JPH03275304A - 化粧単板の処理方法及び木質材の製造方法 - Google Patents
化粧単板の処理方法及び木質材の製造方法Info
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- JPH03275304A JPH03275304A JP7754090A JP7754090A JPH03275304A JP H03275304 A JPH03275304 A JP H03275304A JP 7754090 A JP7754090 A JP 7754090A JP 7754090 A JP7754090 A JP 7754090A JP H03275304 A JPH03275304 A JP H03275304A
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- decorative veneer
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はクラックの発生を防止する化粧単板の処理方法
及び木質材の製造方法に関する。
及び木質材の製造方法に関する。
従来上り、基材に化粧単板を貼着させて床材などに使用
される木質材が提供されている。
される木質材が提供されている。
在米にあっては、木質材の化粧単板は乾燥後、外スの湿
度、水分等により自由に収縮、膨張を繰り返してクラッ
クが発生したり、木質材の接合部で収縮により目すきが
形成されたり、膨張により突き上げが生じたりしてしま
っていた。例えば、ナラ単板では飽和状態の含水率から
5.0%に乾燥すると中方向(板目方向)で9.0〜9
.5%収縮する。 本発明は上記事情に
度、水分等により自由に収縮、膨張を繰り返してクラッ
クが発生したり、木質材の接合部で収縮により目すきが
形成されたり、膨張により突き上げが生じたりしてしま
っていた。例えば、ナラ単板では飽和状態の含水率から
5.0%に乾燥すると中方向(板目方向)で9.0〜9
.5%収縮する。 本発明は上記事情に
【みて為されたものであり、その目
的とするところは、化粧単板の収縮を防止でき、化粧単
板にクラックが発生することがないように処理すること
、又、接合部に目すき、突き上げ等が発生することがな
い木質材を製造することにある。 【!1題を解決するための手Pi】 本発明の化粧単板の処理方法は、化粧単板にイソシアネ
ートを含浸させ、次いでこの化粧単板を水中に浸漬させ
てイソシアネートと水を反応させて細胞壁内に重合体を
形成し固化させることを特徴とするものであり、本発明
の木質材の製造方法は、化粧単板にイソシアネートを含
浸させ、次いでこの化粧単板を水中に浸漬させてイソシ
アネートと水を反応させて細胞壁内に重合体を形成し固
化させ、この後化粧単板を基材に貼着させることを特徴
とするものであり、この構成により上記課題が解決され
たものである。 [作用] 化粧単板を水中に浸漬させてイソシアネートと水を反応
させて細胞壁内に重合体を形成するので、形成された重
合体により化粧単板の収縮、膨張が抑制され、クラック
の発生が防止されるものであり、しかもこの化粧単板を
貼着させた木質材にあっては接合部で目すき、突き上げ
等が発生することがないらのである。 以下本発明の詳細な説明する。 化粧単板としてはナラ単板等が採用され、まず通常5〜
20%の含水率の化粧単板が乾燥され、イソシアネート
がメタノールで希釈されたイソシアネート溶液中に浸漬
されるか真空状態でイソシアネート溶液が注入される。 この場合、イソシアネートは分子量が250程度と低分
子であるので、含浸されやすい、含浸温度は好ましくは
20〜25℃である。イソシアネート溶液の含浸率は、
50%溶液としで、ウェット状態で80〜100%であ
る。 次いで、イソシアネート溶液を含浸させた化粧単板が水
中に浸漬され、イソシアネートと水が反応して細胞壁内
に重合体が形成され化粧単板が固化される。この化粧単
板はイソシアネート溶液を80%含浸させた場合(イソ
シアネー)50%溶It)には未処理のものと比較して
収縮膨張が173に抑制できる。 この後化粧単板が70〜100℃で20〜40分乾燥さ
れ、合板等の基材に貼着されて木質材が製1iされる。 この木質材は床材などとして好適に使用される。
的とするところは、化粧単板の収縮を防止でき、化粧単
板にクラックが発生することがないように処理すること
、又、接合部に目すき、突き上げ等が発生することがな
い木質材を製造することにある。 【!1題を解決するための手Pi】 本発明の化粧単板の処理方法は、化粧単板にイソシアネ
ートを含浸させ、次いでこの化粧単板を水中に浸漬させ
てイソシアネートと水を反応させて細胞壁内に重合体を
形成し固化させることを特徴とするものであり、本発明
の木質材の製造方法は、化粧単板にイソシアネートを含
浸させ、次いでこの化粧単板を水中に浸漬させてイソシ
アネートと水を反応させて細胞壁内に重合体を形成し固
化させ、この後化粧単板を基材に貼着させることを特徴
とするものであり、この構成により上記課題が解決され
たものである。 [作用] 化粧単板を水中に浸漬させてイソシアネートと水を反応
させて細胞壁内に重合体を形成するので、形成された重
合体により化粧単板の収縮、膨張が抑制され、クラック
の発生が防止されるものであり、しかもこの化粧単板を
貼着させた木質材にあっては接合部で目すき、突き上げ
等が発生することがないらのである。 以下本発明の詳細な説明する。 化粧単板としてはナラ単板等が採用され、まず通常5〜
20%の含水率の化粧単板が乾燥され、イソシアネート
がメタノールで希釈されたイソシアネート溶液中に浸漬
されるか真空状態でイソシアネート溶液が注入される。 この場合、イソシアネートは分子量が250程度と低分
子であるので、含浸されやすい、含浸温度は好ましくは
20〜25℃である。イソシアネート溶液の含浸率は、
50%溶液としで、ウェット状態で80〜100%であ
る。 次いで、イソシアネート溶液を含浸させた化粧単板が水
中に浸漬され、イソシアネートと水が反応して細胞壁内
に重合体が形成され化粧単板が固化される。この化粧単
板はイソシアネート溶液を80%含浸させた場合(イソ
シアネー)50%溶It)には未処理のものと比較して
収縮膨張が173に抑制できる。 この後化粧単板が70〜100℃で20〜40分乾燥さ
れ、合板等の基材に貼着されて木質材が製1iされる。 この木質材は床材などとして好適に使用される。
本発明にあっては、化粧単板にイソシアネートを含浸さ
せ、次いでこの化粧単板を水中に浸漬させてイソシアネ
ートと水を反応させて細l!壁内に重合体を形成し固化
させて化粧単板を処理するので、細胞壁内に形成された
重合体により化粧単板の収縮、膨張が抑制され、クラッ
クの発生が防止されるものであり、しかもこの化粧単板
を基材に貼着させた木質材にあっては接合部で目すき、
突き上げ等が発生することがないものである。
せ、次いでこの化粧単板を水中に浸漬させてイソシアネ
ートと水を反応させて細l!壁内に重合体を形成し固化
させて化粧単板を処理するので、細胞壁内に形成された
重合体により化粧単板の収縮、膨張が抑制され、クラッ
クの発生が防止されるものであり、しかもこの化粧単板
を基材に貼着させた木質材にあっては接合部で目すき、
突き上げ等が発生することがないものである。
Claims (2)
- (1)化粧単板にイソシアネートを含浸させ、次いでこ
の化粧単板を水中に浸漬させてイソシアネートと水を反
応させて細胞壁内に重合体を形成し固化させることを特
徴とする化粧単板の処理方法。 - (2)化粧単板にイソシアネートを含浸させ、次いでこ
の化粧単板を水中に浸漬させてイソシアネートと水を反
応させて細胞壁内に重合体を形成し固化させ、この後化
粧単板を基材に貼着させることを特徴とする木質材の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7754090A JPH03275304A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 化粧単板の処理方法及び木質材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7754090A JPH03275304A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 化粧単板の処理方法及び木質材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03275304A true JPH03275304A (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=13636833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7754090A Pending JPH03275304A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 化粧単板の処理方法及び木質材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03275304A (ja) |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP7754090A patent/JPH03275304A/ja active Pending
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