JPH0139600Y2 - - Google Patents

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JPH0139600Y2
JPH0139600Y2 JP19727285U JP19727285U JPH0139600Y2 JP H0139600 Y2 JPH0139600 Y2 JP H0139600Y2 JP 19727285 U JP19727285 U JP 19727285U JP 19727285 U JP19727285 U JP 19727285U JP H0139600 Y2 JPH0139600 Y2 JP H0139600Y2
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JP
Japan
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inkstone
container
brush
brush holder
ink
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JP19727285U
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JPS62104997U (ja
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  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、置物を兼ねた硯セツト容器に関す
る。
(従来技術) 本考案者は、これまで置物を兼ねた硯セツト容
器を見たことがないので、他と比較することは出
来ない。
古来から「硯箱」があるが、いずれも平たい矩
形の蓋付き箱状のもので、それ自体に種々の細
工、塗り等を施したものはあるが、積極的に置物
の役割を兼ねるものはない。
なお機能面においても、このような平たい硯箱
には、最近の書道で常用される墨汁容器を納める
ことが出来ない不便がある(極く小型のものは別
として)。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、硯セツト容器それ自体がそのまま
置物を兼ね、従つて本来の硯セツト容器として使
用する場合にも趣味的な満足が得られ、しかも置
物を構成する各要素が有機的に書道における器具
(筆立て、筆置き、墨入れ、硯など)として働く
ような工夫を凝らしたものである。
[考案の構成] (実施例) 以下図面の実施例によつて説明すると、第1図
において1が所定の深さの容器で、外周壁に垣根
模様2が付してある。そして容器1内には、一方
に水車小屋を模した墨入れ3と、これに隣接して
池を模した蓋4a付き硯4とを配置するととも
に、他方に木枝を模した筆插し7と、その木股7
bと所定間隔をおいて牛を模した筆置き台8を配
置してある。
さらに詳しくは、墨入れ3は第2図に示すよう
に、水車小屋の屋根が着脱自在の蓋3bを構成
し、本体3b内にはベローズ型の墨汁タンク5を
収納して、その注出管6の注ぎ口6aを本体3b
外へ臨ませる。そしてその注ぎ口6aの直下に硯
4を配置してある。これにより、蓋3bを取除い
てベローズ型の墨汁タンク5の頭部を押圧すれ
ば、注出管6を経て注ぎ口6aより墨汁が硯4内
へ注がれる仕組みである。
また筆插し7は、大小の枝上部に太筆、細筆の
筆先を插入するための空洞部7aを形成し、比較
的低目のところに筆先を挟む木股7bを有する。
これにより筆を插さない状態では低木、插した状
態では高木を表現する。そして低目の木股7bと
筆置き台8である牛の背中との間に筆を掛ける仕
組みである。
上記中容器1と該容器1内に配置する各要素
3,4,7,8の材質は、陶磁器製、プラスチツ
ク製、金属製、木製等任意であり、それぞれの特
性に応じた美感を表出することができる。
また上記各要素は容器1内に不動状態とするた
め、材質によつては一体成形となし、あるいは嵌
め枠方式とし、さらには底部を接着剤によつて固
着することもできる。
[考案の効果] 本考案は以上のようで、まず書道において、牧
歌的で風雅な硯セツト容器を提供するものであ
り、本来バラバラの書道器具を農家の庭先風景の
各要素として有機的に結合し、とくにこれまで無
様で何の変哲もない墨汁容器は、水車小屋を模し
た墨入れ3と変わり、しかも内部にベローズ型の
墨汁タンク5を納めることによりワンタツチで押
すのみで硯への注ぎ込みが可能であり、安定性は
もとより手の汚れなども一切ない。また筆は筆插
し7に太筆、細筆分けて插込んでおけるから極め
て使いやすい。さらに使用中の筆は、木股7bと
筆置き台8である牛の背の間に掛けておくことが
出来るので、転がり等の心配もない。
次に本案硯セツト容器は、それ自体趣味的外観
を呈するので、書道に用いない時にはそのままこ
れを床の間等に飾つておくことが出来る。その際
硯4には蓋4aが被せられ、また筆插し7に插し
込んだ筆軸はそのまま枝振りを表示するから装飾
置物としての体裁を損なわないばかりか返つて趣
向を添えるものとなる。垣根模様2を付した容器
1、その中に配置構成した農家の庭先風景は、ふ
るさと志向による心の安らぎを与えること請け合
いである。
そしていつにても再び書道の硯セツト容器とし
て早変わりすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図は墨入れのみの一部縦断側面図、
第3図は使用状態の斜視図。 1……容器、3……墨入れ、4……硯、4a…
…その蓋、5……墨汁タンク、7……筆插し、7
a……その上部の空洞部、7b……その木股、8
……筆置き台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定深さの容器1内の一方に水車小屋等の納屋
    を模しその内部に墨汁タンク5を収納した墨入れ
    3とこれに隣接して蓋付き硯4とを配置し、他方
    に木枝を模した上部に空洞部7aを有する筆插し
    7とその木股7bと所定間隔をおいて牛等の家畜
    を模した筆置き台8を配置したことを特徴とする
    硯セツト容器兼置物。
JP19727285U 1985-12-21 1985-12-21 Expired JPH0139600Y2 (ja)

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JP19727285U JPH0139600Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS62104997U JPS62104997U (ja) 1987-07-04
JPH0139600Y2 true JPH0139600Y2 (ja) 1989-11-28

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JPS62104997U (ja) 1987-07-04

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