JPH03271053A - 多軸車の2系統式制動装置 - Google Patents

多軸車の2系統式制動装置

Info

Publication number
JPH03271053A
JPH03271053A JP7059690A JP7059690A JPH03271053A JP H03271053 A JPH03271053 A JP H03271053A JP 7059690 A JP7059690 A JP 7059690A JP 7059690 A JP7059690 A JP 7059690A JP H03271053 A JPH03271053 A JP H03271053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid pressure
braking force
braking
brake system
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7059690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kubota
和彦 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP7059690A priority Critical patent/JPH03271053A/ja
Publication of JPH03271053A publication Critical patent/JPH03271053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、3軸以上の車軸を有する多軸車の2系統式制
動装置に係り、特に3軸以上の車軸の少なくとも1軸の
車輪に夫々2個ずつ流体圧シリンダを配設し、該流体圧
シリンダの夫々を異なる系統の制動装置によって作動さ
セることにより一方の系統の制動装置が万一失陥しても
該一方の系統の車輪の制動が完全には失われないように
して所定の制動力を保持することができる多軸車の2系
統式制動装置に関する。
従来の技術 第3図において、従来の多軸車の一例として、3軸車の
2系統式制動装置1は、図示しないエンジンにより駆動
されるニアコンプレッサ2で圧縮した空気をエアタンク
3に蓄積し、該圧縮空気をブレーキパルプ4を介してブ
レーキブースタ5に1共給している。そしてよ亥フ゛レ
ーキフ゛−スタにより更に高圧力の流体圧(油圧)に変
換して各車軸に装着された夫々の車輪6に配設された流
体圧シリンダ8に圧送して一端9aがアンカピン10に
枢着されて該アンカピンを中心として回動自在に装着さ
れた一対のブレーキシュー9の他端9bを互いに離脱す
る方向に回動させて車輪6に制動力を付与するように槽
底されている。
第3図においては、エアパイプ11を2重の細い実線で
、また流体圧配管12を黒の太い実線で示す如く、例え
ば1本の車軸に配設された後輪6aと2本の車軸に配設
された前輪6b及び6Cとは、エアタンク3の下流側に
おいて互いに独立した系統とされており、前輪6b及び
6Cは、1個のブレーキブースタ5から流体圧により制
動力が付与されるようになっている。
上記した如く、従来の制動装置1は、前輪用の第1の系
統の制動装置13と後輪用の第2の系統の制動装置14
とが独立して配設されているので、万一 一方の系統の
制動装置が失陥すると後輪6a又は前輪6b及び6Cの
一方の制動力が完全に失なわれてしまうという不具合が
あった。
また第2の系統の制動装置14が失陥した場合には、前
輪6b及び6Cにのみ通常の制動力の略2/3の大きさ
の制動力が働き、第1の系統の制動装置13が失陥した
場合には、後輪6aにのみ通常の制動力の略1/3の大
きさの制動力が働くので失陥の場所により異なる大きさ
の制動力が働くことになり、未熟な運転者にとっては不
都合な場合があった。
目  的 本発明は、上記した従来技術の問題点を除くためになさ
れたものであって、その目的とするところは、3本以上
の車軸の少なくとも1軸の車輪に夫々2個ずつ流体圧シ
リンダを配設して該流体圧シリンダの夫々に異なる系統
の流体圧配管を接続して夫々異なる系統の制動装置によ
り制動力を付与するようにして、万一 一方の系統の制
動装置が失陥しても該一方の系統の車輪の制動力が完全
に失われないようにして車輛を安全に停止させるだけの
大きさの制動力を確保できるようにすることである。ま
た2系統の制動装置のどちらが失陥しても常に通常の制
動力の約1/2の大きさの制動力が残存して作用するよ
うにすることであり、またこれによって未熟な運転者に
とっても不都合がないようにすることである。
槽底 要するに本発明は、左右に夫々車輪が装着された3軸以
上の車軸を有する車輛の前記夫々の車輪に制動力を付与
する流体圧シリンダが配設された2系統式制動装置にお
いて、前記3軸以上の車軸の少なくとも1軸の車輪に夫
々2個ずつ前記流体圧シリンダを配設すると共に該2個
の流体圧シリンダの一方に第1の系統の制動装置の流体
圧配管を接続し、該流体圧シリンダの他方に第2の系統
の制動装置の流体圧配管を接続して前記2個の流体圧シ
リンダが夫々異なる系統の制動装置により作動するよう
にしたことを特徴とするものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。まず
第1実施例(3軸車)について説明すると、エアパイプ
11を2重の細い実線で、また流体圧配管12を太い実
線で示す第1図において、図示しないエンジンにより駆
動されるニアコンプレッサ2はエアタンク3とエアパイ
プ11で接続され、更に該エアタンクは第1の系統の制
動装置13及び第2の系統の制動装置14の2個のブレ
ーキブースタ5とブレーキバルブ4を介して同じくエア
パイプ11で接続されており、ニアコンプレッサ2で圧
縮された空気をエアタンク3内に蓄積し、ブレーキペダ
ル15が操作されたときその流路を開いて線エアタンク
内の圧縮空気を夫々のブレーキブースタ5に供給するよ
うに槽底されている。
ブレーキブースタ5は、供給された空気圧を更に高圧の
流体圧に変換する公知の装置であり、第1の系統の制動
装置13のブレーキブースタ5は一方(前前軸)の前輪
6Cに装着されたディスクブレーキ16の流体圧シリン
ダ8及び他方(前後軸)の前輪6bに装着されたディス
クブレーキ16に配設された2個の流体圧シリンダ18
及び19のうちの一方の流体圧シリンダ18と流体圧配
管12により接続されてブレーキブースタ5の流体圧を
伝達するようになっている。
また第2の系統の制動装置14のブレーキブースタ5も
同様に後輪6aに装着された流体圧シリンダ8及び前輪
6bに装着された他方の流体圧シリンダ19と流体圧配
管12により接続されている。
第2図に示す第2実施例(3軸車)は、本発明をドラム
ブレーキに実施したものであり、3本の車軸に装着され
た車輪6には夫々ブレーキシュー9が配設されており、
後輪6a及び一方の前輪6Cのブレーキはいわゆる公知
のアンカビン固定型のリーディングトレーリング型ドラ
ムブレーキであって、アンカピン10を中心としてブレ
ーキシュー9の他端9bを流体圧シリンダ8により揺動
させて制動力を付与するようになっている。また他方の
前輪6bのブレーキはいわゆる公知の複動式のツーリー
ディング型ドラムブレーキであって、一対のブレーキシ
ュー9の一端9aを流体圧シリンダ19で、他端9bを
流体圧シリンダ18で夫々互いに離脱する方向に作動さ
せて制動力を付与するように構成されている。そして他
の構成は、第1図に示すディスクブレーキへの実施例と
同一であるので第1実施例と同一の部分には図面に同一
の符号を付して説明を省略する。
作用 本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。第1図及び第2図において、エンジ
ンを始動させると、ニアコンプレッサ2が空気を圧縮し
て例えば7kg/cjの圧縮空気としてエアタンク3に
蓄積する。ここでブレーキペダル15を操作すると、ブ
レーキバルブ4の流路が開放されてブレーキペダル15
の操作量(踏込み量)に比例した圧力の圧縮空気がエア
パイプ11を通って2個のブレーキブースタ5に供給さ
れる。ブレーキブースタ5は該圧縮空気の圧力を所定の
倍率で増圧して流体圧(油圧)に変換するが、該装置及
び作用は公知のものであるので、その作用の説明は省略
する。
ブレーキブースタ5により圧力が付与された圧力流体は
、流体圧配管12により流体圧シリンダ8.18及び1
9に供給されて該流体圧シリンダを作動させ、第1図に
示すディスクブレーキ16の場合には流体圧シリンダ8
,18及び19のピストンロッド(図示せず)に装着さ
れたパッド(図示せず)を図示しないディスクに押圧す
ることにより後輪6a及び前輪6b、6cに夫々制動力
を付与して車輛を停止させる。また第2図に示すドラム
ブレーキの場合も夫々ブレーキシュー9を作動させてブ
レーキドラム(図示せず)に押圧し、運動エネルギを熱
エネルギに変換することによって後輪6a及び前輪6b
、6cに制動力を付与する。
制動装置lがすべて正常に作動している場合には、ブレ
ーキペダル15が操作されると、3本の車軸(図示せず
)に装着されたすべての車輪6に制動力が付与されるの
で、極めて強力な制動力が得られ、車輛を短距離で正常
の状態で停止させることができる。
ここで万一 一方の系統の制動装置、例えば第1の系統
の制動装置13が失陥した場合には、第2の系統の制動
装置14だけが作動して後輪6aに装着された流体圧シ
リンダ8及び前輪6bに装着されh一方の流体圧シリン
ダ19を作動させて該車輪に制動力を付与する。このと
きの制動力は、通常の制動力の約1/2の大きさであり
、車輛を安全に停止させることができる。
また第2の系統の制動装置14が失陥した場合にも同様
に、第1の系統の制動装置13が作用して前輪6bに装
着された他方の流体圧シリンダ18及び前輪6Cに装着
された流体圧シリンダ8が作用して通常の制動力の約1
72の大きさの制動力を該車輪に付与する。
上述した如く、どちらか一方の系統の制動装置が失陥し
ても制動力が全く失なわれてしまうことはなく、安全に
車輛を停止させることができる。
また、どちらの系統の制動装置が失陥した場合でも確保
される制動力は通常の制動力の約1/2と一定であり、
安定した制動力を得ることができる。
なお、上記実施例においては、異なる系統で作動する夫
々の流体圧シリンダを1軸の車輪に配設したものとして
説明したが、該流体圧シリンダは1軸の車輪に配設した
ものに限定されるものではなく、全車軸の車輪に2個の
流体圧シリンダを配設して、夫々の車輪の一方の流体圧
シリンダを第1の系統の制動装置に、他方の流体圧シリ
ンダを第2の系統の制動装置に接続するようにしてもよ
い、そしてこの場合にはどちらか一方の系統の制動装置
が失陥したときでも、すべての車輪に夫々通常の約1/
2の大きさの制動力が付与されるので、前輪のみ、又は
後輪のみに制動力が作用することはなく、安定して車輛
を停止させることができる。
また、上記実施例においては、前2軸後1軸の車輛とし
て説明したが、これに限定されるものではなく、前I軸
径2軸の車輛に装着してもよい。
なお、図示の実施例は3軸車であるが、本発明は4軸以
上の多軸車にも適用することができる。
効果 本発明は、上記のように3本の車軸の少なくとも1軸の
車輪に夫々2個ずつ流体圧シリンダを配設して該流体圧
シリンダの夫々に異なる系統の流体圧配管を接続して夫
々異なる系統の制動装置により制動力を付与するように
したので、万一、該一方の系統の車輪の制動力が完全に
は失われないこととなり、一方の系統の制動装置が失陥
しても車輛を安全に停止させるだけの大きさの制動力を
確保できる効果がある。また2系統の制動装置のどちら
が失陥しても常に通常の制動力の約1/2の大きさの制
動力が残存して作用するので、未熟な運転者にとっても
不都合がないようにし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例に係り、第1図は第
1実施例に係る2系統式制動装置の全体を示す概略図、
第2図は第2実施例に係る同様の概略図、第3図は従来
例に係る2系統式制動装置の全体を示す概略図である。 lは3軸車の2系統式制動装置、6は車輪、8.18及
び19は流体圧シリンダ、12は流体圧配管、13は第
1の系統の制動装置、14は第2の系統の制動装置であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 左右に夫々車輪が装着された3軸以上の車軸を有する車
    輛の前記夫々の車輪に制動力を付与する流体圧シリンダ
    が配設された2系統式制動装置において、前記3軸以上
    の車軸の少なくとも1軸の車輪に夫々2個ずつ前記流体
    圧シリンダを配設すると共に該2個の流体圧シリンダの
    一方に第1の系統の制動装置の流体圧配管を接続し、該
    流体圧シリンダの他方に第2の系統の制動装置の流体圧
    配管を接続して前記2個の流体圧シリンダが夫々異なる
    系統の制動装置により作動するようにしたことを特徴と
    する多軸車の2系統式制動装置。
JP7059690A 1990-03-19 1990-03-19 多軸車の2系統式制動装置 Pending JPH03271053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059690A JPH03271053A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 多軸車の2系統式制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059690A JPH03271053A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 多軸車の2系統式制動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03271053A true JPH03271053A (ja) 1991-12-03

Family

ID=13436104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7059690A Pending JPH03271053A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 多軸車の2系統式制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03271053A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5166042A (ja) * 1974-12-03 1976-06-08 Arai Kinzoku Kk
JPS5199190A (ja) * 1975-01-23 1976-09-01 Basf Ag
JPS5367455A (en) * 1976-11-29 1978-06-15 Nec Corp Optical heterodyne detector
JPS5656987A (en) * 1980-08-05 1981-05-19 Kyokuto Kikai Seisakusho:Kk Water supplying device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5166042A (ja) * 1974-12-03 1976-06-08 Arai Kinzoku Kk
JPS5199190A (ja) * 1975-01-23 1976-09-01 Basf Ag
JPS5367455A (en) * 1976-11-29 1978-06-15 Nec Corp Optical heterodyne detector
JPS5656987A (en) * 1980-08-05 1981-05-19 Kyokuto Kikai Seisakusho:Kk Water supplying device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0340681Y2 (ja)
CN102216134A (zh) 用于中型或重型卡车的优化再生制动的行车制动控制系统
JPH08295236A (ja) 鉄道車両用ブレーキ制御システム
JPS62203860A (ja) アンチロツクブレ−キシステム
US7025181B2 (en) Automotive brake system
JPH03271053A (ja) 多軸車の2系統式制動装置
JPH0537893Y2 (ja)
US8226173B1 (en) Supplemental brake system
US2149106A (en) Tractor trailer brake control system
JP3879885B2 (ja) 湿式多板式のブレーキ装置
CN115027433A (zh) 一种制动系统和车辆
JPH0629137Y2 (ja) 大型車用ブレーキ装置
JPS641189Y2 (ja)
JPS5970250A (ja) 自動二輪車用アンチスキツド装置
JP2541872Y2 (ja) 連結車両の駐車ブレーキ装置
JPH0723326Y2 (ja) トラクタ用ブレーキ装置
JPH05106662A (ja) デイスクブレーキ
KR100288335B1 (ko) 급제동시 제동답력 배력장치
US4288126A (en) Air assisted braking system
Bueler Vehicle Braking Systems Can be Safer
JPH0228042A (ja) けん引車両用制動システム
JPS6132183B2 (ja)
JPH0451385B2 (ja)
Johnsson et al. The Braking of Heavy Road Vehicles in Combination with Articulated and Independent Trailers
JPS6445693U (ja)