JPH0327483Y2 - - Google Patents

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JPH0327483Y2
JPH0327483Y2 JP16037585U JP16037585U JPH0327483Y2 JP H0327483 Y2 JPH0327483 Y2 JP H0327483Y2 JP 16037585 U JP16037585 U JP 16037585U JP 16037585 U JP16037585 U JP 16037585U JP H0327483 Y2 JPH0327483 Y2 JP H0327483Y2
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JP
Japan
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claw
plate
protrusion
spring rod
tip
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JP16037585U
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、相互に屈折し得る二部材の連結、
例えば座に取付ける背凭れを任意角度に固定する
関節金具に関するものである。
〔従来の技術〕
任意角度に例えば背凭れを固定する関節金具と
しては、実公昭45−31331号公報のように本体金
物の平行側壁平板間に挿嵌したギヤ付転動金物の
端部と平行二叉平板間にギヤ保護フリーカムを嵌
挿して、上記三部材を軸にて各別に回動自在に連
結し、上記二叉平板の端面周縁に6段の歯型溝を
設け、これらに爪先が各嵌入するようバネにより
常に押し上げられる爪金を軸支し、前記フリーカ
ムの形状を上記の6段の歯型の外周縁の外径より
小さい小径部と該外径より大きい大径部とし、そ
の片方の両部の連接部分にフリーカムの回動用の
押付端面を設けると共に、これに係合して時計方
向に回動させる突起を上記の二叉平板の内面に設
け、また上記小大径部の他方の連接部分に於ては
ギヤ付転動金物の背板端面に係合して反時計方向
に押廻される突起を設け、さらに大径部の周縁上
に爪先が進入してギヤ付転動金物の回動を契止す
る溝を設けて構成している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
6段の歯型溝を有する二叉平板間にフリーカム
を組み込んだ三層となるため部品数多くなり、し
かも上記三層の外側に平板が位置するため、肉厚
が厚くなり、さらに回動軸芯からの半径が大きく
なるので、全体の高さが高くなり、大型化する問
題があつた。
また、爪先をフリーカムの周縁に乗り上げて歯
型溝と爪先との噛み合いを解除したとき、コイル
バネによつてフリーカムの周縁に上記爪先を強く
押し付けているので、摩耗する問題もあつた。
〔問題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は本
体金物の板状体と逆転金物の板状体とを重ねて軸
により回動自在に連結すると共に、この逆転金物
の板状体の端縁両角間に多段の歯部を設け、また
逆転金物側板状体の上記の軸の手前に歯部に噛み
合う爪をピンを介し揺動自在に取付け、さらに、
逆転金物側板状体の端縁の両角に爪の爪先を押し
下げる第1突起と爪の爪先を押し上げる第2突起
を設け、また屈曲部を介し両端部を並行させたバ
ネ杆の一方の端を本体金物に、他方の端を爪の末
端周縁一部分から突出する突部にそれぞれ係止さ
せ、さらに、第1突起により爪の爪先を押し下げ
たときバネ杆の上昇する他方の端をストツプさせ
て爪の復帰回動を阻止し、かつ第2突起と爪の爪
先との係合可能な状態を保つような上記バネ杆の
他方の端のストツパ装置を本体金物側の板状体に
設けて構成したものである。
〔作用〕
逆転金物を起る方向に回動させると、歯部によ
り爪の爪先を押し下げて爪を回動させながら、バ
ネ杆の他方の端を一方の端の方向に押し戻し、そ
して爪先が歯部をのりこえると、バネ杆により爪
を復帰回動させて次の歯部に爪の爪先が噛み合う
状態を繰り返す。
そして爪先に第1突起が到達して上記第1突起
により爪先を押し下げると、爪が回転してバネ杆
の上昇する他方の端をストツパ装置により停止さ
せて、歯部に対する爪先の噛み合いを解除するよ
う爪の復帰回動を止めるので、逆転金物の倒れ方
向の回動が可能になる。
逆転金物の倒れ方向の回動にともない爪の爪先
に第2突起が当接すると、爪を回動させるので、
ストツパ装置から外れるようバネ杆の他の端が降
下する。
従つて爪の先爪と歯部とが噛み合う。
〔実施例〕
図において、1は本体金物、2は逆転金物であ
つて、この本体金物1の板状体3の片面には、上
記逆転金物2の板状体4が重ねられ、貫通する軸
5を介し両板状体3,4を回動自在に連結されて
いる。
また、逆転金物2の板状体4の端面両角間に
は、多段の歯部6が設けられている。
上記各歯部6の歯先から軸5の中心迄の距離
は、均一になつている。
さらに、板状体3の片面軸5の手前には、ピン
7を介し前記の歯部6に噛み合う爪8が回動自在
に取付けられている。
また、板状体4の端縁両角には、爪8の爪先を
押し下げる第1突起9と、爪8の爪先を押し上げ
る第2突起10とが設けられている。
11は屈曲部を介し両端部を並行させたバネ杆
で、このバネ杆11の一方の端は板状体3に、他
方の端は爪8の末端周縁の一部分から突出する突
部8′にそれぞれ係止すると共に、板状体3には、
第1突起9により爪8の爪先を押し下げたときバ
ネ杆11の上昇する他方の端をストツプさせて爪
8の復帰回動を阻止し、かつ第2突起10と爪8
の爪先との係合可能な状態を保つような上記バネ
杆11の他方の端のストツパ装置12が設けられ
ている。
上記のストツパ装置12は、図示の場合板状体
3に二つの角が上下に、残る一つの角がピン7の
反対側に位置する三角形の窓13を設けて構成
し、またバネ杆11は、コ字状屈曲部の両端延長
を上記コ字状屈曲部の片面方向に突出させて並行
させ、そしてバネ杆11の両端並行部を窓13に
挿通して、上記バネ杆11の並行部の一方を上記
窓13のピン7の反対側角に係止させ、また突部
8′の最突縁の凹部14にバネ杆11の並行部の
他方を嵌め込み係止させ、窓13のピン7側上下
二つの角間でバネ杆11の他方の並行部を移動さ
せて、上側の角に並行部が当接したときストツプ
させるように構成されているが、例えば板状体3
の透孔にバネ杆の並行部の一方を貫通係止させ、
上記板状体3に両端が上下方向に向く弧状孔を設
けて、この弧状孔に貫通させバネ杆の並行部の他
方を突部に係止させる構造や、三角窓にかわるT
型窓であつてもよい。
なお、上記の関節金具は、ベツド、安楽椅子そ
の他の家具は勿論一切の折畳み可能の関節として
使用される。
図中14はバネ杆11の抜止め屈曲部、15は
ピン7の挿通孔、16は軸5の挿通孔、17は給
油した油の保持板、18はカバーである。
この考案に係る関節金具は、以上の構成であつ
て、逆転金物2を起る方向に回動させると、爪部
6により爪8の爪先を押し下げて上記爪8を回動
させながら、バネ杆11の他方の端を上昇させて
一方の端の方向に押し戻し、そして爪8の爪先が
歯部6をのりこえると、バネ杆11により爪8を
復帰回動させて次の歯部6に爪8が噛み合う状態
を繰り返す。
第4図で示したように爪8の爪先に第1突起9
が到達して、上記第1突起9により爪8の爪先を
押し下げると、上記爪8が回動してバネ杆11の
上昇する他方の端がストツパ装置12により停止
させられて第5図で示したように爪8の復帰回動
を止めるので、逆転金物2の倒れ方向の回動が可
能になる。
逆転金物2の倒れ方向への回動が終りになる直
前において、爪8の爪先に第2突起10が当接し
て爪8を第6図のように強制的に復帰回動させる
ので、バネ杆11の他方の端もストツパ装置12
から外れるよう降下させ、爪8には、歯部6に噛
み合う方向の回動性が付与される。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る関節金具によれ
ば、本体金物の板状体と逆転金物の板状体とを重
ねて軸により回動可能に連結し、逆転金物側板状
体の端縁に第1及び第2突起と歯部とが本体金物
の片面にピンを介し爪を軸支してあるので、部品
数が少なく、かつ肉厚を薄くすると共に、全体の
高さを低くすることができる。
また、爪はバネ杆の並行する一方の端を本体金
物側板状体に、他方の端を爪の突部にそれぞれ係
止させて復帰回動性を付与すると共に、第1突起
により爪の爪先を押し下げて爪の回動にともない
バネ杆の並行する他方の端を上昇させてストツパ
により停止させ、爪の爪先と歯部の噛み合いを解
除するのと同時に爪の復帰回動を止めるので、歯
部への爪の押圧がなく、爪や歯部の摩耗を著しく
軽減する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る関節金具の側面図、第
2図は同平面図、第3図は同上の分解斜視図、第
4図から第6図迄は作用を示す側面図である。 1……本体金物、2……逆転金物、3……板状
体、4……板状体、5……軸、6……歯部、7…
…ピン、8……爪、8′……突部、9……第1突
起、10……第2突起、11……バネ杆、12…
…ストツパ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体金物の板状体と逆転金物の板状体とを重ね
    て軸により回動自在に連結すると共に、この逆転
    金物の板状体の端縁両角間に多段の歯部を設け、
    また逆転金物側板状体の上記の軸の手前に歯部に
    噛み合う爪をピンを介し揺動自在に取付け、さら
    に、逆転金物側板状体の端縁の両角に爪の爪先を
    押し下げる第1突起と爪の爪先を押し上げる第2
    突起を設け、また屈曲部を介し両端部を並行させ
    たバネ杆の一方の端を本体金物に、他方の端を爪
    の末端周縁一部分から突出する突部にそれぞれ係
    止させ、さらに、第1突起により爪の爪先を押し
    下げたときバネ杆の上昇する他方の端をストツプ
    させて爪の復帰回動を阻止し、かつ第2突起と爪
    の爪先との係合可能な状態を保つような上記バネ
    杆の他方の端のストツパ装置を本体金物側の板状
    体に設けた関節金具。
JP16037585U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0327483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16037585U JPH0327483Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16037585U JPH0327483Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266533U JPS6266533U (ja) 1987-04-24
JPH0327483Y2 true JPH0327483Y2 (ja) 1991-06-13

Family

ID=31085698

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JP16037585U Expired JPH0327483Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JPS6266533U (ja) 1987-04-24

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