JPH0327715B2 - - Google Patents

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JPH0327715B2
JPH0327715B2 JP58089616A JP8961683A JPH0327715B2 JP H0327715 B2 JPH0327715 B2 JP H0327715B2 JP 58089616 A JP58089616 A JP 58089616A JP 8961683 A JP8961683 A JP 8961683A JP H0327715 B2 JPH0327715 B2 JP H0327715B2
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JP
Japan
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driven block
drive rod
moving member
members
movable
Prior art date
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Application number
JP58089616A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59217885A (ja
Inventor
Mutsukazu Go
Rokusaburo Aso
Hiroshi Usui
Noriaki Goto
Kohei Naoi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuj Hensokuki Co Ltd filed Critical Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority to JP8961683A priority Critical patent/JPS59217885A/ja
Publication of JPS59217885A publication Critical patent/JPS59217885A/ja
Publication of JPH0327715B2 publication Critical patent/JPH0327715B2/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は天井に配設されたハンガーレールに
吊下され、かつ同レールに沿つて移動して室内空
間を適宜に区切つて多目的に使用可能とする間仕
切用パネルにおいて、パネルの天井及び床面に対
する固定を合理的にかつ確実に行うことができる
固定装置に関するものである。
本件出願人はこの種の固定装置を特願昭57−
234384号として既に出願している。本発明の目的
は、同出願に記載の固定装置において、その第1
図に示す従動ブロツク22と両連結リンク23と
の取付構造をさらに改良することにより、万一上
下両移動部材11,12のいずれかがまずハンガ
ーレール又は床面に当接して停止しても、他方の
移動部材のみを移動させることができ、上下両側
の隙間のいずれかが空くことは皆無となる間仕切
用パネルの固定装置を提供することにある。
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。
第1図に示す間仕切用パネル本体1において
は、断面コ字状の左側縦枠2、右側縦枠3、上部
水平枠4、及び下部水平枠5をそれぞれ互いに結
合して四角形状の枠体6が形成され、その枠体6
の外側には第2図及び第3図に示すように化粧板
7が設けられている。そして、化粧板7の上面、
下面及び左側面にはそれぞれ上部収容凹部8、下
部収容凹部9及び左側収容凹部10がそれぞれ凹
設され、これらには第1図に示す上部移動部材1
1、下部移動部材12及び側部移動部材13がそ
れぞれ収容されるようになつている。
14,15は前記右側縦枠3の内側に固設した
上部及び下部支持枠であつて、その上部及び下部
支持枠14,15間に回転軸16が回転可能に支
持され、その両端にベベルギア17a,17bが
固着されている。下側のベベルギア17bは前記
化粧板7に対して回転可能に支持された駆動軸1
8に固着されたベベルギア19と噛み合つてい
る。そして、駆動軸18は化粧板7から挿入して
回動操作される操作ハンドル(図示しない)によ
り回転され、ベベルギア19,17b及び回転軸
16を介してベベルギア17aにその回転が伝達
されるようになつている。なお、これらベベルギ
ア17a,17b,19、回転軸16及び駆動軸
18とで駆動機構を構成している。
20は第1図及び第4図に示すように断面四角
形のスプライン軸部20a、ネジ部20b及び連
結軸部20cとがジヨイント部材20dで連結固
定されて構成された駆動杆であつて、そのスプラ
イン軸部20aは前記上部支持枠14に回転可能
に支持されるとともに、前記ベベルギア17aに
噛み合うベベルギア21に対して回転不能にかつ
軸線方向へ移動可能に連結されている。従つて、
前記ベベルギア17aの回転に伴つて駆動杆20
は回転される。
22は前記ネジ部20bに螺合した従動ブロツ
クであつて、後記するように駆動杆20に対する
従動ブロツク22の負荷があるため、駆動杆20
が回転しても同ブロツク22が移動することなく
同駆動杆20のみを軸線方向へ移動させること
も、又その回転により同ブロツク22自身を軸線
方向へ移動させることもできるようになつてい
る。第4図及び第5図に示すように、この従動ブ
ロツク22の上下部に形成された一対の長孔22
aには一対の軸ピン24がこの長孔22aの長手
方向に沿つて移動可能に挿通され、その一端に上
下一対の連結リンク23が回動可能に連結されて
いる。この両軸ピン24は連結板23aで一体的
に連結されている。なお、この両軸ピン24と連
結板23aとにより、両連結リンク23を一体的
に連結する連結部材が構成される。
25は基端部が前記連結リンク23に対して軸
ピン26で回動可能に軸支された上下一対の押し
出しリンクであつて、その先端部は前記上部移動
部材11及び下部移動部材12(第7図参照)に
連結固定されている。上下一対の押し出しリンク
25は左側及び右側縦枠2,3間に連結された支
持枠27、上部及び下部水平枠4,5にそれぞれ
上下動可能に支持され、前記従動ブロツク22が
第1図において左方へ移動したとき、上下一対の
連結リンク23が拡開して上側の押し出しリンク
25が上動され、又下側の押し出しリンク25が
下動される。従つて、前記上部及び下部移動部材
11,12はそれぞれの前記収容凹部8,9から
突出する。
30は第1図及び第6図に示すように前記左側
縦枠2内面上側部及び下側部に固設した上下一対
の支承板であつて、それぞれ作動リンク31を軸
ピン32で回動可能に軸支している。上下一対の
作動リンク31は相対向する端部にそれぞれ長孔
33が透設され、第4図に示すようにその長孔3
3には前記駆動杆20の連結軸部20cがベアリ
ング34bを介して回動可能に取着された支軸3
4の軸部34aが挿通され、同軸部34aに対し
て回動可能に連結されている。上下一対の作動リ
ンク31の他端は前記側部移動部材13の左側面
に固設され、その先端部が前記左側縦枠2から突
出した連結杆35に対して軸ピン36で回動可能
に支持されている。
従つて、前記駆動杆20が第1図において右方
へ移動したとき、軸ピン32を中心に上側の作動
リンク31は反時計方向に、下側の作動リンク3
1は時計方向に回動するため、前記側部移動部材
13は前記収容凹部10から外方に突出する。
37は第1図に示すように前記左側縦枠2の上
下両側部内側に固設した支持板であつて、4個の
ガイドローラ38を回転可能に支持している。そ
して、このガイドローラ38は前記側部移動部材
13の上下両側部左側面に固設されたガイドロツ
ド39を左右方向に移動可能に支持している。
40は前記連結リンク23と作動リンク31間
互いに引き合うように連結されたバランス部材と
してのスプリングであつて、連結リンク23側は
押し出しリンク25寄りの端部に作動リンク31
側は連結軸20寄りの端部に連結されていて、第
1図及び第4図に示す状態において、駆動杆20
に対する作動リンク31の負荷(駆動杆20が作
動リンク31を右方に引張るに要する力)が駆動
杆20に対する従動ブロツク22の負荷(駆動杆
20が回転したとき、その回転に伴つて従動ブロ
ツク22を左方に移動させるのに要する力)より
小さくなるようにしている。
従つて、第1図に示す状態において、駆動杆2
0を回転させると、連結軸部20cの支軸34を
支点として従動ブロツク22を右方に移動させる
のに要する駆動杆20の力が従動ブロツク22を
支点として作動リンク31を右方に引張るに要す
る駆動杆20の力より大きいため、従動ブロツク
20はその位置で静止した状態となり、その結果
同ブロツク22を支点として駆動杆20は右方に
移動する。この駆動杆20が右方に移動すると、
作動リンク31が回動を開始し、前記側部移動部
材13が外方に移動する。そして、側部移動部材
13が隣接するパネルの側部若しくは側面に当接
したとき又は延びきつたとき、駆動杆20が作動
リンク31を引張るのに要する力が従動ブロツク
22を移動させるのに要する力より大きくなり、
その結果前記支軸34を支点として駆動杆20は
移動を停止する。
駆動杆20が移動を停止すると、同駆動杆20
の回転により支軸34を支点として従動ブロツク
22は左方に移動を開始する。そして、この移動
に併つて連結リンク23は拡開し、前記上部移動
部材11は上方に、下部移動部材12は下方に移
動する。 例えば、第8図及び第9図に示す間仕
切用パネルの使用方法では、天井部に配設したハ
ンガーレール56に沿つて通常の間仕切用パネル
Pを移動させ、最後に側部移動部材13を備えた
間仕切用パネル本体1を壁とパネルP間にハンガ
ーレール56に沿つて移動させ、次に操作ハンド
ルで前記駆動杆20を回転させると、まず側部移
動部材13が外方に移動し、隣接の間仕切用パネ
ルPの側面に当接して、パネルP間の隙間及び壁
面間の隙間を完全に塞ぐ。隙間が完全に塞がれる
と、次に上部移動部材11が上方に、下部移動部
材12が下方に突出する。そして、上部移動部材
11がハンガーレール56に、下部移動部材12
が床面に当接すると、上下両側の隙間は完全に塞
がれ、間仕切用パネル本体1はガタ付くことなく
完全に固定される。
しかし、設計上の誤差もあり、上部移動部材1
1がハンガーレール56に、下部移動部材12が
床面に同時に当接するとは限らない。このような
ことを考慮して、前述したように、前記両連結リ
ンク23を連結部材23a,24に対し回動可能
に連結して一体的にするとともに、この連結部材
23a,24を前記従動ブロツク22に対し前記
上部及び下部移動部材11,12の移動を許容す
る方向への移動可能に連結した構造になつてい
る。例えば、上部移動部材11がまずハンガーレ
ール56に当接すると、上側の押し出しリンク2
5は停止するが、従動ブロツク22の移動によ
り、両連結リンク23は上側の押し出しリンク2
5の軸ピン26を固定支点として前記連結部材2
3a,24の移動に伴い下方へ伸長され、下側の
押し出しリンク25のみが下動して下部移動部材
12が床面に当接する。この逆の場合も同様であ
る。従つて、上下両側の隙間のいずれかが空くこ
とは皆無となる。
前述した実施例では、連結部材23a,24は
従動ブロツク22に形成した一対の長孔22aに
対しその長手方向に沿つて移動可能に挿通された
一対の軸ピン24と、この両軸ピン24を一体的
に連結する連結板23aとからなり、両連結リン
ク23はそれぞれこの両軸ピン24に対し回動可
能に連結されているが、この構造に限らず、例え
ば、従動ブロツクにレールを形成してそのレール
に沿つて連結部材を移動可能に連係させる構造に
してもよい。
一方、第9図の二点鎖線で示すようにパネル本
体1を収納する場合には、操作ハンドルを前記と
は反対方向に回してやれば、逆の動作順序で各移
動部材11,12,13は移動し、パネル本体1
は簡単に固定が解除され、容易に収納位置に移動
させることができる。
なお、本実施例では駆動杆20を回転させるの
に操作ハンドルを用いたが、これをモータを駆動
源として実施してもよい。又、バランス部材とし
てスプリング4を連結リンク23と作動リンク3
1間に連結したが、パネル本体1を固定する際、
駆動杆20がまず第1図において右方に移動した
後、従動ブロツク22が左方に移動するようにす
るものであれば何でもよく、例えば、駆動杆20
に対する作動リンク31の負荷を従動ブロツク2
2の負荷により小さくすべく、第1図に破線で示
すように作動リンク31と左側縦枠2間にスプリ
ング57を連結させたり、又上下一対の連結リン
ク23間にスプリングを連結したり、さらに機構
的に作動リンク31の負荷を小さくするように実
施してもよい。
さらに、前述した実施例から側部移動部材13
及び両作動リンク31並びにそれらとの関連構成
をなくしてもよい。この場合には、両連結リンク
23に連結されたスプリング40の他端を左側縦
枠2に固定するとともに、駆動杆20を単に回転
可能にするだけでよい。
以上詳述したように、本発明の間仕切用パネル
の固定装置は、1つの操作でパネルの天井及び床
面に対する固定を合理的にかつ確実に行うことが
できるとともに、万一上下両移動部材11,12
のいずれかがまず当接して停止しても、他方の移
動部材のみを移動させることができ、上下両側の
隙間のいずれかが空くことはは皆無となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した間仕切用パネル
の内部構造を示す正面図、第2図は化粧板の構造
の示す側断面図、第3図は同じく平断面図、第4
図は駆動杆の取付け状態を示す正面図、第5図は
従動ブロツクと両連結リンクとの取付け状態を示
す断面図、第6図は作動リンクの取付け状態を示
す正面図、第7図は押し出しリンクの取付け状態
を示す正面図、第8図は間仕切用パネルの使用方
法を説明する斜視図、第9図は同じく平面図であ
る。 1……間仕切用パネル本体、11……上部移動
部材、12……下部移動部材、13……側部移動
部材、16……回転軸、17a,17b,19…
…ベベルギア、18……駆動軸、20……駆動
杆、22……従動ブロツク、22a……長孔、2
3……連結リンク、23a……連結板、24……
軸ピン、25……押し出しリンク、31……作動
リンク、40……スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パネル本体1の上側部に上方に移動可能に配
    設された上部移動部材11と、 パネル本体1の下側部に下方に移動可能に配設
    される下部移動部材12と、 パネル本体1内に配設され、ネジ部20bを有
    する駆動杆20と、 該駆動杆20を回転させる駆動機構16,17
    a,17b,18,19と、 前記駆動杆20のネジ部20bと螺合し、同駆
    動杆20の回転に伴つて軸線方向へ移動可能な従
    動ブロツク22と、 それぞれ一端が回動可能に連結された押し出し
    リンク25を介して前記上部及び下部移動部材1
    1,12に連結され、他端が前記従動ブロツク2
    2に連結され、同従動ブロツク22の軸線方向へ
    の移動に伴い前記押し出しリンク25を介して上
    部及び下部移動部材11,12を移動させる両連
    結リンク23とからなり、 前記両連結リンク23を連結部材23a,24
    に対し回動可能に連結し、この連結部材23a,
    24を前記従動ブロツク22に上下方向へ移動可
    能に遊嵌し、前記両連結リンク23が前記連結部
    材23a,24と一体的に移動するようにしたこ
    とを特徴とする間仕切用パネルの固定装置。 2 連結部材23a,24は従動ブロツク22に
    形成した一対の長孔22aに対しそれらの長手方
    向に沿つて移動可能に遊嵌された一対の軸ピン2
    4と、これら両軸ピン24を一体的に連結する連
    結板23aとからなり、両連結リンク23はそれ
    ぞれこれら両軸ピン24に対し回動可能に連結さ
    れている特許請求の範囲第1項に記載の間仕切用
    パネルの固定装置。
JP8961683A 1983-05-21 1983-05-21 間仕切用パネルの固定装置 Granted JPS59217885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8961683A JPS59217885A (ja) 1983-05-21 1983-05-21 間仕切用パネルの固定装置

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JP8961683A JPS59217885A (ja) 1983-05-21 1983-05-21 間仕切用パネルの固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS59217885A JPS59217885A (ja) 1984-12-08
JPH0327715B2 true JPH0327715B2 (ja) 1991-04-16

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ID=13975678

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JP8961683A Granted JPS59217885A (ja) 1983-05-21 1983-05-21 間仕切用パネルの固定装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344991U (ja) * 1986-09-10 1988-03-26
JPH0726545Y2 (ja) * 1987-09-02 1995-06-14 株式会社竹中工務店 大型扉の防塵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691892U (ja) * 1979-12-19 1981-07-22

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JPS59217885A (ja) 1984-12-08

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