JPH032728Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032728Y2 JPH032728Y2 JP1985175586U JP17558685U JPH032728Y2 JP H032728 Y2 JPH032728 Y2 JP H032728Y2 JP 1985175586 U JP1985175586 U JP 1985175586U JP 17558685 U JP17558685 U JP 17558685U JP H032728 Y2 JPH032728 Y2 JP H032728Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- shaft body
- wood
- thread
- tip
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 23
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 8
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 229920002522 Wood fibre Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002025 wood fiber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、建築用、木工用に使用するネジに関
するものである。
するものである。
従来、建築或いは木工に使用されるネジとして
は、第4図に示すように、先端部を尖らせた軸体
Aの外周にネジ山aを螺旋状に形成し、頭部bに
はドライバーの先端を嵌めるマイナス或いはプラ
ス溝を設けたものが一般的である。
は、第4図に示すように、先端部を尖らせた軸体
Aの外周にネジ山aを螺旋状に形成し、頭部bに
はドライバーの先端を嵌めるマイナス或いはプラ
ス溝を設けたものが一般的である。
また、第5図に示すように、軸体Aにネジ山a
を形成し、頭部bにドライバー溝を設けることは
前記ネジと同様であるが、軸体Aの先端部に鉄工
用キリと同様の切断刃Bを形成したものも提供さ
れている。
を形成し、頭部bにドライバー溝を設けることは
前記ネジと同様であるが、軸体Aの先端部に鉄工
用キリと同様の切断刃Bを形成したものも提供さ
れている。
上記する従来のネジの内、第4図のネジは、先
端部が尖りしかもネジ山が先端から設けてあるの
で、先端を木材にあてがつて回すとすぐに螺挿可
能な利点を有している。しかし、ネジ山は木材の
繊維を切ることがなく、木材を押し広げながらネ
ジ込まれるため、木材が薄い場合には割れやすい
欠点を有している。
端部が尖りしかもネジ山が先端から設けてあるの
で、先端を木材にあてがつて回すとすぐに螺挿可
能な利点を有している。しかし、ネジ山は木材の
繊維を切ることがなく、木材を押し広げながらネ
ジ込まれるため、木材が薄い場合には割れやすい
欠点を有している。
また、第5図のネジは、先端部の切断刃が木材
の繊維を切りつつネジ山が螺挿するため、木材が
割れにくい利点を有している。しかし、硬い木材
の場合には、切断刃が木材内に入りにくく、無理
に切断刃を木材に入れてネジ山が食いついたとし
ても、その後はネジ山の入りによる回転でしか切
ることができず、従つて切れが悪く、木材の抵抗
が大きい欠点を有している。
の繊維を切りつつネジ山が螺挿するため、木材が
割れにくい利点を有している。しかし、硬い木材
の場合には、切断刃が木材内に入りにくく、無理
に切断刃を木材に入れてネジ山が食いついたとし
ても、その後はネジ山の入りによる回転でしか切
ることができず、従つて切れが悪く、木材の抵抗
が大きい欠点を有している。
本考案は、上記する従来のネジの種々の問題点
に鑑み、木材に食い込みやすく、しかもネジを螺
挿中に木材繊維を切断するために割れを生じない
ネジを提供することを目的とする。
に鑑み、木材に食い込みやすく、しかもネジを螺
挿中に木材繊維を切断するために割れを生じない
ネジを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本考案は、先端を尖
らせた軸体の外周にネジ山を形成し、頭部にドラ
イバー溝を形成したネジにおいて、軸体2先端部
のネジ山3を上下に分離し、この分離したネジ山
3間に、軸体2の長さ方向にそつて長形であると
ともに軸体2の中心線に対して螺挿方向に傾斜
し、かつ螺挿方向側に湾曲した複数のドリル刃5
を軸体2の外周に螺旋状に段差を設けて突設した
ことを特徴としている。
らせた軸体の外周にネジ山を形成し、頭部にドラ
イバー溝を形成したネジにおいて、軸体2先端部
のネジ山3を上下に分離し、この分離したネジ山
3間に、軸体2の長さ方向にそつて長形であると
ともに軸体2の中心線に対して螺挿方向に傾斜
し、かつ螺挿方向側に湾曲した複数のドリル刃5
を軸体2の外周に螺旋状に段差を設けて突設した
ことを特徴としている。
以下、図面に従つて、本考案の一実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第3図において符号1は本考案に
係るネジ全体を示す。このネジ1は、先端部を尖
らせた金属製軸体2の外周に、ネジ山3を螺旋状
に形成し、頭部4にはドライバー溝を設けたこと
は従来のねじと同様である。
係るネジ全体を示す。このネジ1は、先端部を尖
らせた金属製軸体2の外周に、ネジ山3を螺旋状
に形成し、頭部4にはドライバー溝を設けたこと
は従来のねじと同様である。
本考案においては、ネジ1の先端部において、
ネジ山3を上下に分離し、このネジ山3の分離間
隔内に複数のドリル刃5を突設したことを特徴と
している。
ネジ山3を上下に分離し、このネジ山3の分離間
隔内に複数のドリル刃5を突設したことを特徴と
している。
軸体2の長さ方向にそつて長形な各ドリル刃5
は、軸体2の中心線に対して螺挿方向に傾斜する
とともに螺挿方向側に湾曲した形状を有し、複数
のドリル刃5は、軸体2の外周に螺旋状に段差を
設けて配置してある。
は、軸体2の中心線に対して螺挿方向に傾斜する
とともに螺挿方向側に湾曲した形状を有し、複数
のドリル刃5は、軸体2の外周に螺旋状に段差を
設けて配置してある。
各ドリル刃5は個々に独立した存在であるが、
最上部に位置するドリル刃5と、その上部に有る
ネジ山3とは接続して一体に連続するうにしても
よい。また、ドリル刃5の突出高さは、上方の直
線状軸体2外周のネジ山3よりも低くなつてい
る。
最上部に位置するドリル刃5と、その上部に有る
ネジ山3とは接続して一体に連続するうにしても
よい。また、ドリル刃5の突出高さは、上方の直
線状軸体2外周のネジ山3よりも低くなつてい
る。
本考案ネジは上記の構成であり、従来のネジと
同様にしてドライバーによりネジを回転させ、先
端のネジ山3を木材に螺挿すれば、ネジ山3は木
材に食い込み、次にドリル刃5が木材の繊維を切
断しつつ進入し、更に上方のネジ山3が木材内に
螺挿されることになる。
同様にしてドライバーによりネジを回転させ、先
端のネジ山3を木材に螺挿すれば、ネジ山3は木
材に食い込み、次にドリル刃5が木材の繊維を切
断しつつ進入し、更に上方のネジ山3が木材内に
螺挿されることになる。
上記する本考案によれば、軸体2先端部のネジ
山3を分離して間隔を設け、この間隔内にドリル
刃5を突設したので、先端のネジ山3が木材に食
い込んで最初の入りは良好である。
山3を分離して間隔を設け、この間隔内にドリル
刃5を突設したので、先端のネジ山3が木材に食
い込んで最初の入りは良好である。
ドリル刃5は、軸体2の長さ方向にそつて長形
であるとともに螺挿方向にそつて傾斜し、かつ螺
挿方向側に湾曲しているので、先端のネジ山3に
続いて木材の繊維を切断しつつ進入するので、木
材は割れを生ずることがなく、上方のネジ山3は
容易に螺挿されることになる。特に、ドリル刃5
の突出高さは、それよりも後方、即ち、直線状軸
体2外周のネジ山3よりも低くなつているので、
ドリル刃5が木材の繊維を切断し、ネジ山3の螺
挿が容易であるとしても、木材との連結は強固な
ものである。
であるとともに螺挿方向にそつて傾斜し、かつ螺
挿方向側に湾曲しているので、先端のネジ山3に
続いて木材の繊維を切断しつつ進入するので、木
材は割れを生ずることがなく、上方のネジ山3は
容易に螺挿されることになる。特に、ドリル刃5
の突出高さは、それよりも後方、即ち、直線状軸
体2外周のネジ山3よりも低くなつているので、
ドリル刃5が木材の繊維を切断し、ネジ山3の螺
挿が容易であるとしても、木材との連結は強固な
ものである。
しかも、ドリル刃5は軸体2の中心線に対して
傾斜しかつ湾曲しているので、木材の切り屑は湾
曲面に沿つて進入方向に対し後方へ案内され、ド
リル刃5が目ずまりを生ずることがなく、木材の
切断を容易かつ良好に行うことができる。
傾斜しかつ湾曲しているので、木材の切り屑は湾
曲面に沿つて進入方向に対し後方へ案内され、ド
リル刃5が目ずまりを生ずることがなく、木材の
切断を容易かつ良好に行うことができる。
また、各ドリル刃5の内、最上に位置するドリ
ル刃5と上方のネジ山3の下部とを一体に連続さ
せれば、切断作業と上方のネジ山3のネジ込み作
業を連続して円滑に行うことが可能となる。
ル刃5と上方のネジ山3の下部とを一体に連続さ
せれば、切断作業と上方のネジ山3のネジ込み作
業を連続して円滑に行うことが可能となる。
第1図は本考案ネジの一実施例を示す全体の正
面図、第2図は要部の拡大正面図、第3図は第2
図のX−X線断面図、第4図は従来のネジの一例
を示す正面図、第5図は従来のネジの他例を示す
正面図である。 1はネジ、2は軸体、3はネジ山、4は頭部、
5はドリル刃である。
面図、第2図は要部の拡大正面図、第3図は第2
図のX−X線断面図、第4図は従来のネジの一例
を示す正面図、第5図は従来のネジの他例を示す
正面図である。 1はネジ、2は軸体、3はネジ山、4は頭部、
5はドリル刃である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端を尖らせた軸体の外周にネジ山を形成し、
頭部にドライバー溝を形成したネジにおいて、 軸体2先端部のネジ山3を上下に分離し、この
分離したネジ山3間に、軸体2の長さ方向にそつ
て長形であるとともに軸体2の中心線に対して螺
挿方向に傾斜し、かつ螺挿方向側に湾曲した複数
のドリル刃5を軸体2の外周に螺旋状に段差を設
けて突設して成ることを特徴とするネジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985175586U JPH032728Y2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985175586U JPH032728Y2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296112U JPS6296112U (ja) | 1987-06-19 |
JPH032728Y2 true JPH032728Y2 (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=31115046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985175586U Expired JPH032728Y2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032728Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH041371Y2 (ja) * | 1987-02-16 | 1992-01-17 | ||
JP2608084B2 (ja) * | 1988-01-18 | 1997-05-07 | 和枝 鈴木 | ペイント除去用タッピンねじおよびその製造方法 |
DE102006034584A1 (de) * | 2006-07-26 | 2008-01-31 | Ejot Gmbh & Co. Kg | Loch- und gewindeformende Schraube |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61197316U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-09 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP1985175586U patent/JPH032728Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6296112U (ja) | 1987-06-19 |
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