JPH032709Y2 - - Google Patents

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JPH032709Y2
JPH032709Y2 JP8463584U JP8463584U JPH032709Y2 JP H032709 Y2 JPH032709 Y2 JP H032709Y2 JP 8463584 U JP8463584 U JP 8463584U JP 8463584 U JP8463584 U JP 8463584U JP H032709 Y2 JPH032709 Y2 JP H032709Y2
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disk
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shaft
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は自動車等に用いられる内燃機関点火用
光電式信号発生装置のデイスクに関するものであ
る。
〔従来技術〕
ガソリン機関などの内燃機関の点火用信号発生
装置として、スリツトを有するデイスクを備え、
このスリツトにより透過型光電式ピツクアツプを
使用してクランク角および気筒信号を発生させる
内燃機関点火用光電式信号発生装置がある。第1
図は従来のデイスクが備えられた内燃機関点火用
光電式信号発生装置の断面図であつて、この種の
装置は機関のクランク軸の回転が伝達されハウジ
ング2に軸受を介して回転自在に軸支されたシヤ
フト1と、このシヤフト1上にスペーサ3および
ブランク4により挾持された円板状のデイスク5
と、このデイスク5により機関のクランク角およ
び気筒信号を発生させる透過型光電式のピツクア
ツプ6とを備えている。ここで、スペーサ3およ
びブランク4はシヤフト1と同期して回転し、デ
イスク5をシヤフト1と一体に回転させている。
前記ピツクアツプ6内には前記デイスク5を介し
て対向する位置に発・受光素子が配設されてい
る。
前記デイスク5は第2図に正面図を、第3図に
第2図の−線断面図を、第4図に第2図の
−線断面図を示すように、板厚Tの板材が用い
られている。そして、この板材をエツチング等に
より所定のピツチPで径方向に穿設することによ
り、デイスク5の外周縁部には機関のクランク角
および気筒数、位置に対応して前記発・受光素子
間に投じられている光をチヨツパするための多数
のスリツト7が設けられている。ここで前記ピツ
チPは板厚Tとの関係から略P≧1.5×Tとなる
ように設定されている。8はシヤフト1が挿通さ
れ、デイスク5をシヤフト1と同軸状に規制する
中央孔である。
9は電極10を有する配電ータで、前記ブラン
ク4に固定ねじ11により固定されている。12
はハウジング2の上方を被覆するキヤツプで、こ
のキヤツプ12にはコンタクト電極13および配
電用電極14が設けられている。そして、図示し
ないイグニツシヨンコイルよりコンタクト電極1
3に供給される電圧を、電極10を介して各配電
用電極14から、機関の各気筒に配電するように
構成されている。15は配電部と、ピツクアツプ
部とを画成し、配電による電磁波および外部より
侵入する塵埃等からピツクアツプ部を保護するた
めのカバーである。
ところで、ピツクアツプ6の分解能を向上させ
るためにはデイスク5に設けられたスリツト7の
ピツチPを小さくする必要がある。換言すれば精
度を向上させるためには、前述したピツチPと板
厚Tとの関係(P≧1.5×T)から板厚Tを薄く
することが要求される。このため、従来デイスク
5を薄板状の形成することにより、精度を向上さ
せるようにしている。
しかしながら、従来のこの種内燃機関点火用光
電式信号発生装置のデイスクにおいては、薄板状
に形成されているため、ブランク4およびスペー
サ3間に挾持しているにもかかわらず、機関で発
生した振動により面振れを生じ易く、耐振動性の
向上がはかれないという不具合があつた。その結
果、検出ミスや延いてはデイスク5の損傷を招く
ことになる。
これを解決するためにこのデイスク5を挾持す
るスペーサ3およびブランク4のつば部の外径を
大きくすることも考えられるが、ピツクアツプ6
との干渉により、設計自由度上困難となつてい
る。
〔考案の概要〕
本考案はこような事情に鑑みなされたもので、
スリツトを有する部分および中央部を薄肉に形成
すると共に、他の部分を厚肉に形成するというき
わめて簡単な構成により、耐振動性の向上がはか
れる内燃機関点火用光電式信号発生装置のデイス
クを提供するものである。以下、その構成等を図
に示す実施例により詳細に説明する。
〔考案の実施例〕
第5図は本考案に係る内燃機関点火用光電式信
号発生装置のデイスクを示す正面図、第6図は第
5図の−線断面図でこれらの図において符号
20で示すものはデイスクを示す。このデイスク
20は従来のものと同様に第1図に示すような機
関の回転が伝達されるシヤフト1と、機関のクラ
ンク角および気筒信号を発生させる透過型光電式
のピツクアツプ6とを備えた内燃機関点火用光電
式信号発生装置に備えられている。そして、前記
シヤフト1上にスペーサ3およびブランク4によ
り挾持され外周縁部に機関のクランク角および気
筒数、位置を検出するための多数のスリツト7が
設けられている。
デイスク20はスリツト7を有するスリツト部
20aおよびシヤフト1が挿通される中央孔8を
有する中央部20bは従来と等しい板厚Tの薄肉
に形成されている。またこれらスリツト部20a
および中央部20bを除くその他の部分である環
状部20cは板厚Tよりも厚い板厚Taを有する
厚肉に形成されている。すなわち、このデイスク
20のスリツト部20aおよび中央部20bは、
第7図にデイスク20を構成する板厚Taの板材
の第6図に相当する断面図を示すように、斜線で
示す部分を除去することにより形成されている。
実施例においては、前記斜線で示す部分を片側
からのハーフエツチングにより除去することによ
り、加工に高精度が要求されるスリツト7、中央
孔8が穿設されるスリツト部20a、中央部20
bのみを薄肉に形成した後、この薄肉な部分に両
側エツチングによりスリツト7、中央孔8を穿設
している。
このように構成された内燃機関点火用光電式信
号発生装置のデイスクにおいては、スリツト7お
よび中央孔8が穿設されるスリツト部20aおよ
び中央部20bを薄肉に形成したから、前記スリ
ツト7および中央孔8を高精度に加工することが
できる。このため、スリツト7のピツチPを小さ
くすることができるから、従来と同様にピツクア
ツプ6の分解能を向上させ、精度を向上させるこ
とができる。また、その他の部分である環状部2
0cを厚肉に形成しているから、この環状部20
cによつてデイスク20を強度補強することがで
きる。このため、デイスク20の剛性を大きくす
ることができるから、機関の振動により面振れす
るのを抑制し、耐振動性を向上させることができ
る。
しかも、デイスク20をスペーサ3、ブランク
4間に挾持するという構造をなんら変化させるこ
とがなく、特別な部材を付加する必要もないか
ら、比較的小型で安価に実施することができる。
なお、上記実施例においてはエツチング手法に
より、加工精度が要求される薄肉なスリツト部2
0aおよび中央部20bとそうでない環状部20
cとを形成した例について説明したが本考案はこ
れに限定されるものではなく、プレス加工におい
ても同様に形成することができるのは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、スリツト
を有する部分および中央部を薄肉に形成すると共
に、他の部分を厚肉に形成したから、加工精度を
低下させることなく強度補強し、剛性を大きくす
ることができる。
したがつて、機関の振動による面振れを抑制す
ることができるから、耐振動性の向上がはかれる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイスクが備えられた内燃機関
点火用光電式信号発生装置を示す断面図、第2図
は従来の内燃機関点火用光電式信号発生装置のデ
イスクを示す正面図、第3図は第2図の−線
断面図、第4図は第2図の−線断面図、第5
図は本考案に係る内燃機関点火用光電式信号発生
装置のデイスクを示す正面図、第6図は第5図の
−線断面図、第7図はデイスクの加工工程を
説明するためにデイスクを構成する板材を示す第
6図に相当する断面図である。 1……シヤフト、3……スペーサ、4……ブラ
ンク、6……ピツクアツプ、7……スリツト、2
0……デイスク、20a……スリツト部、20b
……中央部、20c……環状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の回転が伝達されるシヤフトと、このシヤ
    フト上にスペーサおよびブランクにより挾持され
    外周縁部に機関のクランク角および気筒数、位置
    を検出するための多数のスリツトを有するデイス
    クと、このデイスクにより前記クランク角および
    気筒信号を発生させる透過型光電式ピツクアツプ
    とを備えた光電式信号発生装置において、スリツ
    トを有する部分および中央部を薄肉に形成すると
    共に、他の部分を厚肉に形成したことを特徴とす
    る内燃機関点火用光電式信号発生装置のデイス
    ク。
JP8463584U 1984-06-06 1984-06-06 内燃機関点火用光電式信号発生装置のデイスク Granted JPS60195973U (ja)

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JP8463584U JPS60195973U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 内燃機関点火用光電式信号発生装置のデイスク

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JP8463584U JPS60195973U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 内燃機関点火用光電式信号発生装置のデイスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195973U JPS60195973U (ja) 1985-12-27
JPH032709Y2 true JPH032709Y2 (ja) 1991-01-24

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JP8463584U Granted JPS60195973U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 内燃機関点火用光電式信号発生装置のデイスク

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