JPH03270740A - 竪型ローラミル - Google Patents

竪型ローラミル

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Publication number
JPH03270740A
JPH03270740A JP6905790A JP6905790A JPH03270740A JP H03270740 A JPH03270740 A JP H03270740A JP 6905790 A JP6905790 A JP 6905790A JP 6905790 A JP6905790 A JP 6905790A JP H03270740 A JPH03270740 A JP H03270740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
gap
tire
roller mill
cone
Prior art date
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Pending
Application number
JP6905790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Obana
博 尾花
Takamiki Tamae
宇幹 玉重
Takashi Uehara
上原 孝史
Yasuyoshi Suzuki
保良 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Onoda Cement Co Ltd filed Critical Onoda Cement Co Ltd
Priority to JP6905790A priority Critical patent/JPH03270740A/ja
Publication of JPH03270740A publication Critical patent/JPH03270740A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は竪型ローラミルに関するもので、更に述べれば
、粉砕の効率が良く、かつ、安定した操業が可能な竪型
ローラミルに関するものである。
従来の技術 竪型ローラミルのテーブルとローラはコニカル型とスフ
エリカル型の2種類に類別される。
いずれの型のローラミルも稼働時間が長くなると、該ロ
ーラミルの外周側のテーブルとローラ、即ち、粉砕仕事
をする部分が摩耗してしまうが、その内周側のテーブル
とローラ、即ち粉砕仕事をしない部分は摩耗しない。
従って、テーブルとローラとはその全長にわたり均一に
摩耗しないので、内周側のテーブルとローラとが残存し
、外周側のテーブルとローラとの接近を阻害するように
なる。そうするとテーブルとローラとの間に形成される
噛み込み空隙は、テーブルの内周側がその外周側より小
さくなるので、粉砕仕事をする部分の挟圧力が減少し、
効率的な粉砕は困難となる。
そこで、従来ローラのテーブル中心側を軟質材料で形成
し、粉砕仕事をしない部分側のテーブルを摩耗し易くし
たり、又は粉砕仕事をしない部分側のテーブル面を階段
状の凹部に形成して、前記問題の解決を図っている。
発明が解決しようとする課題 従来例の竪型ローラミルでは、粉砕仕事をしない部分を
軟質材料で形成し、該材料を摩耗させているので、エネ
ルギーのロスとなる。又、テーブルに凹部を形成する場
合には、テーブルとローラとの間の噛み込み空隙に供給
された被粉砕物は、テーブルの外周側に向って移動する
が、途中、階段状の凹部により規制を受け、該被粉砕物
の受ける遠心力のテーブル面に平行な分力が不均一にな
り粉砕効率が悪くなることがある。
この発明は上記事情に鑑み、ローラとテーブルとの噛み
込み空隙が常にテーブル外周側に向って狭くなる構造を
維持できるようにすることを目的とする。
他の目的は、被粉砕物の粉砕を効率良く行うとともに、
被粉砕物を円滑に供給できるようにすることである。
課題を解決するための手段 この発明は、テーブルの外周側にローラを設けた竪型ロ
ーラミルにおいて該テーブルの中央部に被粉砕物の安息
角より大きく傾斜するコーンを設け、該コーンの基端部
をローラの頭部近傍に位置せしめたことを特徴とする竪
型ローラミルにより、及び、テーブルの外周側に頭部を
内向きにした円錐台状のローラを設けf、−竪型ローラ
ミルにおいて該テーブルとローラとの間に、テーブルの
中心側に向って広くなる噛み込み空隙を形成し、該ロー
ラの頭部とテーブルの中心側との間隙寸法をローラの許
容摩耗部の厚さ寸法以上に形成したことを特徴とする竪
型ローラミルにより、前記目的を達成しようとするもの
である。
作用 竪型ローラミルに供給された被粉砕物は、コーンにより
噛み込み空隙に案内され、テーブルとローラによる挟圧
力を受けながら粉砕される。
粉砕時間が長くなると、粉砕仕事を行なう部位、即ち、
テーブルの外周側のテーブルとローラが摩耗するが、こ
れらの摩耗によってテーブルの内周側のテーブルとロー
ラが接触することはない。
実施例 この発明の実施例を添付図面により説明するが、同一図
面符号はその名称もm能も同一である。
テーブル1の中央部にコーン2を設け、その外周に円錐
台状のローラ3を配設する。
ローラ3は回転軸4付ロ一ラ本体5と、タイヤ6とから
構成されている。
このタイヤ6は第3図に示す様にその底部6a側を頭部
6b側より肉厚にして許容摩耗部7が形成されている。
この許容摩耗部7の厚さは、ローラが設定量消耗した時
にタイヤの頭部6b側がテーブル1に接触しない程度に
形成されている。
第3図・第4図に示す様にタイヤ6の外周面6cには被
粉砕物の噛み込みを良くするために軸方向のりブ8が配
設されている。
このリブ8は長リブ8aと短リブ8bとから構成され、
外周方向に間隙をおいて順次配設されている。
コーン2は被粉砕物の安唐、角より大きく傾斜しており
、かつ、その基端部2aはローラ3の頭部6bの近傍に
位置している。
テーブル1とローラ3との間に噛み込み空隙10が形成
されている。第2図に示す様にこの空隙10はテーブル
1の内周1a([!iに向って広くなっており、かつ、
タイヤの頭部6bとテーブルの内周la側との間隔りは
タイヤの許容摩耗部7の肉厚寸法りより大きく形成され
ている。又、タイヤの頭部6b側と対向するテーブル1
の表面は曲面1bとなっているが、この曲面1bは被粉
砕物がテーブル1の回転に伴って受ける遠心力のテーブ
ル面に平行な分力がテーブル外周1c側に移るに従って
等しいか又は大きくなるような曲面(カーブ)に形成さ
れる。このカーブの求め方を第7A図、第7B図により
説明する。水平面と曲面との境界点を基準点とし、該基
準点Aからテーブル1の中心までの距離をdとした場合
、テーブル1表面の任意の点Bのテーブル中心からの水
平方向への距Fi xとその任意の点Bにおける面に平
行な分力の水平方向からの仰角αとは次のような関係式
である。
Cos α=d/X このようにしてテーブル面に水平な分力が一定となるカ
ーブCの仰角αを求めたのが第7A図である。この図に
おいて、縦軸は仰角α(度)、横軸はテーブルの中心か
らの距離(+am)を示す。
又、第7B図は、テーブル面に水平な分力が一定となる
ように形成されたテーブルの曲面であり、縦軸はテーブ
ルの高さ(IIm)、横軸はテーブルの中心からの距離
(+m)を示す、実用上、この仰角αとして5°以上4
0°以下の範囲が好適である。第7B図のFは仰角5°
の場合における曲面を示している。第5図・第6図に示
す様にテーブル1には噛み込みを良くするために周囲方
向に間隔をおいて複数のリブ12が配設されている。
このリブ12は、外周IC側と内周1a側とにわたって
設けられた長リブ12aと外周IC側に設けた短リブ1
2bとから構成されている。
次に、本実施例の作動について説明すると、竪型ローラ
ミルMに被粉砕物、例えば湿ったスラブ等の流動化しに
くい原料を供給すると、該被粉砕物はコーン2に案内さ
れ、噛み込み空隙10内に入り込み遠心力を受はテーブ
ルの外周1c側に向って移動しながらテーブル1とロー
ラ3との挟圧力を受けて粉砕される。
この時、コーン2は被粉砕物の安息角より大きく傾斜し
ており、かつ、その基端部2aはタイヤ6の頭部6b近
傍に位置しているので、被粉砕物は前記空隙10内に円
滑に噛み込まれ、その近傍に堆積することはない。
また、内周la側の曲面1cはテーブル面に水平な分力
が一定となるようなカーブとなっているので、該曲面に
沿って移動する被粉砕物は、平均的な速度で移動し、充
分に粉砕される。
このようにして、粉砕作業が行われるが、その作業を長
時間行っているうちに、テーブル1の外周lc側とタイ
ヤ6の底部6a側が摩耗し、許容摩耗部7が消滅してし
まうが、タイヤの頭部6bとテーブルの内周la側との
間隙りが許容摩耗部7の肉厚寸法りより大きく形成され
ているので、この状態において、テーブルの内周la側
とタイヤの頭部6b側とが接触することはない。
許容摩耗部7が消滅したタイヤ6はローラ本体5から外
され新しいタイヤ6に取り替えられる。
発明の効果 この発明に係る竪型ローラミルは、次のような顕著な効
果を奏する。
(1)テーブルの中央部に被粉砕物の安息角より大きく
傾斜するコーンを設け、該コーンの基端部をローラの頭
部近傍に位置せしめたのでテーブル上に供給される被粉
砕物は円滑に噛み込み空隙に入り込み、従来例と異なり
、前記頭部近傍に堆積することはない。
(2)テーブルとローラとの間にテーブルの中心側に向
って広くなる噛み込み空隙を形成し、該ローラの頭部と
テーブルの中心側との間隙寸法をローラの許容摩耗部の
厚さ寸法以上に形成したので、ローラの許容摩耗部が摩
滅しても中心側のテーブルとローラとは接触することが
ない。
従って、従来例と異なり、テーブルとローラとの間の噛
み込み空隙を常に維持できるので、粉砕仕事をする部分
の挟圧力が減少することがない。
そのため効率的な粉砕を行なうことができる。
B) タイヤの底部側に、許容摩耗部を形成したので、
許容摩耗部が摩滅した時にはタイヤのみを新しいものと
交換すれば良く、経済的である。
(4) ローラの頭部側と対向するテーブルの表面が、
仰角が5°以上40°の曲面であるので、テーブル面に
水平な分力がテーブル外周側に移るに従って等しいか、
又は大きくなる。
そのため、噛み込み空隙における被粉砕物の移動速度を
制御できるので、効率の良い粉砕が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7B図は、本発明の実施例を示す図で、第1
図は竪型ローラミルの縦断面図、第2図は第1図の要部
拡大図、第3図はタイヤの縦断面図、第4図はタイヤの
底面図、第5図はテーブルの拡大平面図の一部を示す図
、第6図は第5図の■−■線断面図、第7A図はテーブ
ルの仰角を示す図、第7B図はテーブルの曲面を示す図
である。 1・・・テーブル 2・・・コーン 3・・・ローラ 6・・・タイヤ 7・・・許容摩耗部 10・・・噛み込み空隙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テーブルの外周側にローラを設けた竪型ローラミ
    ルにおいて、該テーブルの中央部に被粉砕物の安息角よ
    り大きく傾斜するコーンを設け、該コーンの基端部をロ
    ーラの頭部近傍に位置せしめたことを特徴とする竪型ロ
    ーラミル。
  2. (2)テーブルの外周側に頭部を内向きにした円錐台状
    のローラを設けた竪型ローラミルにおいて、該テーブル
    とローラとの間に、テーブルの中心側に向って広くなる
    噛み込み空隙を形成し、該ローラの頭部とテーブルの中
    心側との間隙寸法をローラの許容摩耗部の厚さ寸法以上
    に形成したことを特徴とする竪型ローラミル。
  3. (3)ローラが、タイヤを嵌着していることを特徴とす
    る請求項2記載の竪型ローラミル。
  4. (4)タイヤの底部側に許容摩耗部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の竪型ローラミル。
  5. (5)ローラの頭部側と対向するテーブルの表面が曲面
    であることを特徴とする請求項2記載の竪型ローラミル
  6. (6)曲面の仰角が5°乃至40°であることを特徴と
    する請求項5記載の竪型ローラミル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178613A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Kurimoto Mec Ltd 竪型ミル
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WO2013108807A1 (ja) * 2012-01-20 2013-07-25 アイエヌジ商事株式会社 竪型ミルローラ
JP2018164902A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 宇部興産機械株式会社 竪型粉砕機の粉砕ローラ

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