JP2567899B2 - 内燃機関用回転信号検出装置 - Google Patents

内燃機関用回転信号検出装置

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JP2567899B2 JP63042312A JP4231288A JP2567899B2 JP 2567899 B2 JP2567899 B2 JP 2567899B2 JP 63042312 A JP63042312 A JP 63042312A JP 4231288 A JP4231288 A JP 4231288A JP 2567899 B2 JP2567899 B2 JP 2567899B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関の回転信号を検出する装置に関す
るものであつて、その検出信号は当該内燃機関の制御回
路に入力せしめられる。
〔従来の技術〕
この種の回転信号検出装置に関する最近の技術として
は、実公昭51−41963号公報に記載の「無接点点火装置
の点火信号発生器」が公知である。この公知技術に係る
装置は、ピツクアツプコイル,磁界マグネツト,ステー
タコア及びステータと対向する突起を有し機関の回転と
同期して回転するリラクタで構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記公知例のリラクタは、その外周に、周方向に等間
隔で突起が設けられている。この突起は、部分的な着磁
個所によつて代えることも出来る。
機関の回転状態を検出する信号を得るという目的につ
いては、上記の公知技術によつて一応達成されている。
しかし乍ら、上記の突起(又は着磁個所)の間隔を不
等にして(例えば、等間隔の突起の中に、もう1個の突
起を追加して)、気筒判別をしようとすると、後述のよ
うな不具合が発生する(上記の気筒判別とは、例えば第
1気筒の上死点を検出するなどの意である)。
即ち、リラクタに設けた突起(着磁個所)を不等間隔
にすると、間隔の広い部分の突起(着磁)がステータコ
アの直前を通過するときと、間隔の狭い部分の突起(着
磁)が同所を通過するときとでは、漏洩磁束の分布が異
なる結果、間隔の狭い部分の突起(着磁)通過時は誘起
電圧が低い。
このように誘起電圧(出力信号電圧)が低下するとい
うことは、信号検出可能な最低回転速度が高くなること
になる。内燃機関の始動操作時はその回転速度が低いの
で、信号検出可能回転速度の下限が高くなると始動性が
悪くなる。
また、上記の検出可能回転速度の下限を下げるために
信号処理回路を敏感に作動させると、外乱ノイズを拾う
ようになつて信頼性が低下する。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、突起又
は着磁個所を不等間隔に構成して気筒判別を可能ならし
めても、検出可能回転速度範囲の下限を上昇させない回
転信号検出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために創作した本発明の基本的
原理は次の如くである。
一般に内燃機関は間欠的に爆発が起こるので、爆発の
度ごとに回転速度が上昇する形の回転むらが有る。
而して、本発明が解決しようとしている課題の対象で
ある低速回転時、特に始動操作期間中は回転速度の脈動
が大きい。
このことに着目して、本発明が解決しようとしている
対象である「間隔の狭い個所の突起(着磁)が、電磁ピ
ツクアツプのステータコア直前を通過するタイミング
を、回転速度脈動の極大値に合わせるようにしたもので
ある。具体的には該タイミングを爆発の直後に合わせれ
ば良い。
〔作用〕
N気筒4サイクルの内燃機関を例とし、かつ、リラク
タをカム軸と等しい速度で回転させた場合を例として考
えると、リラクタが1回転する間に4回の回転速度増減
を生じる。
而して、回転速度の極大値は、何れかの気筒が爆発し
た直後に繰り返して発生する。この短期間中に、間隔の
狭い個所の突起(着磁)が電磁ピツクアツプの直前を通
過するようにタイミングを構成すると、 (i)漏洩磁束の関係による信号出力電圧低下、及び (ii)回転速度の瞬間的上昇による信号出力電圧の上昇
とが互いに打ち消し合い、信号出力低下が防止乃至は軽
減される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第4図により説明す
る。
第2図及び第3図は本発明を適用した回転信号検出装
置の一例を内燃機関用配電器に内蔵した場合で、第2図
はその縦断面図を、第3図は断面III−IIIを示す。第1
図,第4図は動作説明図である。
1は配電器本体を形成するアルミダイキヤストで作ら
れたカツプ状のハウジングで、ボトル101によつて内燃
機関本体3に固定されている。このハウジング1に軸受
4と軸受5とが設けられ、シヤフト6が支持されてい
る。このシヤフト6には機関の気筒数に応じた突起を有
するリラクタ7が固定され、シヤフト6と一体に回転す
る。シヤフト6の上部には配電ロータ20が取付けられ、
キヤツプ21に設けられた側電極22と対向・離間してい
る。前記のリラクタ7には、ピツクアツプコイル81及び
界磁マグネツト82,ステータコア83を含む電磁ピツクア
ツプ8が対向しており、リラクタ7の回転に同期した磁
束変化により、ピツクアツプコイル81に出力信号が発生
する。電磁ピツクアツプ8はネジ91,92によつてハウジ
ング1に固定されている。電磁ピツクアツプ8の出力信
号線12は図示されないワイヤーハーネス等を介して図示
されない機関制御回路に電気的に接続される。
本実施例のリラクタ7の外周には合計9ケの突起が形
成されており、突起71以外は等間隔に配置されている。
突起71は第1気筒判別用のもので、それ以外の突起は角
度基準信号用である。
当該機関を始動するため、セルモータでクランク軸を
回すと(何れも図示せず)、シヤフト6が回転する。
いま、シヤフト6が一定回転速度で回転したと仮定す
ると、ピツクアツプコイル81には第4図に示すような信
号出力電圧が発生する。
機関制御回路(図示せず)によつて、本第4図に示し
た時間T1,T2,T3…T9を測定し、例えば、T1≦T2,2T1
T3,…2T1≦T9が2回転分確認できれば、t1のタイミング
を第1気筒用角度基準信号と判別し、このt1を基準に気
筒別制御等を行う。
ここにおいて、以上に仮定したように機関が一定速度
で回転しているとすると、間隔の狭い部分の突起によつ
て誘起される電圧V1は、他の突起によつて誘起される電
圧V2〜V4に比して低くなる。
然し乍ら、実際の機関回転速度は第1図(A)に示す
ように脈動する。
Naは平均回転速度を示し、Na+ΔNは回転速度の極大
値、Na−ΔN′は同じく極小値である。
第1図(B)は、前記(A)図に対応せしめて描いた
リラクタ7の回転状態である。
回転角度軸上に示した点θは、間隔隣接突起71との狭
い突起がピツクアツプコイル81の直前を通過する角位置
であつて、この角位置の点θを、回転速度脈動カーブの
極大値に一致せしめてある。これにより、ピツクアツプ
コイル出力電圧は同図(C)に示す如くになり、隣接突
起との間隔の狭い突起による誘起電圧V1′が上昇し、
V2′〜V4′と略等しくなる。
ただし、機関回転速度の極大値を生じるクランク角位
置は、当該機関の運転条件によつて変化する。従つて、
本発明を実施する際、始動状態における回転速度極大値
と、間隔の狭い突起(着磁)の通過タイミングとを一致
させればよい。本発明において高回転時期とは、始動状
態において機関回転速度が極大値近傍となる僅少期間の
意である。また、本発明において高回転時期に一致せし
めるとは、ほぼ揃えるという程の意である。
回転速度が最大値近傍となる時期や、突起が電磁ピツ
クアツプの直前を通過する時期は、文字通りの時点では
なく僅少ながら期間だからである。
〔発明の効果〕 本発明によれば、エンジン回転検出用回転体(リラク
タ)の突起又は着磁を不等間隔に配列して気筒判別を可
能ならしめても、検出可能回転速度範囲の下限を上昇さ
せない。従つて信号処理回路での検出レベルを低下させ
る必要がなく、外乱ノイズによつて誤作動する虞れが無
く信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転信号検出装置の1実施例における
作用・効果の説明図表である。 第2図は上記実施例の縦断面図、第3図はそのIII−III
断面図である。 第4図は前記実施例の作用を説明するための補助的な図
表である。 1……ハウジング、6……シヤフト、7……リラクタ、
8……電磁ピツクアツプ、81……ピツクアツプコイル、
82……界磁マグネツト、83……ステータコア。
フロントページの続き 審査官 城戸 博兒 (56)参考文献 特開 昭61−272470(JP,A) 特開 昭63−306279(JP,A) 実開 昭63−183378(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関と同期して回転する回転軸に取付けら
    れた回転体と、上記回転体の周囲に設けられた凹凸部及
    び着磁部の少なくとも何れか一方と、これに対向・離間
    して設置された電磁ピツクアツプとを有する内燃機関用
    回転信号検出装置において、 (a)前記凹凸部及び着磁部の少なくとも何れかは複数
    個であつて、周方向の配置間隔を不等間隔に構成し、 (b)上記配置間隔の狭い個所が前記電磁ピツクアツプ
    に対向するタイミングを、当該内燃機関を構成している
    気筒の少なくとも何れか一つの爆発直後の前記回転軸の
    高速回転時期に一致させたことを特徴とする内燃機関用
    回転信号検出装置。
JP63042312A 1988-02-26 1988-02-26 内燃機関用回転信号検出装置 Expired - Fee Related JP2567899B2 (ja)

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