
えば1100°Cの温度で20時間加熱してホウ素イオ
ンを拡散させて第1図りに示すように半導体基体1にP
型のウェル4を形成する。このウェル4の不純物プロフ
ァイルは第2図の曲線Cで示すように内部の不純物濃度
が表面での不純物濃度よりも高いリトログレードタイプ
となる。
(発明の効果) 上述したように、本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、イオン注入を2回に分け、それぞれのイオン注入に
おけるドーズ量を5 XIO”原子/cm2以下とする
ため、イオン注入において欠陥が誘起されてもアニール
処理によって回復されることになる。また、第1回目の
イオン注入後のアニルによって半導体基体の表面は活性
化され、イオン注入によって導入された欠陥は回復され
るごとになるが、このアニールは短時間に行うので拡散
は抑えられ、不純物プロファイルは保存されることにな
り、リトログレードウェルを形成するのに何ら支障とは
ならない。
【図面の簡単な説明】
第1図A−9は本発明による半導体装置の製造方法の一
実施例における順次の工程における構成を示す線図的断
面図、 第2図は不純物プロファイルを示すグラフである。 1・・・半導体基体 2・・・マスク 3・・・ハロゲンランプ ( Q

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基体に所定のイオンを注入して半導体領域を
    形成するに当たり、 半導体基体の、所定の半導体領域を形成す べき部分に所定のイオンをほぼ5×10^1^2原子/
    cm^2以下の濃度でイオン注入する第1のイオン注入
    工程と、 前記半導体基体を、前記第1のイオン注入 工程によって注入したイオンの不純物プロファイルを余
    り変えることなく表面を活性化するように加熱して、前
    記イオン注入によって半導体基体に誘起された欠陥を回
    復するようにアニールする第1の加熱工程と、 前記所定のイオンを前記半導体基体の部分 にほぼ5×10^1^2原子/cm^2以下の濃度でイ
    オン注入する第2のイオン注入工程と、 前記半導体基体をアニールして半導体基体 に注入されたイオンを半導体基体内部にドライブインす
    る第2の加熱工程とを具えることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
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