JPH03274093A - グラフィックパターンの表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明はグラフィックパターンの表示方式に関する。

（従来の技術） 従来の電子計算機に於けるグラフィックパターンの表示
方式の一例を、第５図及び第６図を参照して説明する。

従来の電子計算機では、オペレーティングシステム（以
下ではｒＯ８Ｊと略称する）中の表示ルーチンは、行及
び列を単位として文字等のグラフィックパターンの表示
を行うように構成されている。その結果、第５図に示す
ように、表示装置の画面５１は仮想的な複数の行及び複
数の列に分割される。

アプリケージ望ンプログラム等の文字の表示を要求する
プログラムは、表示すべき文字を示す文字コード並びに
その文字を表示すべき表示装置上の位置を示す行番号及
び列番号をパラメータとしてＯ８の表示ルーチンを呼び
出す。表示ルーチンは、上記行番号及び列番号に基づい
てビデオＲＡＭ（以下ではｒＶＲＡＭＪと称する）のア
ドレスを計算し、求められたアドレスを有するＶＲＡＭ
の記憶位置に該文字の表示用データ（ＲＯＭ等から読み
出される）を書き込む。

表示装置の画面５１に対する表示は、ＶＲＡＭの記憶内
容に基づいて行われる。第６図に模式的に示されるＶＲ
ＡＭ３は、画面５１中の画素に１対１に対応する記憶要
素を有している。このため、概念的には、行及び列で定
められる表示装置の画面５１上の矩形の表示領域５２に
は、マトリクス状に配列されたＶＲＡＭ３の所定個数の
上記記憶要素を含むＶＲＡＭ３の矩形の記憶領域３１が
対応する。

例えばアプリケーションプログラムが第２行第２列にｒ
ＡＪという文字を表示するように要求した場合には、第
６図に模式的に示すようにＶＲＡＭ３にデータが書き込
まれ、その結果第５図に示すように画面５１上に表示が
なされる。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように、従来のグラフィックパターンの表示方
式では、行及び列によって指定できる位置にのみ文字等
のグラフィックパターンの表示が可能であった。従って
、例えば隣接する行の中間のような任意の位置に表示を
行うことができなかった。また、ロゴタイプのような文
字以外の図形を表示する場合には、Ｏ８の表示ルーチン
を用いることができず、アプリケーションプログラムに
専用の表示ルーチンを設ける必要があった。

本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、文字等のグラフィックパター
ンを表示装置の画面上の任意の位置に表示することがで
きるグラフィックパターンの表示方式を提供することに
ある。

（課題を解決するための手段） 本発明のグラフィックパターンの表示方式は、表示装置
と、その記憶内容に基づいて該表示装置に表示が行われ
る記憶手段と、表示すべきグラフィックパターンを示す
情報並びに該グラフィックパターンを表示すべき該表示
装置上の位置を示す、行情報、列情報、行方向のシフト
情報及び列方向のシフト情報を含む位置情報を指定する
ことによって該グラフィックパターンの表示を要求する
手段と、該要求手段によって指定された該位置情報に基
づいて該グラフィックパターンを該記憶手段に書き込む
手段とをそなえており、そのことにより上記目的が達成
される。

（実施例） 本発明を実施例について以下に説明する。

第１図に本発明の一実施例を包含する電子計算機のブロ
ック図を示す。バスｌにＣＰυ２、ＶＲＡＭ３、ＲＯＭ
４、ＲＡＭ５が接続されている。

ＲＯＭ４には、電子計算機全体を制御するためのＯ８等
のシステムプログラム、及びアプリケーションプログラ
ムが格納されている。ＲＯＭ４には更に、文字の表示用
データが格納されている。該表示データは、文字に一意
的に割り当てられた文字コードを用いて参照される。Ｒ
ＡＭ５は主にプログラムの実行時に於ける作業領域とし
て使用されるが、ＲＡＭ５に図外の外部記憶装置からア
プリケーションプログラムをロードすることもできる。

ＶＲＡＭ３は従来のＶＲＡＭと同様の構成を有している
。バスｌには又、表示コントローラ７を介して表示装置
６が接続されている。表示フントローラ７は、表示装置
６を制御し、ＶＲＡＭ３の記憶内容に基づいて表示装置
６に対する表示を実行する。

本実施例に於ける文字等のグラフィックパターンの表示
手順を第２図のフローチャートを参照して説明する。第
２図では、左側にアプリケーションプログラムの処理が
示され、右側にＯ８の表示ルーチンの処理が示されてい
る。アプリケーションプログラムは、ステップＳ２１で
、表示すべき文字の文字コード並びに該文字の表示装置
６上の表示位置を示す行番号、列番号、縦シフト及び横
シフトをパラメータとして、Ｏ８の表示ルーチンを呼び
出す。行番号及び列番号は大まかな表示位置を指定する
ための情報である。縦シフトによって、列に沿った方向
の詳細な表示位置が指定される。また、横シフトによっ
て行に沿った方向の詳細な表示位置が指定される。縦シ
フト及び横シフトは負の数及び０を含む整数値をとり、
縦シフト及び横シフトの値は、本実施例では、行番号及
び列番号で指定される表示袋ＷｌＧ上の位置からの変位
置の表示装置６のドツト数を表す。

アプリケーションプログラムから呼び出されたＯ８の表
示ルーチンは、ステップＳ２４で、アプリケーションプ
ログラムから渡された行番号、列番号に対応するＶＲＡ
Ｍ３のアドレスを計算する。

次に、ステップＳ２５で、パラメータ中の文字コードで
示される文字の表示データをＲＯＭ４から読み出す。ス
テップＳ２６では、縦シフト又は横シフトの値が０以外
の値であるか否かが判定される。縦シフト及び横シフト
が何れも０であれば、ステップＳ２８へ進む。縦シフト
又は横シフトの値が０以外であれば、ステップＳ２７で
縦シフト及び横シフトを用いて表示データを編集した後
、ステップ３２８へ進む。ステップ３２ｇでは、ステッ
プ３２４で求められたアドレスを用いて表示データをＶ
ＲＡＭ３に格納する。ステップＳ２９で制御は表示ルー
チンから呼出元のアプリケーションプログラムに戻り、
アプリケーションプログラムの次の処理（ステップ５２
１）が実行される。

ステップＳ２７では、表示データを編集する代わりに、
ステップＳ２４で求められたアドレスを縦シフト及び横
シフトを用いて修正してもよい。

この場合には、表示データの読み出しは、ステップ３２
８の書き込みの直前に行えばよい。

本実施例に於ける文字表示の例を第３図及び第４図を用
いて説明する。アプリケーションプログラムが、行番号
、列番号、縦シフト及び槙シフトとして、「２」、「２
」、「３」及びｒｌＪをそれぞれ指定して文字ｒＡＪの
表示を要求したものとする。この文字「Ａ」の表示に関
し、ＶＲＡＭ３は第３図に模式的に示すような記憶内容
を保持する。ＶＲＡＭ３の記憶内容は、第４図に示すよ
うに、表示装置６の画面６１に反映される。

本実施例によれば、文字等のグラフィックパターンを表
示装置６上の任意の位置に表示することが可能となる。

また、ロゴタイプのような通常の文字とは異なる図形に
ついても、そのような図形を構成する外字をＲＡＭ５に
格納し、その外字を示すコードを表示ルーチンに渡すこ
とにより、本実施例を適用して該図形を任意の位置に表
示することができる。

以上では、アプリケーションプログラムが表示要求を行
った場合について説明したが、本実施例はＯ３自身によ
る文字表示についても適用され得る。

（発明の効果） 本発明によれば、文字等のグラフィックパターンを表示
装置上の任意の位置に表示することができるグラフィッ
クパターンの表示方式が提供される。また、本発明によ
れば、ロゴタイプのような通常の文字とは異なる図形を
表示する場合でも、そのような図形を表示するための専
用のルーチンを設ける必要がなくなる。

４、　　　の。　な＝Ｕ 第１図は本発明の一実施例を包含する電子計算機のブロ
ック図、第２図はその実施例に於ける文字表示の手順を
示すフローチャート、第３図及び第４図はその実施例に
於ける文字表示の例を説明するための表示装置の模式図
及びＶＲＡＭの模式図、第５図は従来の表示方式の一例
に於ける表示装置を模式的に示す図、第６図はその従来
の表示方式に於けるＶＲＡＭを模式的に示す図である。

１　・Ｉｔ　ス、２−ＣＰＵ、　　３・　ＶＲＡＭ、４
−ＲＯＭ、５・・・ＲＡＭ、６・・・表示装置、６１・
・・画面、７・・・表示コントローラ。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表示装置と、 その記憶内容に基づいて該表示装置に表示が行われる記
   憶手段と、 表示すべきグラフィックパターンを示す情報並びに該グ
   ラフィックパターンを表示すべき該表示装置上の位置を
   示す、行情報、列情報、行方向のシフト情報及び列方向
   のシフト情報を含む位置情報を指定することによって該
   グラフィックパターンの表示を要求する手段と、 該要求手段によって指定された該位置情報に基づいて該
   グラフィックパターンを該記憶手段に書き込む手段と を備えたグラフィックパターンの表示方式。