JPH03269219A - 熱線式空気流量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱線式空気流量計における空気通路構成部材
の腐蝕、変質による性能劣化、経時劣化を防止するため
の構造に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭５８−１．０９８１４号に記載の
ように、バイパス通路の出口開口部スリットを、ベンチ
ュリ内壁最下部に開口させることにより、バイパス通路
の水の蓄積を防止することとなっていた。しかし、バイ
パス通路およびメイン通路を形成するボディの外側に水
が蓄積するのを防止する点については、配慮されていな
かった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、空気通路を構成するボディに駆動回路
と空気流量を検出する流量検出部を一体化した流量計を
装着するフランジを設け、フランジの強度を得るため、
フランジとボディ外壁間にリブを設けているが、熱線式
空気流量計を自動車のエンジンルーム内に装着する際、
装着方向によっては、フランジとボディ外壁及び、リブ
で囲まれた範囲に液体が溜まり、ボディが腐蝕、変質し
やすくなる。さらに、ボディの腐蝕は駆動回路とフラン
ジに固定しているネジ部及び、フランジ面に進行し、駆
動回路をフランジに固定しているネジの締め付は強度低
下及び、駆動回路とフランジ間にギャップが発生し計測
誤差が著しく大きくなるという問題点があった。

本発明の目的は、空気通路を形成するボディに液体が溜
まらないように、ボディの腐蝕、変質を防止するように
した熱線式空気流量計を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するためには、駆動回路を装着するフラ
ンジの強度を得るためフランジとボディ外壁間に設けた
リブを、片側１ケ所とし袋状となる部分を設けない構造
とし、液体が溜まらない様にしたものである。またフラ
ンジとボディ外壁間に片側複数個のリブを設け、袋状の
構造となる場合は、袋状の最も深い位置に貫通するよう
リブに穴を設け、液体が溜まらない構造としたものであ
る。

〔作用〕

空気通路を形成するボディに設けた駆動回路を装着する
フランジとボディ外壁の間に設けたリブを片側１ケ所、
または、リブに貫通穴を設けることにより、自動車に熱
線式空気流量計を装着する状態に関係なく、前記フラン
ジとボディ外壁間が被水しても、フランジとボディ外壁
間に液体が溜まることがない。これによって、ボディの
腐蝕。

変質を抑制することができ、フランジ部の強度低下の防
止及び性能変化を低減することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を、第１図から第６図により説
明する。

第１図は、空気流量を測定する熱線式空気流量計の概略
を示す。

駆動回路を内蔵し、吸入空気流量を検出する温感抵抗体
のホットワイヤ及び吸入空気温度を検出ニー＼ｌ する温度補正用抵抗体のコールドワイヤを一体にした熱
線式空気流量計４は、バイパス空気通路５とメイン空気
通路６で形成されているボディ１のバイパス空気通路５
に装着される。また、熱線式空気流量計４は、ボディ１
のメイン空気通路６の軸方向と並行に設けたフランジ２
により固定される。さらに、フランジ２の強度を確保す
るため、ボディ１の外壁とフランジ２間に垂直にリブ３
を片側に１ケ所設けた構造である。

また第２図、第３図は、前記第１図で説明した熱線式空
気流量計ボディ１に設けたリブ３の形状を示したもので
ある。

第４図から第６図は、前記第１図の熱線式空気流量計の
ボディ１の外壁とフランジ２間に垂直に複数のリブ３を
設け、さらに、リブ３にメイン空気通路６の軸方向と並
行に水抜き穴７を設けた構造である。

本発明は、この熱線式空気流量計において、ボディ１の
外壁とフランジ２の間に液体を溜まらない構造髪設ける
ことにより、ボディ１の腐蝕及び変質を抑制し、ボディ
１の強度劣化を防止でき、また、性能劣化を防止できる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ボディの熱線式空気流量計装着部のフ
ランジとボディ外壁間の溝部に、液体が溜まらないよう
、フランジとボディ間のリブを１ケ所にするかまたは、
リブに水抜き穴を設けることにより、自動車へ熱線式空
気流量計を装着する際の取付状態に関係なく、ボディの
腐蝕による強度低下および、性能低下を抑制できる効果
がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例である熱線式空気流量計の全
体構成図、第２図および第３図は実施例のＡ−Ａおよび
Ｂ−Ｂ断面図、第４図から第６図はその他の実施例と断
面図である。 １・・・ボディ、２・・・フランジ、３・・・リブ、４
・・・熱線式空気流量計、５・・・バイパス空気通路、
６・・・メイ第 １ 因 第 図 第 図 り 第 図 第 図 第６区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、空気通路を形成するボディと、前記空気通路に設置
   された発熱抵抗体及び、発熱抵抗体を定められた温度に
   加熱すると共に、該加熱電圧を空気流量に対応した出力
   電圧信号に変換する駆動回路と駆動回路を収納するケー
   スを形成する外部端子を備えたハウジングから成る熱線
   式空気流量計において、ケースをボディに装着するため
   、ボディに設けたフランジとボディ外壁の間に備えたリ
   ブを片側１ケ所とし、ボディ外壁とフランジ間に液体の
   たまらない構造を特徴とする熱線式空気流量計。 ２、請求項１記載において、ボディのケース装着用フラ
   ンジとボディ外壁の間に、片側少なくとも１ケ所以上の
   リブを設けさらに、前記リブの最も深い部分に少なくと
   も１ケ所以上の貫通穴を設け、ボディ外壁とフランジ間
   に液体のたまらない構造を特徴とする熱線式空気流量計
   。