JPH0141353Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は鏡餅飾具に関するものである。

「従来の技術」 従来、三方の上に載せた鏡餅の飾りである扇
子、松竹梅等は鏡餅に扇子の柄を刺入して支持す
るものであることは知られている。しかし鏡餅の
形をした食べられない擬似鏡餅やプラスチツク包
装鏡餅では扇子の柄を刺入することは困難である
し、本物の鏡餅にしても硬くなつて了つたものに
扇子の柄を刺入することも困難であつた。

「考案が解決しようとする問題点」 本案は硬化後の鏡餅や擬似鏡餅或はプラスチツ
ク包装鏡餅等に簡便に扇子、松竹梅等の飾りを支
持する飾具を得ようとするものである。

「問題点を解決するための手段」 本案は起立短杆の下端一側方に鏡餅下面支持部
を横向に突設し、上端に鏡餅の飾りの柄挿入用螺
旋部を形成してなる鏡餅飾具によつて構成され
る。

「作用」 従つて鏡餅下面支持部上に鏡餅を載せ或は上下
の鏡餅の境界部を挟持すると同支持部は鏡餅の重
量で固定され短杆は起立する。その状態において
短杆の上端の螺旋部に扇子の柄の下端部を嵌合す
ると同扇子及び同扇子の正面に取付けられている
松竹梅の水引による飾りを鏡餅の背部に取付ける
ことができる。

「実施例」 針金やプラスチツク棒等による短杆１の下端を
横向に屈曲し３角形（第１図）、丸（第２図）、４
角形（第３図）又は２股（第４図）等の鏡餅下面
支持部２を突設する。又上端を巻き曲げて鏡餅４
の飾りの柄６の挿入用螺旋部３を形成するもので
ある。上記支持部２を３方上に載置すると短杆１
は起立状態に自立保持される。第４図に示す２股
支持部２′は第６図に示すように上下一体の鏡餅
４の境界部を２股支持部２′で挟持すれば良い。
尚図中５で示すものは螺旋部３に柄６の下端部を
嵌合させた扇子、７は同扇子５の正面に設けた
松、８は竹、９は梅、１０は鏡餅４の上に置いた
蜜柑、第５図中２″は上下の鏡餅４の中間に挟ん
だ３角形支持具である。

「効果」 本案は上述のように構成したので硬化した鏡餅
は勿論、擬似鏡餅或はプラスチツク包装鏡餅にい
とも簡便に鏡餅４の飾りの柄６を付け得る便益が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の鏡餅飾具を示す斜視図、第２
図、第３図及び第４図はそれぞれ鏡餅下面支持部
の実施態様の斜視図、第５図は飾り鏡餅の斜視
図、第６図は短杆支持部の装着状態斜視図であ
る。 １……起立短杆、２……鏡餅下面支持部、３…
…柄挿入用螺旋部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 起立短杆の下端一側方に鏡餅下面支持部を横向
   に突設し、上端に鏡餅の飾りの柄挿入用螺旋部を
   形成してなる鏡餅飾具。