JPH03273515A - 回転ヘッドシリンダ装置 - Google Patents

回転ヘッドシリンダ装置

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Publication number
JPH03273515A
JPH03273515A JP7376190A JP7376190A JPH03273515A JP H03273515 A JPH03273515 A JP H03273515A JP 7376190 A JP7376190 A JP 7376190A JP 7376190 A JP7376190 A JP 7376190A JP H03273515 A JPH03273515 A JP H03273515A
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JP
Japan
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magnetic tape
cylinder
head
magnetic
magnetic head
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Application number
JP7376190A
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English (en)
Inventor
Hiroki Amano
浩己 天野
Kaoru Matsuoka
薫 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7376190A priority Critical patent/JPH03273515A/ja
Publication of JPH03273515A publication Critical patent/JPH03273515A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダやデジタルオーディオ
チーブレコーダなどに使用する、磁気記録再生用の回転
ヘッドシリンダ装置に関するものである。
従来の技術 近年、ビデオテープレコーダやデジタルオーディオテー
プレコーダなどにおいては、画質や音質について高品位
なものが要求されている。これにともない、回転ヘッド
シリンダ方式による磁気テープの記録再生に関する基本
的な要素技術についても、より高度なものが要求されて
いる。中でも、回転する磁気ヘッドが磁気テープに与え
る振動などによって、ワウ・フラッタと呼ばれる再生音
の乱れや、ジッタと呼ばれる再生画像の乱れなどを引き
起こす問題は、画質を左右する重要な問題として、その
改善には従来から幾多の取り組みがなされている。
以下、従来の回転ヘッドシリンダ装置について第26図
、第27図および第28図を参照しながら説明する。
第26図に示すように、回転ヘッドシリンダ装置および
走行系は、磁気テープ4を走行案内するための傾斜ポス
ト8およびボスト9と、磁気テープ4に記録されている
信号を消去するための消去ヘッド12と、音声信号およ
び磁気テープ4を一定速度で移送するためのコントロー
ル信号をそれぞれ記録、読み取りするためのオーディオ
・コントロールヘッド13と、磁気テープ4の振動を抑
制するために磁気テープ4に添接させる回転部材である
インピーダンスローラ14と、磁気テープ4に一定の張
力を与えるように制御するための張力検知器であるテン
シロンレギュレータ7と、ピンチローラ6を介して圧着
することによって磁気テープ4を駆動するキャプスタン
5と、カセットハーフ15に収められたキャプスタン5
の上流側に磁気テープ4を供給するための供給リールエ
0およびキャプスタン5から下流側の磁気テープ4を巻
取るための巻取リール11とからなっている。
磁気テープ4は、カセットハーフ15がら引き出され、
上シリンダ1に巻きつけられている。
第27図に示すように、上シリンダ1は、回転軸19を
介してモータ18により回転駆動される。
3は固定された下シリンダである。磁気ヘッド2は、磁
気テープに対向し信号の授受を行う前面部2aが、上シ
リンダ1の外周面からの突出量りを有するように、前記
上シリンダ1の軸方向の下端面に取りつけられている。
また、磁気ヘッド2と信号処理回路とを電気的に連結す
るために、上シリンダ1に固定され上シリンダ1と一体
的に回転するロータ20と、下シリンダ3に固定された
スf−950とが、対向配置されてロータリトランスを
構成している。リード21は磁気テープ4を案内するた
めの段差部である。
また、第28図に示すように、磁気テープ4は、上シリ
ンダ1に角度θだけ巻きつけられている。
以上のように構成された回転ヘッドシリンダ装置につい
て以下その動作について説明する。
第26図に示すように、磁気テープ4は供給リール10
から出てインピーダンスローラ14.全消去ヘッド12
.ボスト9.傾斜ポスト8.オーディオ・コントロール
ヘッド13によって案内され、テンションレギュレータ
7により適切な張力を受けながら、キャプスタン5およ
びピンチローラ6にはさまれてキャプスタン5の回転に
より走行し、巻取リール11に巻取られる。
第28図に示すように、磁気テープ4は矢印Aの方向に
走行している。上シリンダ1は磁気テープ4を巻きつけ
たまま矢印Bの方向に回転するが、その周速度は磁気テ
ープ4の走行速度と異なるため、磁気ヘッド2の前面部
2aは磁気テープ4上を相対的に走査する。すなわち、
上シリンダ1の回転とともに、前面部2aは走査開始点
18において磁気テープ4へ当接し、磁気テープ4上の
走査を開始する。上シリンダ1がさらに角度θだけ回転
したとき、前面部2aは走査終了点17において磁気テ
ープ4から離脱し、1回の走査を終了する。以上の動作
を繰り返しながら、前面部2aは磁気テープ4上をつぎ
つぎに走査して行く。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記の従来の構成では、磁気ヘッド2の前
面部2aが磁気テープ4に当接するときは磁気テープ4
が上シリンダ1から突出した磁気ヘッド2により急激に
変形し、また前面部2aが磁気テープ4から離脱すると
きは磁気テープ4に急激な復元力が発生するために、磁
気テープ4に振動が生じてしまう。その結果、磁気ヘッ
ド2の前面部2aが磁気テープ4上を相対的に振動しな
がら走査するのでジッタと呼ばれる再生画面上の細かな
揺らぎを発生することや、磁気テープ4の前記振動はオ
ーディオφコントロールヘッド13まで伝播するので再
生音のワウOフラッタを生じるという課題を有していた
その他に磁気テープが突出した磁気ヘッドに巻きつくよ
うに変形しているのでヘッドが摩耗しやすく使用寿命が
短いことや、磁気ヘッドが磁気テープを変形させること
による騒音の発生も重要な課題である。
この振動対策として通常は、インピーダンスローラと呼
ばれる慣性質量を持つ回転体を、磁気テープの走行系に
付加することにより磁気テープの振動を抑える方法がと
られるが、磁気テープの振動を充分に抑え得る取りつけ
位置や慣性質量の大きさなどの決定が難しく、未だ充分
な解決はなされていない。さらにインピーダンスローラ
の慣性質量を大きくしたり、回転ヘッドシリンダの供給
リール側のみならず巻取リール側にもインピーダンスロ
ーラを設ければ、一般には磁気テープの振動を少なくで
きるが、重量や体積が増加するため特に小型、軽量を要
求される携帯形の機器を構成するためには大きな障害と
なっている。
また別の対策として、磁気ヘッド2の前面部2aを上シ
リンダ1から突出させなければ磁気ヘッド2による急激
な変形に起因する磁気テープ4の振動は発生せず、磁気
ヘッドの摩耗や騒音の発生も抑えられる。
しかし、それだけでは上シリンダ1と磁気テープ4の間
に空気が流入し、エアフィルムと呼ばれる空気層が形成
され、磁気ヘッド2の前面部2aと磁気テープ4との密
着度が低下し、良好な磁気信号の授受ができなくなる。
本発明は上記課題を解決するもので、磁気ヘッドの前面
部と磁気テープとの密着度を確保しながら、磁気ヘッド
による急激な変形に起因する磁気テープの振動が発生せ
ず、磁気ヘットの摩耗や騒音の発生も抑える回転ヘッド
シリンダ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の回転ヘッドシリンダ
装置は、固定された下シリンダと、その下シリンダに対
向配置されて前記下シリンダと同軸上で回転駆動される
上シリンダと、少なくとも磁気テープ上に信号を記録、
再生する前面部が上シリンダの外周面と同一円筒面上−
になるように、前記上シリンダに取りつけられた磁気ヘ
ッドとを具備し、望なくとも前記磁気ヘッドの前面部の
近傍に非導電性材料を設けた構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成により、磁気ヘッドの前面部を上
シリンダから突出させないことにより、磁気ヘッドが磁
気テープに当接するときに磁気テープが磁気ヘッドによ
り急激に変形することがなく、また磁気ヘッドが磁気テ
ープから離脱するときは磁気テープに急激な復元力が発
生しないために、磁気ヘッドによる磁気テープの変形が
なく、したがって磁気テープの振動は生じない。しかも
、少なくとも前記磁気ヘッドの前面部の近傍に非導電性
材料を設けているため、磁気テープと非導電性材料とが
相対的に摺動することにより発生する摩擦静電気によっ
て、磁気テープは記録/再生用の磁気ヘッド前面部に吸
引付勢される。さらに磁気テープは磁気ヘッドにより変
形しないので摩耗しにり<、騒音の発生もない。
実施例1 本発明の第1の発明(特許請求の範囲第1項記載)の回
転ヘッドシリンダ装置は、磁気ヘッドの前面部と磁気テ
ープとの密着度を確保しながら、磁気ヘッドによる急激
な変形に起因する磁気テープの振動が発生せず、磁気ヘ
ッドの摩耗や騒音の発生も抑える回転ヘッドシリンダ装
置を提供することを目的とする。以下、本発明の第1の
発明の第1の実施例について第1図、第2図、第3図。
第4図および第5図を参照しながら説明する。
第3図において磁気ヘッド24は、磁気テープ4に信号
を記録、再生するギャップ近傍部24bと、磁気テープ
4に当接して磁気信号の授受を行う前面部24aと、磁
気信号と電気信号を変換するコイル24cと、磁気信号
を伝達するコア24dと、漏れ磁束を発生させるギャッ
プ24eとから構成される。
第1図において、上シリンダ22は固定された下シリン
ダ23と対向配置され、回転駆動するためのモータ18
の回転軸19に固定されている。
また磁気ヘッド24は磁気テープ4に当接する前面部2
4aが上シリンダ22の外周面と同一円筒面上になるよ
うに、上シリンダ22の軸方向の下端面に取りつけられ
ている。したがって、磁気ヘッド24が上シリンダ22
から半径方向へ突出していない構成となっている。また
、磁気へ・ンド24と信号処理回路とを電気的に連結す
るために、上シリンダ22に固定され上シリンダ22と
一体的に回転するロータ20と、下シリンダ3に固定さ
れたステータ50とが、対向配置されてロータリトラン
スを構成している。
第1図において、磁気ヘッド24の近傍部の上シリンダ
22の外周面以内に、非導電性材料で構成した静電吸引
部25を設けている。その構成例を第4図、第5図に示
す。
第4図の構成例は静電吸引率25を上シリンダ22のヘ
ッド前面部24aの近傍に設けた場合、第5図の構成例
は静電吸引部25を上シリンダ22のヘッド前面部24
aを含む全周に設けた場合である。前記非導電性材料は
、例えば耐摩耗性に優れたポリイミド樹脂、 ポリイミ
ドアミド樹脂。
ポリアミド樹脂、高分子ポリエチレン樹脂などの樹脂材
料を用いて構成する。もしくは磁気テープとの摺動性を
良好にするために、前記樹脂材料に四フッ化エチレンな
どの固体潤滑材を含浸したものを用いてもよい。
第2図において、磁気テープ4は回転体31に角度θだ
け巻きつけられている。
上記構成において動作を説明すると、磁気テープ4は磁
気テープローディング手段(図示せず)により上シリン
ダ22および下シリンダ23に巻きつけられ、上シリン
ダ22に取りつけられた磁気ヘッド24の前面部24a
に当接している。
磁気テープ4は矢印Aの方向に走行している。
上シリンダ22は磁気テープ4を巻きつけたまま矢印B
の方向に回転するが、上シリンダ22の周速度は磁気テ
ープ4の走行速度と異なるため、磁気ヘッド24の前面
部24aは磁気テープ4上を相対的に走査する。
上シリンダ22の回転とともに、前面部24aは走査開
始点16において磁気テープ4に当接し、走査を開始す
る。上シリンダ22がさらに角度θだけ回転したとき、
前面部24aは走査終了点17において磁気テープ4か
ら離脱し、1回の走査を終了する。以上の動作を繰り返
しながら、前面部24aは磁気テープ4上をつぎつぎに
走査して行く。このとき前面部24aは上シリンダ22
から突出していないので、前面部24aが磁気テープ4
に当接するときに磁気テープ4が磁気ヘッド24により
急激に変形することは全くない。また、従来例の回転ヘ
ッドシリンダ装置のように前面部24aが磁気テープ4
から離脱するときに磁気テープ4に急激な復元力が発生
することもない。したがって、磁気ヘッド24による磁
気テープ4の変形がないので磁気ヘッドに起因する磁気
テープ4の振動は生じない。
一方、静電吸引部25と磁気テープ4は相対的に摺動す
るので、両者の摺動面上には摩擦静電気を発生する。こ
の摩擦静電気により、磁気テープ4が前面部24aの近
傍に設けた静電吸引部25に吸引付勢されるので、前面
部24aと磁気テープ4との密着度が確保され、良好な
磁気信号の授受を実現することができる。
また第4図に示すように、本実施例では静電吸引部25
は前面部24aの近傍部に設けたが、第5図に示すよう
に、上シリンダ22の回転数によらず安定、かつ良好な
密着度を確保するために、静電吸引部25を上シリンダ
22の全周に設けてもよい。
また、上シリンダのみならず下シリンダを非導電性材料
で構成すれば、磁気ヘッド24の前面部24aの周囲に
わたり、安定かつ良好な密着度を確保できる上に、別部
品の非導電性材料を設ける必要がないため部品点数も削
減できる。
なお、前面部24aと磁気テープ4との密着度は、磁気
テープ4に付加されるテンション、磁気テープ4の厚み
、磁気テープ4の幅、磁気テープ4と非導電性材料との
相対速度によって変化するので、それらの条件に応じて
非導電性材料の形状。
大きさ、取りつけ位置などを自在に構成してやればよい
実施例2 本発明の第1の発明(特許請求の範囲第1項記載)の第
2の実施例である回転ヘッドシリンダ装置は前記第1の
発明の目的を達成しながら、実施例1の欠点を補うこと
を目的とする。実施例1においては第6図(a)および
(b)に示すように、ヘッドの周囲に空隙があった。図
において、空隙26およびヘッド前面部24aは磁気テ
ープ4を吸引しない。したがって、ヘッド前面部24a
への付勢が不充分になりやすい。さらに空隙26で起こ
る空気の乱流で磁気テープの振動が発生しやすい。実施
例2は上記課題を解決するもので、磁気テープの吸引力
を強めることを第2の目的とする。
以下、実施例2について第7図を参照しながら説明する
第7図(a)、  (b)において静電吸引部25は磁
気へラド24と一体的に成形した非導電性材料で構成し
ている。たとえば耐摩耗性に優れたポリイミド樹脂、 
ポリイミドアミド樹脂、 ポリアミド樹脂、高分子ポリ
エチレン樹脂などはいずれも成形可能な樹脂であり、前
記非導電性材料として使用できる。もしくは磁気テープ
との摺動性を良好にするためtl  前記樹脂材料に四
フッ化エチレンなどの固体潤滑材を含浸したものを用い
た成形も可能である。その他の構成は実施例1と同じで
ある。
上記構成において動作を説明すると、第7図(a)、(
b)に示すように、静電吸引部27を磁気ヘッド24と
一体的に成形すれば、磁気へ・ラド24と静電吸引部2
7との空隙はないので、磁気テープ4の前面部24aへ
の付勢力は高まり、磁気テープ4の振動も防ぐことがで
きる。その他の動作は実施例1と同じである。
実施例3 本発明の第2の発明(特許請求の範囲第2項記載)の回
転ヘッドシリンダ装置は前記第1の発明の目的を達成し
ながら、結露したときの課題も解決することを第2の目
的とする。
結露とは機器を冷たい場所に放置したのちに、暖かい場
所に移動したときなどに、水滴が凝着する現象であるが
、従来から結露したまま回転しているシリンダに磁気テ
ープを巻きつけて走行させた場合、磁気テープがシリン
ダに張りついて異常に巻きつき、磁気テープや機器を傷
めることが大きな問題となっている。
前記問題の1つの対策としては、結露を検知する結露セ
ンサを機器に設けて、結露時は機器が動作しない構成を
とるのが一般的である。しかし、結露センサの取り付は
位置や、結露の感知性能に対するコストなどの点で選択
が難しいという問題がある。さらに、−度結露してしま
うと長時間結露が持続するので、その間機器を動作でき
ない。
本発明の実施例3は上記課題を解決するもので、結露時
に磁気ヘッドの前面部と磁気テープとの密着度を確保し
ながら、磁気ヘッドによる急激な変形に起因する磁気テ
ープの振動が発生せず、磁気ヘッドの摩耗や騒音の発生
も抑える回転ヘッドシリンダ装置を提供することを第2
の目的とする。
以下、実施例3について第8図、第9図、第10図およ
び第11図を参照しながら説明する。
第8図において、上シリンダ29は連結部材30により
所定の空隙をもって、下シリンダ23にほぼ同軸上で一
体的に固定されている。回転体31は上シリンダ29と
下シリンダ23との前記空隙内にて、上シリンダ29お
よび下シリンダ23と略々同軸上に配設され、回転駆動
するためのモータ18の回転軸19に固定されている。
この回転体31に磁気ヘッド24が取りつけられた磁気
ヘッドである。磁気ヘッド24は磁気テープ4に当接す
る前面部24aが、回転体31の外周面と同一円筒面上
になるように、回転体31の軸方向の下端面に取りつけ
られている。したがって、磁気ヘッド24が回転体31
から半径方向へ突出していない構成となっている。また
、磁気ヘッド24と信号処理回路とを電気的に連結する
ために、回転体31に固定され回転体31と一体的に回
転するロータ20と、下シリンダ23に固定されたステ
ータ50とが、対向配置されてロータリトランスを構成
している。
磁気ヘッド24の近傍部の回転体31の外周面以内に、
非導電性材料で構成した静電吸引部32を設けている。
前記非導電性材料は、たとえば耐摩耗性に優れたポリイ
ミド樹脂、ポリイミドアミド樹脂、ポリアミド樹脂、高
分子ポリエチレン樹脂などの樹脂材料を用いて構成する
。もしくは磁気テープとの摺動性を良好にするために、
前記樹脂材料に四フッ化エチレンなどの固体潤滑材を含
浸したものを用いてもよい。
第9図において、磁気テープ4は回転体31に角度θだ
け巻きつけられている。
以上のように構成された回転ヘッドシリンダ装置につい
て動作を説明する。
磁気テープ4は磁気テープローディング手段(図示せず
)により回転体31.上シリンダ29および下シリンダ
23に巻きつけられ、回転体31に取りつけられた磁気
へラド24の前面部24aに当接している。
第9図に示すように、磁気テープ4は矢印Aの方向に走
行している。回転体31は磁気テープ4を巻きつけたま
ま矢印Bの方向に回転するが、回転体310周速度は磁
気テープ4の走行速度と異なるため、磁気ヘッド24の
前面部24aは磁気テープ4上を相対的に走査する。
回転体°31の回転とともに、前面部24aは走査開始
点16において磁気テープ4に当接し、走査を開始する
。回転体3工がさらに角度θだけ回転したとき、前面部
24aは走査終了点17において磁気テープ4から離脱
し、1回の走査を終了する。以上の動作を繰り返しなが
ら、前面部24aは磁気テープ4上をつぎつぎに走査し
て行く。
このとき、前面部24aは回転体31から突出していな
いので、前面部24aが磁気テープ4に当接するときに
磁気テープ4が磁気ヘッド24により急激に変形するこ
とは全くない。また、従来例の回転ヘッドシリンダ装置
のように前面部24aが磁気テープ4から離脱するとき
に磁気テープ4に急激な復元力が発生することもない。
したがって、磁気ヘッド24による磁気テープ4の変形
がないので磁気ヘッドに起因する磁気テープ4の振動は
生じない。
一方、静電吸引部32と磁気テープ4は相対的に摺動す
るので、両者の摺動面上には摩擦静電気を発生する。こ
の摩擦静電気により、磁気テープ4が前面部24aの近
傍に設けた静電吸引部32に吸引付勢されるので、前面
部24aと磁気テープ4との密着度が確保され、良好な
磁気信号の授受を実現することができる。
しかも回転体31の磁気テープ4との接触面積は、結露
時でも磁気テープ4が張りつかない大きさまで充分小さ
く構成することができる。
また第10図に示すように、本実施例では静電吸引部3
2は前面部24aの近傍部に設けたが、第11図のよう
に、回転体31の回転数によらず安定、かつ良好な密着
度を確保するために、静電吸引部32を回転体31の全
周に設けてもよい。
また、回転体のみならず上シリンダや下シリンダを非導
電性材料で構成すれば、磁気ヘット24の前面部24a
の周囲にわたり、安定かつ良好な密着度を確保できる上
に、別部品の非導電性材料を設ける必要がないため部品
点数も削減できる。
なお、前面部24aと磁気テープ4との密着度は、磁気
テープ4に付加されるテンション、磁気テープ4の厚み
、磁気テープ4の幅、磁気テープ4と非導電性材料との
相対速度(こよって変化するので、それらの条件に応じ
て非導電性材料の形状。
大きさ、取付位置などを自在に構成してやればよい。
実施例4 本発明の第2の発明(特許請求の範囲第2項記載)の第
2の実施例の回転ヘッドシリンダ装置は前記第1の発明
の目的を達成しながら、前記実施例3の欠点を補うこと
を目的とする。実施例3においては第12図に示すよう
に磁気ヘッドの周囲に空隙があった。図において、空隙
26およびヘッド前面部24aは磁気テープを吸引しな
いので、ヘッド前面部24aへの付勢が不充分になりや
すい。さらに、空隙26で起きる空気の乱流で磁気テー
プの振動が発生しやすい。実施例4は上記課題を解決す
るもので、磁気テープの静電吸引力を強めることを第2
の目的とする。
第13図(a)および(b)はそれぞれ特許請求の範囲
第2項記載の第2の実施例における磁気ヘッド近傍部の
側面図および上面図を示したものである。以下、実施例
4について第13図を参照しながら説明する。
第13図(a)、  (b)において31は回転体であ
り、静電吸引部36は磁気ヘッド24と一体的に成形し
た非導電性材料で構成している。たとえば耐摩耗性に優
れたポリイミド樹脂、ポリイミドアミド樹脂、ポリアミ
ド樹脂、高分子ポリエチレン樹脂などはいずれも成形可
能な樹脂であり、前記非導電性材料として使用できる。
もしくは磁気テープとの摺動性を良好にするために、前
記樹脂材料に四フッ化エチレンなどの固体潤滑材を含浸
したものを用いた成形も可能である。その他の構成は実
施例1と同じである。
上記構成において動作を説明すると、第13図(a)、
  (b)に示すように、静電吸引部36を磁気ヘッド
24と一体的に成形すれば、磁気ヘッド24と静電吸引
部36との空隙はないので、前面部24aへの付勢力は
高まり、磁気テープ4の振動も防ぐことができる。その
他の動作は実施例3と同じである。
実施例5 本発明の第3の発明(特許請求の範囲第3項記載)の回
転ヘッドシリンダ装置の目的は前記第1の発明の目的と
同じである。以下、第3の発明の一実施例の回転ヘッド
シリンダ装置について、第14図および第15図を参照
しながら説明する。
第14図、第15図において、スパイラルグループ38
は回転体39にあって下シリンダ41に対向する面に設
けたポンプイン型のスパイラルグループである。また、
回転体39に対向する下シリンダ41の面は回転体39
に近接し、かつ平面に構成している。
その他の構成は、静電吸引部を持たないこと以外は実施
例1と同じである。
上記構成において動作を説明すると、磁気テープは磁気
テープローディング手段(図示せず)により回転体39
および下シリンダ41に巻きつけられ、回転体39に取
りつけられた磁気ヘッド24の前面部24aに当接して
いる。
第14図、第15図において、回転体39は矢印Cの方
向に回転するが、このときスパイラルグループ38の中
にある空気は回転力を受け、スパイラルグループ38の
螺旋形状に沿って矢印りの方向へ導かれる。このため、
磁気テープ4は吸引力を受け、回転体39に付勢される
ので、回転体39に設けた磁気ヘッド24の前面部24
aと磁気テープ4との密着度が確保され、良好な磁気信
号の授受を実現することができる。
しかも、標準録画、再生モードから長時間録画。
再生モードへの切り換え時に磁気テープ4の走行速度が
略々1/3に変化しても、回転体39の回転数が変化し
なければ回転体39と磁気テープ4の間に空気が流入し
て形成されるエアフィルムと呼ばれる空気層の厚さはほ
とんど変化せず、前面部24aと磁気テープ4との密着
度は変化しない。
なお本実施例のように、回転体39にスパイラルグルー
プ38を設ける構成とすれば、焼結材や、カーボングラ
ファイトを混入して導電性を持たせた樹脂などを用いれ
ば、切削加工なしにスパイラルグループ38を構成する
ことも容易であるが、回転体39を平面で構成し、回転
体39に対向する固定面にポンプイン型のスパイラルグ
ループ38を設けても同様の効果が得られる。
また、前面部24aと磁気テープ4との密着度は、磁気
テープ4に付加されるテンシ2ン、磁気テープ4の厚み
によっても変わるので、その条件に応じてスパイラルグ
ループ38の形状、数の他、下シリンダ41であって回
転体39に対向する面の粗度などを自在に構成してやれ
ばよい。
実施例6 本発明の第4の発明(特許請求の範囲第4項記載)の目
的は前記第1の発明の目的を達成しながら、結露したと
きの課題を解決することを目的とするもので、結露に関
する課題は実施例3で述べた通りである。以下、第4の
発明の一実施例の回転ヘッドシリンダ装置について第1
6図および第17図を参照しながら説明する。
第16図は実施例5における側面図、第17図はその上
面図を示したものである。
第16図、第17図において、上シリンダ40と下シリ
ンダ56の空隙に配置した回転体5Sの上下2つの面に
ポンプイン型のスパイラルグループ38を設ける。また
、上シリンダ40および下シリンダ56であって回転体
55に対向する面は回転体55に近接し、かつ平面に構
成している。
その他の構成は、静電吸引部を持たないこと以外は実施
例3と同じである。上記構成において動作を説明する。
磁気テープは下シリンダ56と回転体550間のみなら
ず、上シリンダ40と回転体55の間からも前面部24
aに吸引付勢されるので、前面部24aの上下にわたり
磁気テープ4との均一な密着度が確保できる。また、結
露したときに磁気テープが回転体55に張りつかぬよう
に、回転体55の転方向厚みを薄くすることができるこ
とは、実施例3と同じである。
実施例7 本発明の第5の発明(特許請求の範囲第5項記載)の回
転ヘッドシリンダ装置の目的は前記第1の発明の目的と
同じである。以下、第5の発明の一実施例の回転ヘッド
シリンダ装置について第18図および第19図を参照し
ながら説明する。
第18図において、上シリンダ42は、固定された下シ
リンダ23と対向配置され、回転駆動するためのモータ
18の回転軸19に固定されている。上シリンダ42の
外周に設けられ全周にわたって突出量が一定で、かつ、
その幅が磁気テープ4の幅よりも狭い突出部42を設け
る。磁気へラド24は磁気テープ4に当接する前面部2
4aが突出部42aの外周面と同一円筒面上になるよう
に、上シリンダ42の軸方向の下端面に取りつけられて
いる。したがって、磁気ヘッド24が突出部42aから
半径方向へ突出しない構成となっている。また、磁気ヘ
ッド24と信号処理回路とを電気的に連結するために、
上シリンダ42に固定され上シリンダ42と一体的に回
転するロータ20と、下シリンダ23に固定されたステ
ータ50とが、対向配置されてロータリトランスを構成
している。
第19図において、磁気テープ4は、上シリンダ42に
角度θだけ巻きつけられている。
上記構成の回転ヘッドシリンダ装置について、その動作
を説明する。
磁気テープ4は磁気テープローディング手段(図示せず
)により上シリンダ42および下シリンダ23に巻きつ
けられ、上シリンダ42に取りつけられた磁気ヘッド2
4の前面部24aに当接している。
第19図に示すように、磁気テープ4は矢印への方向に
走行している。上シリンダ42は磁気テープ4を巻きつ
けたまま矢印Bの方向に回転するが、突出部42aの周
速度は磁気テープ4の走行速度と異なるため、磁気ヘッ
ド24の前面部24aは磁気テープ4上を相対的に走査
する。
上シリンダ42の回転とともに、前面部24aは走査開
始点16において磁気テープ4に当接し、走査を開始す
る。上シリンダ42がさらに角度θだけ回転したとき、
前面部24aは走査終了点17において磁気テープ4か
ら離脱し、1回の走査を終了する。以上の動作を繰り返
しながら、前面部24aは磁気テープ4上をつぎつぎに
走査して行く。
このとき、下シリンダ23からの半径方向の突出量が全
周にわたって一定の突出部42aによる磁気テープ4の
変形はあるが、前面部24aは突出部42aから突出し
ていないので、前面部24aが磁気テープ4に当接する
ときに磁気テープ4が磁気ヘッド24により急激に変形
させられることは全くない。また、従来例の回転ヘッド
シリンダ装置のように前面部24aが磁気テープ4から
離脱するときに磁気テープ4に急激な復元力が発生する
こともない。したがって、磁気ヘッド24による磁気テ
ープ4の変形がないので磁気ヘッドに起因する磁気テー
プ4の振動は生じない。
一方、磁気テープ4は一定の張力にて突出部42aに付
勢されているが、突出部42aの幅が充分狭ければ、磁
気テープ4との接触面積が少ないので接触圧力が高くな
り、前面部24aと磁気テープ4との密着度が確保され
、良好な磁気信号の授受を実現することができる。
また、前面部24aと磁気テープ4との密着度は、磁気
テープ4に付加されるテンション、磁気テープ4の厚み
によっても変わるので、その条件に応じて突出部42a
の半径方向の突出量、軸方向の幅などを自在に構成して
やればよい。
また、本実施例の突出部について、第20図。
第21図、第22図および第23図を参照しながら説明
する。第20図では切削加工の簡素化のために突出部4
2aと上シリンダ42との隅部44の形状を直角として
いるが、上シリンダ42の突出部近傍での表面仕上げが
不充分となりやすい。
図において、研磨部材45は上シリンダ42と突出部4
2aに阻まれて、隅部44を研磨することができない。
この部分が粗面のまま残ると、磁気テープを傷めたり、
空気層の乱れによって磁気テープ4に振動を生じること
がある。
これを防ぐためには、第21図に示すように上シリンダ
57の突出部57aに傾斜部46を設けたり、第22図
に示すように上シリンダ58の突出部58aにアール部
47を設けたり、あるいは第23図に示すように上シリ
ンダ59とは別部品の突出部材43を設ければ、突出部
近傍の上シリンダ42における表面仕上げが可能となり
、磁気テープ4の振動および損傷が発生しない。
実施例8 本発明の第6の発明(特許請求の範囲第6項記載)の回
転ヘッドシリンダ装置の目的は前記第1の発明の目的を
達成しながら、結露したときの課題を解決することを第
2の目的とするもので、結露に関する課題は実施例3で
述べたとおりである。
以下、第6の発明の一実施例の回転ヘッドシリンダ装置
について、第24図および第25図を参照しながら説明
する。
第24図において、上シリンダ48は連結部材30によ
り所定の空隙を有するよう、下シリンダ23にほぼ同軸
上で一体的に固定されている。回転体49は上シリンダ
48と下シリンダ23との前記空隙内にて、上シリンダ
48および下シリンダ23とほぼ同軸上に配設され、回
転駆動するためのモータ18の回転軸19に固定されて
いる。
24はこの回転体49に取りつけられた磁気ヘッドであ
る。磁気ヘッド24は前面部24aが磁気テープ4に当
接し、かつ、回転体49の外周面と同一円筒面上になる
ように、回転体49の軸方向の下端面に取りつけられて
いる。したがって、磁気ヘッド24が突出部49aから
半径方向へ突出しない構成となっている。また、磁気ヘ
ッド24と信号処理回路とを電気的に連結するために、
回転体49に固定され回転体49と一体的に回転するロ
ータ20と、下シリンダ23に固定されたステータ50
とが、対向配置されてロータリトランスを構成している
。第25図において、磁気テープ4は、回転体49に角
度θだけ巻きつけられている。
上記構成において動作を説明すると、磁気テープ4は磁
気テープローディング手段(図示せず)により上シリン
ダ48、回転体49および下シリンダ23に巻きつけら
れ、回転体49に取りつけられた磁気ヘッド24の前面
部24aに当接している。
第25図に示すように、磁気テープ4は矢印Aの方向に
走行している。回転体49は磁気テープ4を巻きつけた
まま矢印Bの方向に回転するが、回転体49の周速度は
磁気テープ4の走行速度と異なるため、磁気ヘッド24
の前面部24aは磁気テープ4上を相対的に走査する。
回転体49の回転とともに、前面部24aは走査開始点
16において磁気テープ4に当接し、走査を開始する。
回転体48がさらに角度θだけ回転したとき、前面部2
4aは走査終了点17において磁気テープ4から離脱し
、1回の走査を終了する。以上の動作を繰り返しながら
、前面部24aは磁気テープ4上をつぎつぎに走査して
行く。
このとき、上シリンダ48および下シリンダ23からの
半径方向の突出量が全周にわたって一定の突出部49a
による磁気テープ4の変形はあるが、前面部24aは突
出部49aから突出していないので、前面部24aが磁
気テープ4に当接するときに磁気テープ4が磁気ヘッド
24により急激に変形させられることは全くない。また
、従来例の回転ヘッドシリンダ装置のように前面部24
aが磁気テープ4から離脱するときに磁気テープ4に急
激な復元力が発生することもない。したがって、磁気ヘ
ッド24による磁気テープ4の変形がないので磁気ヘッ
ドに起因する磁気テープ4の振動は生しない。
一方、磁気テープ4は一定の張力にて突出部49aに付
勢されているが、突出部49aの幅が充分狭ければ、磁
気テープ4との接触面積が少ないので接触圧力が高くな
り、前面部24aと磁気テープ4との密着度が確保され
、良好な磁気信号の授受を実現することができる。
しかも回転体4Sを1枚の薄い円盤にて構成することが
できる。
また、磁気ヘッドと回転体49を薄い円盤に一体成形す
れば、さらに簡素な構成となる。
なお、前面部24aと磁気テープ4との密着度は、磁気
テープ4に付加されるテンション、磁気テープ4の厚み
によっても変わるので、その条件に応じて突出部49a
の半径方向の突出量、軸方向の幅などを自在に構成して
やればよい。
発明の効果 以上の実施例からも明らかなように、本発明は固定した
下シリンダと、その下シリンダに対向配置して前記下シ
リンダと同軸上で回転駆動する上シリンダと、ヘッドの
前面部が前記上シリンダの外周面と同一円筒面上になる
ように前記上シリンダに取りつけた磁気ヘッドとを具備
し、前記上シ1yンダまたは下シリンダであって前記磁
気テープが摺動する部分において少なくとも前記磁気ヘ
ッドの近傍を非導電性材料にて構成したことにより、磁
気ヘッドであって磁気テープに信号を記録、再生する前
面部と磁気テープとの密着を確保しながら、磁気テープ
に生じる振動を防ぐことができるので、ジッタやワウ拳
フラッタなどを大幅に低減でき、磁気ヘッドの摩耗や騒
音の発生も抑えるなど、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1および実施例2のシリンダの
断面図、第2図は本発明の実施例1および実施例2にお
けるテープ走行を示す平面図、第3図はヘッドの構造を
示す斜視図、第4図および第5図はそれぞれ本発明の実
施例1のシリンダを示す斜視図、第6図(a)、  (
b)は本発明の実施例2の要部側面図と下面図、第7図
(a)、  (b)は本発明の実施例2のシリンダの要
部側面図と下面図、第8図は本発明の実施例3のシリン
ダの断面図、第9図は本発明の実施例の3のテープの走
行を示す平面図、第10図および第11図は本発明の実
施例3のシリンダを示す斜視図、第12図(a)。 (b)は本発明の実施例4の要部側面図と下面図、第1
3図(a)、  (b)は本発明の実施例4の回転体の
要部側面図と下面図、第14図は実施例5のシリンダの
側面図、第15図は同下面図、第16図は実施例6のシ
リンダの側面図、第17図は同下面図、第18図は本発
明の実施例7のシリンダの断面図、第19図は実施例7
のテープ走行を示す平面図、第20図〜第23図はそれ
ぞれ実施例7のシリンダの細部断面図、第24図は本発
明の実施例8のシリンダの断面図、第25図は本発明の
実施例8のテープの走行を示す平面図、第26図は従来
のテープの走行装置を示す平面図、第27図は従来のシ
リンダの断面図、第28図は従来のテープの走行を示す
平面図である。 4・・・磁気テープ、  22・・・上シリンダ、23
・・・下シリンダ、  24・・・磁気ヘラ24a・・
・前面部、  25・・・静電吸引部材料)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定した下シリンダと、前記下シリンダと同軸上
    で回転する上シリンダと、その上シリンダに固定されて
    磁気テープ面を走査する磁気ヘッドを備え、前記磁気ヘ
    ッドはその前面部が前記上シリンダ面と一致して前記磁
    気テープ面に当接し、前記上シリンダと下シリンダにあ
    って前記磁気テープが摺動する部分の少なくとも前記磁
    気ヘッドの近傍部を非導電性材料で構成した回転ヘッド
    シリンダ装置。
  2. (2)同軸上に所定の空隙を保って固定した上シリンダ
    および下シリンダと、前記空隙内にあって前記シリンダ
    と同軸上で回転する回転体と、その回転体に固定されて
    磁気テープ面を走査する磁気ヘッドを備え、前記磁気ヘ
    ッドはその前面部が前記回転体の外周面と一致して前記
    磁気テープ面に当接し、前記上シリンダと下シリンダと
    回転体にあって前記磁気テープが摺動する部分の少なく
    とも前記磁気ヘッドの近傍部を非導電性材料で構成した
    回転ヘッドシリンダ装置。
  3. (3)固定した下シリンダと、前記下シリンダと同軸上
    で回転する上シリンダと、その上シリンダ上に固定され
    て磁気テープ面を走査する磁気ヘッドを備え、前記磁気
    ヘッドはその前面部が前記上シリンダ面と一致して前記
    磁気テープ面に当接し、前記シリンダの互いに対向する
    面の一方にポンプイン型のスパイラルグループを設けた
    回転ヘッドシリンダ装置。
  4. (4)同軸上に所定の空隙を保って固定した上シリンダ
    および下シリンダと、前記空隙内にあって前記シリンダ
    と同軸上で回転する回転体と、その回転体に固定されて
    磁気テープ面を走査する磁気ヘッドを備え、前記磁気ヘ
    ッドはその前面部が前記回転体の外周面と一致して磁気
    テープ面に当接し、前記回転体と前記シリンダの互いに
    対向する面の少なくとも一面にポンプイン型のスパイラ
    ルグループを設けた回転ヘッドシリンダ装置。
  5. (5)固定した下シリンダと、前記下シリンダと同軸上
    で回転する上シリンダと、その上シリンダに固定されて
    磁気テープ面を走査する磁気ヘッドを備え、前記上シリ
    ンダは前記下シリンダからの半径方向の突出量が全周に
    わたって一定で軸方向の幅が前記磁気テープの幅より狭
    い突出部を備え、前記磁気ヘッドはその前面部が前記突
    出部の外周面と一致して前記磁気テープ面に当接する回
    転ヘッドシリンダ装置。
  6. (6)同軸上に所定の空隙を保って固定した上シリンダ
    および下シリンダと、前記空隙内にあって前記シリンダ
    と同軸上で回転する回転体と、その回転体に固定されて
    磁気テープ面を走査する磁気ヘッドを備え、前記回転体
    は前記上シリンダ面および下シリンダ面からの半径方向
    の突出量が全周にわたって一定で軸方向の幅が前記磁気
    テープ幅より狭く、前記磁気ヘッドはその前面部が前記
    回転体の外周面と一致して磁気テープに当接する回転ヘ
    ッドシリンダ装置。
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