JPH03272120A - 貫通形変流器 - Google Patents
貫通形変流器Info
- Publication number
- JPH03272120A JPH03272120A JP2069836A JP6983690A JPH03272120A JP H03272120 A JPH03272120 A JP H03272120A JP 2069836 A JP2069836 A JP 2069836A JP 6983690 A JP6983690 A JP 6983690A JP H03272120 A JPH03272120 A JP H03272120A
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- JP
- Japan
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- winding
- core
- heat
- iron core
- circumference
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- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 44
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 8
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 12
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 19
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、貫通形変流器に係り、特に、冷却効率の向上
を計るために、巻線の巻回構造に改良を施し、放熱フィ
ンを設けた貫通形変流器に関するものである。
を計るために、巻線の巻回構造に改良を施し、放熱フィ
ンを設けた貫通形変流器に関するものである。
(従来の技術)
従来から用いられている貫通形変流器は、第4図及び第
5図に示す様に構成されている。即ち、リング状に成形
された鉄心1に、絶縁物2と低圧巻線3が交互に巻回さ
れており、これら鉄心1及び低圧巻線3の冷却は巻線の
外側表面からの放熱により行っている。
5図に示す様に構成されている。即ち、リング状に成形
された鉄心1に、絶縁物2と低圧巻線3が交互に巻回さ
れており、これら鉄心1及び低圧巻線3の冷却は巻線の
外側表面からの放熱により行っている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の様に構成された貫通形変流器には
、以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、低
圧巻線3と絶縁物2が交互に何層にも巻かれているため
、巻線内部の熱伝導が非常に悪くなり、巻線の外部に熱
が放出されないため、鉄心1付近の温度上昇がかなり大
きくなってしまうといった欠点があった。
、以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、低
圧巻線3と絶縁物2が交互に何層にも巻かれているため
、巻線内部の熱伝導が非常に悪くなり、巻線の外部に熱
が放出されないため、鉄心1付近の温度上昇がかなり大
きくなってしまうといった欠点があった。
また、この様な欠点を解決するために、巻線を構成する
素線を太くし、発熱密度を下げることが考えられるが、
この場合、巻線部分の厚さが厚くなるため、貫通形変流
器全体が大形化してしまうという欠点があった。
素線を太くし、発熱密度を下げることが考えられるが、
この場合、巻線部分の厚さが厚くなるため、貫通形変流
器全体が大形化してしまうという欠点があった。
本発明は、以上の欠点を解消するために提案されたもの
で、その目的は、優れた冷却性能を有する、小形の貫通
形変流器を提供することにある。
で、その目的は、優れた冷却性能を有する、小形の貫通
形変流器を提供することにある。
[発明の構成〕
(課題を解決するための手段)
本発明は、リング状の鉄心とその磁路に沿って巻回され
た低圧巻線及び絶縁物から成る貫通形変流器において、
前記鉄心の円周上の一部に巻線の非巻回部を形成し、そ
の部分に放熱フィンを配設したことを特徴とするもので
ある。
た低圧巻線及び絶縁物から成る貫通形変流器において、
前記鉄心の円周上の一部に巻線の非巻回部を形成し、そ
の部分に放熱フィンを配設したことを特徴とするもので
ある。
(作用)
本発明の貫通形変流器によれば、鉄心の円周上に設けた
放熱フィンによって、鉄心の温度を下げることができ、
また、低圧巻線を鉄心と巻線の外側表面の両方から冷却
することができるので、冷却効率を大幅に向上すること
ができる。さらに、巻線の素線を細くすることができる
ので、巻線部分の厚さも縮小でき、貫通形変流器全体の
小形化が可能となる。
放熱フィンによって、鉄心の温度を下げることができ、
また、低圧巻線を鉄心と巻線の外側表面の両方から冷却
することができるので、冷却効率を大幅に向上すること
ができる。さらに、巻線の素線を細くすることができる
ので、巻線部分の厚さも縮小でき、貫通形変流器全体の
小形化が可能となる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して
具体的に説明する。なお、第4図及び第5図に示した従
来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明は省略
する。
具体的に説明する。なお、第4図及び第5図に示した従
来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明は省略
する。
本実施例においては、第1図に示した様に、リング状に
成形された鉄心1に、その円周上の一部に巻線の非巻回
部12を形成するように、絶縁物10と低圧巻線11が
周方向に2分割されて交互に巻回されている。ま□た、
前記鉄心の非巻回部12には、放熱フィン13が配設さ
れている。
成形された鉄心1に、その円周上の一部に巻線の非巻回
部12を形成するように、絶縁物10と低圧巻線11が
周方向に2分割されて交互に巻回されている。ま□た、
前記鉄心の非巻回部12には、放熱フィン13が配設さ
れている。
この様な構成を有する本実施例の貫通形変流器において
は、鉄心及び巻線部分に発生した熱は、従来型と同様に
巻線の外側表面に向かって伝導され、巻線の外側表面か
ら外部に放熱される他に、鉄心1を伝わってその円周上
に設けられた放熱フィン13によって外部に放熱される
。
は、鉄心及び巻線部分に発生した熱は、従来型と同様に
巻線の外側表面に向かって伝導され、巻線の外側表面か
ら外部に放熱される他に、鉄心1を伝わってその円周上
に設けられた放熱フィン13によって外部に放熱される
。
ところで、一般に、低圧巻線11から巻線の外側表面に
向かう積層方向の熱伝導率は、およそ0゜1 [W/m
℃Fであるのに対し、鉄心の周方向の熱伝導率はおよそ
20 [W/m℃]であり、鉄心1の方が熱が流れやす
いことがわかる。つまり、低圧巻線11はその外側表面
と内側の鉄心の両面より冷却されることになるため、冷
却効果が大幅に向上される。
向かう積層方向の熱伝導率は、およそ0゜1 [W/m
℃Fであるのに対し、鉄心の周方向の熱伝導率はおよそ
20 [W/m℃]であり、鉄心1の方が熱が流れやす
いことがわかる。つまり、低圧巻線11はその外側表面
と内側の鉄心の両面より冷却されることになるため、冷
却効果が大幅に向上される。
なお、第2図は本実施例の効果を示したものである。即
ち、第2図は第1図に示した貫通形変流器のA−A線上
の温度分布を示したものであるが、従来例では鉄心付近
で温度が最高になるのに対し、本実施例では低圧巻線の
内部で温度が最高になり、そこから鉄心及び巻線の外側
表面に向かって温度が下がる放物線状の温度分布となる
。その上、最高温度も従来に比べ大幅に低下するので、
低圧巻線の素線を細くすることができ、貫通形変流器全
体の小形化が可能となる。
ち、第2図は第1図に示した貫通形変流器のA−A線上
の温度分布を示したものであるが、従来例では鉄心付近
で温度が最高になるのに対し、本実施例では低圧巻線の
内部で温度が最高になり、そこから鉄心及び巻線の外側
表面に向かって温度が下がる放物線状の温度分布となる
。その上、最高温度も従来に比べ大幅に低下するので、
低圧巻線の素線を細くすることができ、貫通形変流器全
体の小形化が可能となる。
この様に、本実施例によれば、鉄心の円周」二の一部に
巻線の非巻回部を形成し、そこに放熱フィンを配設する
ことによって、巻線部分に発生する熱を、その外側表面
と内側の鉄心の両面より冷却することができるので、優
れた冷却効果を得ることができる。また、従来の巻線巻
回部分に放熱フィンを配設するので、貫通形変流器が大
形化することもない。
巻線の非巻回部を形成し、そこに放熱フィンを配設する
ことによって、巻線部分に発生する熱を、その外側表面
と内側の鉄心の両面より冷却することができるので、優
れた冷却効果を得ることができる。また、従来の巻線巻
回部分に放熱フィンを配設するので、貫通形変流器が大
形化することもない。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、第3図に示した様に、放熱フィン13を鉄心1の円
周上に90°おきに配設しても良い。この様に放熱フィ
ン13を数多く配設することにより、鉄心周方向の温度
分布を均一に近付けることができるので、冷却上さらに
好ましい。また、放熱フィンの形状や構成及び配置パタ
ーンは、適宜選択することができる。
く、第3図に示した様に、放熱フィン13を鉄心1の円
周上に90°おきに配設しても良い。この様に放熱フィ
ン13を数多く配設することにより、鉄心周方向の温度
分布を均一に近付けることができるので、冷却上さらに
好ましい。また、放熱フィンの形状や構成及び配置パタ
ーンは、適宜選択することができる。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明によれば、鉄心の円周上の一
部に巻線の非巻回部を形成し、その部分に放熱フィンを
配設することによって、優れた冷却性能を有する、小形
の貫通形変流器を提供することができる。
部に巻線の非巻回部を形成し、その部分に放熱フィンを
配設することによって、優れた冷却性能を有する、小形
の貫通形変流器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の貫通形変流器の一実施例を示す一部断
面図、第2図は第1図のA−A線上の温度分布を示す図
、第3図は本発明の他の実施例を示す平面図、第4図は
従来の貫通形変流器の一例を示す一部断面図、第5図は
第4図のB−B断面図である。 1・・・鉄心、 2・・・絶縁物、 3・・・低圧巻線、 10・・・ 絶縁物、 11・・・低圧巻線、 12・・・非巻回部、 3 ・・・放熱フィン。 第 図 第 図 第 図
面図、第2図は第1図のA−A線上の温度分布を示す図
、第3図は本発明の他の実施例を示す平面図、第4図は
従来の貫通形変流器の一例を示す一部断面図、第5図は
第4図のB−B断面図である。 1・・・鉄心、 2・・・絶縁物、 3・・・低圧巻線、 10・・・ 絶縁物、 11・・・低圧巻線、 12・・・非巻回部、 3 ・・・放熱フィン。 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 リング状の鉄心とその磁路に沿って巻回された低圧巻線
及び絶縁物から成る貫通形変流器において、 前記鉄心の円周上の一部に巻線の非巻回部を形成し、そ
の部分に放熱フィンを配設したことを特徴とする貫通形
変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069836A JPH03272120A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 貫通形変流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069836A JPH03272120A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 貫通形変流器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03272120A true JPH03272120A (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=13414277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2069836A Pending JPH03272120A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 貫通形変流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03272120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016027494A1 (ja) * | 2014-08-20 | 2016-02-25 | 株式会社日立製作所 | 電力用開閉器 |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2069836A patent/JPH03272120A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016027494A1 (ja) * | 2014-08-20 | 2016-02-25 | 株式会社日立製作所 | 電力用開閉器 |
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