JPH0327550Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327550Y2 JPH0327550Y2 JP1987047095U JP4709587U JPH0327550Y2 JP H0327550 Y2 JPH0327550 Y2 JP H0327550Y2 JP 1987047095 U JP1987047095 U JP 1987047095U JP 4709587 U JP4709587 U JP 4709587U JP H0327550 Y2 JPH0327550 Y2 JP H0327550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sake
- container
- bamboo
- outlet
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は酒かん器の改良に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来技術として、実公昭55−49686号公報に記
載されているように祝たるを改良した酒かん器が
提案されている。
載されているように祝たるを改良した酒かん器が
提案されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
上記した酒かん器は胴体下部に電熱帯を捲着け
たコツプを装着したり、胴体と横木に酒の通孔を
設けるなど構造が複雑なばかりか、製作コストも
高くなるなどの問題点がある。
たコツプを装着したり、胴体と横木に酒の通孔を
設けるなど構造が複雑なばかりか、製作コストも
高くなるなどの問題点がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、上記した問題点に対処するもので、
頂部節部に酒出入れ口と空気孔を設け胴部の頂部
節部と底部節部との外側近傍の２ケ所にたがをは
めた鼓状の竹製容器と上記底部節部の下に空間部
を存して上記容器の下部外周に着脱自在に装着し
た難燃性部材とからなることを特徴とし、その目
的とするところは自然の素材を使用した構造簡単
にして野趣に富んだ酒かん器を提供しようとする
ものである。
頂部節部に酒出入れ口と空気孔を設け胴部の頂部
節部と底部節部との外側近傍の２ケ所にたがをは
めた鼓状の竹製容器と上記底部節部の下に空間部
を存して上記容器の下部外周に着脱自在に装着し
た難燃性部材とからなることを特徴とし、その目
的とするところは自然の素材を使用した構造簡単
にして野趣に富んだ酒かん器を提供しようとする
ものである。
(ホ) 作用
本考案は上記したように構成されており、お酒
を上記酒出し入れ口から竹製容器内に注入した
後、ホテル、旅館、料理屋或いは一般家庭で使用
しているこんろ、ストーブなどの上に難燃性部材
を装着したまま置いてお酒を温める。お酒が温ま
ると上記した頂部節部の外側近傍にはめられてい
るたがの部分を握つてこんろ、ストーブから別に
用意してある台座上におろした後酒出し入れ口或
いは空気孔から、ちよこなどにお酒を注ぎ込み飲
酒する。
を上記酒出し入れ口から竹製容器内に注入した
後、ホテル、旅館、料理屋或いは一般家庭で使用
しているこんろ、ストーブなどの上に難燃性部材
を装着したまま置いてお酒を温める。お酒が温ま
ると上記した頂部節部の外側近傍にはめられてい
るたがの部分を握つてこんろ、ストーブから別に
用意してある台座上におろした後酒出し入れ口或
いは空気孔から、ちよこなどにお酒を注ぎ込み飲
酒する。
(ヘ) 実施例
次に本考案を最も好ましい図示実施例について
説明する。
説明する。
第１図及び第２図において１は鼓状に形成した
竹製容器で、例えば孟宗竹の根株部を利用し、そ
の頂部と底部に節がくるように切断して胴部２を
作り、その外形を鼓状に仕上げ、頂部節部には酒
出し入れ口３と空気孔４とを設け、酒出し入れ口
３には木栓８をはめ、空気孔４には必要に応じて
松の小枝、梅、桜の小枝などを差込む。５はたが
で、竹表皮から構成されているが、かずらでもよ
く、胴部２の頂部節部と底部節部との外側近傍の
上下２ケ所にはめる。６は難燃性部材でアルミホ
イル又はアルミ、ステンレスなどの薄板をプレス
加工したもので構成され、上記底部節部の下に若
干の空間部を形成するように胴部２の下部外周に
着脱自在に装着されている。
竹製容器で、例えば孟宗竹の根株部を利用し、そ
の頂部と底部に節がくるように切断して胴部２を
作り、その外形を鼓状に仕上げ、頂部節部には酒
出し入れ口３と空気孔４とを設け、酒出し入れ口
３には木栓８をはめ、空気孔４には必要に応じて
松の小枝、梅、桜の小枝などを差込む。５はたが
で、竹表皮から構成されているが、かずらでもよ
く、胴部２の頂部節部と底部節部との外側近傍の
上下２ケ所にはめる。６は難燃性部材でアルミホ
イル又はアルミ、ステンレスなどの薄板をプレス
加工したもので構成され、上記底部節部の下に若
干の空間部を形成するように胴部２の下部外周に
着脱自在に装着されている。
７は台座で、杉、檜などの間伐材からなり、樹
皮を削らず自然木そのままでもよく、又樹皮をむ
いて磨いてもよく、更に楕円形、角形にしてもよ
い。９は竹製のちよこ、１０は竹製の柄である。
皮を削らず自然木そのままでもよく、又樹皮をむ
いて磨いてもよく、更に楕円形、角形にしてもよ
い。９は竹製のちよこ、１０は竹製の柄である。
このように構成された本実施例を使用する場合
は、先づ酒を酒出し入れ口３から胴部２内に注入
して木栓８をはめた後、ホテル、旅館、料理屋な
どの宴会場又は一般家庭におかれているコンロ、
ストーブなどの上に置き、難燃性部材６及び同部
材６と底部節部との間に形成された空間部を伝わ
る熱により酒を温める。
は、先づ酒を酒出し入れ口３から胴部２内に注入
して木栓８をはめた後、ホテル、旅館、料理屋な
どの宴会場又は一般家庭におかれているコンロ、
ストーブなどの上に置き、難燃性部材６及び同部
材６と底部節部との間に形成された空間部を伝わ
る熱により酒を温める。
お酒が温まると竹製容器１を台座７上に置き、
木栓８を外して酒出し入れ口３から柄１０にお酒
を注ぎ、ちよこ９に移す。この場合ちよこ９に直
接お酒を注ぎ込んでもよく、或いは空気孔４から
お酒を出してもよい。このようにお酒を温める胴
部２が竹製のため竹に含まれる成分がお酒に浸み
込みお酒をまろやかな味にする。胴部２内のお酒
がなくなれば、宴席の雰囲気によつては柄１０の
握りを握つて胴部２の頂部節部又は胴部２の側面
を太鼓を打つ要領でたたけばよい音色がして酒宴
を盛り上げることができる。又本実施例は竹製容
器１、台座７、ちよこ９及び柄１０をワンセツト
として箱詰めにして売るが、竹製容器１と台座７
とを組合わせただけの２品目のみを売つてもよ
い。
木栓８を外して酒出し入れ口３から柄１０にお酒
を注ぎ、ちよこ９に移す。この場合ちよこ９に直
接お酒を注ぎ込んでもよく、或いは空気孔４から
お酒を出してもよい。このようにお酒を温める胴
部２が竹製のため竹に含まれる成分がお酒に浸み
込みお酒をまろやかな味にする。胴部２内のお酒
がなくなれば、宴席の雰囲気によつては柄１０の
握りを握つて胴部２の頂部節部又は胴部２の側面
を太鼓を打つ要領でたたけばよい音色がして酒宴
を盛り上げることができる。又本実施例は竹製容
器１、台座７、ちよこ９及び柄１０をワンセツト
として箱詰めにして売るが、竹製容器１と台座７
とを組合わせただけの２品目のみを売つてもよ
い。
なお、本実施例において、難燃性部材６の上端
が下段のたが５の下に位置されているが、お酒を
熱かんにしたい場合は、難燃性部材６を２枚以上
にしてもよく、又上記難燃性部材６の上縁を竹製
容器１の胴部のほぼ中央附近に位置させて竹製容
器１を強火に耐えるようにすればよい。
が下段のたが５の下に位置されているが、お酒を
熱かんにしたい場合は、難燃性部材６を２枚以上
にしてもよく、又上記難燃性部材６の上縁を竹製
容器１の胴部のほぼ中央附近に位置させて竹製容
器１を強火に耐えるようにすればよい。
(ト) 考案の効果
本考案は上記実施例の説明から明らかなとおり
各素材は自然の素材を利用し、しかも従来のよう
な特殊な加工や電熱帯を組込むなどの加工組立を
することなく、きわめて簡単に製作しうるから製
造コストも安く、酒宴の席上一種の打楽器として
も利用できる他、用済後は野趣に富んだインテリ
ア装飾品としても利用できるなど、すぐれた実用
上の効果を発揮しうるものである。
各素材は自然の素材を利用し、しかも従来のよう
な特殊な加工や電熱帯を組込むなどの加工組立を
することなく、きわめて簡単に製作しうるから製
造コストも安く、酒宴の席上一種の打楽器として
も利用できる他、用済後は野趣に富んだインテリ
ア装飾品としても利用できるなど、すぐれた実用
上の効果を発揮しうるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２
図はその平面図である。 １……竹製容器、２……胴部、３……酒出し入
れ口、４……空気孔、５……たが、６……難燃性
部材、７……台座。
図はその平面図である。 １……竹製容器、２……胴部、３……酒出し入
れ口、４……空気孔、５……たが、６……難燃性
部材、７……台座。
Claims (1)
- 頂部節部に酒出入れ口と空気孔を設け胴部の頂
部節部と底部節部との外側近傍の２ケ所にたがを
はめた鼓状の竹製容器と上記底部節部の下に空間
部を存して上記容器の下部外周に着脱自在に装着
した難燃性部材とからなることを特徴とする酒か
ん器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987047095U JPH0327550Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987047095U JPH0327550Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63163720U JPS63163720U (ja) | 1988-10-25 |
| JPH0327550Y2 true JPH0327550Y2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=30867371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987047095U Expired JPH0327550Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0327550Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4882972A (ja) * | 1972-02-04 | 1973-11-06 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5970627U (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-14 | 三洋電機株式会社 | 酒かん器の酒タンク |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP1987047095U patent/JPH0327550Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4882972A (ja) * | 1972-02-04 | 1973-11-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63163720U (ja) | 1988-10-25 |
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