JPH0327307Y2 - - Google Patents

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JPH0327307Y2
JPH0327307Y2 JP10520083U JP10520083U JPH0327307Y2 JP H0327307 Y2 JPH0327307 Y2 JP H0327307Y2 JP 10520083 U JP10520083 U JP 10520083U JP 10520083 U JP10520083 U JP 10520083U JP H0327307 Y2 JPH0327307 Y2 JP H0327307Y2
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JP
Japan
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lens block
rubber plate
case
holder
lens
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JP10520083U
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JPS6012242U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は光電スイツチ、特にその気密を図るた
めの構造に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 通常、光電スイツチはスイツチング回路等の回
路部分と、レンズブロツクと、その間に配置され
た投・受光素子とからなり、近年では水を使用す
ることの多い食品業界等で多用される場合が多い
ので、耐水性を上げるために全体として気密構造
とされている。
ところが、気密性の性能が向上することに伴つ
て、スイツチング回路部品のうち、コンデンサや
抵抗に含まれていた水分が通電によつて蒸発し、
気密のゆえに外部に出ずにケース内にこもり、特
にレンズの内面に付着して水滴となる不具合を有
し、投・受光素子のスイツチング特性に悪影響を
及ぼしていた。このような欠点は、全体が気密で
なければ内部で発生した水蒸気はケース外部に排
出されるため問題にはならないのである。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は、全体を気密構造とするにも拘らずス
イツチング回路部品から発生した水蒸気でレンズ
が曇つたりすることのない光電スイツチを提供す
ることにある。
(ニ) 考案の構成と効果 以上の目的を達成するため、本考案に係る光電
スイツチは、レンズブロツクのホルダと素子基板
との間にゴム板を介在させ、ホルダに形成した突
部でゴム板を押圧することにより回路部分とレン
ズブロツクとを気密に仕切つたことを特徴とす
る。
従つて、回路部分のコンデンサや抵抗から水蒸
気が発生してもゴム板でシールされてレンズブロ
ツクに侵入することはなく、レンズの曇り、投・
受光素子の感度に低下といつた不具合を生じるこ
とがない。
(ホ) 実施例の説明 図面は本考案に係る光電スイツチの一実施例を
示し、概略、ケース1と、投・受光素子11を備
えたユニツト構造体10と、レンズブロツク20
とから構成されている。
ケース1は樹脂材から一体に成形したもので、
上面にユニツト構造体10を挿入可能な開口2、
前面にレンズブロツク20を挿入可能な開口3、
背面にケーブル引出し孔4を有している。
ユニツト構造体10は例えば受光素子11を取
付けた素子基板12とスイツチング回路基板13
とを一体化したもので、各基板12,13は接合
部分をハンダ付けにて固定される。このユニツト
構造体10はゴム板19とともに上面開口2から
ケース1内に挿入され、上方からボリユーム1
7、表示板18を備えたカバー16が開口2に取
付けられる。この場合、ケーブル30は予め回路
基板13に接続されており、ユニツト構造体10
をケース1内に収納する際に引出し孔4から引出
され、引出し管31、キヤツプ32にて固定され
る。
レンズブロツク20はホルダ21の前面にシー
ルゴム22を介してレンズ23を取付けたもの
で、ホルダ21はシールゴム24を介してケース
1の前面開口3に装着される。このとき、ホルダ
21は凹部21aがケース1内の突部1aに係合
することにより抜け止めされ、かつ端部に形成し
たエツジ状の突部21bが上記ゴム板19に圧接
することによりユニツト構造体10をケース1内
で位置決め固定する。
即ち、以上の光電スイツチは、スイツチング回
路部分とレンズブロツク20とを素子基板12に
て仕切り、かつ全体的に気密構造としたものであ
るが、回路部分とレンズブロツク20とはゴム板
19にて気密に仕切られている。従つて、通電時
に回路部分のコンデンサや抵抗から水蒸気が発生
したとしても、この水蒸気はレンズブロツク20
に対してはゴム板19でシールされているため、
レンズ23に付着する不具合は生じない。
また、上記ゴム板19は組立時のガタつき防止
にも役立つている。つまり、ホルダ21の突部2
1bがゴム板19に圧接しているため、凹部21
a、突部1aに多少のガタつきがあつてもこのガ
タつきをゴム板19が自身の弾性で吸収、緩和す
ることとなる。
また、受光素子11を取付けた素子基板12と
スイツチング回路等の基板13とを一体的にユニ
ツト構造体10とすれば、素子11と基板13と
をリード線のハンダ付けで接続する必要がなくな
り、組立時の取扱いが容易となり、従来ではリー
ド線から侵入してきたノイズを断つことができ
る。しかも、上記ユニツト構造体10及びレンズ
ブロツク20のユニツト構造体はケース1の上面
開口2、前面開口3に挿入していくだけで簡単に
組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る光電スイツチの一実施例を
示し、第1図は分解斜視図、第2図は組立てた状
態の断面図である。 1……ケース、10……ユニツト構造体、11
……受光素子、12……素子基板、13……スイ
ツチング回路基板、19……ゴム板、20……レ
ンズブロツク、21……ホルダ、21b……突
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチング回路等の回路部分とレンズブロツ
    クとを、投・受光素子を取付けた素子基板にて仕
    切り、かつ全体を気密構造とした光電スイツチに
    おいて、レンズブロツクのホルダと素子基板との
    間にゴム板を介在させ、ホルダに形成した突部で
    ゴム板を押圧することにより回路部分とレンズブ
    ロツクとを気密に仕切つたことを特徴とする光電
    スイツチ。
JP10520083U 1983-07-05 1983-07-05 光電スイツチ Granted JPS6012242U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10520083U JPS6012242U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 光電スイツチ

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JP10520083U JPS6012242U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 光電スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS6012242U JPS6012242U (ja) 1985-01-28
JPH0327307Y2 true JPH0327307Y2 (ja) 1991-06-13

Family

ID=30246693

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10520083U Granted JPS6012242U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 光電スイツチ

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JPS6012242U (ja) 1985-01-28

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