JPH03269917A - 長大碍管の製造方法 - Google Patents
長大碍管の製造方法Info
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- JPH03269917A JPH03269917A JP6903390A JP6903390A JPH03269917A JP H03269917 A JPH03269917 A JP H03269917A JP 6903390 A JP6903390 A JP 6903390A JP 6903390 A JP6903390 A JP 6903390A JP H03269917 A JPH03269917 A JP H03269917A
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- Insulators (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は超高圧送電等に使用される長大碍管の製造方法
に関するものであり、特に未焼成の碍管ピースを釉薬に
より接合し組立焼成する長大碍管の製造方法に関するも
のである。 (従来の技術) 超高圧送電等に使用される長さが5mに達するような長
大碍管は一体に成形することができないため、複数の碍
管ピースに分割して成形したのち、釉薬により接合する
製造方法が採られている。 この場合には各碍管ピース相互間を正確に位置決めする
必要があるため、例えば特公昭35−9540号公報、
特公昭52−4812B号公報等に示されるように、各
碍管ピースを予め焼成したうえ、その接合面に凹凸状の
位置決め部を加工することが行われている。ところがこ
の方法は焼成された磁器製の碍管ピースの接合端面を加
工する必要があるので多くの手数がかかり、また釉薬に
より接合したのちに再度焼成する必要があるので製造コ
ストが高くつく欠点があった。 このため、碍管ピースをそれぞれ未焼成のままで釉薬に
より接合し、碍管ピースの焼成と同時に一体化を図る一
度焼成法も試みられたが、接合部が焼成時に収縮変形す
るために接合部の品質が不安定となり、長大碍管の製造
歩留りが悪いという問題があった。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解消して、−度
焼成により接合部の品質が安定した長大碍管を製造する
ことができる長大碍管の製造方法を提供するために完成
されたものである。 (課題を解決するための手段) 本発明者は上記の課題を解決するために、未焼成の碍管
ピースの接合部が焼成時にどのように変形するかを追求
した結果、長大碍管に使用されるような大径の管状の押
出素材は、土練機から押し出される際の原料粒子の配向
による押出素材の内外面の粗密差が大きいことを知った
。またこのような碍管ピースは大径の押出素材を削り出
して製造されるため、接合端部が管状の押出素材の肉厚
中の外面寄りの部分、内面寄りの部分、中央部分とさま
ざまな場合があり、それによって粗密の程度が異なるた
めに接合部の焼成時の収縮変形が不安定となることを究
明した。そして碍管ピースの接合部が管状の押出素材の
どの部分である場合にも接合部を安定させるためには、
碍管ピースの接合端面を断面v字状に形成し、しかも下
側の碍管ピースのV字の角度を上側の碍管ピースのV字
の角度よりも緩やかに形成することが好ましいことを知
った。 本発明は上記した知見に基づいて完成されたものであっ
て、接合端面が断面V字状に形成された未焼成の碍管ピ
ースを釉薬により接合したうえで組立焼成する長大碍管
の製造方法であって、下側の碍管ピースのV字状の2平
面が碍管の軸線に対して垂直な平面となす角度をθlA
% θ1B、上側の碍管ピースのV字状の2平面が碍管
の軸線に対して垂直な平面となす角度をθ!1、θ21
としたときθ1B、θ1B、θ2A、θ2.を全て10
〜45°の範囲とし、またθ0、θ1B<θ2A、θ、
としたことを特徴とするものである。 (実施例) 以下に本発明を図面を参照しつつ更に詳細に説明する。 第1図は未焼成の碍管ピース(1)を釉薬(2)により
接合したうえ、窯内で組立焼成しようとする状態を示す
ものであり、各碍管ピース(1)の接合端面ば全て断面
V字状に形成されている。 この接合端面を拡大して示したのが第2図であって、説
明の都合上、図示のように下側の碍管ピース(1)の接
合端面のV字状の2平面が碍管の軸線に対して垂直な平
面となす角度をθ1いθ1B、上側の碍管ピース(1)
の接合端面のV字状の2平面が碍管の軸線に対して垂直
な平面となす角度をθ。 θ、とする。ここで添字Aは外側を、添字Bは内側を意
味する。 本発明においては、これらのθ1A、θ16、θ2Aθ
21の角度を全てlO〜45°の範囲としておく。 これらの角度が45″以上となると、各碍管ピース(1
)を積み重ねたときに下側の碍管ピース(1)の接合端
面のV字状の先端部に応力集中が生して「ゲージ割れ」
と呼ばれる割れを下側の碍管ピース(1)の断面V字状
の先端部に生し易くなり、逆にこれらの角度が10’未
満となると下側の碍管ピース(1)の断面V字状の先端
部での応力集中はなくなるが、上側と下側の各碍管ピー
ス(1)、(1)の接合端面の位置決め効果が失われる
こととなる。 また本発明においては、これらの角度がθIA、θ、〈
θ2A、θ、の関係を満足するように接合端面の形状を
決定しておく。このように上側の碍管ピース(1)の接
合端面のV字角度を下側の碍管ピース(1)の接合端面
のV字角度よりも大きくしておくと、上側の碍管ピース
(1)の断面V字状の接合端面と下側の碍管ピース(1
)の断面V字状の接合端面との間にくさび状の空間が形
成されてこの空間を釉薬(2)が埋めることとなる。こ
の結果、上下の碍管ピース(1)、 (11はV字の中
央部分で相互間の位置決めが正確に行われることは勿論
、焼成時の変形によっても接合端面の外側または内側の
部分が直接接触することがなく、接合端面が破砕される
ことがない。 本発明者の実験によれば、下側の碍管ピース(1)、の
接合端面の両側の角度は、例えばθ1.=θ、−28°
としておけばよいが、上側の碍管ピース(1)の接合端
面の両側の角度θ2A、82mは次のように設定するこ
とが好ましい、まず第3図のように、上側の碍管ピース
(1)の接合端面の外と内の両端から軸線と平行に引い
た直線(4)、(5)が管状の押出磁器素材の素材流線
(3)と交わる点をP’+、 Pzとし、素材流! (
3)の頂点(6)からこれらの点P0、Pzまでの軸線
と平行に図った距離をFl、、Fl、とする。モしてH
2■1の値を△Hとする。一方、θ、−θ2Ilを△θ
とすると、△Hの大きさに応して、△θの値を第4図の
ように設定することが好ましい。なお、押出素材の素材
流線(3)は例えば冷凍法により測定することができる
。 また上側の碍管ピース(1)の接合端面と下側の碍管ピ
ース(1)の接合端面との間の焼成後の距離は一般的に
は少ない方が好ましい。しかし焼成前にこの間隔をあま
りに小さくすると焼成時の変形により接合部が傷むこと
がある。一方、この間隙をあまり大きくすると接合部は
釉薬強度の依存が大きくなり接合部が強度不足となる。 従って、焼成前における接合部は適正な間隙を持たせる
ことが好ましい。第5図は焼成後の接合面の適正間隙ゾ
ーンを図示したものである。 このように本発明においては接合端面が断面V字状に形
成された未焼成の碍管ピース(1)を釉薬(2)により
接合したうえ組立焼成するのであるが、この焼成時に下
側碍管(1)の接合端面に適正な焼成負荷重量を加える
ことが好ましい。第6図は肉厚とこの焼成負荷重量との
関係を示すグラフであり、上部の碍管ピース(1)の自
重によってこのグラフ中の最小負荷重量に達しない場合
には、外部から荷重を加えることが好ましい。なお下側
碍管(1)の断面V字状の接合面に加わる負荷荷重は碍
管の軸線に対して垂直な平面の単位面積当たりに加わる
重量を意味する。 以上のようにしてθ1B、θ1B、θ2A、θ211の
角度を決定し、適正な焼成負荷重量の下で常法により焼
成すれば、接合部の安定した長大碍管を得ることができ
る。例えば、θIA、θ工3、θ21B、θ2□を全て
28°とすると、接合端部が管状の押出素材の肉厚中の
内面寄りあるいは外面寄りの部分から削り出された場合
には接合部の歩留りは40〜45%であったが、θ1A
、θ、をともに28°とし、θ。 とθ2.をともに32°とすると接合部の歩留りは70
〜80%にまで上昇した。更にθIA、θ18をともに
28°とし、θ、A= 29° θ□=33° (接合
端部が管状の押出素材の肉厚中の内面寄りの部分から削
り出された場合)、あるいはθ、A= 33° θ、=
29° (接合端部が管状の押出素材の肉厚中の外面寄
りの部分から削り出された場合)とすると、接合部の歩
留りは100%にまで向上した。 (発明の効果) 本発明は以上に説明したように、未焼成の碍管ピースを
釉薬により接合したうえ組立焼成する方法であるから、
焼成された碍管ピースを釉薬により接合する場合のよう
な手数がかからず、また再度焼成する必要がなく製造コ
ストを引き下げることができる。しかも本発明によれば
、上述したように接合部の品質を安定させることができ
、高い歩留りで長大碍管を製造することができる。よっ
て本発明は従来の問題点を一掃した長大碍管の製造方法
として、産業の発展に寄与するところは極めて大きいも
のがある。 1B、
に関するものであり、特に未焼成の碍管ピースを釉薬に
より接合し組立焼成する長大碍管の製造方法に関するも
のである。 (従来の技術) 超高圧送電等に使用される長さが5mに達するような長
大碍管は一体に成形することができないため、複数の碍
管ピースに分割して成形したのち、釉薬により接合する
製造方法が採られている。 この場合には各碍管ピース相互間を正確に位置決めする
必要があるため、例えば特公昭35−9540号公報、
特公昭52−4812B号公報等に示されるように、各
碍管ピースを予め焼成したうえ、その接合面に凹凸状の
位置決め部を加工することが行われている。ところがこ
の方法は焼成された磁器製の碍管ピースの接合端面を加
工する必要があるので多くの手数がかかり、また釉薬に
より接合したのちに再度焼成する必要があるので製造コ
ストが高くつく欠点があった。 このため、碍管ピースをそれぞれ未焼成のままで釉薬に
より接合し、碍管ピースの焼成と同時に一体化を図る一
度焼成法も試みられたが、接合部が焼成時に収縮変形す
るために接合部の品質が不安定となり、長大碍管の製造
歩留りが悪いという問題があった。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解消して、−度
焼成により接合部の品質が安定した長大碍管を製造する
ことができる長大碍管の製造方法を提供するために完成
されたものである。 (課題を解決するための手段) 本発明者は上記の課題を解決するために、未焼成の碍管
ピースの接合部が焼成時にどのように変形するかを追求
した結果、長大碍管に使用されるような大径の管状の押
出素材は、土練機から押し出される際の原料粒子の配向
による押出素材の内外面の粗密差が大きいことを知った
。またこのような碍管ピースは大径の押出素材を削り出
して製造されるため、接合端部が管状の押出素材の肉厚
中の外面寄りの部分、内面寄りの部分、中央部分とさま
ざまな場合があり、それによって粗密の程度が異なるた
めに接合部の焼成時の収縮変形が不安定となることを究
明した。そして碍管ピースの接合部が管状の押出素材の
どの部分である場合にも接合部を安定させるためには、
碍管ピースの接合端面を断面v字状に形成し、しかも下
側の碍管ピースのV字の角度を上側の碍管ピースのV字
の角度よりも緩やかに形成することが好ましいことを知
った。 本発明は上記した知見に基づいて完成されたものであっ
て、接合端面が断面V字状に形成された未焼成の碍管ピ
ースを釉薬により接合したうえで組立焼成する長大碍管
の製造方法であって、下側の碍管ピースのV字状の2平
面が碍管の軸線に対して垂直な平面となす角度をθlA
% θ1B、上側の碍管ピースのV字状の2平面が碍管
の軸線に対して垂直な平面となす角度をθ!1、θ21
としたときθ1B、θ1B、θ2A、θ2.を全て10
〜45°の範囲とし、またθ0、θ1B<θ2A、θ、
としたことを特徴とするものである。 (実施例) 以下に本発明を図面を参照しつつ更に詳細に説明する。 第1図は未焼成の碍管ピース(1)を釉薬(2)により
接合したうえ、窯内で組立焼成しようとする状態を示す
ものであり、各碍管ピース(1)の接合端面ば全て断面
V字状に形成されている。 この接合端面を拡大して示したのが第2図であって、説
明の都合上、図示のように下側の碍管ピース(1)の接
合端面のV字状の2平面が碍管の軸線に対して垂直な平
面となす角度をθ1いθ1B、上側の碍管ピース(1)
の接合端面のV字状の2平面が碍管の軸線に対して垂直
な平面となす角度をθ。 θ、とする。ここで添字Aは外側を、添字Bは内側を意
味する。 本発明においては、これらのθ1A、θ16、θ2Aθ
21の角度を全てlO〜45°の範囲としておく。 これらの角度が45″以上となると、各碍管ピース(1
)を積み重ねたときに下側の碍管ピース(1)の接合端
面のV字状の先端部に応力集中が生して「ゲージ割れ」
と呼ばれる割れを下側の碍管ピース(1)の断面V字状
の先端部に生し易くなり、逆にこれらの角度が10’未
満となると下側の碍管ピース(1)の断面V字状の先端
部での応力集中はなくなるが、上側と下側の各碍管ピー
ス(1)、(1)の接合端面の位置決め効果が失われる
こととなる。 また本発明においては、これらの角度がθIA、θ、〈
θ2A、θ、の関係を満足するように接合端面の形状を
決定しておく。このように上側の碍管ピース(1)の接
合端面のV字角度を下側の碍管ピース(1)の接合端面
のV字角度よりも大きくしておくと、上側の碍管ピース
(1)の断面V字状の接合端面と下側の碍管ピース(1
)の断面V字状の接合端面との間にくさび状の空間が形
成されてこの空間を釉薬(2)が埋めることとなる。こ
の結果、上下の碍管ピース(1)、 (11はV字の中
央部分で相互間の位置決めが正確に行われることは勿論
、焼成時の変形によっても接合端面の外側または内側の
部分が直接接触することがなく、接合端面が破砕される
ことがない。 本発明者の実験によれば、下側の碍管ピース(1)、の
接合端面の両側の角度は、例えばθ1.=θ、−28°
としておけばよいが、上側の碍管ピース(1)の接合端
面の両側の角度θ2A、82mは次のように設定するこ
とが好ましい、まず第3図のように、上側の碍管ピース
(1)の接合端面の外と内の両端から軸線と平行に引い
た直線(4)、(5)が管状の押出磁器素材の素材流線
(3)と交わる点をP’+、 Pzとし、素材流! (
3)の頂点(6)からこれらの点P0、Pzまでの軸線
と平行に図った距離をFl、、Fl、とする。モしてH
2■1の値を△Hとする。一方、θ、−θ2Ilを△θ
とすると、△Hの大きさに応して、△θの値を第4図の
ように設定することが好ましい。なお、押出素材の素材
流線(3)は例えば冷凍法により測定することができる
。 また上側の碍管ピース(1)の接合端面と下側の碍管ピ
ース(1)の接合端面との間の焼成後の距離は一般的に
は少ない方が好ましい。しかし焼成前にこの間隔をあま
りに小さくすると焼成時の変形により接合部が傷むこと
がある。一方、この間隙をあまり大きくすると接合部は
釉薬強度の依存が大きくなり接合部が強度不足となる。 従って、焼成前における接合部は適正な間隙を持たせる
ことが好ましい。第5図は焼成後の接合面の適正間隙ゾ
ーンを図示したものである。 このように本発明においては接合端面が断面V字状に形
成された未焼成の碍管ピース(1)を釉薬(2)により
接合したうえ組立焼成するのであるが、この焼成時に下
側碍管(1)の接合端面に適正な焼成負荷重量を加える
ことが好ましい。第6図は肉厚とこの焼成負荷重量との
関係を示すグラフであり、上部の碍管ピース(1)の自
重によってこのグラフ中の最小負荷重量に達しない場合
には、外部から荷重を加えることが好ましい。なお下側
碍管(1)の断面V字状の接合面に加わる負荷荷重は碍
管の軸線に対して垂直な平面の単位面積当たりに加わる
重量を意味する。 以上のようにしてθ1B、θ1B、θ2A、θ211の
角度を決定し、適正な焼成負荷重量の下で常法により焼
成すれば、接合部の安定した長大碍管を得ることができ
る。例えば、θIA、θ工3、θ21B、θ2□を全て
28°とすると、接合端部が管状の押出素材の肉厚中の
内面寄りあるいは外面寄りの部分から削り出された場合
には接合部の歩留りは40〜45%であったが、θ1A
、θ、をともに28°とし、θ。 とθ2.をともに32°とすると接合部の歩留りは70
〜80%にまで上昇した。更にθIA、θ18をともに
28°とし、θ、A= 29° θ□=33° (接合
端部が管状の押出素材の肉厚中の内面寄りの部分から削
り出された場合)、あるいはθ、A= 33° θ、=
29° (接合端部が管状の押出素材の肉厚中の外面寄
りの部分から削り出された場合)とすると、接合部の歩
留りは100%にまで向上した。 (発明の効果) 本発明は以上に説明したように、未焼成の碍管ピースを
釉薬により接合したうえ組立焼成する方法であるから、
焼成された碍管ピースを釉薬により接合する場合のよう
な手数がかからず、また再度焼成する必要がなく製造コ
ストを引き下げることができる。しかも本発明によれば
、上述したように接合部の品質を安定させることができ
、高い歩留りで長大碍管を製造することができる。よっ
て本発明は従来の問題点を一掃した長大碍管の製造方法
として、産業の発展に寄与するところは極めて大きいも
のがある。 1B、
第1図は本発明の工程を示す断面図、第2図は接合端部
の拡大断面図、第3図は接合端部が管状の押出素材の肉
厚中のどの部分から削り出されたかを数値化するための
グラフ、第4図は第3図により得られた数値とθ2A−
θz6の値との好ましい関係を示すグラフ、第5図は上
下の碍管ピース間の適正間隙ゾーンを示すグラフ、第6
図は本発明における適正な焼成負荷重量を示すグラフで
ある。 (1):碍管ピース、(2):釉薬。
の拡大断面図、第3図は接合端部が管状の押出素材の肉
厚中のどの部分から削り出されたかを数値化するための
グラフ、第4図は第3図により得られた数値とθ2A−
θz6の値との好ましい関係を示すグラフ、第5図は上
下の碍管ピース間の適正間隙ゾーンを示すグラフ、第6
図は本発明における適正な焼成負荷重量を示すグラフで
ある。 (1):碍管ピース、(2):釉薬。
Claims (1)
- 接合端面が断面V字状に形成された未焼成の碍管ピー
ス(1)を釉薬(2)により接合したうえで組立焼成す
る長大碍管の製造方法であって、下側の碍管ピース(1
)のV字状の2平面が碍管の軸線に対して垂直な平面と
なす角度をθ_1_A、θ_1_B、上側の碍管ピース
(1)のV字状の2平面が碍管の軸線に対して垂直な平
面となす角度をθ_2_A、θ_2_Bとしたとき、θ
_1_A、θ_1_B、θ_2_A、θ_2_Bを全て
10〜45°の範囲とし、またθ_1_A、θ_1_B
<θ_2_A、θ_2_Bとしたことを特徴とする長大
碍管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6903390A JPH0727744B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 長大碍管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6903390A JPH0727744B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 長大碍管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03269917A true JPH03269917A (ja) | 1991-12-02 |
JPH0727744B2 JPH0727744B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=13390864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6903390A Expired - Lifetime JPH0727744B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 長大碍管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727744B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208205A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ngk Insulators Ltd | 分割碍管の端面切削方法および分割碍管の端面切削用の総型砥石 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP6903390A patent/JPH0727744B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208205A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ngk Insulators Ltd | 分割碍管の端面切削方法および分割碍管の端面切削用の総型砥石 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0727744B2 (ja) | 1995-03-29 |
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