JPH03274177A - 被記録材用被覆組成物並びに被記録材 - Google Patents

被記録材用被覆組成物並びに被記録材

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JPH03274177A
JPH03274177A JP2073934A JP7393490A JPH03274177A JP H03274177 A JPH03274177 A JP H03274177A JP 2073934 A JP2073934 A JP 2073934A JP 7393490 A JP7393490 A JP 7393490A JP H03274177 A JPH03274177 A JP H03274177A
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JP
Japan
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water
soluble
ink
recording material
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JP2073934A
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Akira Hosoki
細木 明
Hiroyuki Suda
洋之 須田
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I C I JAPAN KK
ICI Japan Ltd
Original Assignee
I C I JAPAN KK
ICI Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインクを用いて記録する記録媒体であってイン
クジェット記録方法に特に好適に用いられる被記録材用
被覆組成物並びに該組成物にて表面を処理した被記録材
に関し、とくに、被記録基材上にインク受容性、記録画
像の鮮明性および耐水性に優れた被膜を有する透明また
は不透明の被記録材に関する。
(従来技術) インクジェット記録方法は、種々の記録液(以後インク
という)吐出方法によりインクの小滴を発生、飛翔させ
、それらの一部若しくは、全部を紙などの被記録材に付
着させて記録を行なうものであるが、騒音が少ないこと
、カラー化が容易であること、高速記録が可能であるこ
と等の理由から、ファクシミリ、各種プリンター等への
応用が進められている。
インクジェット記録用のインクとしては安全性、記録特
性の面から水を主成分とするものが主に使用され、ノズ
ルの目詰り防止、および吐出安全性の向上のために多価
アルコール等が添加されている場合が多い。
このインクジェット記録方法に使用される被記録材とし
ては従来、通常の紙や、多孔質のインク受容層を設けて
なる被記録材が使用されてきた。
これらの記録画像は、従来は専ら表面画像観察用として
使用されてきたが、インクジェット記録装置の性能の向
上や普及に伴い、表面画像観察用にノ外の、すなわち記
録画像の透過光を利用する、例えば5スライドやオーバ
ーヘッドプロジェクタ−(OHP)等の光学機器により
、記録画像をスクリーン等に投影して画像を観察するも
の、あるいはカラー印刷のポジ版を作成する際の色分解
版等の用途に適した被記録材が要求されつつある。
すなわち、高解像度、多色高品質の記録画像を得るため
のインクジェット記録用の被記録材料としては、第一に
、インクの記録材への吸収速度が大きいこと、第二にイ
ンク液滴が被記録材上で拡散しインクドツト径が必要以
上に大きくならないこと、第三に同一箇所にインクを重
ねて付着してもインクが記録材に充分に受容されずにあ
ふれたりしないように記録材のインク受容容量が充分に
大きいこと、第四にインクの着色成分の発色性に優れた
ものであること、第五に透光性に優れたものであるかま
たは白色度の高いこと、第六に表面に光沢があること等
の基本的諸性能が要求される。
しかしながら、これら要求性能を全て満たした被記録材
材料、特に透光性被記録材は未だに知られていないのが
実状である。
すなわち、従来、種々のポリマーの配合及び組きせが検
討され、それぞれ塩基性ポリマーと酸性ポリマーとの二
成分からなる混合物がポリマーコンプレックスを形成す
ることは例えば特公昭5137017号公報および特公
昭55−42744号公報において公知であり、また、
上記の如きポリマーコンプレックスがジメチルホルムア
ルデヒド、ジメチルスルホキシド等の良溶媒に可溶性で
あり、被記録材のインク受容層の形成に有用であること
は特開昭62−35870号公報等において公知であり
、また、ポリビニルアルコールのような水溶性高分子と
、エポキシ化非水溶性中性ゴム状重合体と水溶性第二級
モノアミンとの反応生成物は米国特許第4,225,6
52号において公知であり、更にまた、塩基性ポリマー
とビスフェノール系等のエポキシ樹脂からなるポリマー
コンプレックスと酸無水物のようなエポキシ樹脂用硬化
剤との組合せからなる被記録材についても特開昭62−
160274号公報において公知である。
(発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様にして得られたインク受容層はイ
ンク中に含まれる多価アルコールに対する耐久性が低く
、多湿条件下ではその表面にベタつき等の現像が現れて
、印字後にブロッキング等を生じるという問題点、また
、同一箇所にインクが重ねて付着した場合、被記録材が
インクを充分に吸収、定着できず、インクのニジミや付
着したインク液滴が前に付着したドツト中に流れ出し、
濃淡のムラが生じる等の欠点があった。
以上述べた様に、従来の表面画像観察用の被記録材の多
くは、表面に多孔性のインク受容層を設けて、その多孔
性空隙中に、インクを受容させ記録剤を定着させる方式
を用いていたので、表面多孔性の故に表面に光沢が無か
った。また、この多孔性受容層をそのまま透光性被記録
材に用いると、その多孔性のために充分な透光性が得ら
れなかった。一方、インク受容層の表面が非多孔性の堝
きには、インクとの親和性やインクの受容性を高めるた
めに、インク受容層に水溶性ポリマーを用いる試みが多
くなされたが、このインク受容層の表面が高湿度条件下
では、粘着性を帯び、プリンターが被記録材を搬送でき
ない、また重ねた場合に被記録材がブロッキングしたり
するという問題、さらには、記録実施後、インク中の多
価アルコール等の不揮発成分のために、インクの乾燥定
着時間が長い等の問題があった。
従って本発明は、前記のような諸要求を満足させ、特に
インク受容性、記録画像の鮮明性の優れた、および透光
性が良好かつ高温高湿度条件下でも表面のベタツキ、ブ
ロッキング等を生じないインクジェット記録用被膜(イ
ンク受容層)を与える被覆組成物並びにかかる特性を有
する透光性または非道光性の被記録材を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記の如き問題点を解決すべく、鋭意研
究の結果、有機アルカリ、アンモニア又は有機アルカリ
とアンモニアの混合物にて中和された、水溶性ポリアク
リル酸樹脂、水溶性ポリメタクリル酸樹脂及びアクリル
酸とメタクリル酸との水溶性共重合物のうちの1種のポ
リマー又は2種以上の混合物(但し、水溶性ポリメタク
リル酸樹脂単独の場合を除く。以下、中和される前のこ
れらの樹脂を「水溶性ポリ(メタ〉アクリル酸樹脂」と
総称する。)と水溶性塩基性ポリマー及び、該ポリ(メ
タ)アクリル酸樹脂と反応する水溶性エポキシ架橋剤と
を選択した場合、被記録材のインク吸収性が著しく向上
し、前記の種々の問題が生じることなく、且つ優れたイ
ンク受容性を有し、且つ形成された画像の色彩発色性や
鮮明性に優れた被記録材が得られることを知見し、本発
明に至ったものである。
本発明の被記録材用被覆組成物は、そのインク受容層が
水溶性塩基性ポリマーと水溶性ポリ (メタ)アクリル
酸樹脂の有機アルカリもしくは、アンモニア又は、これ
らの混合物の塩との混合物中に、エポキシ基を2個以上
含む水溶性エポキシ架橋剤とを含有せしめることを主た
る特徴としており、主としてこれら三成分の混きにより
本発明の目的が達成されるものである。すなわち、上記
の混す物を必要に応じて、アルコール、アセトン、多価
アルコール、セロソルブその他の水溶性助剤を加えた水
中に分散溶解せしめることにより、本発明の被記録材用
被覆組成物が得られる。
本発明の被覆組成物は、その用途に応じて、上記のまま
で使用し、または適宜の充填材を後述の充填材の中から
選択して加えることができる。本発明の被覆用組成物は
高濃度かつ低粘度の組成物を得るようにすべきであるが
、水溶性高分子樹脂の組成物であるため、濃度には限界
がある。被膜(インク受容層〉形成性を考慮すれば、本
発明の被覆組成物は1〜15ボイズ、好ましくは3〜8
ボイズに粘度調整すべきであり、かがる粘度から求めら
れる被覆組成物中固形分濃度は約5〜約15%である。
また、本発明の被記録材は、一般に支持体としての支持
基材とそ表面に設けた記録面、すなわちインク受容層、
とからなるものであり、特に好ましい態様として、 (1)支持基材およびインク受容層の双方とも透光性で
あり、被記録材全体として透光性である態様、 (2〉支持基材が不透明(支持基材は着色されていても
かまわない〉で、インク受容層が不透明あるいは透明で
あり、被記録材全体として不透明である態様、 等があげられる。
本発明において、好ましい水溶性塩基性ポリマーとして
は、例えば下記のものを包含する。
N−ビニルピロリドン、 N−ビニル−3−メチルピロリドン N−ビニル−5−メチルピロリドン N−ビニル−3,3,5−トリメチルピロリドンN−ビ
ニル−3−ベンジルピロリドン N−ビニルピペリドン N−ビニル−4−メチルピロリドン N−ビニル−カプロラクタム N−ビニルカブリラクタム N−ビニル−3−モルホリン N−ビニルチオピロリドン N−ビニル−2−ピリドン 等の単独重合体または他の一般的なモノマーとのランダ
ム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等 N−ビニル−2−オキサゾリドン N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリドンN−ビニ
ル−5−エチル−2−オキサゾリドンN−ビニル−4−
メチル−2−オキサゾリドンN−ビニル−2−チオオキ
サゾリドン N−ビニル−2−メルカプトベンゾチアゾール等の単独
重合体または他の一般的なモノマーとのランダム共重合
体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等: N−ビニルイミダゾール N−ビニル−2−メチルイミダゾール N−ビニル−4−メチルイミダゾール 等の単独重合体または他の一般的なモノマーとのランダ
ム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等・ 2−または4−ビニルピリジン等の単独重き体または他
の一般的なモノマーとのランダム共重合体、ブロック共
重き体、グラフト共重き体等があげられ、上記において
使用してもよい他の共重合性モノマーは、メタクリレー
ト、アクリレート、アクリルアミド、アクリロニトリル
、ビニルエーテル、酢酸ビニル、ビニルイミダゾール、
エチレン、スチレンおよびその他の一般的なモノマー等
であり、本発明において特に有用なものは、 N−ビニルピロリドン N−ビニルピペリドン N−ビニルカプロラクタム N−ビニルモルホリン N−ビニル−2−オキサゾリドン N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリドンの単独重
合体、共重合体等である。共重合体の場合には上述の如
き含窒素モノマーが50モル%以上包含させるのが好ま
しい。
本発明を主として特徴づけるのは、水溶性ポリ(メタ)
アクリル酸樹脂の有機アルカリ、アンモニア、又はこれ
らの混合物の塩、すなわち、水溶性ポリアクリル酸樹脂
、水溶性ポリメタクリル酸樹脂及びアクリル酸とメタク
リル酸との水溶性共重き物のうちの1種のポリマー又は
2種以上の混合物(但し、水溶性メタフリルミm脂単独
の場合を除く)の有機アルカリ塩、アンモニウム塩又は
有機アルカリ及びアンモニアの混合物の塩である。
換言すれば、本発明を主として特徴づけるポリマーの塩
とは、水溶性ポリアクリル酸樹脂、水溶性ポリアクリル
酸樹脂と水溶性ポリメタクリル酸樹脂との混合物、アク
リル酸とメタクリル酸との水溶性共重合物、アクリル酸
とメタクリル酸との水溶性共重合物と水溶性ポリアクリ
ル酸樹脂及び/又は水溶性ポリメタクリル酸樹脂との混
合物の6種のポリマーのうちの1種を有機アルカリ、ア
ンモニア又はこれらの混合物で〈主として、その水溶液
を使用して〉中和して得られる塩を意味する。
アクリル酸とメタクリル酸の上記ポリマー中における含
有率は、それぞれモノマーのモル比換口で前者/f&者
=10010〜5/95、好ましくは10010〜30
/70、更に好ましくは9515〜50150である。
またカルボン酸の中和率は、それぞれ塩又は、基の数量
比としてカルボン酸塩/カルボキシ残基総量で10〜5
0%好ましくは10〜30%である。この場合、カルボ
ン酸またはその塩の他に、多少のエステルが共存するこ
とは差支えない。特に、グリコール、グリセリン、その
他のポリオールまたはこれらのオリゴマー等のエステル
が適宜の量共存していることは許される。なお、水溶性
メタクリル酸樹脂を単独で使用する場合を本発明の範囲
から除外したのは、後に掲げる第1表に示されているよ
うに、当該樹脂の単独使用によって得られたインクジェ
ット記録用被記録材は種々の点で問題があり、実際に使
用することができないためである。
本明細書において、以後(メタ〉アクリルアミドという
ときは、アクリルアミドまたはメタクリルアミドのそれ
ぞれ単独及びこれらの混合状態の何れをも意味する。ま
た、以後、単に「有機アルカリ塩」と記載される場合は
、何れも有機アミンの1種又は、2種以上又は、アンモ
ニア単独又は、アンモニアと前記有機アミンの1種又は
2種以上との混合物によって中和された塩を意味する。
本発明において用いられる水溶性エポキシ架橋剤とは、
分子中に2個以上エポキシ基を含むものである。このよ
うな水溶性エポキシ架橋剤は、水酸基、アミノ基、カル
ボキシル基、カルボアミド基、スルホンアミド基等の活
性水素を有する任意の化合物と反応しうるちのであって
多種多様のものが公知であり且つ、市場から容易に入手
し得、また必要に応じて容易に製造し得るものである。
本発明においては、従来公知の水溶性エポキシ架橋剤は
いずれも使用できるが、本発明に好適であるものは、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジ
グリセリン、ペンタエリスリトール、ポリエステルポリ
オール、ポリエーテルポリオール等の多価アルコールに
エピクロルヒドリンまたエビブロモヒドリンを反応させ
て得られる水溶性エポキシ架橋剤である。本発明におい
て有用であったのは、プロピレングリコール系の水溶性
エポキシ架橋剤である。
本発明の被記録材は、上記の如き水溶性塩基性ポリマー
と水溶性ポリ(メタ)アクリル酸樹脂の有機アルカリ塩
と水溶性エポキシ架橋剤の三成分によってインク受容層
を形成することを主たる特徴としているが、得られるイ
ンク受容層のインク受容性ならびに被膜強度を考慮する
と、過度の架橋構造にならないように注意すべきである
本発明においては、水溶性ポリ(メタ〉アクリル酸樹脂
の有機アルカリ塩と水溶性エポキシ架橋剤の使用割合は
重量比で前者/後者が10010.2〜100/2.5
、好ましくは、10010.5〜10072.0の範囲
である。またこれらの架橋反応は、いづれも非常に容易
であるが必要に応じて従来公知の触媒、例えば、水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、各種第3級アミン、第4
級アンモニウム塩、アルコール、塩化すず、ホウフッ化
塩、等の触媒を用いて反応を促進させてもよい。
硬化は一般には加納により行うが、紫外線および電子線
を照射して行ってもよい。
上記の重量比から外れる範囲では、すなわち架橋剤が多
すぎるとインク受容性が低下し、一方、水溶性塩基性ポ
リマーが多すぎると被記録材にベトつきが現れるととも
に被膜強度が著しく低下する。
また水溶性塩基性ポリマーと水溶性ポリ(メタ〉アクリ
ル酸樹脂の有機アルカリ塩の使用割合は、重量比で前者
/ltr、者が2/8〜9/1.好ましくは、3/7〜
8/2となる範囲内である。水溶性塩基性ポリマーが多
すぎると、インクの吸収容量の著しい低下が認られる。
また、本発明において用いられる、好ましい水溶性塩基
性ポリマーおよび水溶性ポリ(メタ〉アクリル酸樹脂の
有機アルカリ塩としては、それぞれの分子量が/0.0
00以上好ましくは50.0001上のものであり、こ
れらの分子量の両ポリマーと水溶性エポキシ架橋剤とを
使用することによって強度が大でインク受容性、画像の
鮮明性、耐ブロッキング性に優れたインク受容層を形成
することができる。
本発明の被記録材のインク受容層は以上の如き成分を用
いて形成されるが、本発明においては、上記の如き水溶
性塩基性ポリマーおよび水溶性ポリ(メタ)アクリル系
樹脂の有機アルカリ塩及び水溶性エポキシ架橋剤以外に
も、例えば、他の水溶性あるいは水分散性樹脂と併用し
て使用することもできる。
併用使用できるたの水溶性あるいは、水分散性樹脂とし
ては、 アルブミン;ゼラチン:カゼイン:でんぷん:アラビア
ゴム:メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルース等
のセルロース等のセルロース誘導体:ボリアミド樹脂、
メラミン樹脂:通常の未変性PVA;ポリ〈メタ〉アク
リルアミド、CMC,アルギン酸ナトリウム、水溶性ポ
リエステル等のアニオン性水溶性樹脂:ポリエチレンイ
ミン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリアリ
ルアミンスルホン共重合体あるいはこれらのアンモニウ
ム塩:カチオン化でん粉、カチオン化ポリ(メタ〉アク
リルアミド、カチオン変性PVA、カチオン化ポリアミ
ド樹脂等のカチオン性水溶性樹脂:SBRラテックス、
SBRラテックス、酢酸ビニル系エマルジョン、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体エマルジョン、(メタ〉アクリ
ルエステル系エマルジョン、塩化ビニル系エマルジョン 等の水分散性樹脂があげられる。
これらの水溶性あるいは水分散性樹脂を、本発明におい
て用いられる水溶性塩基性ポリマーおよび水溶性ポリ(
メタ〉アクリル酸樹脂の有機アルカリ塩および水溶性エ
ポキシ硬化剤と併用して使用する場合には、併用割合と
しては本発明の水溶性塩基性ポリマーおよび水溶性ポリ
(メタ〉アクリル酸樹脂の有機アルカリ塩の総量100
重量部に対して100重量部以下、さらには50重量部
以下が好ましい。
また、本発明において用いられる水溶性塩基性ポリマー
および水溶性ポリ(メタ〉アクリル酸樹脂の有機アルカ
リ塩および水溶性硬化剤は、例えば、インク受容層のイ
ンク吸収性を高めるためにおよび/またはインク受容層
の被膜強度を上げるために各種の充填剤、例えば、シリ
カ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫
酸カルシウム、硫酸バリウム、ティ酸アルミニウム、合
成ビオライト、シルコニアルミナ、酸化亜鉛、リトポン
、チタンホワイト等の無機充填剤とまたアセチル化セル
ロース微粉末、ポリメタクリル酸樹脂微粉末等の有機充
填材と併用して使用することもできる。ただし、本発明
の被記録材が透過光を利用する分野に用いられる場合に
は、併用割合としては、本発明の水溶性塩基性ポリマー
および水溶性ポリ(メタ)アクリル酸樹脂の有機アルカ
リ塩の総量に対して、重量比で充填材が0,1〜10%
、好ましくは、0.2〜5%の範囲内で使用できる。
一方、本発明の被記録材が通常の表面画像観察用の用途
に使用される場合には、インク受容層の表面が平滑性を
保持できる限り、インク受容層が不透明になるまで使用
してもかまわない。
本発明で用いられる支持基材としては、透明性、不透明
性等従来公知の基材はいずれも使用でき、透明性基材と
して好適な例としては、例えばポリエステル系樹脂、ジ
アセテート系樹脂、トリアセテート系樹脂、アクリル系
樹脂、ポリカーボネート系樹脂、セロハン、セルロイド
等のフィルムもしくは板およびガラス板等があげられる
。また、不透明基材として好ましいものとしては、例え
ば一般の紙、布、木材、金属板、合成紙等の外、上記の
透明性基材を公知の手段により不透明性化処理したもの
があげられる。
以上のごとき本発明の被覆組成物及び支持基材を用いて
本発明の被記録材が形成されるが、本発明の被記録材が
透過光を利用する用途に用いられる場合には、好ましい
態様は支持基材及びインク受容層の双方とも透光性であ
り、被記録材全体として透光性である態様である。
このような透光性被記録材は、本発明の被記録材用被覆
組成物、すなわち、水溶性塩基性ポリマーと水溶性ポリ
(メタ〉アクリル酸樹脂の有機アルカリ塩および水溶性
エポキシ架橋剤との混合物、あるいは他の透光性水溶性
あるいは、水分散性ポリマーとの混合物からなる水溶液
又は水分散液を支持基材に塗布して透光性インク受容層
を形成せしめることにより作製することができる。
この様なインク受容層を形成する方法としては、上記の
水溶液あるいは水分散液を、例えば、ロールコーティン
グ法、ロッドバーコーティング法、スプレーコーティン
グ法、ビードコーティング法、グラビアコーティング法
、エアナイフコーティング法等の公知の方法により透光
性支持基村上に塗工し、その俊速やかに乾燥させること
によって、支持基材の上表面あるいは上表面と下表面と
の両表面上に被覆層を形成せしめる等の方法が使用でき
る。
本発明の被覆組成物は、使用に際して、適宜の濃度及び
粘度調整を行うが、この調整に際しては、親水性有機溶
剤、例えばメタノール、エタノール、イソプロパツール
、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、アセトン、エ
チレングリコール、プロピレングリコール等の如き水溶
性有機溶剤を併用することができる。
本発明の被記録材が不透明支持基材の上にインク受容層
を形成して成るような前記(2)の態様の場合、この態
様における被記録材のインク受容層は透明性でも不透明
性でもよいが、より良好な表面光沢ならびに画像の鮮明
性を得るには、透明性であることが好ましい。
インク受容層の形成に使用する材料および方法等は前記
(1〉の態様と同様であるが、支持基材は前記のごとき
不透明性の支持基材を用いる。また必要に応じて、前述
の塗工方法の他にデイツプコーティング法、キャストコ
ーティング等を用いたり、光沢ロールによる光沢出しを
してもよい。
以上の如き本発明においては、基材上に形成するインク
受容層の厚さは通常1〜200μ厘程度、好ましくは、
2〜100μl程度である。
尚、インク受容層には、分散剤、蛍光染料、pH調節剤
、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の公知の各種
添加剤を包含させることができる。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのな
い限り重量基準である。
(実施例1) 下記の2.3.4及び5を混合撹拌し、均一な溶液とし
た後に1を添加して撹拌した。均一な溶液となったこと
を確かめ、更に6を添加し、5分後に撹拌を停止し、塗
工に適した透明な本発明の被覆組成物を得た。
1、ポリビニルビロリデン(K−90、BASF製〉 
   3部3、メタノール 15部 4、水 47部 5、アンモニア(28%水溶液) 1.9部 6、エポキシ架橋剤(エボライト808F、共栄社油脂
製)(10%メタノール溶液) 0.6部 ブライマー処理した75μlのポリエステルフィルム(
メリネックス■505: I CI社製)を透光性基材
として使用し、このフィルム上に、上記によって調製し
た本発明の被覆組成物を乾燥後固形分で8、、/、2に
なるようにバーコーターで塗布し、130℃で10分間
乾燥して本発明の透光性被記録材を得た。
このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。この被記録材を用い、キャノン社製イ
ンクジエンドブリンター(FP−51O)により画像を
記録した。
実施例2〜4および比較例1〜3 下記の組成物により実施例1と同様に被覆組成物を調製
し、実施例1で用いたのと同じポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上に、実施例1と同様にインク受容層を設
け、2種の本発明の透光性被記録材及び1種の本発明の
不透明性被記録材、並びに3種の比較用の被記録材を得
た。
(実施例2〉 下記の2.3,4.5及び6を混合撹拌し、均−な溶液
とした後に1を添加して撹拌した。均一な溶液になった
ことを確がめ、更に7を添加して、5分後に撹拌を停止
し、塗工に適した透明な本発明の被覆組成物を得た。
4、メタノール 30.0部 5、水 43.0部 6、アンモニア(28%水溶液〉 1.8部 プライマー処理した75μlのポリエステルフィルム(
メリネックスQ505: I CI社製〉を透光性基材
として使用し、このフィルム上に、上記によって調製し
た本発明の被覆組成物を乾燥後固形分で8g/lになる
ようにバーコーターで塗布し、130℃で10分間乾燥
して本発明の透光性被記録材を得た。
このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。この被記録材を用い、ソニーテクトロ
ニクス社製インクジェットプリンター(カラークイック
 モデル4697)により画像を記録した。
(実施例3) 下記の2.3.4.及び5を混合撹拌し、均一な溶液と
した後に1を添加して撹拌した。均一な溶液になったこ
とを確かめ、更に6を添加して、5分後に撹拌を停止し
、塗工に適した透明な本発明の被覆組成物を得た。
1、ポリビニルピロリドン(K−90、BASF製〉6
.5部2、アクリル酸/メタクリル酸共重き体くジュリ
マー201日本純薬製)(20%水溶液〉3、メタノー
ル 4、水 5、アンモニア(28%水溶液) 17.5部 40.0部 36.0部 1.5部 プライマー処理した75μlのポリエステルフィルム(
メリネックス■505: I C1社製)を透光性基材
として使用し、このフィルム上に、上記によって調製し
た本発明の被覆組成物を乾燥後固形分で8g/lになる
ようにバーコーターで塗布し、130°Cで10分間乾
燥して本発明の透光性被記録材を得た。
このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。この被記録材を用い、キャノン社製イ
ンクジェットプリンター(FP−510)により画像を
記録した。
(実施例4) 下記の2.3,4.5及び6を混合撹拌し、均一な溶液
とした後に1を添加して撹拌した。均一な溶液になった
ことを確かめてから、次に7を添加して撹拌した。更に
、これに8を添加して撹拌し、5分後に撹拌を停止し、
塗工に適した均一な懸濁状の本発明の被覆組成物を得た
1、ポリビニルピロリドン(K −90、BASF製)
3.6部 2、アクリル酸/メタクリル酸共重合体(ジュリマー2
OL日本純薬製〉(20%水溶液) 18.0部4、メ
タノール 5、水 6、アンモニア(28%水溶液) 30.0部 379部 2.3部 8、シリカ                  0.
04部ブライマー処理した100μ肩の白色ポリエチレ
ンテレフタレート フィルム 〈メリネックス■339
:ICT社製〉を不透明性基材として使用し、このフィ
ルム上に上記によって調製した本発明の被覆組成物を乾
燥後固形分で109/1になるようにバーコーターで塗
布し、130℃で10分間乾燥して本発明の被記録材を
得た。
このようにして得られた本発明の被記録材を用い、実施
例1と同様のインクジェットプリンターにより画像を記
録した。ここで得られた画像は鮮明かつ非常に光沢があ
り、高級感のあるものであった。
里覚、lL 実施例1で使用したポリビニルピロリドンに代えてヒド
ロキシエチルセルロース(HECAL−15、フジケミ
カル製)を使用して、他は実施例1と同様にして被記録
材を作製し、且つ実施例1と同様なインクジェット記録
を実施した。
L艷□i 実施例2で使用したエポキシ架橋剤を除いたほかは、実
施例2と同様にして塗工液を調製し、被記録材を作製し
、且つ実施例2と同様なインクジェット記録を実施した
比【動き」一 実施例3で使用したアクリル酸/メタクリル酸共重合体
の代りにポリメタクリル酸(ジュリマー30H1日本純
薬製)を用いたほかは、実施例3と同様にして塗工液を
調製し、被記録材を作製し、且つ実施例3同様なインク
ジェット記録を実施した。
上記の実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた被記録
材の評価を行った。結果を第1表に示す。
第ユj1 OHP特性   O○ 〇  −△  ○  O印字品
質  ◎ O◎ ◎  ×××の粘着性   ○ ○ 
○ ○  ○  ×  ×搬走性   ○ ○ ○ o
oxx ブロッキン グ性   ○  △  ○ ○  Δ  ×  ×総合
評価  ○ ○ ○ ○  ×××のm−においてはイ
ンクの着色財である染料の変退色が印字後に認められた
なお、第1表における各評価項目の測定は下記の方法に
従った9 (1)インク定着時間は、記録実施後被記録材を室温下
に放置し、記録画像に指触した時に、インクが乾燥して
指に付着しなくなる時間を測定した。
(2)OHp適性は、光学機器の代表例として測定した
もので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し、
目視によりII察して判定した。非記録部が明るく、記
録画像のOD(オプティカルデンシティ〉が高く、コン
トラストの高い鮮明で見やすい投影画像の得られるもの
を○、非記録部、記録画像のODがやや暗く記録画像の
コントラストかや劣るものを△、非記録部がかなり暗く
、記録画像のODがかなり低いものを×とした。
(3)印字品質 印字画像を目視により観察して判定した。
インキの流れ出し、プリンター内のローラーによる画像
のインクの取られ、あるいは非画像部へのインクの引き
ずり等の画像品質に問題のあるものを×、OHPにより
スクリーンに投影した時にローラ等の痕跡の認められる
ものをO2全くそうでないものを◎とした。
〈4)粘着性は、被記録材を35℃、75%RHの条件
下に24時間放置後のインク受容層の粘着性を指触によ
り判定した。
(5)搬走性は、32℃、80%RHの条件下で被記録
材をプリンターに装着した際に、インク受容層表面のベ
タつきのため、プリンターの送りローラーで搬走できず
、記録できないものを×、そうでないものをOとした。
〈6〉ブロッキングは、印字1時間後、印字面の上に上
質紙を密着させ、12時間保存した。保存後、被記録材
と上質紙との間に粘着の起こらないものをOlそうでな
いものを〆とした。
(7)総合評価は、上記評価(1〉から(6)までの結
果で、×が1個でもあるものを×、全くないものを○と
した。
(発明の効果) 以上の如き水溶性塩基性ポリマー及び水溶性ポリ(メタ
〉アクリル酸樹脂の有機アルカリ塩、及び水溶性エポキ
シ架橋剤を含有する本発明の被記録材によれば、同一箇
所に重複してインクが短時間内に付着した場合にもイン
クの流れ出しや、しみ出し現象がなく、高解像度の鮮明
で優れた発色性の耐水性のある画像が得られる。
また、本道光性被記録材は、スライドやOHP等の光学
機器により、記録画像をスクリーン等への投影により、
II察に用いるもの、カラー印刷のポジ版を作成する際
の色分解版等の用途に適用することができる。
手続補正書 (外4名) 2、発明の名称 被記録材用被覆組成物並びに被記録材 名称 4、代 理 住所 アイ・シー・アイ・ジャパン株式会社 人 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル206区 5、補正の対象 明細書の〔特許請求の範月〕及び〔発明の詳細な説明〕
の欄 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲の記載を別紙の通り補正
する。
(2)  明細書第4頁第19行「吐出安全性」を「吐
出安定性」に訂正する。
(3)明細書第12頁第5行「N−ビニルカプリラクタ
ム」を削除する。
(4)明細書第18頁第6行「加納」を「加熱」に訂正
する。
(5)  明細書第21頁第10〜11行「合成ビオラ
イト」を「台底ゼオライト」に訂正する。
(6)明細書第32頁下から9行目「着色材」を「着色
材」に訂正する。
以上 (別紙) 「2、特許請求の範囲〕 1、次の3成分を含有してなることを特徴とするインク
発色性及びインク吸収性に優れたインクジェット被記録
材用被覆組成物。
(イ)水溶性塩基性ポリマー (ロ)水溶比ポリアクリル酸樹脂、水溶性ポリメタクリ
ル酸松脂及びアクリル酸とメタクリル酸との水溶性共重
合物σ)うちの1種のポリマー又(12種以上の混合物
(但し、水溶性ポリメタクIJル酸樹脂単独の場合を除
く)の有機アルカリ塩、アンモニウム塩又は有機アルカ
リ及びアンモニウムの混合物の塩。
(/1 分子中に2個以上のエポキシ基を含む水溶性エ
ポキシ架橋剤、 2、上記成分阿)と上記成分(ロ)との配合比率が重量
比で前者/後者=278〜9/1である請求項1記載の
インクジェット被記録材用被覆組成物。
乙、上記成分(ロ)Kおけるアクリル酸モノマーとメタ
クリル酸モノマーの比がモル比で前者/後者=10口/
口〜5/95であって、かつ上記成分(ロ)の中和度が
モル比率で10〜50%である請求項1記載のインクジ
ェット被記録材用被覆組成物。
4 上記成分(判と上記成分(/1との配合比率が重量
比で前者/後者=10010.2〜10口/2.5であ
る請求項1記載のインクジェット被記録材用被覆組成物
5、支持体の少なくとも片面にインク受容層を設けたイ
ンクジェット記録用被記録材において上記インク受容層
が次の3戒分配含有してたることを特徴とするインク発
色性及びインク吸収性に優れたインクジェット記録用被
記録材。
(イ) 水溶性塩基性ポリマー (ロ) 水溶性ポリアクリル酸樹脂、水溶性ポリメタク
リル酸樹脂及びプーリ、す、べ激上メタクリル酸との水
溶性共重合物のうちの1種のポリマー又は2種以上の混
合物(但し、水溶性ポリメタクリル酸樹脂単独の場合を
除く)の有機アルカリ塩、アンモニウム塩又は有機アル
カリ及びアンモニアの混合物の塩、 Pコ  分子中[2個以上σ)エポキシ基馨含む水溶性
エポキシ架橋剤 6、上記成分(イ)と上記成分(ロ)との配合比率が重
量比で前者/後者=278〜9/1である請求項5記載
のインクジェット記録用被記録材。
7 上記成分(ロ)におけるアクリル酸モノマーとメタ
クリル酸モノマーの比がモル比で前者/後者=10口/
口〜5/95であって、かつ上記成分(ロ)の中和度が
モル比率で10〜50%である請求項5記載のインクジ
ェット記録用被記録材。
8、上記成分(ロ)と上記成分(/刃との配合比率が重
量比で前者/後者=10口10.2〜10口/2.5で
ある請求項5記載のインクジェット記録用被記録材。 
」 平成2午6月ユ)日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体の少なくとも片面にインク受容層を設けたイ
    ンクジェット記録用透光性被記録材において上記インク
    受容層が次の3成分を含有してなることを特徴とするイ
    ンク発色性及びインク吸収性に優れたインクジェット被
    記録材用被覆組成物。 (イ)水溶性塩基性ポリマー (ロ)水溶性ポリアクリル酸樹脂、水溶性ポリメタクリ
    ル酸樹脂及びアクリル酸とメタクリル酸との水溶性共重
    合物のうちの1種のポリマー又は2種以上の混合物(但
    し、水溶性ポリメタクリル酸樹脂単独の場合を除く)の
    有機アルカリ塩、アンモニウム塩又は有機アルカリ及び
    アンモニウムの混合物の塩、 (ハ)分子中に2個以上のエポキシ基を含む水溶性エポ
    キシ架橋剤、 2、上記成分(イ)と上記成分(ロ)との配合比率が重
    量比で前者/後者=2/8〜9/1である請求項1記載
    のインクジェット被記録材用被覆組成物。 3、上記成分(ロ)におけるアクリル酸モノマーとメタ
    クリル酸モノマーの比がモル比で前者/後者=100/
    0〜5/95であって、かつ上記成分(ロ)の中和度が
    モル比率で10〜50%である請求項1記載のインクジ
    ェット被記録材用被覆組成物。 4、上記成分(ロ)と上記成分(ハ)との配合比率が重
    量比で前者/後者=100/0.2〜100/2.5で
    ある請求項1記載のインクジェット被記録材用被覆組成
    物。 5、支持体の少なくとも片面にインク受容層を設けたイ
    ンクジェット記録用被記録材において上記インク受容層
    が次の3成分を含有してなることを特徴とするインク発
    色性及びインク吸収性に優れたインクジェット記録用被
    記録材。 (イ)水溶性塩基性ポリマー (ロ)水溶性ポリアクリル酸樹脂、水溶性ポリメタクリ
    ル酸樹脂がアクリル酸とメタクリル酸との水溶性共重合
    物のうちの1種のポリマー又は2種以上の混合物(但し
    、水溶性ポリメタクリル酸樹脂単独の場合を除く)の有
    機アルカリ塩、アンモニウム塩又は有機アルカリ及びア
    ンモニアの混合物の塩、 (ハ)分子中に2個以上のエポキシ基を含む水溶性エポ
    キシ架橋剤、 6、上記成分(イ)と上記成分(ロ)との配合比率が重
    量比で前者/後者=2/8〜9/1である請求項5記載
    のインクジェット記録用被記録材。 7、上記成分(ロ)におけるアクリル酸モノマーとメタ
    クリル酸モノマーの比がモル比で前者/後者=100/
    0〜5/95であって、かつ上記成分(ロ)の中和度が
    モル比率で10〜50%である請求項5記載のインクジ
    ェット記録用被記録材。 8、上記成分(ロ)と上記成分(ハ)との配合比率が重
    量比で前者/後者=100/0.2〜100/2.5で
    ある請求項5記載のインクジェット記録用被記録材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07186520A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Keiwa Shoko Kk 画像形成用シート材

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