JPH03278245A - トレース方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数のイベントをもった情報処理装置に関し
、特に、各イベントに応じたトレース情報を収集するト
レース方式に関する。

〔従来の技術〕

従来のトレース方式について、図面を参照して説明する
。

第４図は従来例を示す図、第５図はポインタの構成図、
第６図はトレース情報用フォーマットである。

第４図に示すように、従来のトレース方式は、情報処理
装置１０にて、あるイベントが発生し、トレース情報を
採取するとき、１〜レ一ス制御部１１が情報処理装置１
０からトレースデータを収集し、第６図に示すような各
装置にて個別に決定されているトレースフォーマットに
従いトレース情報の作成を行う。

その後、データバス１３を通して送られてくるトレース
制御部１１からのトレース情報を、トレース制御部１１
が所有している第５図に示すようなポインタのカレント
アドレスの指示により、トレース用メモリ１２ヘライト
する。そして、トレース制御部１１はカレントアドレス
の更新を行った後で、カレントアドレスとエンドアドレ
スの比較を行い、 カレントアドレス≧エンドアドレス を満足すると、カレントアドレスをスタートアドレスに
変更する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のトレース方式では、発生したイベントが
すべてトレース情報としてトレースメモリヘライトされ
るため、ある特定のイベントに対するトレース情報を収
集したいときトレース制御部の制御が難しくなり、かつ
、トレース用メモリの容量に限度があるため目的とする
トレース情報が少なくなるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のトレース方式は、多数発生するイベントをもっ
た情報処理装置において、主たるトレースとするイベン
トを選択する第１の手段と、第１の手段により各イベン
トのトレースエリアを決定するアドレスを格納する第２
の手段と、第１の手段と第２の手段により情報処理装置
内のトレース処理を行う第３の手段と、第３の手段から
送られてくるトレース情報を格納する第４の手段とを有
している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図はポインタ
テーブルの構成図、第３図はイベント０のトレースを目
的としたときのトレースエリアの構成図である。

第１図に示す情報処理装置１において、トレース制御部
２は、情報処理装置１にトレース開始の指示がだされた
とき、制御線７を使って送られてきたパラメータにより
データバス６を使って送られてきたトレースエリアアド
レスから第２図に示すようなポインタテーブルを作成し
、かつ、情報処理装置１において、あるイベントの発生
によりトレース処理を行うとき、情報処理装置１内のト
レースデータの収集と、収集したトレースデータの編集
を行いデータバス８を使ってトレース情報とアドレスバ
ス９を使ってカレントアドレスとを送り、その後、ポイ
ンタテーブルの各アドレスを比較して変更する手段であ
る。

トレース用メモリ４は、データバス８を使って送られて
きたトレース情報をアドレスバス９を使って送られてき
たカレントアドレスへ格納する手段である。

スイッチ５は、主たるトレースとするイベントを選択し
、制御線７を使って選択情報のパラメータを送る手段で
ある。

トレースアドレステーブル３は、第３図に示すように主
たるトレースとするイベントに応じて決定されデータバ
ス６を使って送られるトレースエリアのアドレスを格納
する手段である。

情報処理装置１において、トレース開始の指示がされた
とき、トレース制御部２はスイッチ５から今回のトレー
スの主たるイベントとする選択情報のパラメータを制御
線７を使って受けとり、かつ、トレースアドレステーブ
ル３から今回のイベントにより決定されたトレースエリ
アのアドレスをデータバス６を使って受けとった後、第
２図に示すようなポインタテーブルを作成する。

その後、情報処理装置１の中において、あるイベントが
発生したとき、トレース制御部２は情報処理装置１から
トレースデータを収集し、第６図に示すような各装置固
有のトレースフォーマットに従いトレース情報の作成を
行う。

そして、ポインタテーブルから発生したインベントに応
じたカレントアドレスをアドレスバス９を使って送り、
同時に、作成したトレース情報をデータバス８を使って
トレース用メモリ４に送る。

トレース制御部２はトレース用メモリ４への第６図に示
すような各装置固有のトレースフォーマットに従い作成
したトレース情報と発生したイベントに応じたカレント
アドレスの送出を終えた後、発生したイベントに応じた
カレントアドレスの更新を行う。その後、発生したイベ
ントに応じたカレントアドレスとエンドアドレスの比較
を行い 発生したイベントに応じたカレントアドレス≧発生した
イベントに応じたエンドアドレスを満足すると、発生し
たイベントに応じたカレントアドレスを発生したイベン
トに応じたスタートアドレスへ変更する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、主たるトレースとするイ
ベエントを選択するスイッチと、各イベントに応じたト
レースエリアを決定するアドレスを格納するトレースア
ドレステーブルからポインタテーブルを作成し、作成し
たポインタテーブルを使ってトレース処理を行うことに
より、ある特定のイベントに対するトレースデータを採
取する制御が簡素化でき、かつ、限度があるトレース用
メモリの有効活用が図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図はポインタ
テーブルの構成図、第３図はイベント０のトレースを目
的としたときのトレースエリアの構成図、第４図は従来
例を示す図、第５図はポインタの構成図、第６図はトレ
ース情報用フォーマットである。 １・・・情報処理装置、２・・・トレース制御部、３・
・・トレースアドレステーブル、４・・・トレース用メ
モリ、５・・・スイッチ、６・・・データバス、７・・
・制御線、８・・・データバス、９・・・アドレスバス
、１０・・・情報処理装置、１１・・・トレース制御部
、］２・・・トレース用メモリ、１３・・・データバス
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多数発生するイベントをもった情報処理装置において、 主たるトレースとするイベントを選択する第１の手段と
   、 前記第１の手段により各イベントのトレースエリアを決
   定するアドレスを格納する第２の手段と、 前記第１の手段と前記第２の手段により前記情報処理装
   置内のトレース処理を行う第３の手段と、 前記第３の手段から送られてくるトレース情報を格納す
   る第４の手段とを有することを特徴とするトレース方式
   。