JPH03272966A - ドキュメント分類装置及びその架台とドキュメント分類方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明はドキュメントの処理方法及びその装置、より詳
細にいえば、ドキュメントの分類装置に装着して用いら
れるドキュメントの貯蔵装置であって、ドキュメントの
貯蔵位置を変更、即ち調節することができ、しかも、貯
蔵装置の貯蔵トレイが、分類装置の関連ポケットのすぐ
下に隣接して設けられているようなドキュメントの貯蔵
装置に関する。

Ｂ、従来の技術 小切手などのドキュメントを処理する時に、複数個のピ
ン、即ちポケットの内の夫々のポケットを異なった性質
のドキュメントに関連させたいことがしばしばある。ド
キュメント分類装置（または、ドキュメント処理装置）
は、ドキュメントを蓄えるピン、即ちポケットを決める
ために、ドキュメントの標識を読取る。例えば、成る日
に受取った小切手の分類を行なう銀行は、その町の他の
銀行で振り出された小切手を第２のポケットに分類し、
その町以外の町で振り出された小切手は第３のポケット
に分類し、そして、標識が不明瞭な小切手は他のポケッ
トに分類するような分類方法を採用している。これらの
ポケットは、小切手が種々の速度で積み重ねられるので
、通常、分類装置の操作員は、−杯になりそうなポケッ
トから、臨時の関連貯蔵トレイ中に小切手を移動する。

小切手を間違った貯蔵トレイ中に移動する誤りを最少限
にすることと、操作員の作業を容易にすることの両面か
ら、これらの貯蔵トレイは、理想的には、分類装置の関
連するポケットと整列されるのが望ましい。

貯蔵トレイの位置は、小切手処理装置の下にあることと
、垂直面に対して鋭角であることの２つの条件を満たす
ことが好ましい。ドキュメントを下方に（上方ではない
）移動することによって、操作員は重力の力を利用する
ことができ、そして小切手の束を落とす可能性も少なく
なる。垂直面に対して鋭角、即ち傾斜角を付して貯蔵ト
レイな位置付けることによって、操作員は貯蔵トレイ中
に入れるドキュメントを一層容易に見ることができ、そ
して必要なポケットとトレイとを関連付けることができ
る。水平面に対して設定したトレイの傾斜角は、ドキュ
メントを、より均一な積み重ね状態（丁寧な積み重ね）
にする作用を生じる。

１８Ｍ社は分類装置を含んだモデル３８９０ドキユメン
ト処理装置を市販しており、この装置は個々のポケット
の上に位置した貯蔵ピンを有する複数個の分類用ポケッ
トを持っている。ドキュメント処理装置の垂直の高さが
、頭上の空間に対して通常のアクセスをするのに充分に
低ければ、そのような貯蔵はドキュメント処理に対して
許容可能なアプローチを与える。然しながら、成る分類
装置は他の分類装置よりも背が高い。例えば、１８Ｍ３
８９２型のドキュメント処理装置は、この装置の上に貯
蔵トレイを載置しないでも、床から１５０センチメート
ルの高さの所に分類ポケットの上面が位置している。作
業場の安全に関する指導基準によると、落下の可能性あ
る物は作業員の頭の上よりも高く置いてはいけないと解
釈されるし、比較的背の低い作業員はドキュメント分類
装置上の貯蔵トレイには手が届かないことがありうるの
で、分類装置上に、付加的な貯蔵トレイを上述の高さ以
上に置くことはできない。

ドキュメント処理装置の前に別個の手押し車代の貯蔵ト
レイを置くと言う提案がなされている。

例えば、米国意匠特許第２６７５９４号にこの種の貯蔵
トレイが示されている。然しながら、自由に移動可能な
手押し車代の貯蔵トレイは、分類装置の前に可成りの空
間を必要とする。手押し車及び貯蔵トレイがこの位置に
ある時、小切手の給送機構の所で発生した小切手の詰ま
り（ジャム）を取り除く際に、給送路に容易に手が届か
ず、またはポケットから小切手を取り畠す時でさえも不
便さがある。従来のシステムにおいては、作業上の重要
な要素（即ち、小切手の給送路及びポケット）に作業員
の手が届き難いと言う不便さがある。

また、上述の米国意匠特許の手押し車式貯蔵トレイの大
きさは一定であり、個々の作業員の体格には適合しない
。つまり、背の高い作業員はそのドキュメント・トレイ
は低すぎると思うし、背の低い作業員にとっては同じド
キュメント・トレイが高過ぎると感じると言うことであ
る。

この意匠特許の手押し車は、貯蔵トレイと分類ポケット
との闇で一定の整列関係を持たない、即ち、分類装置と
は完全に独立している手押し車は、分類装置とは無関係
に移動することができる。このことは、手押し車及びそ
のトレイは左方向にも、右方向にも移動することができ
るので、成る貯蔵トレイは、その貯蔵トレイに全く関係
のない分類装置のポケットに対して並置されることがあ
り得ると言うことを意味する。これは、分類装置のポケ
ットから取り出した小切手を間違った貯蔵トレイの中に
置くことになる。ポケットとトレイとの不適切な整列と
か、ドキュメントの間違った貯蔵とかの問題は、例えば
、ドキュメントの給送機構でのジャムを取り除いた時に
、貯蔵トレイが間違った位置に戻された場合に生じる。

米国意匠特許第２７３５４６号は小切手を保持するため
の他の独立した架台を示している。この架台は分類装置
に固定されていないし、分類装置との関連も示されてい
ない。米国意匠特許第２６１６６８号は、本発明に開運
したトレイを示している。

従って、従来の分類装置は固有の弱点を持っている。

Ｃ１発明の要旨 本発明は、分類ポケット中のドキュメントに関連させて
、並列的に且つ固定的に配列されたドキュメント貯蔵箱
を与えることによって、従来の分類装置の欠点を解決し
ている。本発明においては、操作員の身長の相違による
装置の使用の異和感と、ドキュメントに対する操作員の
操作性とを両立させるように、ドキュメント貯蔵箱は、
関連した分類ポケットの下部に整列され、且つ回転的な
調節が可能な位置に設けられている。更に、分類装置ド
キュメントの給送路へのアクセスは、調節可能な貯蔵ト
レイの配列によって容易化されている。

即ち、必要な時に、ドキュメント給送路に完全に手を差
し込めるように、貯蔵トレイは、引き込められた位置に
降下することが出来、ドキュメントの詰りを取り除いた
後、貯蔵トレイ動作位置に復帰することができる。

本発明は、それぞれの分類ポケットと整列した１つの貯
蔵トレイを備えた上、貯蔵トレイのすへての室を上下に
移動させることを可能としている。

Ｄ、実施例 第１図は本発明のドキュメント分類装置１０の斜視図で
ある。この分類装置１０はＩＢＭモデル３８９２ドキュ
メント処理装置として市販されている機械と同様の装置
であり、この装置の操作案内書に詳部が記載されている
。一般論として、分類装置１０は、入口ピン１４から小
切手を移動させる給送機構１２と、公知の態様で小切手
を読み取る装置（図示せず）と、複数個の分類ポケット
１６ａ、１６ｂ、１６ｃ、１６ｄ、１６ｅ、１６ｆ等々
の１つを選択するために、読み取る装置からの情報を処
理する装置（図示せず）とを含んでいる。これらのポケ
ット１６の上に、選択されたポケットの中にドキュメン
トを移動するための給送路がある。この給送路（特別に
は図示していない）は、図示の装置においては、分類ポ
ケットの上部にあり、移動可能なカバー１８で被われて
いる。この移動可能なカバー１８は、ジャムとか、また
は、保守、修理の際に、操作員がジャムを取り除き、ま
たは保守技術者が作業を行なう時、給送機構を露出させ
て手を差し込めるように開くことができる。

貯蔵トレイの架台２０は、ドキュメント分類装置１０に
懸架されており、ドキュメント分類装置１０の垂直面に
対して鋭角で装着されている。この貯蔵トレイの架台２
０は、全体として矩形のフレーム２１を含んでおり、図
示の実施例では、負荷される荷重に応じて、プラスチッ
クをモールドするか、または板金材料を組み立てて作ら
れる。

貯蔵トレイの架台２０は複数個のスロット２２ｅ５２２
ｆ等を含んでおり、各スロットは、例えば関連分類ポケ
ット１６ｅ、１６ｆと整列されている。

つまり、操作員が分類ポケット１６ｅの小切手を開運ス
ロット２２ｅに移し換えることができるように、スロッ
ト２２ｅは分類ポケット１６ｅの真下に位置付けられて
いる。同様に、トレイの架台２０中のスロット２２ｆは
分類ポケット１６ｆに関連付けられている。

各スロットは、複数個の垂直壁２３ｆと、床部２４ｆと
によって画定されており、図示の実施例において、床部
２４ｆは右から左側に下方に僅かに傾斜している。図示
の実施例において１つだけが示されている移動可能な貯
蔵トレイ２５ａは、これらのスロット内に置かれている
が、代案として、これらのスロットは、貯蔵トレイを使
用することなく、小切手の貯蔵位置を与えるために充分
な高さ壁を設けてもよい。取り外し可能な貯蔵トレイ２
５ａは米国意匠特許第２６１６６８号に示されている。

第２図は、第１図の矢印の方向から見た第１図のドキュ
メント分類装置の断面図である。ドキュメント５０（ド
キュメントの束の最も上部のドキュメント）が分類ポケ
ット１６ｆに示されている。

フレーム１９は分類ポケットの後部にまで延びており、
分類ポケットとカバー１８とを支持している。トレイの
架台２０と、それに関連したフレーム２１は、側面が示
されており、ドキュメント分類装置１０のフレーム１９
及び垂直面に対して第１の角度θで装着されている。実
施例における角度θ′は、垂直面に対して約３７度であ
るが、この大きさは操作員の好みに応じて変更すること
が可能である。この角度は、背の低い操作員に対して、
その人の手がトレイに容易に届く高さを与え、且つ、分
類ポケット１６ｆとカバー１８の下の小切手給送領域と
に手を伸ばすことを可能とする。

トレイの架台２０は、丁番２８とブラケット２９とによ
ってフレームに固着されている。ブラケット２９の下方
からトレイの架台２０を支持するために、第１の部材３
４ａと、スロット３４ｃを持つ第２の部材３４ｂとを含
む位置決め用組立体３４で構成された支持体が設けられ
ている。把手３６は、第１の部材３４ａｔ−回転するた
めに、第１の部材に固着されている。

ブラケット２９はドキュメント分類装置１０のフレーム
にねじ止めされた鋼板（図示せず）で作られており、ト
レイの架台２０を支持している。

第１の部材３４ａと第２の部材３４ｂを拡大した第３区
に示されているように、２つの部材は相互に協働する関
係にある。第２の部材のスロット３４ｃは「ドッグ・レ
ッグ」部分３４ｄを含んでいる。第１の部材３４ａは、
スロット３４ｂに嵌め込まれた突出ピン３４ｅが備えら
れており、第２図に示されているように、トレイを最大
限まで突き出して、最大限高い位置に保持する。

第２図に示した矢印の方向、即ち後方向にハンドルを移
動することによって、トレイの架台２０は第４図の実線
で示された下方の位置、即ち内側の位置に移動すること
ができる。第４図において、第２図のトレイの架台の位
置は破線で示されている。第４図におけるトレイの架台
２０は、垂直面に対してθ′の角度、即ち約２０度の角
度を持っているう第１の部材３４ａは第２の部材３４ｂ
にほぼ重なっており、ピン３４ｅはスロット３４ｃの最
後端部の位置にある。また、ハシドル３６は、第４図に
示したハンドルの降下位置から、第２図に示した上昇位
置、即ち外側に張り出した位置へ、トレイの架台２０の
底辺縁を持ち、ヒげるのにも使用される。勿論、本発明
の技術思想の範囲を逸脱することなく、図示の実施例に
種々の変更を行なうことができる０例えば、トレイは、
端部、即ち自由端の方への押し付けＣ応答して移動、即
ち回転可能なピストンによって装着し、移動可能に定位
置に固定することができる。必要に応じて、スロット、
またはデイテントを変更することによって、複数の位置
に定置することも可能である。また、本発明の成る特徴
を用いないで他の特徴だけを用いることができる。例え
ば、架台床部を傾斜させることによって、小切手を揃え
ることができるから、取外し可能な小切手トレイは好ま
しい特徴であるけれども、本発明の必須の要件ではない
。

従って、本発明は上述の実施例によって限定されるもの
ではない。

Ｅ１発明の効果 従来のドキュメント処理装置に比へて、本発明のドキュ
メント処理装置は操作員の身長の相違に順応して装置の
操作性と装置の使用感を改善する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したドキュメント分類装置の斜視
図、第２図は第１図のＩＩ　−ＩＩ線に沿って切断して
図示の矢印の方向から見た第１図の装置の断面図、第８
図は第２図の一部を拡大して示す図、第４図は第２図と
同じドキュメント分類装置の斜視図であって、ドキュメ
ントの貯蔵トレイの架台の位置が異なった位置にあるこ
とを示す区である。 １０・・・・ドキュメント分類装置、１２・・・・給送
機構、１４・・・・入口ピン、１６ａ乃至１６ｆ・・・
・分類ポケット、１９・・・・ドキュメント分類装置の
フレーム、２０・・・・貯蔵トレイの架台、２３ｆ・・
・・垂直壁、２４ｆ・・・・床部、２５ａ・・・・貯蔵
トレイ、２８・・・・丁番、２９・・・・ブラケット、
３４・・・・位置決め用組立体。 出　願　人　　インターナショナル・ビジネス・マシー
ンズ・コーポレーション 復代理人　　弁理士　　澤　　１）　俊　　夫＼ ”コ 第１図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレームと、 ドキュメント上の標識を読み取ることによつて、ドキュ
   メントの入口ホッパから分類ポケットの選択された１つ
   のポケット内にドキュメントを移動するための上記フレ
   ームに設けられた複数個の分類ポケットと、 上記フレームの一端に設けられた丁番手段により装着さ
   れ、且つ複数個の貯蔵ピンを含む架台とからなり、 上記フレームに設けられた丁番手段は、上記フレームに
   対して大きな角度を持つ第１の位置と、上記フレームに
   対して小さな角度を持つ第２の位置との間で、架台を移
   動可能にすることを特徴とするドキュメント分類装置。
2. （２）ドキュメント分類装置のフレームに沿つて水平に
   配置された複数個の分類ポケットを含む上記フレームに
   装着するための架台において、 複数個のドキュメント受け取り開口を形成する複数個の
   水平分割手段と、上記開口の各々は、上記分類ポケット
   の内の１つのポケットに関連付けられていることと、 上記開口の各々が分類ポケットの対応するポケットと整
   列するように、ドキュメント分類装置のフレームに対し
   て架台を固定的に結合する手段とからなるドキュメント
   分類装置の架台。
3. （３）上記架台及び上記フレームを固定的に連結するた
   めの手段は架台を回転可能にする丁番手段を含むことを
   特徴とする請求項（２）に記載の架台。
4. （４）上記架台及び上記フレームを固定的に連結するた
   めの上記手段は上記フレームに対して２つの位置を決め
   るための手段を含むことを特徴とする請求項（３）に記
   載のドキュメント分類装置の架台。
5. （５）移動可能に結合された架台を有するドキュメント
   処理装置によつてドキュメントを分類する方法において
   、 上記ドキュメント処理装置に対して第１の位置に架台を
   位置付けることと、 上記ドキュメント処理装置を動作することと、上記ドキ
   ュメント処理装置に架台を結合させたまま、上記ドキュ
   メント処理装置にアクセス可能にするために、異なつた
   第２の位置に上記架台を移動することと を含むドキュメントを分類する方法。