JPH03277318A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度センサーを備え、それにより測温される部
位の温度水準を一見して認知できる機能を備えた加熱調
理器に関する。

従来の技術 従来、加熱用ヒーターを備え、調理などに供する鍋を加
熱する加熱用調理器においては、加熱源の温度にかかわ
らず、加熱源に通電されているときに点灯し、通電され
ていないときは消灯するいわゆる調理ランプとして機能
を備えたものが多用しかし、前記の従来の構成では、調
理が終了し、加熱源に通電が停止されると調理ランプも
消灯するため、加熱源がまだ余熱で高温状態のとき、誤
って加熱源に手を触れて火傷をしたり、また熱に弱い物
品を置いて焦がしてしまったりすることがある。

本発明は上記課題を解決するもので、加熱源がまだ余熱
で高温のときには注意を喚起し、前述のような不利益を
未然に防止できる加熱調理器の提供を目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、加熱源あるいはそ
の近傍の温度センサーを設け、そのセンサーで検知され
た温度に応じて別途設けた表示灯の輝度を変化させる手
段を設けた加熱調理器の構成としたものである。

作用 本発明は上記構成により、表示灯の輝度を温度センサー
の検知温度に応じて自動的に変化させることにより、調
理者は加熱域の温度の相対的な水準を一見して認知でき
、調理が終了した時点においても表示灯の輝度を見るこ
とにより加熱源の温度を知ることができることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について添付図面にもとづき説
明する。

第２図および第３図に示すように本体２１の上部にドー
ナツ状のヒーター３が配置されている。

そして、ヒーター３に鍋２２が載せられて調理に供され
るものである。

本体２１の内部には制御回路１があり、この制御回路１
はヒーター３への通電をＭ＃するものである。ヒーター
３の温度は受熱板２３を通じて温度センサー１５で検知
される。温度センサー１５で検知された温度に応じ表示
灯９の輝度を変化させるようになっている。

第１図に前記制御回路１の全体回路構成図を示す。図示
のように商用電源２にヒーター３とヒーター３への通電
量を制御するトライアック４が直列に接続される。スイ
ッチ１８はヒーター３への通電を開始、あるいは停止さ
せる信号を端子Ｂよリマイコン１７に入力する。スイッ
チ１８により通電開始信号が入力されると、出力端子Ｅ
が「Ｌ」となり抵抗１４を介してゲート電流が流れ、ト
ライアック４が通電状態になる。スイッチ１９はトライ
アック４の導通比率を決定する入力手段であり、その接
点のＯＮの回数に応じて比率が変動する。温度センサー
として使用されたサーミスタ１５は前記受熱板２３を通
じてヒーター３の温度を検知するものであり、サーミス
タ１５と抵抗１６の分圧電圧（ＶＡ）をマイコン１７の
端子Ａに入力され内部でデジタル信号化される。

また、端子Ａより入力された温度データにしたがい、出
力端子Ｄ１〜Ｄ４のいずれか１つが「Ｌ」となって電流
を引き込み、他の端子は「Ｈ」（オーブン状態）となる
。そのときの出力端子Ｄ１〜Ｄ４の出力状態の組合せに
応じた電流値が、表示灯である発行ダイオードであるＬ
ＥＤ９に定電流１１Ｘ５より供給される、低電流Ｒ５よ
り供給される電流値（ＩＣ）は、出力端子Ｄ１が「Ｌ」
のときを考えると、抵抗７と抵抗１ｏとの分圧電圧をＶ
Ｂとすると、 ＩＣ＝　（ＶＢ−ＶＢＥ）／　（抵抗６の抵抗値）と表
される。ただし、 ＶＢＥ：ｈランジスタ８のＢ−Ｅ閾電圧。

抵抗１０〜抵抗１３は、抵抗１ｏの抵抗値を最大とし順
次抵抗１１、抵抗１２、および抵抗１３となるにしたが
い小さくしている。そして、第４図に示すように分圧電
圧（ＶＡ）が高（なるにしたがい、いいかえればサーミ
スタ温度が高くなるにしたがい順次出力端子Ｄ１からＤ
４へと切りかえられていく。つまり出力端子Ｄ４が「Ｌ
」のとき表示灯９に最大電流値が供給されることになる
。

上記構成において動作を説明すると、まずスイッチ１８
により通電開始信号が入力され、トライアック４が導通
しヒーター３に通電される。なおトライアック４の導通
比率はスイッチ１９のＯＮ回数にて決定される。このよ
うにヒーター３に通電が開始されるとヒーター３の温度
が上がり受熱板２３を通じて温度センサーであるサーミ
スター１５が暖められるが、当初はヒーター３の熱容量
などの関係でサーミスター温度が低い状態（状［１）の
ときは、第４図に示すように出力端子ＤＩを「Ｌ」に、
出力端子Ｄ２〜Ｄ４はオーブン状態に設定する、このと
きＬＥＤ９に流れる電流値は最少レベルでありその輝度
も最小である。

しかしながらヒーター３の温度が上昇して、分圧電圧（
ＶＡ）＝ＶＡ１になるとマイコン１７は出力端子Ｄ２を
「Ｌ」とし、ＬＥＤ９への電流値を増大させ、輝度を高
める。このようにしてヒーター３の温度の上昇に応じて
マイコン１７の出力Ｄ１〜Ｄ４の状態が自動的に決定さ
れる。

また、調理が終了してもＬＥＤ９は、！−ター３の温度
に応じた輝度を発するものである。

次に、本発明の他の実施例について説明する。

第５図に本体の外Ｈ斜視図を、第６図に本体の断面構成
図を示す。本体２１の上部に鍋載置台２５が設置され、
その下にドーナツ状のヒーター３が配置されている。そ
して鍋載置台２５に鍋２２が載せられて調理に供される
ものである。

本体２１の内部には制御回路１があり、この制御回路１
はヒーター３への通電を制御するものである。鍋載置台
２５の下部より温度センサー１５が圧接され、鍋載置台
２５の温度が温度センサー１５で検知される。温度セン
サー１５で検知された温度に応じ表示灯９の輝度を変化
させる。

このような構造において、通常、鍋載置台２５は熱強化
ガラスあるいはセラミックプレートを用いたものが多く
、鍋載置台２５の湿度が高くても一見して冷たい感覚が
あり、前記の実施例でも述べたように火傷や物品の損傷
の危険性がある。したがって、鍋載置台２５の温度を温
度センサー１５で検知し、そのときの鍋載置台２５の温
度水準を表示灯９の輝度の大小で表現するものである。

また、第７図に示すように、表示灯９を鍋載置台２５の
下部に設け、鍋載置台２５を光透過性材料を用いると、
ヒーター３の近傍から発せられる光の強さで鍋載置台２
５の温度水準を表すことも可能である。

なお、前記ヒーター３は誘導加熱コイルの場合について
も同様のことがいえる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ばヒーターあるいはその近傍の部品に温度センサーを設
け、そのセンサーの検知温度に応じて表示灯の輝度の強
弱を自動的に可変させることによって、温度が低いとき
は表示灯の輝度を弱くし、温度が高くなれば温度に応じ
て表示灯の輝度を強めてい（ようにすることができ、そ
のためヒーターあるいはその近傍の部品温度が高いとき
、調理者が不用意に手を触れて火傷をしたり、熱に弱い
物品を用いて損傷させたりすることが防止できるなど、
安全性の高い加熱調理器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の加熱調理器の全体回路図、
第２図は同外観斜視図、第３図は同断面構成図、第４図
は同制御回路図内のマイコン出力状態と温度センサー検
知レベルとの関連を示す相関図、第５図は同地の一実施
例を示す本体の外観斜視図、第６図は同断面構成図、第
７図は同表示灯の位置を示す他の実施例の構成図である
。 １・・・・・・制御回路、３・・・・・・ヒーター、９
・・・・・・表示灯（ＬＥＤランプ）、１５・・・・・
・温度センサー、（サーミスタ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 調理用に供される加熱用ヒーターと、前記加熱用ヒータ
   ーの通電を制御する制御回路と、前記加熱用ヒーターあ
   るいは、その近傍の温度を測定する温度センサーと、前
   記加熱用ヒーターあるいは、その近傍の温度水準を示す
   表示灯とを有し、前記温度センサーの検知温度に応じて
   前記表示灯の輝度を可変するようにしてなる加熱調理器
   。