JPH0327219Y2 - - Google Patents

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JPH0327219Y2
JPH0327219Y2 JP5831087U JP5831087U JPH0327219Y2 JP H0327219 Y2 JPH0327219 Y2 JP H0327219Y2 JP 5831087 U JP5831087 U JP 5831087U JP 5831087 U JP5831087 U JP 5831087U JP H0327219 Y2 JPH0327219 Y2 JP H0327219Y2
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JP
Japan
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pipe
groove
ventilation port
flange
port member
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JP5831087U
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JPS63165426U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は換気口に取付けられる各種フードやグ
リルその他の部材をパイプへ結合する換気口部材
の取付構造に関するものである。
(従来の技術) 例えば空調用の吸、排気等に用いられるダク
ト、パイプ類の口端には防雨、防虫対策等を施し
たフード、グリル等の各種口端部材が装着される
が、これらの部材はダクト等の開口端に挿込んで
固定される。即ち挿込まれる筒の外周に適当数の
抑えばねを設け、ダクト内壁に圧接させている。
そのためシール機能がなく、外壁継ぎ目の部分に
施されるコーキング剤によりシールされるに過ぎ
ないため、雨水が壁内に伝い入るおそれがある。
(技術的課題) 本考案は前記の点を解決するもので、その目的
はパイプ類の口端への装着がし易く、しかも装着
により夫れ自体がシール機能を発揮する換気口部
材の取付構造を提供することにある。
(技術的手段) 前記目的を達する本考案は、換気口部材1を取
付けるためパイプ2内に嵌挿される基管部3の外
周に円周方向の溝部4を形成し、この溝部4にパ
イプ内面へ圧接する弾力性のある鍔片5を備えた
リテーナリング6を嵌合し、溝部4より外方の基
管部3にコーキング剤7を保持するフランジ8を
突設して成る換気口部材の取付構造である。
(実施例) 図示実施例により説明すると、第1図、第2図
に示す換気口部材1は下向きフード9と基管部3
とから成るもので、基管部3は壁面10に打込ま
れたパイプ2の開口端に嵌挿される。パイプ2は
硬質塩化ビニルパイプのVP管(JIS規格・一般
管)、VU管(同左・薄肉管)等を想定している。
基管部3はパイプ2の内方へ挿込まれる端部外
周を段状に成形した溝部4を有し、外端部にはフ
ード9を取付け、またコーキング剤7を保持し得
るフランジ8を有する。11はフランジ8に隣設
した段部、12はその内方の位置に設けた嵌合
部、13は溝部4との間の小径部、また14は外
方開口部6aに設けた凹段部でステンレス製の防
虫、防塵ネツト15が枠16と共に固定されてい
る。16,17は止めねじを示す。
溝部4へ装着されるリテーナリング6は、溝部
4に嵌りかつ接着剤により固着される断面略台形
の基部と、その前部より斜め前方へ突出する如く
設けられた鍔片5とを備え、ゴムその他弾力性と
耐久性のある材料により形成されている。なお、
コーキング剤7は基管部3をパイプ2へ挿込む際
に塗着される。符号18は防雨、防雪用のがら
り、19は水抜で3箇所設けられている。
第3図、第4図の例は、リテーナリング6と共
にシールリング20を併用したもので、該リング
20は所謂O−リング類が用いられ小径部13に
配置され、特にパイプ2がVU管の場合に適す
る。またフード9は上半部のみ開口して下半部2
1を閉じかつ弧状片22を有する。他の構成は前
記と同様であるから符号を援用し説明を省略す
る。
(考案の作用及び効果) 上記の構成を有する本考案は壁面10に打込ま
れたパイプ2の外部開口に施工する。リテーナリ
ング6を溝部4に固着した基管部3は、コーキン
グ剤7を塗着しながらパイプ2の開口内に嵌挿し
て装着するが、その弾力性により鍔片5はパイプ
内面に撓んで密着し、またコーキング剤7はフラ
ンジ背面の段部11から嵌合部12にかけての間
に充填される。
従つて本考案によれば、換気口部材1の取付け
をワンタツチで行なうことができ、かつその取付
けによつて弾力性ある鍔片5とコーキング剤7に
よる2段階のシール効果が発揮されるから特に雨
水が壁を伝つて入り込むことがなく、実用上顕著
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る換気口部材の取付構造を示
すもので第1図は1実施例の断面図、第2図はそ
のフードの斜視図、第3図は他の実施例の断面
図、第4図はそのフードの斜視図である。 1……換気口部材、2……パイプ、3……基管
部、4……溝部、5……鍔片、6……リテーナリ
ング、7……コーキング剤、8……フランジ、9
……フード、10……壁面、20……シールリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気口部材1を取付けるためパイプ2内に嵌挿
    される基管部3の外周に円周方向の溝部4を形成
    し、この溝部4にパイプ内面へ圧接する弾力性の
    ある鍔片5を備えたリテーナリング6を嵌合し、
    溝部4より外方の基管部3にコーキング剤7を保
    持するフランジ8を突設して成る換気口部材の取
    付構造。
JP5831087U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0327219Y2 (ja)

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JP5831087U JPH0327219Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP5831087U JPH0327219Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JPS63165426U JPS63165426U (ja) 1988-10-27
JPH0327219Y2 true JPH0327219Y2 (ja) 1991-06-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4696026B2 (ja) * 2006-06-07 2011-06-08 三菱電機株式会社 換気装置
JP2019174019A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気フード及び換気フードを外壁に固定するのに供するガイド支持体並びに換気フードを外壁に固定する固定方法

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Publication number Publication date
JPS63165426U (ja) 1988-10-27

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