JP2001247163A - 升と乾杯用容器 - Google Patents

升と乾杯用容器

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JP2001247163A
JP2001247163A JP2000061989A JP2000061989A JP2001247163A JP 2001247163 A JP2001247163 A JP 2001247163A JP 2000061989 A JP2000061989 A JP 2000061989A JP 2000061989 A JP2000061989 A JP 2000061989A JP 2001247163 A JP2001247163 A JP 2001247163A
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JP
Japan
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box
flange
container
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measure
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JP2000061989A
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Inventor
Takero Matsui
武朗 松井
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体を木製としてその機能を多様にした升
と、飲料の充填を衛生的にするとともに宴会場等での乾
杯に伴う現場作業を軽減した乾杯用容器とを提供するこ
と。 【解決手段】 升Aは所要輪郭形状で口部7が方形の木
製升本体3が、その一隅角外面の飲み口部4に切り欠き
部5を設け、上周縁に陥没凹部6を凹設して成り、乾杯
用容器aは升Aの口部7に嵌入する嵌入部8の内部に飲
料充填部9を形成するとともに、嵌入部8の上面に升本
体3の上周縁に着座するフランジ10を周設し、フラン
ジ10の上面に嵌入部8の開口面11を閉塞する蓋12
を接合し、かつ、フランジ10の一隅角に蓋剥離部とし
ての折り目13を配設して成る内容器14とから成り、
升Aの切り欠き部5に内容器14の折り目13を合致さ
せて、升Aに内容器14を内嵌して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として結婚式場
や宴会場で乾杯する際に、予め酒などを入れた内容器の
蓋を剥離して飲酒できる升と乾杯用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、平成9年実用新案登録願
第10634号の乾杯用蓋付き容器なる先行技術を有す
るものであるが、該技術の容器はプラスチック製である
ため、外観を木目模様の方形升としても、使用後は持ち
帰って升として再利用するには趣に欠けるので外部的な
装飾が望まれていた。そこで、升を木製にして直接酒を
入れ、口部に蓋をする手段も考えられるが、そのもので
は、水密性を確保することと衛生的に処理する点で、量
産化に不向きであり、また、升自体も単に飲み易い飲み
口部を有するだけでなく、升単体としても演出効果を発
揮できるものが要望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、升本体を木
製として機能を多様にした升と、飲料の充填を衛生的に
大量処理でき、宴会場等での乾杯に伴う現場作業をスマ
ートに軽減し、外観上は木製で見た目に美しい升酒の感
を呈する乾杯用容器とから成るものを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の升は、所要輪
郭形状で口部が方形の木製升本体が、その一隅角外面の
飲み口部に切り欠き部を設けて成る升において、升本体
の上周縁に陥没凹部を凹設して成る。第2発明の乾杯用
容器は、所要輪郭形状で口部が方形の木製升本体が、そ
の一隅角外面の飲み口部に切り欠き部を設けて成る升
と、該升の口部に嵌入し該口部と同形状の嵌入部の内部
に飲料充填部を形成するとともに、該嵌入部の上面に、
前記升本体の上周縁に着座するフランジを周設し、該フ
ランジの上面に嵌入部の開口面を閉塞する蓋を接合し、
かつ、該フランジの一隅角に蓋剥離部を配設して成る内
容器とから成り、前記升の切り欠き部に内容器の蓋剥離
部を合致させて、該升に内容器をその嵌入部において内
嵌して成る。第3発明の乾杯用容器は、第1発明の升
と、該升の口部に嵌入し該口部と同形状の嵌入部の内部
に飲料充填部を形成するとともに、該嵌入部の上面に、
升本体の上周縁に着座するフランジを周設し、該フラン
ジの上面に嵌入部の開口面を閉塞する蓋を接合し、か
つ、該フランジの一隅角に蓋剥離部を配設して成る内容
器とから成り、前記升の切り欠き部に内容器の蓋剥離部
を合致させて、該升に内容器をその嵌入部において内嵌
して成る。
【0005】
【発明の実施の形態】升本体の上周縁に凹設する陥没凹
部は、四周縁上の一個所に限らず複数個所にあってもよ
く、また、内容器は洗浄、乾燥及び蓋の接合が容易な合
成樹脂製、或いはこれに類するものが選択され、蓋は平
面状のもののほか、陥没状のものまで選択され、また、
内容器の嵌入部は升本体の口部の形状、高さに応じて該
口部にきつく嵌着するものであればよい。
【0006】
【実施例】本発明を実施例により説明すると、図1に示
すように本発明の升Aは、木製で所要板厚、所要高さの
周板1の四隅角を相互にいしだたみ組手で接合し、底面
に底板2を接着剤で接合して成る方形の升本体3に、そ
の一隅角外面の飲み口部4に切り欠き面が逆三角形の切
り欠き部5を設け、四周縁上の一個所(複数個所でもよ
い)に、周板1の板厚内で所要長さと深さで両端が球面
状の陥没凹部6を凹設して成る。
【0007】また、本発明の乾杯用容器aは、図1に示
すように、前記升Aと、合成樹脂製で升Aの口部7に嵌
入し口部7と同形状の嵌入部8の内部に飲料充填部9を
形成するとともに、嵌入部8の上面に升本体3の上周縁
に着座するフランジ10を周設し、フランジ10の上面
に嵌入部8の開口面11を閉塞する合成樹脂製の蓋12
を接合し、かつ、フランジ10の一隅角に蓋剥離部とし
ての折り目13を相隣接する外端に渡って配設した内容
器14とから成る。このようにして成る内容器14は、
蓋12をフランジ10へ接合する前に、飲料充填部9に
酒、ジュース、ワインなどが充填されて衛生的に準備さ
れ、その状態の内容器14を折り目13を升Aの切り欠
き部5に合致させてその嵌入部8を升Aの口部7に内嵌
して成る。したがって、外観上は升Aの上縁に蓋12を
被蓋した升酒の感を呈する。
【0008】図2に示した乾杯用容器bも、前記と同様
に木製の升Bと、升Bの口部7にその嵌入部8において
内嵌し蓋12を接合したフランジ10を口部7の外周周
縁上に着座する合成樹脂製の内容器14とから成るもの
である。升Bはその四周面を上下方向中間部からそれぞ
れ上下に角錐台状に成形し、その一隅角外面の飲み口部
4に切り欠き面が逆三角形の切り欠き部5を設けて外観
を美的にしている。したがって、乾杯用容器bも飲料充
填部9に飲料が充填され、升Bの口部7に内容器14が
内嵌されて升酒のように提供される。
【0009】本発明の乾杯用容器a、bは、容器の外観
に趣きはないが、その洗浄、乾燥及び蓋12の接合(ヒ
ートシール)が容易で酒などの飲料を衛生的に処理し易
い内容器14であり、升A、Bは反対に洗浄、乾燥に手
間取り衛生的に密閉するにはコストがかさむが木質の暖
かみをもつので、両者の結合により相互の欠点を補うも
のである。乾杯時には升A、Bの切り欠き部5から容易
に内容器14の折り目13を折曲して蓋12を剥離で
き、切り欠き部5から飲料を飲むことができるから飲み
易く乾杯できる。乾杯後は升A又はBを持ち帰って各自
に升酒を楽しむことができ、とりわけ、陥没凹部6を有
する升Aは、陥没凹部6を塩盛りやおつまみ入れなどに
使用される。なお、図3に示すように、升A(B)にお
ける内容器14の蓋12に陥没部15を形成し、蓋12
をフランジ10に接合し、陥没部15に木製蓋16の嵌
入部17を嵌入して木製蓋16を被蓋する乾杯用容器C
も想起される。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、酒などの飲料を衛生的
に充填処理でき、しかも、その外観を升酒のようにして
提供できるから、結婚披露宴や宴会場などの乾杯に伴う
現場作業が軽減するとともに、升は引出物の一つにもな
る。さらに、飲み口の飲み易い升酒の飲用に供される
上、塩盛りや、切り欠き部に描かれる唇などによって居
酒屋などで話題提供の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる升Aと、内容器14の一部を破
断した乾杯用容器aの分解斜視図。
【図2】本発明に係わる乾杯用容器bの分解斜視図。
【図3】本発明から想起される乾杯用容器cの縦断面
図。
【符号の説明】
1 周板 2 底板 3 升本体 4 飲み口部 5 切り欠き部 6 陥没凹部 7 口部 8 嵌入部 9 飲料充填部 10 フランジ 11 開口面 12 蓋 13 折り目 14 内容器 15 陥没部 16 木製蓋 17 嵌入部 A 升 B 升 a 乾杯用容器 b 乾杯用容器 c 乾杯用容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要輪郭形状で口部が方形の木製升本体
    が、その一隅角外面の飲み口部に切り欠き部を設けて成
    る升において、 升本体の上周縁に陥没凹部を凹設して成る升。
  2. 【請求項2】 所要輪郭形状で口部が方形の木製升本体
    が、その一隅角外面の飲み口部に切り欠き部を設けて成
    る升と、該升の口部に嵌入し該口部と同形状の嵌入部の
    内部に飲料充填部を形成するとともに、該嵌入部の上面
    に、前記升本体の上周縁に着座するフランジを周設し、
    該フランジの上面に嵌入部の開口面を閉塞する蓋を接合
    し、かつ、該フランジの一隅角に蓋剥離部を配設して成
    る内容器とから成り、前記升の切り欠き部に内容器の蓋
    剥離部を合致させて、該升に内容器をその嵌入部におい
    て内嵌して成り、内容器のフランジが升本体の上周縁に
    被蓋した蓋の如き外観を呈することを特徴とする乾杯用
    容器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の升と、該升の口部に嵌入
    し該口部と同形状の嵌入部の内部に飲料充填部を形成す
    るとともに、該嵌入部の上面に、升本体の上周縁に着座
    するフランジを周設し、該フランジの上面に嵌入部の開
    口面を閉塞する蓋を接合し、かつ、該フランジの一隅角
    に蓋剥離部を配設して成る内容器とから成り、前記升の
    切り欠き部に内容器の蓋剥離部を合致させて、該升に内
    容器をその嵌入部において内嵌して成り、内容器のフラ
    ンジが升本体の上周縁に被蓋した蓋の如き外観を呈する
    ことを特徴とする乾杯用容器。
JP2000061989A 2000-03-07 2000-03-07 升と乾杯用容器 Pending JP2001247163A (ja)

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