JPH0432253Y2 - - Google Patents

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JPH0432253Y2
JPH0432253Y2 JP1987039763U JP3976387U JPH0432253Y2 JP H0432253 Y2 JPH0432253 Y2 JP H0432253Y2 JP 1987039763 U JP1987039763 U JP 1987039763U JP 3976387 U JP3976387 U JP 3976387U JP H0432253 Y2 JPH0432253 Y2 JP H0432253Y2
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JP
Japan
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screw
main shaft
ceramic screw
ceramic
extrusion molding
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JP1987039763U
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JPS63145607U (ja
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はセラミツクス質、合成樹脂等の各種の
材料の押出成形機に用いられる押出成形機用スク
リユーに関するものである。
(従来の技術) 押出成形機のスクリユーとしては金属製のもの
が一般的であるが、硬度の大きい材料や腐食性の
材料、あるいは高温材料の押出成形のために最近
ではセラミツク製のスクリユーが用いられつつあ
る。ところが押出成形機の主軸は金属製であるた
めにセラミツクスクリユーを金属製の主軸に取付
ける必要があり、このためには例えば特開昭61−
241104号公報に示されるように、断面を角形等と
した主軸上に角形の中心孔を持つセラミツクスク
リユーを嵌合させた構造や、第5図に示されるよ
うに、主軸30の端部に凹部31を形成し、セラ
ミツクスクリユー32の突起33をこの凹部31
に嵌合させた構造のものが用いられている。しか
しこのような従来のものは、いずれもセラミツク
スクリユー側にコーナー部分が形成されるため
に、主軸側からの駆動力をセラミツクスクリユー
に伝達する際にセラミツクスクリユーに大きい応
力集中を生じ、コーナー部分から破損し易い欠点
があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し
て、金属製の主軸とセラミツクスクリユーとの接
合部分の応力集中を緩和し、この部分からのセラ
ミツクスクリユーの破損を防止した押出成形機用
スクリユーを目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、金属製の主軸の先方部にセラミツク
スクリユーを連結した押出成形機用スクリユーに
おいて、主軸とセラミツクスクリユーとの接合面
を軸線に対して互いに反対方向に傾斜させた複数
の平面よりなるものとするとともに、セラミツク
スクリユーに軸方向荷重をかけてこの接合面に圧
着力を生じさせたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例によつて更に詳細に
説明する。
第1図及び第2図に示す第1の実施例におい
て、1は押出成形機の金属製の主軸、2はこの主
軸1の先方部に連結されるセラミツクスクリユー
である。これらの主軸1とセラミツクスクリユー
2との接合面3は図示のとおり軸線に対して傾斜
した面となつている。すなわち、この実施例では
接合面3は軸線に対して傾斜した第1の平面3a
と、軸線に垂直な短い第2の平面3bと、軸線に
対して第1の平面3aとは反対向きに同角度だけ
傾斜した第2の平面3cとから構成されるもの
で、図示のようにセラミツクスクリユー2側が凸
で主軸1側に凹となるように構成しておく。これ
は逆にセラミツクスクリユー2側を凹とするとセ
ラミツクスクリユー2に肉薄部が形成されて破損
し易くなるためである。主軸1とセラミツクスク
リユー2の中心には中心孔4,5が透設してあ
り、図示を略した芯軸をこれらの中心孔4,5内
に挿通したえでその先端にナツトをねじ込み、セ
ラミツクスクリユー2を締付けることができる。
この締付けによつてセラミツクスクリユー2には
軸方向荷重が与えられ、接合面3において強い圧
着力が生ずることとなる。
接合面3を複数の平面から構成したのは、加工
が容易で主軸1とセラミツクスクリユー2とを接
合面3において密着させ易いからである。
更に第3図及び第4図に示す第2の実施例にお
いては、接合面3の構造は第1の実施例と同様で
あるが、軸線に垂直な第2の平面3bにセラミツ
クスクリユー2側から2本のノツクピン6,6が
突出させてあり、主軸1側にはこれに対応するピ
ン孔7,7を形成してある。第2の実施例におい
ても、セラミツクスクリユー2には軸方向荷重が
加えられ、接合面3には強い圧着力が与えられて
いる。
(作用) このように構成された本考案の押出成形機用ス
クリユーは、従来のスクリユーと同様に押出成形
機に取付けて使用されるものであるが、本考案に
おいては主軸1とセラミツクスクリユー2との接
合面3が軸線に対して互いに反対方向に傾斜した
複数の平面よりなるものとされているうえ、セラ
ミツクスクリユー2に軸方向荷重をかけて接合面
3に圧着力が与えられているので、主軸1が回転
するとセラミツクスクリユー2はこの接合面3を
介して主軸1に押されるようにして回転し、押出
成形が行われる。このような動力伝達は第5図に
示される従来のスクリユーと基本的に変わるもの
ではないが、本考案においては軸線に対して互い
に反対方向に傾斜している複数の接合面3である
から動力伝達が広い面積を持ち、かつセラミツク
スクリユー2の側に第5図に示される従来のもの
のようなコーナー部分がないので、動力伝達時の
応力集中が大幅に緩和される。即ち、第5図に示
されるものの動力伝達面の応力集中率を100とし
た場合、実施例のものは18にまで応力集中率を低
下させることができる。従つて本考案においては
主軸1とセラミツクスクリユー2との接合部分に
おけるセラミツクススクリユー2の破損が確実に
防止されることとなる。このほか、従来のものに
比較して本考案のスクリユーは、接合面3が単純
な平面であるため容易に加工ができるので、面精
度を確保し易く、クラツクの発生要因となる加工
傷を大幅に減少させることが可能となる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、金
属製の主軸とセラミツクスクリユーとの接合面を
スクリユーの軸線に対して互いに反対方向に傾斜
させた複数の平面よりなるものとしたことによ
り、主軸とセラミツクスクリユーとの接合面積が
広くなり、また従来のようなコーナー部がないた
め、応力集中を大幅に緩和することができ、セラ
ミツクスクリユーの破損のおそれをなくしたもの
である。
よつて本考案は従来の問題点を解決した押出成
形機用スクリユーとして、その実用的価値は極め
て大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の正面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は本考案の第2の実
施例の正面図、第4図はその分解斜視図、第5図
は従来例の正面図である。 1……主軸、2……セラミツクスクリユー、3
……接合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の主軸1の先方部にセラミツクスクリユ
    ー2を連結した押出成形機用スクリユーにおい
    て、主軸1とセラミツクスクリユー2との接合面
    3を軸線に対して互いに反対方向に傾斜させた複
    数の平面よりなるものとするとともに、セラミツ
    クスクリユー2に軸方向荷重をかけてこの接合面
    3に圧着力を生じさせたことを特徴とする押出成
    形機用スクリユー。
JP1987039763U 1987-03-18 1987-03-18 Expired JPH0432253Y2 (ja)

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JP1987039763U JPH0432253Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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JPS63145607U JPS63145607U (ja) 1988-09-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2962116B1 (fr) * 2010-07-05 2013-05-24 Samir Osmani Dispositif perfectionnant le procede de fabrication des vis d'archimede par assemblage de secteurs
US20120135098A1 (en) * 2010-11-30 2012-05-31 Conor James Walsh Extrusion Mixing Screw and Method of Use

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61241104A (ja) * 1985-04-18 1986-10-27 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 押出機または混練機のスクリユ−

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JPS63145607U (ja) 1988-09-26

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