JPH0327162A - 弾性たて編物およびその製造方法 - Google Patents
弾性たて編物およびその製造方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に関する。
(「おさ」、「バー」とも言う。以下同様)を備えてい
るたて編機によって編成されたハーフ組織を有するトリ
コント生地である。ジャージーでは、2枚のガイドバー
のうちのフロントバーに供給される糸、たとえばナイロ
ン糸が2−3.1一〇〇編組織で編まれ、バックバーに
供給される糸、たとえばスパンデックス糸が1−0.
1−2の編組織で編まれる。
安定な生地であるが、プレーンな外観を呈していて変化
に乏しく、外観の多様性がなかった。その理由は、フロ
ントバーの糸のみが表面に現れ、この表面に現れた糸が
1〜3針間を縫ってウエール方向(たて方向)に走るか
らである。
問題を解決するために、3枚以上のガイドバーを備えた
たて編機を用いて編まれた弾性たて編物が考えられた。
の糸と、ミドルバー(または第2ガイドバー)の糸とが
編物表面に現れるため、均一な外観品位向上という効果
が期待される。
る弾性たて編物は、上記ジャージーに比べると、目付(
生地重量)が重くなるという問題点を有する。
位を向上させるとともに、上記ジャージーと同等の、目
付およびラン破れに対する安定性を有する弾性たて編物
を提供することを第1の課題とする。さらに、この発明
は、そのような優れた弾性たて編物を製造する方法を提
供することを第2の課題とする。
性たて編物は、2つ以上の編組織を構成する非弾性糸群
および弾性糸群のうちの同種の糸群の2つ以上が、互い
に重複しないように、前記編組織の全ループのうちの一
部のループを構成していることを特徴とする。
かかる弾性たて編物の製造方法は、非弾性糸群および弾
性糸群を、3枚以上のガイドバーを有するたて編機を用
いて編成するにあたり、前記3枚以上のガイドバーのう
ち少なくともフロントバーには非弾性糸を、少なくとも
バックバーには弾性糸をそれぞれ供給し、前記3枚以上
のガイドバ一〇うち少なくとも2枚のガイドバーには同
種の糸により部分糸通しを行い、同部分糸通ししたガイ
ドバーのすべてのアイの位置がガイドバー間で互いに重
複しないように配置するか、または、互いに重複するよ
うに配置することを特徴とする。
弾性繊維糸、ポリエステル弾性繊維糸、ボリアミド弾性
繊維糸などが、それぞれ、単独でまたは2種以上組み合
わせて使用される。また、前記弾性繊維糸と非弾性糸か
らなる複合糸で弾性を保持する糸も、この発明では、弾
性糸に含まれる.このような複合糸としては、たとえば
、弾性繊維糸を芯、非弾性糸を鞘とするコアスパンヤー
ン(略称rCSYJ)、弾性繊維糸を芯糸とし、これに
非弾性糸を1重に巻き付けたシングル力バードヤーン(
略称rscYJ)、弾性繊維糸を芯糸とし、これに非弾
性糸を2重に巻付けたダブルカバードヤーン(略称rD
cYJ ) 、紡糸段階で弾性繊維糸と非弾性繊維糸と
を接合一体化させてなるコンジュゲイトヤーンなどが挙
げられる。
ル糸などの合威非弾性繊維糸(通常の紡糸一延伸糸、高
速紡糸、高強力ナイロン糸などが含まれる)、レーヨン
糸などの再生繊維糸、綿糸、毛糸などの天然非弾性繊維
糸、あるいは、2種の非弾性繊維を混紡してなる混紡糸
などのハードヤーンが用いられる。2種以上の非弾性糸
を組み合わせて使用してもよい。この発明で用いる非弾
性糸は、紡績糸、フィラメント糸のいずれでもよい。ま
た、この発明では、非弾性糸とは、非弾性繊維糸とテク
スチュアードヤーン(たとえば、仮l然り加工糸)とを
組み合わせてなる糸をも含む。
たは弾性糸群同士であればよく、同一素材である必要は
ない。
が互いに異なる2つ以上の編組織を形威していて、交編
されることによりなっている。ここで言うたて糸群とは
、たとえば、同じガイドバ一から供給された糸群を指す
。前記3群以上のたて糸群は、弾性糸のみからなるたて
糸群(以下、「弾性糸群」と言う)と、非弾性糸のみか
らなるたて糸群(以下、「非弾性糸群」と言う)とで構
成されている, 3群以上のたて糸群のうち、同種の少なくとも2群のた
て糸群は、互いに重複しないように、編組織の全ループ
のうちの一部のループを構成している。すなわち、弾性
たて編物の編組織の任意の位置のループを見た場合、前
記同種の少なくとも2群のたて糸群のうちのいずれか一
方のみの糸群の糸があるか、あるいは、全くないように
、編成されている。
のたて糸群が部分的に配置されていて、互いに同じ箇所
でループを形成しないようにされていることにより、交
編の利点を維持しつつ、異なるたて糸が、編物の表面お
よび/または裏面で交互に混じり合うことになり、編物
の多様性が高まったり、および/または、外観品位が向
上したリする.しかも、このような弾性たて編物は、フ
ルセントで編まれた同数のたて糸群を有するものに比べ
て、1群のフルセントのたて糸群の分以上の重量が軽減
されうる。
)〜(C)に示すものが挙げられ、3枚または4枚のガ
イドバーを使って編成されたものであっても、2枚のガ
イドバーによりitされた上記従来のジャージーと同程
度の重量で、しかも、多様性および/または外観品位の
向上したものとなる。
つの糸群が2または3つの編組織を形成し、2つの非弾
性糸群が、互いに重複しないように、前記編組織の全ル
ープのうちの一部のループを構成している弾性たて編物
。
糸群が2または3つの編組織を形威し、2つの弾性糸群
が、互いに重複しないように、前記編組織の全ループの
うちの一部のループを構成している弾性たて編物。
糸群が2〜4つの編組織を形威し、2つの非弾性糸群が
、互いに重複しないように、前記編組織の全ループのう
ちの一部のループを構成しているとともに、2つの弾性
糸群が、互いに重複しないように、前記編組織の全ルー
プのうちの一部のループを構成している弾性たて編物.
この発明で使われる編組織は、たとえば、っぎのような
ものが挙げられる。フロートステッチとチェーンステッ
チ(例:2−3.1−0のフロートと、1−0.0−1
のチェーン)、オーブンステッチとクローズドステンチ
(例1−4.1−Oのクローズと、4−3.0−1のオ
ープン)、ニットステンチとレイドインステッチ(例:
4−5.1−0のニットと、0−0.3−3のレイドイ
ン)、シングル二一ドルステッチとダブル二ドルステッ
チ(例:t−o,1−2のシングル二一ドルと、0−2
.4−2のダブルニードル)、レギュラーステッチとア
トラスステッチ(例:4−5.1−0(7)レギュラー
と、O−2.3−4,6−4.3−2)。これらの編組
織を、後述するガイドバ一糸通しと適宜組み合わせて、
同種の糸群の2つ以上が、互いに重複しないように、前
記編組織の全ループのうちの一部のループを構成してい
るようにするのである.残りの非弾性糸群および弾性糸
群の少なくとも一方は、前記編組織の全ループを形威し
ていてもよい。
。生地AおよびCは、3枚のガイドバーのたて編機で編
んだものである。生地Bは、4枚のガイドバーのたて編
機で編んだものである。
るので、従来のジャージーと同様にランの発生しにくい
安定な生地にすることができる。
にかかる製造方法により作られるが、他の方法により作
られてもよい. この発明の製造方法によれば、たて&i機のガイドバー
の枚数は3枚以上であれば、特に限定はなく、適宜設定
することができる。3枚以上のガイドバーのうちの少な
くともバックバーには、弾性糸群を供給し、少なくとも
フロントバーには、非弾性糸群を供給するのである。こ
の発明の製造方法によれば、上記糸群とは、同一のガイ
ドバーから供給される1群のたて糸である.たて糸は、
ガイドバーに取り付けられたアイ (「ガイド」、「ガ
イドアイ」とも言う。以下同様)に糸通しされる.3枚
以上のガイドバーのうちの少なくとも2枚のガイドバー
では、一部のアイに糸通しがなされており(すなわち、
部分糸通しがなされており)、同系通しのなされたアイ
の位置がガイドバー間で重複しないか、または、重複す
るように配置されているのである。このようにして、弾
性糸と非弾性糸とを交編しながら編成することにより、
この発明の弾性たて編物が得られる。
トリコント&1機、ラッシエル[機が挙げられる。
イドバーを備えているたて編機を使用した場合について
説明していくが、これらに限定するものではない. この発明では、弾性糸と非弾性糸とは、たとえば、つぎ
のようにして交編される。3枚のガイドバーを使用する
場合、たとえば、2つの例が挙げられる。その1つの例
は、非弾性糸をフロントバーおよび主ドルバーに、弾性
糸をバックバーにそれぞれ供給し、表面において、フロ
ントバーの糸と主ドルバーの糸とをミックスするという
ものである。もう1つの例は、非弾性糸をフロントバー
に、弾性糸を主ドルバーおよびバックバーにそれぞれ供
給し、裏面において、ミドルバーの糸とバックバーの糸
とをξツクスするというものである.4枚のガイドバー
を使用する場合、たとえば、非弾性糸をフロントバー(
第1ガイドバー)および第2ガイドバー(中間の2枚の
ガイドバーのうちのフロント側のもの)に、弾性糸を第
3ガイドバー(中間の2枚のガイドバーのうちのバンク
側のもの)およびバックバー(第4ガイドバー)にそれ
ぞれ供給し、表面においてフロントバーの糸と第2ガイ
ドバーの糸とをミックスするとともに、裏面におい1て
第3ガイドバーの糸とバツクバーの糸とをえツクスする
のである。この発明では、上記のように、異なるガイド
バーから供給されるたて糸をξフクスして、生地の外観
品位および/または新しい美観、ならびに、特性を加え
ているこの発明によれば、スタイルとデザインを豊富に
すること、および/または、表面に変化を持たせた外観
品位の良好な生地を作ること、を経済的に行う方法が提
供される。
ントバーとミドルバーとを(または、フロントバーと第
2ガイドバーとを)部分的な糸通しとした場合、フロン
トバーの糸とミドルバーの糸(フロントバーの糸と第2
ガイドバーの糸)とが生地表面で交編され、より外観品
位の良い生地を提供することができる。また、この発明
によれば、フロントバー(第1ガイドバー)とミドルバ
ー(第2ガイドバー)に、異なる糸を部分的に糸通しし
て編むときには、生地に新しいスタイルとデザインが創
り出される。
。異なる色の糸、ナイロン糸とポリエステル糸(デュポ
ン社の「データロンコなど)、ハードヤーンとテクスチ
ャードヤーン、細デニール糸と太デニール糸など。
イロン/「ライクラ」 (デュポン社製のスパンデック
ス糸)交編編物と同じように編成仕上加工できる。
て編物を得るためのガイドバ一糸通しは、たとえば、第
1図に示される。
(図中、○で示す。以下同様)に糸通し(図中、左下が
りの斜線で示す.以下同様)されたフルセント、ミドル
バーM.B.とフロントバーF.B.が同じ位置でしか
も1つおきに部分糸通し(このような部分糸通しを以下
では、「インターロックタイプの糸通し」と言う)とさ
れている例である。第1図(a)に示す糸通しで、たと
えば、第1表の生地Aの編組織で編成を行うことにより
、請求項2の発明にかかる弾性たて編物が得られる。
り、フロントバーF.B.と第2ガイドパーM..Bと
がインターロックタイプの糸通しとされており、かつ、
第3ガイドバーMx.B.とバックパーB.B.とがイ
ンター口ソクタイプの糸通しとされている例である。こ
の例では、フロントバーF,B.・第2ガイドバーM.
.B. と、第3ガイドパーMg.B.バックパーB
.B.とは、互いに1つずつずれた位置でしかも1つお
きに部分糸通し(このような部分糸通しを以下では、「
リブタイプの糸通し」と言う)とされている。第1図(
blに示す糸通しで、たとえば、第1表の生地Bの編組
織で&i戒を行うことにより、請求項4の発明にかかる
弾性たて編物が得られる. 第1図(Clは、フロントバーF.B.が、すべてのア
イに糸通しのされたフルセット、ミドルパーM.B,と
バックパーB,B.が、一リブタイプの糸通しとされて
いる例である。第1図(C)に示す糸通しで、たとえば
、第1表の生地Cの編組織で編成を行うことにより、請
求項3の発明にかかる弾性たて編物が得られる。
を表す。同編組織と、2以上のどのガイドバーを部分糸
通しとするか、部分糸通しの位置をどのように配置する
か、とを適宜組み合わせる.このようにして、3群以上
のたて糸群のうち、同種の少なくとも2群のたて糸群は
、互いに重複しないように、編組織の全ループのうちの
一部のループを構成するのである。すなわち、弾性たて
編物の編組織の任意の位置のループを見た場合、前記同
種の少なくとも2群のたて糸群のうちのいずれか一方の
みの糸群の糸があるようにする。
の糸群がガイドバー間で同一ループを形威しないように
&I戒すると、編組織が3以上になり、多様化や外観品
位の向上により好ましい。
ガイドバーを合わせると、フルセットになっているが、
この発明では、このようなものに限定されず、部分糸通
しの2枚のガイドバーを合わせてもフルセントにならな
い場合も可能である。たとえば、ミドルバーM.B.が
1つお゜きのアイに糸通しされていて、フロントバーF
.B.がミドルパーM.B.の糸通し位置と1つずれた
位置のアイに、lつおき3つおきの順で部分糸通しされ
ていてもよい.また、この発明では、部分糸通しの2枚
以上のガイドバーのうちのいずれかがオーバーラップを
行わない場合も可能である。したがって、この発明では
、「ループ」とは、「シンカーループ」および「二一ド
ルループ」を指すだけではな《、いわゆる「挿入」と称
される組織の「スイングイン」および「スイングアウト
」の箇所をも含む。
の編組織(たて編み組!!!)を構成していることによ
り、異なった生地特性が加えられ、新しい外観や触感が
つくり出されることにより多様化できる。前記3群以上
の糸群のうちの同種の2つ以上の糸群は、互いに重複し
ないように、前記編組織の全ループのうちの一部のルー
プを構成していることにより、前記多様化がより高まっ
たり、外観品位がより向上したりする。しかも、すべて
の糸群が編組織の全ループを構成する場合(すべての糸
群がフルセントで各々の糸群が全ループを構或する場合
)に比べて、生地の仕上がり重量が、1つの糸群の重量
分以上に軽くなる。
するガイドバーとを合計3枚以上準備して、弾性糸と非
弾性糸とを編成することにより、3群以上の糸群が2つ
以上の編組織を形威している弾性たて編物が得られる.
しかも、前記3枚以上のガイドバーのうち少なくとも2
枚のガイドバーでは、各ガイドバーの一部のアイに糸通
しがなされている(部分糸通しされている〉とともに、
同系通しのなされたアイの位置が、ガイドバー間で完全
に重複するか、または、全く重複しないように配置され
ているようにして編成を行うことにより、同種の糸群の
2つ以上が、互いに重複しないように、前記編組織の全
ループのうちの一部のループを構成するように編成する
ことができる.〔実 施 例〕 以下に、この発明のより具体的な実施例および比較例を
示すが、この発明は下記の実施例に限定されるものでは
ない。たとえば、トップワープの分割された糸群のラン
ナーが異なる場合には、それぞれ個々のワープを用かる
方が好ましいので、3ビーム−3枚ガイドバーのトリコ
ントたて編機などを用いることができる。
たて編みを行い、生地番号6047−25A(実施例1
)、25B(実施例2)、25C(比較例)および25
D(実施例3)の4種の弾性たて編物を作った。ここで
用いたトリコントたて&Itaは、2ビーム−3枚ガイ
ドバーのものである。第7図にみるように、トソプヮー
ブTWは分割されて、その第1アイから順に奇数番目の
エンドがフロントバーF.B.に糸通しされ、偶数番目
のエンドが宝ドルバーM.B.に糸通しされ、ボトムヮ
ープBWはバックパーB.B.に糸通しされる。
とを、「エンドアウト」とは糸通ししていないことをそ
れぞれ示す.たとえば、「1エンドイン1エンドアウト
」とは、あるガイドバーのアイのうち、第1アイから順
に奇数番目のアイに糸通しを行い、偶数番目のアイに糸
通しを行わないことを意味する.また、クオリティーは
、1ラック<=ta機上での480コース)あたりの生
地の長さ〔インチ〕であり、ランナーは、1ラックの!
Wt&に際して使用された各糸の長さ〔インチ〕であり
、テンシッンは、「ライクラ」スパンデックス糸3本あ
たりのダラム数で測定されており、ゲージは、二一ドル
バーでのインチ(−2.54cm)あたりの編針の数で
ある. 第2図(alは、実施例lの生地の編組織を表す。
実施例3の生地の編組織を表す。これらの生地は、これ
らの図にみるように、フロントバーF.B.から供給さ
れた糸lと尖ドルバーM.B.から供給された糸2とが
、互いに同じ位置でループを作らないようにして、編組
織の全ループLのうちの一部のループLを構成している
。バンクパーB.B.から供給された糸3は、全ループ
Lを構成している.このため、これらの生地は、外観の
多様化および外観品位の良好なものとなる. 第2図山》は、実施例1の生地の編組織と全く同じであ
りながら、あるループL+ は、バックパーB.B.か
ら供給された糸3だけで構成されており、別のあるルー
プL.は、バックパーB.B.、ミドルバーM.B.お
よびフロントバーF.B.からそれぞれ供給された糸3
、2およびlの全部から構成されている。このため、こ
の生地は、実施例1〜3のものとは異なって、貧弱でラ
ンの発生しやすいものとなっている。
図にみるように、フロントバーF.B.から供給された
糸1とバンクパーB.B.から供給された糸3とが、そ
れぞれ、編組織の全ループLをtitsしている.この
ため、外観はフラットでスムースであり、外観品位の多
様化は不可能である.なお、第6図(al〜(d)に、
実施例1〜3および比較例の個々の糸の編組織を示した
. 第1〜5図中、○はアイを示す. 実施例1〜3および比較例で得られた各弾性たて編物の
生機生地および沸騰水処理生地の特性を第3表に示した
.前記特性は、重量(日付)、密度、ハンドストレッチ
、厚み、バルクおよび幅である. 生機(「グレー」とも言う〉とは、編機から取り出した
ばかりの未処理生地である。販売前に、生機生地は、精
練、染色、ヒートセットなどの通常の処理を受け、仕上
げ生地となる。
ス数(C)である。
率を、もとの長さに対する百分率で示した。
ppany, NJ.)のカストマー・サイエンティフ
ィック・インストルーメンツ社(Customer S
cientific Instruments+ In
c.)から入手できる装置を用い、ASTM D17
77−64にしたがって測定し、インチで表示した. バルク(比重)は、公式: により計算した。
について、つぎの染色仕上げを行った.染色止上せ +a) [地を、7%送り込み、7%の幅出しにより
、375゜F,50秒間の条件により、スチームセット
した。
側(表側)を中にして縫い合わせ、染色準備を行った. (C) 染色準備を行った編地を、110″Fに昇温
した1.5g/l「マーボールLFHJ (Merp
ol LFH)の染色処理液に浸した。この処理液を3
″F/分の速度で昇温しで180”Fにし、この温度で
、ピロリン酸4ナトリウムを1.5g/lの濃度となる
ように加えて30分間、編地を処理した。処理後、17
0″Fまで冷却し、水洗を行った。
で「アンモニクス(Ammonyx) 4 B Jを
1.0g/j!の濃度で、および、硫酸アンモニウムを
1.0g/lの濃度で含む90′Fの処理液に編地を浸
し、水酸化アンモニウムで処理液のp++を8.5〜9
.0に調節して、10分間処理した.その後、酸性染料
を添加して編地を5分間処理してから、2″F/分の速
度で昇温しで190Tにして30分間処理した。次に、
処理液を170’Fに冷却して、Ckイグゾーストを行
い、pHを5.5に調節し、190Tで30分間以上水
洗した。
(Erional) R NまたはPAJを添加して、
3T/分の速度で昇温しで180’Fにし、酢酸を1.
0g/1の濃度となるように添加した。さらに、硫酸ナ
トリウム(グローバー塩)を5.0g/lの濃度となる
ように添加し、編地を30分間処理した後、水洗した. (d) 編地を遠心脱水した。
り幅−5%送り込みにより乾燥し、セパレートチューブ
で巻き上げた。
.「マーボールLFHJは、デュポン社製の非イオン性
低起泡性界面活性剤(組戒:ポリエーテル)、「アンモ
ニクス4BJは、リンドール・ケム社(Lyndal
CheIl. Co.)製のカチオン型ナイロン/スパ
ンデックス均染剤(組戒:第4級アンモニウム塩)、「
エリオナールRNまたはPA」は、チバ・ガイギー社製
のアニオン型染料固着剤(組成:芳香族スルフォン酸縮
合体)である第4表に上記のようにして染色仕上げを行
った生地の特性を示した. 前記特性は、重量(日付)、色、幅、密度、厚み、バル
ク、ハンドストレッチ、静的伸長試験、空気透過量、抗
ピル性およびパワーである.密度、厚み、バルクおよび
ハンドストレッチは、上述のやり方に従って調べた。
ジャージー州カー二一(Kearny+ NJ.)のカ
ストマー・サイエンティフインク・インストルーメンツ
社(Customer Scientific Ins
trusents+Co.)から入手できる、モデルC
5138の静的伸長試験機を用いて測定した。テストス
トレッチは、生地の幅1インチあたり2ボンドの負荷を
かけているときの長さの、もとの長さに対する百分率で
ある。グロースは、もとの長さの180%で2時間保持
し、これを解除してから1分後およびl時間後の長さを
、もとの長さに対する%で示した(第4表には、1時間
後の長さの%のみを示した). 空気透過量は、生地の両面で異なった圧力下にしたとき
に1分間に生地を通り抜ける空気の量〔立方フィート〕
を生地の単位面積〔平方フィート〕あたりで示した。A
STM法 D737−75により測定した. 抗ビル性は、ランダム・タンブル法により測定した(A
STM D3512−76参照)。
って測定される.伸長引張試験機で12ポンドの負荷を
かけて、3インチ幅の生地が一定比率で引っ張られた。
〔ボンド/生池の平方インチ〕である. 生地6047−25Gは、ジャージー・トリコット・コ
ントロール生地であり、スムーズでフラットな表面を呈
した。生地6047−25A、25Bおよび25Dは、
この発明にかかる弾性たて編物であり、ジャージーに比
較し、外観の異なる品位の良好なものが得られた. 第2〜4表にみるように、比較例のスムースでフラット
な生地と異なり、実施例1 (6047−25A)は
、たて方向のウェールの明確に出る編物であり、実施例
2 (6047−25B)は表面がパイル調の編物であ
り、実施例3 (6047−25D)は目のつんだタテ
ストライブ調の編物であった。しかも、実施例l〜3の
各編物は、比較例の編物とほぼ同じ重量(目付)であっ
た。
以上の編組織を構成する非弾性糸群および弾性糸群のう
ちの同種の糸群の2つ以上が、互いに重複しないように
、前記編組織の全ループのうちの一部のループを構成し
ている。このため、この発明によれば、2枚のガイドバ
ーで&[或した、弾性糸と非弾性糸からなるジャージー
と同等の目付でかつ表面外観の多様化および外観品位の
良好な編物を得ることができる。
うに、非弾性糸群および弾性糸群を、3枚以上のガイド
バーを有するたて編機を用いて編成するにあたり、前記
3枚以上のガイドバーのうち少なくともフロントバーに
は非弾性糸を、少なくともバックバーには弾性糸をそれ
ぞれ供給し、前記3枚以上のガイドバーのうち少なくと
も2枚のガイドバーには同種の糸により部分糸通しを行
い、同部分糸通ししたガイドバーのすべてのアイの位置
がガイドバー間で互いに重複しないように配置するか、
または、互いに重複するように配置することを特徴とす
る。この発明によれば、上記のような優れた特性を有す
る弾性たて編物を作ることができる。
説明図、第2図(a)は実施例1の弾性たて編物の編組
織図、第2図山》は実施例1の対比例の編組織図、第3
図は実施例2の弾性たて編物の編組織図、第4図は実施
例3の弾性たて編物の編組織図、第5図は比較例の弾性
たて編物の編組織図、第6図(al〜(dlは個々の糸
の編組織図、第7図は実施例で用いたたて編機の供糸ワ
ープを概略的に示す説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非弾性糸群および弾性糸群が2つ以上の編組織を構
成する弾性たて編物であって、前記非弾性糸群および弾
性糸群のうちの同種の糸群の2つ以上が、互いに重複し
ないように、前記編組織の全ループのうちの一部のルー
プを構成していることを特徴とする弾性たて編物。 2 2つの非弾性糸群および1つの弾性糸群が2つまた
は3つの編組織を構成する弾性たて編物であって、前記
2つの非弾性糸群が、互いに重複しないように、前記編
組織の全ループのうちの一部のループを構成しているこ
とを特徴とする弾性たて編物。 3 1つの非弾性糸群および2つの弾性糸群が2つまた
は3つの編組織を構成する弾性たて編物であって、前記
2つの弾性糸群が、互いに重複しないように、前記編組
織の全ループのうちの一部のループを構成していること
を特徴とする弾性たて編物。 4 2つの非弾性糸群および2つの弾性糸群が2つない
し4つの編組織を構成する弾性たて編物であって、前記
2つの非弾性糸群が、互いに重複しないように、前記編
組織の全ループのうちの一部のループを構成していると
ともに、前記2つの弾性糸群が、互いに重複しないよう
に、前記編組織の全ループのうちの一部のループを構成
していることを特徴とする弾性たて編物。 5 非弾性糸群および弾性糸群を、3枚以上のガイドバ
ーを有するたて編機を用いて編成する弾性たて編物の製
造方法であって、前記3枚以上のガイドバーのうち少な
くともフロントバーには非弾性糸を、少なくともバック
バーには弾性糸をそれぞれ供給し、前記3枚以上のガイ
ドバーのうち少なくとも2枚のガイドバーには同種の糸
により部分糸通しを行い、同部分糸通ししたガイドバー
のすべてのアイの位置がガイドバー間で互いに重複しな
いように配置するか、または、互いに重複するように配
置することを特徴とする弾性たて編物の製造方法。 6 非弾性糸群および弾性糸群を、3枚のガイドバーを
有するたて編機を用いて編成する弾性たて編物の製造方
法であって、前記3枚のガイドバーのうちフロントバー
およびミドルバーには非弾性糸を、バックバーには弾性
糸をそれぞれ供給し、前記バックバーには弾性糸群によ
りフルセットの糸通しを行うとともに、前記フロントバ
ーおよびミドルバーには非弾性糸群により部分糸通しを
行い、同部分糸通ししたガイドバーのすべてのアイの位
置がガイドバー間で互いに重複しないように配置するか
、または、互いに重複するように配置することを特徴と
する弾性たて編物の製造方法。 7 非弾性糸群および弾性糸群を、3枚のガイドバーを
有するたて編機を用いて編成する弾性たて編物の製造方
法であって、前記3枚のガイドバーのうちフロントバー
には非弾性糸を、ミドルバーおよびバックバーには弾性
糸をそれぞれ供給し、前記フロントバーには非弾性糸群
によりフルセットの糸通しを行うとともに、前記ミドル
バーおよびバックバーには弾性糸群により部分糸通しを
行い、前記部分糸通ししたガイドバーのすべてのアイの
位置がガイドバー間で互いに重複しないように配置する
か、または、互いに重複するように配置することを特徴
とする弾性たて編物の製造方法。 8 非弾性糸群および弾性糸群を、4枚のガイドバーを
有するたて編機を用いて編成する弾性たて編物の製造方
法であって、前記4枚のガイドバーのうちフロントバー
および第2ガイドバーには非弾性糸を、第3ガイドバー
およびバックバーには弾性糸をそれぞれ供給し、前記フ
ロントバーおよび第2ガイドバーには非弾性糸群により
部分糸通しを行うとともに、前記第3ガイドバーおよび
バックバーには弾性糸群により部分糸通しを行い、前記
部分糸通ししたガイドバーのすべてのアイの位置が、同
種の糸群のガイドバー間で互いに重複しないように配置
するか、または、互いに重複するように配置することを
特徴とする弾性たて編物の製造方法。 9 部分糸通しされた2組のガイドバーから供給される
同種の糸がガイドバー間で同一ループを形成しないよう
に編成する請求項5から8までのいずれかに記載の弾性
たて編物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1161245A JP2898303B2 (ja) | 1989-06-24 | 1989-06-24 | 弾性たて編物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1161245A JP2898303B2 (ja) | 1989-06-24 | 1989-06-24 | 弾性たて編物およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327162A true JPH0327162A (ja) | 1991-02-05 |
JP2898303B2 JP2898303B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=15731411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1161245A Expired - Lifetime JP2898303B2 (ja) | 1989-06-24 | 1989-06-24 | 弾性たて編物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2898303B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103572493A (zh) * | 2012-07-27 | 2014-02-12 | 东莞超盈纺织有限公司 | 用以制造超强抗疲劳弹性织物的方法 |
WO2018221616A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 株式会社ヴィオレッタ | 経編地及び衣類 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522302U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-13 | ||
JPS62191553A (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-21 | ユニチカ株式会社 | 経編編地の編成方法 |
JPS6430390U (ja) * | 1987-08-18 | 1989-02-23 |
-
1989
- 1989-06-24 JP JP1161245A patent/JP2898303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5522302U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-13 | ||
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Cited By (3)
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WO2018221616A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 株式会社ヴィオレッタ | 経編地及び衣類 |
JP2018204128A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 株式会社ヴィオレッタ | 経編地及び衣類 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2898303B2 (ja) | 1999-05-31 |
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