JPH03269415A - アクティブマトリックス光変調素子 - Google Patents

アクティブマトリックス光変調素子

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JPH03269415A
JPH03269415A JP2068174A JP6817490A JPH03269415A JP H03269415 A JPH03269415 A JP H03269415A JP 2068174 A JP2068174 A JP 2068174A JP 6817490 A JP6817490 A JP 6817490A JP H03269415 A JPH03269415 A JP H03269415A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
modulation element
resin
film
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JP2068174A
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English (en)
Inventor
Masaya Keyakida
昌也 欅田
Yoshinori Hirai
良典 平井
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アクティブマトリックス光変調素子に関する
ものである。
[従来の技術] 大画面テレビに対する要求が高まっており、CRTに代
わるひとつの方式として投射型液晶テレビの開発が行な
われている。従来投射型テレビ用アクティブマトリック
ス光変調素子(以下単に光変調素子という)としてはT
N型の液晶を利用したものが使用されており、対向基板
上に形成される遮光膜は薄膜トランジスタ(TPT)や
ダイオードの光誘起電流が原因となるクロストークを防
止する目的に使われている。
第2図に光変調素子の1画素の典型的な例の断面図を示
す。20は表示基板である。21はゲート線、22と2
2°はそれぞれソース線とドレイン電極、23は半導体
、24は画素表示電極を示す。
25はゲート絶縁膜、26は保護膜である。20°は対
向基板であり、27は対向電極である。斜線部28は対
向基板上に形成される遮光膜である。29は光変調物質
であり、透明な高分子樹脂中に液滴状に液晶を支持して
なる液晶樹脂複合体がもちいられる。
[発明の解決しようとする問題点] 第2図に示すような、金属よりなる遮光膜を有する光散
乱型の光変調素子にひじように強い光が入射する場合を
考える。液晶樹脂複合体29が光散乱状態にあるとき、
入射した光は方向を変え、遮光膜28の近傍より入射し
た光の一部は遮光膜で覆われた領域の内側に入りこむ。
この光の一部はそのまま表示基板20たるアクティブマ
トリックス基板のガラスを通り抜けていくが、残る一部
はTPTのソース・ドレイン・ゲート電極22.22°
、21によって反射される。この反射光が遮光膜28で
反射される。このような多重反射を繰返した後、入射光
の一部が半導体230表面に達し、リーク電流の増加を
招き表示のコントラストの低下をひきおこす。
この多重反射によるリーク電流の増加は、アクティブマ
トリックス基板が高密度になるほどTPTのソース・ド
レイン・ゲート電極と他の電極の間隔が狭くなってガラ
スを通り抜けていく割合いが少なくなることや、アクテ
ィブマトリックス基板が小型化するほど入射光の強度が
大きくなること等、よりコンパクトで明るい投射型テレ
ビを実現する上で問題となる。
また、このような多重反射は従来のTN素子では光がセ
ル内部で進行方向を変えることが無いのに対し、光散乱
型の液晶樹脂複合体を光変調物質として用いているとき
に特に問題となる。
[問題点を解決するための手段〕 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたちのであ
り、透明絶縁性基板上に行列状に電極を配列し、前記電
極の交差部分近傍に能動素子を配した表示基板と、透明
電極を有する対向基板との間に、液晶が樹脂に分散保持
され、その樹脂マトリックスの屈折率が使用する液晶の
常光屈折率とほぼ一致するようにされた液晶樹脂複合体
を挟持し、前記対向基板上に少なくとも前記能動素子を
形成する半導体部分と相対向する部分を含むように遮光
膜を配してなるアクティブマトリックス光変調素子にお
いて、前記遮光膜を金属膜と光吸収膜との2層構造とし
たことを特徴とするアクティブマトリックス光変調素子
を提供するものである。
第1図は本発明の光変調素子の1画素の基本構成を示す
断面図である。
1はクロム(Cr) 、タンタル(Ta)等の金属で形
成されるゲート線、2と2°はそれぞれCr、アルミニ
ウム(Al)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)等
の金属で形成されるソース線とドレイン電極、3はTP
Tを形成する非晶質シリコン、多結晶シリコン等の半導
体、4はrTO,SnO□等の透明導電材料で形成され
る画素表示電極を示す、5はゲート絶縁膜、6は保護膜
であり、プラズマCVD k: ヨ6 SiN膜、5i
ON膜、SiO膜等が使われる。7は対向電極であって
4と同じ種類の透明電極からなる。8は金属遮光膜、8
゛は有機遮光膜である。金属遮光膜8は第1図では対向
電極7の上に設けであるが対向電極7の下に設けても良
い。
このように本発明にかかる遮光膜は、対向基板10°上
に対向電極7を形成し、更にその上に金属遮光膜8を形
成して、この金属遮光膜8上に光吸収膜たる有機遮光膜
8°を形成してなるものであり、2層構造になっている
金属遮光膜8の材料は、Cr、Ti、Ta等の各種金属
、ニッケル(Ni)とCrからなる各種合金等が通常使
用できる。この中で膜厚が薄くできるCrが望ましく、
真空蒸着等の方法により、1000〜2000人の厚さ
に形成される。厚さが1000Å以下であると光を透過
してしまい%2000Å以上の厚さであると、表面の凹
凸が生じるとともに剥離し易くなるので望ましくない。
有機遮光膜8°の材料は、通常アクリル系の樹脂にカー
ボンを分散させたものが使用されるが、フォトリソグラ
フィによるパターニングができるもので、光吸収性を有
し、セル化のプロセス温度的150〜220℃に耐える
ことが可能であり、セル化で使用するIPA、フロンN
MP等の溶剤に耐えることができるものなら、これに限
定されない。
該有機遮光膜8゛の厚みは極力薄い方が望ましいが、あ
まり極端に薄いと光の透過率が上昇してしまって好まし
くない。厚さは通常1〜5μm、望ましくは1.5〜2
.5μmであり、光の透過率は5%以下が好ましい。
尚、上述の説明では、光吸収膜として有機遮光膜を例と
して説明したが、光を吸収する機能を有し、生産技術上
問題がなければ、セラミックス等の無機材料を使用して
もよい。
10.10°はそれぞれ表示基板、対向基板であり、ガ
ラスや石英基板が使われる。9は、液晶樹脂複合体であ
り、透明な高分子樹脂のマトリックスが液晶で満たされ
たものや、透明な高分子樹脂中に液滴状の液晶が分散保
持されたものが通常使用される。該高分子樹脂は通常、
生産技術上の問題から光硬化性樹脂が望ましいが、他の
樹脂でも使用できる。またこの液晶はどのようなもので
も使用できるが、誘電異方性が正のネマティック液晶の
ような印加電圧零のとき散乱状態になるものが、表示品
位がよくなるので、望ましい。
本発明にかかる光変調素子は、投射型テレビのみならず
、オーバーヘッドプロジェクタ−(OHP)等の各種投
射型表示装置に最適であるが、反射型の表示装置にも使
用できる。尚、上述の説明では、能動素子としてTPT
を掲げたが、これに腿定されず、他のMIMの能動素子
であってもよい。
[作用] 第2図の金属遮光膜25を有する従来の光変調素子にお
いては、光散乱状態にある液晶樹脂複合体29によって
進行方向を変えた光はTPTの各電極等と遮光I!11
28との間で多重反射を起こし、入射光の一部が半導体
23に達する。これに対して第1図に示す遮光膜8,8
°を有する本発明の光変調素子ではTPTの各電極等で
反射されて遮光膜8,8°に達した光は有機遮光膜8°
でほとんど吸収されてしまい多重反射を起こさない、し
たがって、入射光はほとんど半導体3に達せず、リーク
電流の増加はないのでコントラストの低下はひきおこさ
れない。
一方外部すなわち対向基板方向から遮光膜8.8°に入
射する光は金属遮光膜8で反射され、有機遮光膜8′に
直接照射されることはなく、素子内部で反射した光のみ
が到達するためにひじょうに強い光のもとでも有機遮光
膜8の劣化は少ない。
[実施例] 第1図に示すようにガラス基板(旭硝子社製ANガラス
)上にCrを蒸着パターニングしてゲート線を形成する
。続いてプラズマCVD装置でゲート絶縁膜となる窒化
シリコン膜および非晶質シリコン膜を堆積した後、この
非晶質シリコンを島状にパターニングして半導体とした
さらに燐をドープした非晶質シリコンをプラズマCVD
で堆積し、半導体を覆うようにパターニングした。続い
てITOを蒸着、パターニングし、画素表示電極とした
。Cr、AIを蒸着して。
所定の形状にパターニングし、AI、Cr、fiドープ
非晶質シリコンの順にエツチングしてソース電極、ドレ
イン電極とした。これに窒化シリコン膜をプラズマCV
Dで堆積して保護膜とし、周辺の電極取出部のエツチン
グを行ない、表示基板たるアクティブマトリックス基板
とした。
一方、ガラス基板と同じ種類のガラス基板上に1丁0 
、 Crを蒸着し、まずCrをパターニングして金属遮
光膜とし、さらに該基板周辺部ITOをエツチングして
対向電極として、対向基板とした。さらに顔料を分散さ
せた有機材料(富士ハント社製C0LORMOSAIC
CK)をスピンコードし、金属遮光膜の上に重ねるよう
にパターニングして有機遮光膜とした。
上述した2種のガラス基板をスペーサーを介して貼り合
せてセルとし、液晶と光重合性アクリル樹脂を均一に溶
解したものをセル内に充填した。セルギャップは12μ
mとした。これに紫外光を照射してアクリル樹脂を重合
し液晶を液滴状に析出させ、液晶樹脂複合体を得た。こ
の液晶樹脂複合体は画素表示電極と対向電極の間に電圧
が印加されているときには液晶が電圧方向に整列して液
滴の電圧方向の屈折率n0と高分子樹脂の屈折率nPが
等しくなって透明状態となり、電圧が印加されない時に
は液晶がランダムな方向を向くためにnoとnpが等し
くなくなって光が散乱されて白濁状態となる。
この実施例にかかる光変調素子を使用して以下の如く投
射型の表示装置を作製した。メタルハライドランプ光源
の光を集光し、平行光にしてグイクロイックミラーで3
色に分光して3個の実施例にかかる光変調素子を用いて
変調し、合成して投射したところ明るくコントラストの
よい投射画像が得られ、金属のみの遮光膜をもちいたと
きに見られるようなコントラストの低下はまったく見ら
れなかった。尚、この光変調素子にはこのとき100万
ルツクスの光が照射されていた。
【発明の効果] 以上のように本発明の光変調素子を投射型の表示装置に
使用した場合、該光変調素子が光散乱型の光変調素子で
あって、かつ強い光の照射下において該光変調素子を使
用してもクロストークの無い良好な画像を得ることがで
きるので、より明るい、コントラストのよい投射画像を
得ることができる。
また、画像を高密度化しても多重反射を防ぐことができ
るので、画像の高精細化を行なうことができるという効
果も認められ、投射型テレビ等の表示装置に対する利用
価値は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクティブマトリックス光変調素子の
1画素の典型的例の断面図。 第2図は従来のアクティブマトリックス光変調素子の1
画素の典型的例の断面図。 l・・・ゲート線 2・・・ソース線 8・・・金属遮光膜 8°・・・有機遮光膜 2132′45G  ’?10 f°5葎人賢 I!4  馬 大

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明絶縁性基板上に行列状に電極を配列し、前記
    電極の交差部分近傍に能動素子を配した表示基板と、透
    明電極を有する対向基板との間に、液晶が樹脂に分散保
    持され、その樹脂マトリックスの屈折率が使用する液晶
    の常光屈折率とほぼ一致するようにされた液晶樹脂複合
    体を挟持し、前記対向基板上に少なくとも前記能動素子
    を形成する半導体部分と相対向する部分を含むように遮
    光膜を配してなるアクティブマトリックス光変調素子に
    おいて、前記遮光膜を金属膜と光吸収膜との2層構造と
    したことを特徴とするアクティブマトリックス光変調素
    子。
  2. (2)請求項(1)液晶樹脂複合体に用いられる樹脂が
    、光硬化性ビニール系樹脂であり、液晶と前記樹脂とを
    均一に溶解した溶液に光照射し、樹脂を硬化させること
    により得られる液晶樹脂複合体を使用することを特徴と
    する請求項(1)記載のアクティブマトリックス光変調
    素子。
  3. (3)請求項(1)又は請求項(2)記載のアクティブ
    マトリックス光変調素子を使用した投射型表示装置。
JP2068174A 1990-03-20 1990-03-20 アクティブマトリックス光変調素子 Pending JPH03269415A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08292450A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Nec Corp 液晶表示装置
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