JPH03274290A - 光励起エッチング法 - Google Patents

光励起エッチング法

Info

Publication number
JPH03274290A
JPH03274290A JP7190290A JP7190290A JPH03274290A JP H03274290 A JPH03274290 A JP H03274290A JP 7190290 A JP7190290 A JP 7190290A JP 7190290 A JP7190290 A JP 7190290A JP H03274290 A JPH03274290 A JP H03274290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
etched
etching method
photo
excited
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7190290A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takahashi
淳一 高橋
Yuichi Uchiumi
裕一 内海
Tsuneo Urisu
恒雄 宇理須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP7190290A priority Critical patent/JPH03274290A/ja
Publication of JPH03274290A publication Critical patent/JPH03274290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体材料の光励起エツチング法に関する。
(従来の技術) 光励起エツチングは、プラズマ励起エツチングに比べて
低損傷、低汚染等を特徴とするが、従来の光励起エツチ
ング法においては、励起光としてエキシマレーザ−や放
電ランプを用いて5iGaA、等の半導体材料のエツチ
ングが行われている。従来の光励起エツチング法では電
気伝導度の差による明瞭な選択性は見られないという欠
点があった。これらの光励起エツチングによる多結晶S
iのエッチングにおいては、n型の方がノンドープまた
はP型よりエツチング速度が大きいことが報告されてお
り、(Y、 Horiike et al、 Appl
Phys、 A Voly44 p、313 (198
7))例えばn型の高濃度層のみを残す選択エツチング
は不可能であった。また例えば絶縁体であるS iO2
のみをエッチングして、Si結晶をエツチングしないと
いうようなことは不可能であった。
このように、従来の光励起エツチング法では電気伝導度
の差による選択性エツチングはできないという欠点があ
った。
(発明が解決しようとする課B) 本発明は、光励起エツチングにおいて、電気伝導度の大
きい部分のみを残した選択エツチングを行う光励起エツ
チング法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、真空容器内において、F系、Cf系、B
r系等の、ハロゲン元素を含むエツチングガスを被エツ
チング材料基板表面に照射し、同時に電子シンクロトロ
ンの軌道放射光(以下、放射光と略す)を該被エツチン
グ材料基板表面に照射した場合、電気伝導度の小さい材
料が選択的にエツチングされることを見い出した。(J
、Takahashi et al、 Abs、 MR
51989Fall Meeting p、77)本発
明の光励起エツチング法は、我々が見い出した上記の効
果を用い、該被エツチング材料のエツチングを行う。
(作 用) 以下に、本発明の光励起エツチング法の作用原理を、本
発明者等が行った実験結果をもとに説明する。本発明者
等は放射光励起エツチングによりSi 、 SiO□等
のエツチングを行った。第1表に、結晶性の異なるSi
、 SiO□の材料について同じ条件下でのエツチング
速度を測定した結果を示す。
第1表 Si、 5iOzのエツチング速度Siについ
ては、化学気相成長法(CVD法)により堆積し、Pを
堆積時ドープした薄膜、および単結晶Siを使用した。
膜の結晶性は堆積直後のものがアモルファス、650°
Cの熱処理を施したものが多結晶であった。SiO□に
ついては、結晶石英(水晶)、アモルファス石英(石英
ガラス)、およびSi熱酸化膜を用いた。PドープCV
DSi膜のエツチング速度は、活性化アニールにより電
気伝導度が高くなるほど大きくなること、絶縁体である
5iOzの方がSiよりエツチング速度が大きいという
結果が得られた。
Si膜についてさらに詳細に電気伝導度の効果をみるた
めに、化学気相成長法(CVD法)で作成した多結晶S
i膜に、BまたはPをイオン注入したもの(900″C
IO分の熱処理済)、および比較のためにノンドープ膜
のエツチング速度を測定した。第3図にエツチング速度
の不純物濃度依存性を示す。エツチング速度は、いずれ
の伝導型においても、不純物濃度が高く、電気伝導度が
大きいほど小さくなる。
これらの結果は、プラズマやレーザ励起の場合と全く異
なる特性を示し、これは放射光励起固有の反応である。
この材料依存性の原因は、光励起にまり生成した反応活
性点の寿命の違いによるものと考えられる。すなわち多
数のキャリアにより表面吸着層の反応活性点がクエンチ
されるので、電気伝導度が高いほどエツチング速度が小
さくなるとして説明できる。
このことを利用して、不純物のイオン注入などにより選
択的にP型またはn型の高濃度層を形威し、放射光励起
エツチングにより高濃度層だけを残したパターンエツチ
ングが可能である。また、酸素や窒素等のイオンビーム
をSi表面に選択的に照射することにより、表面に局所
的に絶縁層を形威し、放射光励起エツチングにより、S
iの部分のみを残したパターンエツチングが可能である
放射光励起エツチングでは、基板温度が低い程エツチン
グ速度が高く、室温で充分大きなエツチング速度がとれ
るので、エツチング中に不純物プロファイルを崩すこと
がない。
(実施例) 以下に、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。
第2図は、本発明の実施例における装置の構成国である
。エツチング反応室1の中に置かれた被エツチング材料
2は、ガス導入口3を通じて供給されたエツチングガス
雰囲気に晒されている。エツチングガスはガス排出口4
を通じて排気される。
光源5は電子シンクロトロンであり、ここからの真空紫
外ないし軟X線を含む放射光は光照射口6を通じて被エ
ツチング材料2の表面に照射される。
光照射口6には窓材は用いない。
■ SF、をエツチングガスに用い、多結晶Siの光励
起エツチングを行った例を第3図に示す。
光源のシンクロトロン放射光の主波長域は20入〜15
00人、蓄積リング電流は200mAであった。
エツチング試料は、Siの酸化膜基板上に堆積した多結
晶Siに、イオン注入により、PおよびBを2X10”
/cm3選択的にドープしたものである。エツチング反
応中のSF、圧力は0.08Torr 、基板温度は室
温である。この条件下で、ノンドープ多結晶Siおよび
Si酸化膜は、Pおよび濃度2 X IQ” / cm
’の多結晶Siの20倍以上のエツチング速度を示し、
かつ単結晶Siはほとんどエツチングされないことから
、単結晶Si基板上の酸化膜の上にn゛多結晶Si領域
またはP゛多結晶Si領域だけを残したパターンエツチ
ングが実現できる。
■ SF、をエツチングガスに用い、5iOzの光励起
エツチングを行った例を第4図に示す。光源のシンクロ
トロン放射光の主波長域は20入〜1500A、蓄積リ
ング電流は200 mAであった。エツチング試料は、
Si基板上に酸素イオン照射により、Singを選択的
に形成したものである。
エツチング反応中のSF、圧力は0.13Torr。
基板温度は室温である。この条件下で、5iOzは20
人/min以上のエツチング速度を示し、かつ単結晶S
iはほとんどエツチングされないことから、単結晶Si
基板のパターンエツチングが実現できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光励起エツチング法によ
れば、同時にP型およびn型の高濃度層のみを残したパ
ターンエツチング、または結晶Siのみを残したパター
ンエツチングが、低温でかつ低損傷で可能になる。放射
光励起エツチングでは、基板温度が低いほどエツチング
速度が高いので、エツチングプロセス中に不純物プロフ
ァイルを崩すことがなく、急峻なエツチング形状が実現
でき、また放射光の短波長を利用して微細な表面加工が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光励起エツチング法の一実施例の説明
図、 第2図は本発明の光励起エツチング法の他の実施例の説
明図、 第3図は放射光励起エツチング速度の不純物濃度依存性
を示す図、 第4図は本発明の実施例におけるエツチング装置の構成
国である。 1・・・エツチング反応室 3・・・ガス導入口 5・・・光源 7・・・Si基板 9・・・多結晶5i 11・・・B高濃度ドープ層 2・・・被エツチング材料 4・・・ガス排出口 6・・・光照射口 8・・・熱酸化膜 10・・・P高濃度ドープ層 12・・・SiO2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エッチングガス雰囲気中に置かれた被エッチング材
    料の表面に、紫外もしくは真空紫外光を照射することに
    より、エッチングを行う光励起エッチング法において、
    被エッチング材料の電気伝導度によるエッチング速度の
    違いを利用して、伝導度の低い材料の部分を選択的にエ
    ッチングすることを特徴とする光励起エッチング法。
  2. 2.イオンビーム照射により局所的に電気伝導度の異な
    る部分が形成された被エッチング材料に対して、請求項
    1に記載の光励起エッチング法を適用することを特徴と
    する光励起エッチング法。
  3. 3.請求項1または請求項2に記載の光励起エッチング
    法において、紫外もしくは真空紫外光を照射する光源と
    して、シンクロトロン放射光を用いることを特徴とする
    光励起エッチング法。
JP7190290A 1990-03-23 1990-03-23 光励起エッチング法 Pending JPH03274290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190290A JPH03274290A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 光励起エッチング法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190290A JPH03274290A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 光励起エッチング法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03274290A true JPH03274290A (ja) 1991-12-05

Family

ID=13473938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7190290A Pending JPH03274290A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 光励起エッチング法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03274290A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100255960B1 (ko) 질화 실리콘막의 uv-촉진된 건식 스트리핑 방법
KR100391840B1 (ko) 반도체기판표면상의절연막형성방법및그형성장치
KR100344275B1 (ko) 세정방법
JPH06168922A (ja) シリコンの気相エッチング法
US5470799A (en) Method for pretreating semiconductor substrate by photochemically removing native oxide
EP0478984A1 (en) Plasma enhanced chemical vapor processing system using hollow cathode effect
US5543336A (en) Removing damage caused by plasma etching and high energy implantation using hydrogen
KR100500908B1 (ko) 건식 산화물 에칭용 자외선/할로겐 처리
US6673722B1 (en) Microwave enhanced CVD system under magnetic field
JP4124675B2 (ja) シリコンウェハを低温酸化する方法およびその装置
JPH0964307A (ja) 酸化物薄膜の熱処理方法
JPS63224233A (ja) 表面処理方法
CA1278767C (en) Downstream etching of substrates separated from plasma
JPH03274290A (ja) 光励起エッチング法
JPS63220525A (ja) ダイヤモンド半導体のエツチング方法
JPH07201814A (ja) プラズマエッチング方法
JPS62136827A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2840802B2 (ja) 半導体材料の製造方法および製造装置
JPS6380525A (ja) 被膜形成方法
JPH0376129A (ja) 窒化ホウ素を用いた電子装置の作製方法
JPH03155621A (ja) ドライエッチング方法
JP3432013B2 (ja) 酸化膜の形成方法
JPH02109338A (ja) 絶縁膜の安定化処理方法
JPS61191037A (ja) エツチング方法
JPH03229871A (ja) 絶縁膜の製造方法及びこの絶縁膜を使用する半導体装置の製造方法