JPH03275838A - 角形鋼管柱はり接合部および接合金物 - Google Patents

角形鋼管柱はり接合部および接合金物

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JPH03275838A
JPH03275838A JP7618990A JP7618990A JPH03275838A JP H03275838 A JPH03275838 A JP H03275838A JP 7618990 A JP7618990 A JP 7618990A JP 7618990 A JP7618990 A JP 7618990A JP H03275838 A JPH03275838 A JP H03275838A
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JP
Japan
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steel pipe
joint
joining
cross
hardware
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JP7618990A
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English (en)
Inventor
Koji Fukuda
浩司 福田
Akio Otake
大竹 章夫
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は角形鋼管柱とH形鋼はりなどの接合に用いる柱
はり接合部の構造および該接合部に用いる接合金物に関
するものである。
[従来の技術〕 従来、角形鋼管柱とH形鋼はりの接合部の構造としては
、以下のようなものがある。
(1)スチフナリング形式 従来、鋼管柱とH形鋼のはりの接合部として、溶接接合
の場合、第6図に示すようにスチフナリング21が用い
られることが多く、はり2の上下フランジ2b接合位置
にスチフナリング21を介して、短いはり2′を溶接し
、短いはり2゛と長いはり2をスプライスプレート22
を介して高力ボルト23で接合する。
(2)長締め高力ボルト引張接合形式 高力ボルト接合の一例としては、第7図に示されるよう
に、コンクリートを充填した鋼管柱1に、はり端部のエ
ンドプレート24を介して、長締め高力ボルト25では
り2を引張接合したものがある(松井、津田他;長締め
高力ボルト引張接合による鋼管コンクリート柱梁接合部
に関する実験研究、日本建築学会大会学術講演梗概集、
1989年10月参照)。
(3)内挿ダイアフラム形式 第8図も高力ボルト接合の例であり、エンドプレート2
4と鋳鉄製の内挿ダイアフラム26を介して、柱lおよ
びはり2を高力ボルト27で結合させたものである(特
開昭63−251540号公報参照)〔発明が解決しよ
うとする課題〕 しかし、上述の従来技術には次のような問題点がある。
(1)のスチフナリング形式の場合、組立て段階におい
て加工工数が非常に多く、コストが増大する上、柱を切
断して溶接することは架構の精度上好ましくない。また
、溶接接合の際に設けられるスカラップは構造上の致命
的な欠陥であるとの指摘もある(全容、田渕他;鋼管柱
・はり接合部の力学性状に与える接合部詳細の影響−そ
の4 はりフランジの2次曲げ応力の影響−1日本建築
学会大会学術講演梗概集、1989年10月参照)。
また、(2)の長締め高力ボルト引張接合形式では、パ
ネルゾーン補間のコンクリート充填を必要とすることか
ら、施工上の問題、コストの問題あるいは建物の重量が
増えることによる耐震上の問題などがある。
(3)の内挿ダイアフラム形式では、組立段階の手数は
省けるものの、仕口部が閉断面であるため、複雑な構造
となり、コスト面での問題が考えられる。
本発明は従来技術における上述のような問題点の解決を
図ったものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の角形鋼管柱はり接合部は、十字状の水平断面形
状を有する十字形金物の4つの端部に直角に接合プレー
トを設けてなる開断面の接合金物を、上下の角形鋼管柱
間に介在させ、接合プレートの上下をそれぞれ上下の角
形鋼管柱の管壁とボルト接合するとともに、接合プレー
トの中間部にはりのエンドプレートなどを直接またはス
プリントティーなどの他の接合金物を介して間接的にボ
ルト接合するようにしたものである。
本発明の角形鋼管柱はり接合金物は十字状の水平断面形
状を有する十字形金物の4つの端部に直角に接合プレー
トを設け、この接合プレートに上下の角形鋼管柱の管壁
およびはりを直接または間接的にボルト接合するための
複数のボルト孔を設けたもので、現場においては高力ボ
ルトなどを用いたボルト接合のみで角形鋼管柱とH形鋼
はりなどの鋼はりを接合することができる。
角形鋼管柱との接合部については、鋼管柱の端部管壁に
もあらかじめボルト孔を形式しておき、現場で角形鋼管
柱側のボルト孔と接合プレート側のボルト孔を位置合わ
せして、高力ボルトなどのボルトで接合する。
また、鋼はりとの接合部については、鋼はり側にエンド
プレートがある場合は、直接エンドプレート例のボルト
孔と接合プレート側のボルト孔を位置合わせし、ボルト
接合する。エンドプレートがない場合ムこは、スプリン
トティーなどのはりフランジ接合金物や、本発明の接合
金物における接合プレートの外側面に直角に溶接したは
りウェフ接合プレートなどを介してボルト接合すること
ができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明の角形鋼管柱はり接合部の一実施例を示
したもので、上下の角形鋼管柱1とH形鋼からなるはり
2を開断面の接合金物3を用いてボルト接合している。
第2図および第3図は上記実施例に用いた接合金物3の
形状を示したもので、十字形金物4の4つの端部にあら
かじめボルト孔6を設けた接合プレート5を直角に設け
たもので、工場におシする溶接などにより製作される。
第4図は接合の様子を示したもので、上下の角形鋼管柱
lとの接合部については、鋼管柱Iの端部管壁にもあら
かじめボルト孔7を形式しておき、角形鋼管柱1例のボ
ルト孔7と接合プレート5側のボルト孔6を位置合わせ
して、第1図に示すように高力ポル)7aでボルトで接
合する。
また、鋼はり2との接合部については、鋼はり2のフラ
ンジ2a位置に、フランジ接合金物としてスプリットテ
ィー8を用い、スプリットティー8のフランジ部のボル
ト孔9を利用して高力ボルト9aによりボルト接合し、
さらにスブリ・ントティー8のウェブ部を鋼はり2のフ
ランジ2aに添接して、ボルト孔10を利用して高力ボ
ルト10aによりボルト接合する(第1図参照)。鋼は
り2のウェブ2a位置については、接合プレート5に対
し、ボルト孔12を形式したウェブ接合プレート11が
溶接してあり、高力ボルト12aによりボルト接合する
なお、本実施例においては上下の角形鋼管柱lの端部隅
角部に、接合金物3の接合プレート5間の隙間に対応し
た切欠き13が形式されている。
これは接合金物3を上下の鋼管柱1の端部に挿入し、ボ
ルト接合を行う際、作業者が手や工具を仕口部の内側に
差し込んで作業できるようにするためのものである。
また、上記実施例では接合金物3の接合プレート5が鋼
管柱1の管壁の内側に内挿される形であるが、鋼管柱1
または接合金物3の十字形金物4のいずれかにスリット
を設けるなどして、接合プレート5が鋼管柱1の管壁の
外側に位置するようにしてボルト接合することも可能で
ある。
第5図は他の実施例として段違いはりに適用した場合を
示したものである。この場合、はり端部について短い段
違いの接合はり部14をボルト接合し、これにはり戒の
小さいH形鋼はり2Aをスプライスプレート15を介し
て高力ボルト16によりボルト接合している。
〔発明の効果〕
本発明の鋼管柱はり接合部においては、鋼管柱およびは
りの接合を全てボルトのみで行うことができ、現場にお
ける溶接作業を排し、作業効率を著しく向上させること
ができる。すなわち、本発明の鋼管柱はり接合金物は十
字形金物とその端部の接合プレートにより開断面部材と
して形式されているので、高力ボルト接合が容易であり
、現場における溶接作業が省略できる。
接合プレートが断面端部に位置することから、接合プレ
ート部分の断面積を大きくとることにより、接合金物全
体としての剛性を高めることができ、大きな剛性の要求
される仕口部の剛性を経済的に確保することができる。
また、接合金物を含め、工場加工も容易であり、簡便、
迅速に、かつ低コストで鉄骨骨組みを構築することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鋼管柱はり接合部の一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図の実施例において角形鋼管柱に使
用する接合金物を示す立面図、第3図はその平面図、第
4図は接合の様子を示す斜視図、免5図は本発明の鋼管
柱はり接合部の他の実施例を示す斜視図、第6図は従来
例としてのスチフナリング形式を示す鉛直断面図、第7
図は従来例としての長締め高力ボルト引張接合形式を示
す斜視図、第8図は従来例としての内挿ダイアフラム形
式を示す斜視図である。 1・・・鋼管柱、2・・・はり、3・・・接合金物、4
・・・十字形金物、5・・・接合プレート、6,7,9
,10゜12・・・ボルト孔、8・・・スプリットティ
ー 11・・・ウェブ接合プレート、13・・・切欠き
、14・・・接合はり部、15・・・スプライスプレー
ト第 5 第 ] 図 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)十字状の水平断面形状を有する十字形金物の4つ
    の端部に直角に接合プレートを設けてなる開断面の接合
    金物を、上下の角形鋼管柱間に介在させ、前記接合プレ
    ートの上下をそれぞれ前記上下の角形鋼管柱の管壁とボ
    ルト接合するとともに、前記接合プレートの中間部には
    りを直接または間接的にボルト接合したことを特徴とす
    る角形鋼管柱はり接合部。
  2. (2)十字状の水平断面形状を有する十字形金物の4つ
    の端部に直角に接合プレートを設け、該接合プレートに
    上下の角形鋼管柱の管壁およびはりを直接または間接的
    にボルト接合するための複数のボルト孔を設けたことを
    特徴とする角形鋼管柱はり接合金物。
  3. (3)前記接合プレートの外側面には、該接合プレート
    と直角に、はりのウェブをボルト接合するためのはりウ
    ェブ接合プレートを溶接してある請求項2記載の角形鋼
    管柱はり接合金物。
JP7618990A 1990-03-26 1990-03-26 角形鋼管柱はり接合部および接合金物 Pending JPH03275838A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104453088A (zh) * 2014-10-21 2015-03-25 安徽铁创新材料科技有限公司 一种檩条平衡拉杆结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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