JPH03270784A - 隔膜構造体 - Google Patents
隔膜構造体Info
- Publication number
- JPH03270784A JPH03270784A JP2069790A JP6979090A JPH03270784A JP H03270784 A JPH03270784 A JP H03270784A JP 2069790 A JP2069790 A JP 2069790A JP 6979090 A JP6979090 A JP 6979090A JP H03270784 A JPH03270784 A JP H03270784A
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- JP
- Japan
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- frames
- diaphragm
- frame
- resin
- molding
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 18
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
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- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 2
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- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、連続式電解水生成装置に用いる隔膜構造体の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
[発明の概要コ
本発明は、隔膜をフレームに支持して構成する隔膜構造
体において、樹脂フレームの成形時に隔膜を一体化する
ことにより、隔膜構造体の厚みを大幅に縮少するように
したものである。
体において、樹脂フレームの成形時に隔膜を一体化する
ことにより、隔膜構造体の厚みを大幅に縮少するように
したものである。
[従来の技術]
従来、連続式電解水生成装置に用いられる隔膜構造体と
して、第5図に示すように、隔膜lを2つの格子形フレ
ーム2,2でサンドウィッチにした構造体、あるいは第
6A図および第6B図に示すように、隔膜1を2つの格
子形フレーム2,2でサンドウィッチにしたあと、筒形
に湾曲させた構造体もしくは単に隔膜をフレームに張り
付けてなる構造体が知られている。
して、第5図に示すように、隔膜lを2つの格子形フレ
ーム2,2でサンドウィッチにした構造体、あるいは第
6A図および第6B図に示すように、隔膜1を2つの格
子形フレーム2,2でサンドウィッチにしたあと、筒形
に湾曲させた構造体もしくは単に隔膜をフレームに張り
付けてなる構造体が知られている。
[発明が解決しようとする課題]
前記の如く、電解用隔膜は、普通、多孔質の薄いシート
材料で形成されるので、その形態を保持するために、フ
レームを抱き合わせて補強する手段がとられているが、
このようにフレームで隔膜を支持する隔膜構造体にあっ
ては、隔膜がフレームの存在により、実質的に厚くなる
ことは避けられない。
材料で形成されるので、その形態を保持するために、フ
レームを抱き合わせて補強する手段がとられているが、
このようにフレームで隔膜を支持する隔膜構造体にあっ
ては、隔膜がフレームの存在により、実質的に厚くなる
ことは避けられない。
連続通水型の電解装置の場合、隔膜を挟んで配置される
陰陽画電極の対向間隔は広くなると、電解効率が低下す
るため、できる限り狭くしなければならないが、上記構
成の隔膜構造体にあっては、補強フレームの存在により
、電極の対向間隔は、それだけ広くなる。
陰陽画電極の対向間隔は広くなると、電解効率が低下す
るため、できる限り狭くしなければならないが、上記構
成の隔膜構造体にあっては、補強フレームの存在により
、電極の対向間隔は、それだけ広くなる。
また、隔膜をフレームでサンドウィッチにする構造体は
、組立てに手数がかかり、作業性が悪い。
、組立てに手数がかかり、作業性が悪い。
また、隔膜をフレームに張り付けた構造体は、組立て作
業性が悪いばかりでなく、フレームに撓みを生じて電極
間を流れる水流の乱れ(乱流)により、電極の接触時間
が実質的に短縮され、電解効率の低下を招く欠点がある
。
業性が悪いばかりでなく、フレームに撓みを生じて電極
間を流れる水流の乱れ(乱流)により、電極の接触時間
が実質的に短縮され、電解効率の低下を招く欠点がある
。
[発明の目的]
本発明は、隔膜をフレームで補強する構造体に構成して
も、その厚みを最低厚みに保持することができ、かつ撓
みも最小限に抑えることができる連続式電解水生成装置
用の隔膜構造体を提供することを主たる目的としている
ものである。
も、その厚みを最低厚みに保持することができ、かつ撓
みも最小限に抑えることができる連続式電解水生成装置
用の隔膜構造体を提供することを主たる目的としている
ものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記目的を遠戚するため、隔膜をフレームで
支持して構成する隔膜構造体において、隔膜を樹脂フレ
ームの成形時に、フレームと一体に成形した構成により
、上述した問題点の解決を図ったものである。
支持して構成する隔膜構造体において、隔膜を樹脂フレ
ームの成形時に、フレームと一体に成形した構成により
、上述した問題点の解決を図ったものである。
[作用]
上記構成の隔膜構造体にあっては、フレームそのものの
厚みは、樹脂成形条件での最低厚みに抑えることが可能
であり、また、フレームと隔膜が完全に密着しているこ
とから、撓みも最小限に抑えることができる。
厚みは、樹脂成形条件での最低厚みに抑えることが可能
であり、また、フレームと隔膜が完全に密着しているこ
とから、撓みも最小限に抑えることができる。
[実施例]
第1図および第1A図ないし第1C図は、本発明の一実
施例を示すものである。
施例を示すものである。
同図において、10.10は一対の樹脂フレームであり
、11は樹脂フレームの成形時に、その樹脂材料中に埋
め込み状態に一体化された隔膜である。
、11は樹脂フレームの成形時に、その樹脂材料中に埋
め込み状態に一体化された隔膜である。
前記一対の樹脂フレーム10.10は、重ね合わせで嵌
合させたとき、その間に扁平な空間が残される形状に作
られ、その扁平空間に板状の電極12が配設できるよう
になっている。12aは給電端子で、重ね合わせたフレ
ーム10.10の端面から外部に突出されている。また
、重ね合わせたフレーム10.10の端面には、フレー
ムの対角線両端部位に、フレームの扁平空間に通水させ
る通水口10aがそれぞれ形成されている。
合させたとき、その間に扁平な空間が残される形状に作
られ、その扁平空間に板状の電極12が配設できるよう
になっている。12aは給電端子で、重ね合わせたフレ
ーム10.10の端面から外部に突出されている。また
、重ね合わせたフレーム10.10の端面には、フレー
ムの対角線両端部位に、フレームの扁平空間に通水させ
る通水口10aがそれぞれ形成されている。
前記フレーム10は鍋形フレームにしであるが、第2図
に示すように、格子形フレームにしてもよい。
に示すように、格子形フレームにしてもよい。
第3図および第4図は、前記隔膜構造体を射出成形によ
って製造する方法を示したものである。
って製造する方法を示したものである。
即ち、13は射出成形金型の雄型、14は雌型、13a
、14aは成形品射出部分、14bは湯口であって、両
型の合わせ目(パーティング)に隔膜11をのせた状態
で射出成形を行い、隔膜を戊形樹脂品にインサート成形
することにより、前記構成の隔膜構造体が容易に得られ
る。なお、隔膜11が、第1B図の孔付きである場合は
、金型の射出方法はピンゲートであり、第1C図の孔な
しである場合は、サイドゲートであって、いずれも隔膜
を挟んで1両側に樹脂材料を回してフレームを形成する
。
、14aは成形品射出部分、14bは湯口であって、両
型の合わせ目(パーティング)に隔膜11をのせた状態
で射出成形を行い、隔膜を戊形樹脂品にインサート成形
することにより、前記構成の隔膜構造体が容易に得られ
る。なお、隔膜11が、第1B図の孔付きである場合は
、金型の射出方法はピンゲートであり、第1C図の孔な
しである場合は、サイドゲートであって、いずれも隔膜
を挟んで1両側に樹脂材料を回してフレームを形成する
。
上記のように、隔膜を挾んで樹脂材料を両側に回して一
体化する構成によれば、第4図に示すように、実質的に
隔膜の厚みとなるフレーム厚みdを成形条件の極限(d
=1.0〜1.5m)まで薄くすることが可能である。
体化する構成によれば、第4図に示すように、実質的に
隔膜の厚みとなるフレーム厚みdを成形条件の極限(d
=1.0〜1.5m)まで薄くすることが可能である。
また、一体成形の構造体によれば、フレームと隔膜が完
全に密着していることから、撓みも最小限に抑えること
が可能である。
全に密着していることから、撓みも最小限に抑えること
が可能である。
一般に、電解によって生成する物質の量は、ファラデー
の法則により、次式で表される。
の法則により、次式で表される。
Q、=m/n F 1q
ただし、Qo=電解の生成物質の量(gr、)m:生成
物の質量 n:価数 F:ファラデ一定数(96500クーロン)q:通電量
(クーロン) Qa=m/n F ・q==m/n F ・I 伊t=
m/n F−V/R−t ==m/n F” S//) ・d−V−tただし、■
:雷電流アンペア) t:通電時間(秒) R:水の電気抵抗(Ω) S:極板面積(、ff1) ρ:水の固有抵抗(s/■) d:極板間隔(1) また、電解強度をAとし、流量をQwとした場ム A=Qa/Qw =m/nF−5/ρ・d−V−Qv−を従って、電解の
効率は、極板面積、印加電圧、通電時間に比例し、極板
間隔、流量に反比例することが判る。
物の質量 n:価数 F:ファラデ一定数(96500クーロン)q:通電量
(クーロン) Qa=m/n F ・q==m/n F ・I 伊t=
m/n F−V/R−t ==m/n F” S//) ・d−V−tただし、■
:雷電流アンペア) t:通電時間(秒) R:水の電気抵抗(Ω) S:極板面積(、ff1) ρ:水の固有抵抗(s/■) d:極板間隔(1) また、電解強度をAとし、流量をQwとした場ム A=Qa/Qw =m/nF−5/ρ・d−V−Qv−を従って、電解の
効率は、極板面積、印加電圧、通電時間に比例し、極板
間隔、流量に反比例することが判る。
前記構成による隔膜構造体は、隔膜をフレームで支持す
る構造ではあるが、樹脂フレームに隔膜をインサート成
形して、フレーム厚みを成形条件の最小寸法まで薄くす
ることで、極板間の縮少化ができ、また隔膜の撓みを防
止することによる層流での極板の接触時間の有効活用が
できるから、電解効果の確実な向上が図れる。
る構造ではあるが、樹脂フレームに隔膜をインサート成
形して、フレーム厚みを成形条件の最小寸法まで薄くす
ることで、極板間の縮少化ができ、また隔膜の撓みを防
止することによる層流での極板の接触時間の有効活用が
できるから、電解効果の確実な向上が図れる。
[発明の効果コ
以上に述べたように、本発明によれば、隔膜をフレーム
に支持して構成する隔膜構造体において、隔膜がフレー
ムに一体成形されているので、厚みを極限まで薄くし、
かつ撓みを最小限に抑えることが可能な隔膜構造体を得
ることができる。
に支持して構成する隔膜構造体において、隔膜がフレー
ムに一体成形されているので、厚みを極限まで薄くし、
かつ撓みを最小限に抑えることが可能な隔膜構造体を得
ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す隔膜構造体の斜視図、
第1A図は(X−X)線の断面図、第1B図および第1
C図は隔膜の斜視図、第2図は他の実施例を示す隔膜構
造体の斜視図、第3図は射出成形の説明図、第4図は射
出成形金型の断面図。 第5図および第6A図、第6B図は従来の隔膜構造体の
斜視図である。 10・・・・・・・・・隔膜支持フレーム、10a・・
・・・・・・・通水口、11・・・・・・・・隔膜、1
2・・・・・・・・・電極、12a・・・・・・・・・
給電端子、13・・・・・・・・・雄型、14・・・・
・・・・・雌型、13a、14b・・・・・・・・・成
形品射出部分、14b・・・・・・・・・湯口。
第1A図は(X−X)線の断面図、第1B図および第1
C図は隔膜の斜視図、第2図は他の実施例を示す隔膜構
造体の斜視図、第3図は射出成形の説明図、第4図は射
出成形金型の断面図。 第5図および第6A図、第6B図は従来の隔膜構造体の
斜視図である。 10・・・・・・・・・隔膜支持フレーム、10a・・
・・・・・・・通水口、11・・・・・・・・隔膜、1
2・・・・・・・・・電極、12a・・・・・・・・・
給電端子、13・・・・・・・・・雄型、14・・・・
・・・・・雌型、13a、14b・・・・・・・・・成
形品射出部分、14b・・・・・・・・・湯口。
Claims (1)
- 隔膜をフレームに支持して構成する隔膜構造体において
、隔膜が樹脂フレームの成形時に、フレームと一体に成
形されていることを特徴とする隔膜構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069790A JPH03270784A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 隔膜構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069790A JPH03270784A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 隔膜構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03270784A true JPH03270784A (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=13412901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2069790A Pending JPH03270784A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 隔膜構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03270784A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06198282A (ja) * | 1992-12-29 | 1994-07-19 | Corona Kogyo Kk | 電解イオン水生成装置 |
US6007686A (en) * | 1994-08-26 | 1999-12-28 | Medical Discoveries, Inc. | System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents |
US6117285A (en) * | 1994-08-26 | 2000-09-12 | Medical Discoveries, Inc. | System for carrying out sterilization of equipment |
JP2012110809A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Masaaki Arai | 膜保持構造物、電極、これらを用いた電解水の製造装置及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2069790A patent/JPH03270784A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06198282A (ja) * | 1992-12-29 | 1994-07-19 | Corona Kogyo Kk | 電解イオン水生成装置 |
US6007686A (en) * | 1994-08-26 | 1999-12-28 | Medical Discoveries, Inc. | System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents |
US6117285A (en) * | 1994-08-26 | 2000-09-12 | Medical Discoveries, Inc. | System for carrying out sterilization of equipment |
JP2012110809A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Masaaki Arai | 膜保持構造物、電極、これらを用いた電解水の製造装置及びその製造方法 |
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