JPH03277874A - 複合式非接触シール装置 - Google Patents

複合式非接触シール装置

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JPH03277874A
JPH03277874A JP7976890A JP7976890A JPH03277874A JP H03277874 A JPH03277874 A JP H03277874A JP 7976890 A JP7976890 A JP 7976890A JP 7976890 A JP7976890 A JP 7976890A JP H03277874 A JPH03277874 A JP H03277874A
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sealing
sealing ring
groove
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fluid
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Toshihiko Fuse
敏彦 布施
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は非接触シール装置に係り、特にオリフィス形非
接触シールとグループ形非接触シールとを組み合わせた
複合式非接触シール装置においてシール流体の漏れ量を
低減させるための技術に関する。
[従来の技術] 従来より、機内の低圧(例えば真空)状態を保持してお
く必要のある被軸封機器において、その軸封部に適用さ
れるシール装置として、第4図に示す複合式非接触シー
ル装置が知られている。
この種のシール装置は、被軸封機器の回転部材1(図示
例では回転軸IAと同時回転する回転スリーブIB)と
同時回転する回転密封環2Aを設けた回転側シール要素
2と、被軸封機器のケーシング3側のフランジ3Aに、
周方向等間隔で配置した複数の回り止めピン3Bを介し
て回転不能に保持され、かつスプリング3Cにより回転
密封環2A側に常時付勢される静止密封環4Aを設けた
固定側シール要素4を有し、静止密封環4Aのシール面
4aに溝4bを形成するとともに、この溝4bに開口す
るオリフィス5aを介設した絞り通路5が形成されてい
る。
また、絞り通路5の入口には管路6を介してシール流体
供給源7が接続され、このシール流体供給源7から管路
6.絞り通路5および溝4bを通してシール流体(例え
ばN2ガスなどの不活性ガス)を供給圧として静止密封
環4Aと回転密封環2Aのシール面4a、2aの間に導
入するようになっている。
そして、この導入されたシール流体(シールガス)がシ
ール面4a、2aに作用してシール面4aをシール面2
aから離す方向に付勢し、シール面4aをシール面2a
に当接させる方向に付勢しているスプリング3Cのばね
力とのバランス点の圧力、つまり静圧によってシール面
4a、2a間に小さいシール隙間を形成する。
一方、回転密封環2Aのシール面2aには1例えば第5
図に示すように、回転方向(矢印a)に前進角を有して
周方向に交差し、かつその終端が低圧(例えば真空)4
11内側Yに開口している複数のグループ8が形成され
ている。したがって、回転密封環2Aが回転すると、前
記導入されたシール流体を複数のグループ8で取り込ん
でシール面2a、4aの間に動圧を発生させてシール隙
間を保持することになる。
即ち、前記シール隙間は、シール流体供給源7、管路6
1通路5および溝4bを通って、シール面aa、2aの
間にシール流体を供給圧として導入させることによって
、スプリング3Cのばね力とのバランス点で生じる静圧
と1回転密封環2Aの回転時において複数のグループ8
がシール流体を取り込むことによって生じる動圧との協
働によってシール隙間を形成し、低圧機内側Yと高圧機
外側Xを非接触状態でシールするように構成されている
〔発明が解決しようとする課題] この種の複合式非接触シール装置において、シール流体
の消費量は、前述のシール隙間の大きさによって決定さ
れるから、シール流体の消費蓋を抑えるためには、シー
ル隙間を極力小さく設定することが要請される。
ところが、前記従−来の複合式非接触シール装置〒は、
複数のグループ8の終端が低圧(例えば真空)機内側Y
に開口して形成されているために。
シール流体が終端開口から機内側Yに漏出するので、グ
ループ8によるシール流体の捕捉特性が悪い、したがっ
て、シール隙間を小さく形成しても、小さいシール隙間
であるのにもかかわらずシール流体の漏れ量が多くなり
、シール流体の消費量が増大するとともに、漏れ量の多
いシール流体が低圧機内側Yに吸引されて低圧機内側に
悪影響をおよぼすことになる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、シー
ル流体の漏れ量を抑えてシール流体の消費量を低減させ
ることができる複合式非接触シール装置の提供を目的と
している。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、回転密封環のシ
ール面に形成される複数のグループを、静止密封環に形
成されている溝に対向する位置から、該溝の内径側と外
径側の少なくとも一方側に延び、かつそれぞれの始端お
よび終端をシール面に設定して形成したものである。
[作用] 本発明によれば、複数のグループが静止密封環の溝の内
径側と外径側の少なくとも一方側に延び、かつそれぞれ
の始端および終端をシール面に設定して形成されている
ことにより、シール面の間に導入されたシール流体をグ
ループによって捕捉する特性が良くなる。したがって、
シール流体の漏れ量を少なく抑えることができる。
r実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説I
J1する。
第1図は本発明に係る複合式非接触シール装置の縦断側
面図、第2図は回転密封環の半裁正面図である。なお本
発明の特徴は、回転密封環に形成される複数のグループ
それぞれを静止密封環のシール面に形成されている溝に
対向する位置から。
数構の内径側と外径側の少なくとも一方側に延びかつそ
れぞれの始端および終端をシール面に設定して形成した
構成に係り、これらを除く他の部材およびその構成は従
来例と異ならないので、第1図および第2図において、
第4図および第5図に相当する部分には、それぞれ同一
符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1図および第2図において、静止密封環4Aのシール
面4aには、深さ0.1−1.5ms+ 、輻0.3〜
20膳1の矩形断面もしくは三角形断面の溝4bが周方
向に分割されて複数形成されている(ただし図面には矩
形断面の溝4bが示されている)。
回転密封環2Aのシール面2aには、深さが1〜10I
Lmの範囲の浅いグループ8を複数形成しである。これ
らのグループ8は溝4bに対向する位置から、数構4b
の内径側と外径側の両側に延び、かつそれぞれの始端8
aおよび終端8bをシール面2aに設定して形成してい
る。
なおこれらグループ8の、シール面2aに対すに設定さ
れている。
なお、図中9はリテーナを示す。
前記構成において、シール流体供給源7から管路6.絞
り通路5および溝4bを通してシール流体(例えばN2
ガス等の不活性ガス)が供給圧として静止密封環4Aと
回転密封環2Aのシール面4a、2aの間に導入され、
この導入された流体がシール面4a、2aに作用してシ
ール面4aをシール面2aから離す方向に付勢し、シー
ル面4aをシール面2aに当接させる方向に付勢してい
るスプリング3Cのばね力とのバランス点の圧力つまり
静圧によってシール面4a、2a間に小さいシール隙間
(図示省略)を形成し、低圧機内側Yと高圧機外側Xと
を非接触状態でシールする複数のグループ8は、それぞ
れその始端8aおよび終端8bを回転密封環2Aのシー
ル面2a内に設定して形成しているので、グループ8に
よるシール流体の捕捉特性が良くなる。したがって、従
来のようにシール面2a、4aの間に導入されたシール
流体が終端開口から機内側Yに漏出しないので、シール
流体の漏れ量が少なくなり、シール流体の消費量を低減
させることができるとともに、漏れ最の多いシール流体
が低圧機内側Yに吸引されることで低圧機内側におよぼ
していた悪影響も回避される。
また、従来のグループ8のように2回転密刃環2Aの回
転時に高圧機外側Xの流体およびオイルミスト等の異物
をシール面2a、4a間に巻き込むことがない、そのた
め、異物の低圧機内側Yへの浸入を防止できる。
前記実施例では、グループ8を溝4bに対向する位置か
ら、数構4bの内径側と外径側の両側に延び、かつそれ
ぞれの始端8aおよび終端8bをシール面2aに設定し
て形成した構成で説明しているが、本発明は前記実施8
例にのみ限定されるものではなく、グループ8を1f1
4bに対向する位置から、数構4bの内径側もしくは外
径側の一方側にのみ延び、かつそれぞれの始端8aおよ
び終端8bをシール面2aに設定して形成した構成とし
てもよい、また第3図に示すように、グループ8をちど
り形に形成してもよい。
[発明の効果] 本発明は、前述のように構成されているので、つぎに記
載されるような効果を奏する。
即ち、シール面の間に導入されたシール流体をグループ
によって捕捉する特性が良くなる。したがって、シール
流体の漏れ量が少なく抑えられ、シール流体の消費量を
低減させることができるとともに、漏れ量の多いシール
流体が低圧機内側に吸引されることで低圧機内側におよ
ぼしていた悪影響も回避される。また、従来のグループ
のように、回転tJJ環の回転時に高圧機外側の流体お
よびオイルミスト等の異物をシール面間に巻き込むこと
がない、そのため、異物の低圧機内側への浸入を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し。 第1図はその全体機構を示す縦断側面、第2図は回転密
封環の半裁正面図、第3図はグループの他の例を示す半
裁正面図、また第4図および第5図は従来例を示し、第
4図はその全体構成を示す半裁断面図、第5図は回転密
封環の半裁正面図である。 l・・・回転部材 2・・・回転側シール要素 2A・・・回転密封環 2a・・・シール面 3・・・ケーシング 3C・・・スプリング 4・・・固定側シール要素 4A・・・静止密封環 4a・・・シール面 4b・・・溝 5・・・通路 6・・・管路 7・・・シール流体供給源 8・・・グループ 8a・・・始端 8b・・・終端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被軸封機器の回転部材と同時回転する回転密封環
    を設けた回転側シール要素と、被軸封機器のケーシング
    側に回転不能に保持され、かつスプリングにより回転密
    封環側に常時付勢される静止密封環を設けた固定側シー
    ル要素を有し、静止密封環に該静止密封環のシール面に
    開口する溝と該溝に連通する通路が形成され、この通路
    に管路を介してシール流体を静止密封環と回転密封環そ
    れぞれのシール面の間に導入するシール流体供給源が接
    続されるとともに、回転密封環のシール面に複数のグル
    ープが周方向に交差して形成された複合式非接触シール
    装置において、前記複数のグループが前記溝に対向する
    位置から該溝の内径側と外径側の少なくとも一方側に延
    び、かつそれぞれの始端および終端がシール面に設定し
    て形成されていることを特徴とする複合式非接触シール
    装置。
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